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2006-01-11

年末ニュース切り崩し中

さて監督交代劇のドタバタのさなかに、選手達が公にフルニエを支持した件ですが、「そのことでチーム内の亀裂を懸念しなかったか」とプレスに質問されて、ブラヨ会長は会見で以下のようにコメントしました。

「私はあえて、選手達がバカンスに発たないうちに議論を起こしたのです。彼らは自らも当事者だと感じ、公に考えを口にした。私はそのことはよかったと思います。ローラン・フルニエは気配りがきき、インテリジェントで、昨季の危機的な状況の中でチームに自信を取り戻させる才能がありました。彼が選手達に支持されたのも当然です。彼らの反応は気高い。しかしやはり、この意欲をピッチで示すべきでした。アジャクシオ戦とトゥールーズ戦の結果は、彼らの言葉とは食い違っていた」


今更ですがアジャクシオ、トゥールーズ戦を振り返れば、マスコミ総動員の泣かせる監督支持で盛り上げるだけ盛り上げたものの、敵地に赴いてみれば「おいヒト、野生(残留争い)をなめんなよ」(©相原コージ“真・異種格闘対戦”)的なトホホな結果に終わり、さすがに君達その体たらくはなんですかと思いました。
昨季はストライキを起こして監督の首を飛ばしたこともある選手達ですが、プロである以上ここで勝たねば何を言っても説得力がありません。この辺でひとつプチヴァヒドにシメていただくのもありかもしれない。あえてキビシイことを言ってみました。というか、マスコミを使って意見を通すのは、後々必ずしっぺ返しを食らうので止めろと言いたい。

ブラヨ会長の決断が正しかったのかどうかは分かりません。リスクの大きい選択ですが、何かとプレッシャーの大きいPSGにそう待っていられる時間はない、というのもまた1つの事実。会長は最近「私は(カナルプリュスの)操り人形ではない。私は(カナルプリュスのためではなく)PSGとサポーターのために働いている」と発言し、この決定が自らの判断であることを強調しています。多分、幹部には幹部の仕事がある。

チームの不振はもちろん監督だけの責任ではありませんが、それでも最終的に自らのビジョンに責任を負うのは監督で、それが監督という仕事。ここしばらくのフルニエの迷走には、私も不安を覚えなかったといえば嘘になります。かつて選手としてパリというクラブの重圧を経験したこともあるフルニエですが、彼をしてPSGの監督という職は重責過ぎたのかもしれません。
フルニエの就任以来1つ思っていたのは、選手との関係が近すぎるのではないかということでした。監督が人望があるにこしたことはありませんが、何人かの選手が起用に不満を漏らしてチームが動揺したように、そういう関係性は時に脆いことがある。03-04シーズンには、ハリロジッチと主力選手達は大喧嘩しながらもシーズンを2位で終え、フランスカップを勝ち取ったのです。

それでも、フルニエは昨季崩壊したチームを立て直し、自信と信頼をよみがえらせた監督。このような経験も糧にできる人だと思います。私は彼が好きでした。また近いうちにピッチで再会できることを願って。

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