ちょっと保守
ココログが長期更新しないとアカウントを削除すると言ってるので保守エントリです。ここどうしようかのう。
ジェペスの言い分ソショー戦の後、沈黙を守っていたジェペスが口を開いたようです。あの試合で2つのPKを取られたのは、非常につらい出来事だったと。映像も見たけれど、PKについて自分にやましいところはない、でも主審の判断は尊重しなければならない、と言っています。
「主審はルールを適用したけれど、僕達だってみんなマイヨを引っ張られていたんだ。なのに、主審は僕達にはPKを与えなかった!審判団に標的にされているとは思わない。でももしそうなら、そういう意図なら、よくないことだね。僕はいたるところで同じことを目にしてるし、そのつど審判が笛を吹くわけじゃない。フランスに来て5年、僕はそんなにファウルはしてない。同じ試合で2度もPKを取られるなんて初めてだよ。
起きたことはしかたないさ。審判に悪感情はないよ。僕は他のみんなと同じように、試合に備えて準備している。もし僕達がもっといいプレーをしてたら、そんなことになる前に試合に勝ってたかもしれない。試合中にそのことは考えないつもりだ。自分になんらやましいところがないことは分かってる」
ニュース落穂拾い移籍市場の最終日に、エムバミは伝えられたようにOMへ、そしてアテバがシャトールーへ移籍しました。
クラブの話題だと、Alain Afflelouが年間100万ユーロの3年契約でPSGのメインスポンサーに加わるんじゃないか、なんて話がレキップに載ったそうです。ボルドーの元会長ですよね。この人は以前、カナルプリュスがPSGを売るつもりなら再建に興味がある、と語ったことがあったはず。
先日のソショー戦で、Chapron主審が与えた2つのPKは大きな議論を呼んだ様子です(2度目の時は、現地も「信じられない!」という反応でしたがな)。PSGの選手がエリア内でマイヨを引っ張ってPKを取られたのは、トロフェ・デ・シャンピオンのリヨン戦に続き今季3つ目。私はハイライトを見てないので、判定が妥当だったのかどうかは判断できないけど、まあジェペスのために、ラコンブのコメントを。
「あれは審判団の誤審だ。フットにとっていいことではない。私はマリオ(ジェペス)の名誉を回復したい。というのは、彼は今後ペナルティエリアでのプレーに恐れを抱くだろうから。もし彼がPKを取られてもしかたないプレーをしたのだったら、もちろん私は映像を見て、次の日彼にこういっただろう。『マリオすまない、私には何も言えない』
マリオはこの件で傷ついている。彼がしたのはDFなら誰でもやるようなジェスチャーで、ファウルではない。2人の選手間のムーブメントだ。フィオレズ事件(移籍のアレではなく、シミュレーションで3試合のサスペンションを受けた一件)、そしてジェペス事件…。PSGはこういったケースで、少しばかり安易にターゲットになりすぎている。私は自分のクラブと選手を守りたい。ソショー戦では、他の選手にも、それこそPKに相当するようなもっとあからさまなファウルがあった。だからこそ、ある選手だけにターゲットが絞られているのが不思議なんだよ」
たとえばアルゼンチン代表のロベルト・アジャラは優れたDFで、やはり「南米らしさ」も備えた選手ですが、彼はイタリアでは活躍できませんでした。当時私の目には、ミラノダービーでのある出来事(たしかロナウドを罠にかけた…)以来、さほどでもないプレーで頻繁に笛を吹かれるようになり、これは審判団に目をつけられたかな、と思ったものです。ちょっと、そんなことを思い出しました。ラコンブの言い分をそのまま聞くとすれば。
フィオレズのサスペンションもそうだし、ルイスやハリロジッチが長期のベンチ入り禁止をくらったり、PSGに異例な重い処分が下されるのは特にめずらしいことではない。個人的には、PSGのような注目の集まるクラブは、世間一般への影響の大きさを考えれば、見方が厳しくなるのはある程度しかたがないことだと半ばあきらめてます。先日のワールドカップのジダン頭突き事件も同じことじゃないかな。(イタリア側からまた話がむしかえされているようだけど、まあ、挑発も頭突きもフットの現実。おやんなさい。ただし自己責任で)
PSGが結果を出せない理由の1つは、もっと広く構造的なものだろう、と私が常々思っているのはそういうことです。
移籍まとめって、負けてるのね。PKの件はやはり物議をかもしているみたいだけど、済んだことはとりあえず置いといて、この夏の移籍をまとめ。私が夏休みしてる間にいろいろあったんだ…
IN
ミカエル・ランドロー
アマラ・ディアネ
サミ・トラオレ
ダヴィド・エレビュイック
ピエール=アラン・フロー
アルベール・バニン
OUT
レティジ(グラスゴー・レンジャース)
ランドラン(サンテティエンヌ)
ピショ(ソショー)
バディアーヌ(スダン)
リュボヤ(シュトゥットガルト)
エムバミ(OM)
アテバ(シャトールー)
【レンタル移籍】
アッダ(ヴァランシエンヌ)
ジャジェジェ(グルノーブル)
ブエノ(スポルティング・リスボン)
【契約解消】
ボスコヴィッチ
【契約終了】
ラゲー(Mons, Bel.)
ベナムー(UNFP)
カンタリ(ストラスブール)
エムバミのOM移籍が、たぶんこの移籍市場最後の選手の移動になるでしょう。30日の夜、OMの公式サイトがPSGとの合意を伝えたそうです。エムバミはすでにこの夏の移籍の意志を表明しており、ラコンブも「彼にはクラブを選ぶ自由がある。OMがエムバミの獲得を望むならそれでいいだろう。我々はモデストの無事を願うよ」とのことでした。
その前日、29日の時点では、エムバミは結局PSGに残留するのではないかと報じられてました。
先週末エムバミはベティスとの交渉のためスペインに赴きましたが、ベティスの幹部にとってエムバミのサラリーの要求はあまりにも法外で、金銭面で合意に至らなかった。それからエムバミはいったんパリに戻り、彼の周囲の人間は特にセルティックからのコンタクトを明らかにしていましたが、その翌日にはOM移籍が間近だと伝えられたと、そういうことです。
レキップの記事の最後には、「エムバミの移籍の件は04年のフィオレズ、05年のサナの移籍を思い起こさせる。両選手は、移籍市場の閉まるぎりぎりでPSGを去りOMに移籍した」とあるけど、まあ、そうでしょうね。個人的には、あまりにも予想どおりの展開で、かえって驚いたというか…
思わぬ収穫
早急な結果が求められるPSGで、下部組織出身の若手が活躍の場を求めるのはなかなか難しいことですが、リール戦で思い切りのいいミドルを放っていたブカリ・ドラメ君21歳、評判がいいのですね。
パリ郊外ヴィルパント出身の、セネガル代表左サイドバック。サミ・トラオレの負傷などもあって、チームは現在アルマンが中に入ってCBを務めていますが(これがまたジェペスとのコンビは堅いらしい)、ドラメ君はヴァランシエンヌ戦、リール戦でその左SBのポジションに入りました。1対1にも強く、ラコンブの信頼に値することを証明したと、なかなかの好評価です。
「昨季の終わりにギ・ラコンブは、僕を当てにしている、パリに留めるつもりだと言ってくれました。シーズンのうちで、こんなに早くチャンスに恵まれるとも思ってなかった。でも、僕の望みはできるだけたくさんプレーすること。こんなふうにやっていけたらいいですね」 (ドラメ選手)
惜しくもパルクでの初ゴールを逃してしまったのは、やっぱり残念だった様子。
土曜のソショー戦では、サミ・トラオレがチームに戻ってきますが(ロテンは欠場)、いずれにせよ、今後が楽しみな若手の登場…というか早く試合が見たい…
ラコンブは釣り師“ズバリ言っていい意味で「どうでもいい」と思えるようになってきたよ─”
(都立クロマティ高校1年、神山高志さん)
ひとたび負ければこの世の終わりのように書かれ、何かあれば不和だ解任だと騒がれ、まあPSGというのはそういうクラブ。3節目にしてパウさまのフリーキックで今季初勝利(対リール、1-0)。負け分け勝ちと、結果の方は徐々に出てきています。
ラコンブ監督は、スコアレスドローに終わった前節のヴァランシエンヌ戦でロテンやカルーをベンチに置きましたが、もちろんマスコミ的には入れ食いです。監督は試合の後で、自分のチョイスにはなんら後悔していないとコメント。確かにロテンはリヨン戦でいい試合をしたが、ロリアン戦ではジャーナリストの皆さんも批判的だったでしょ、とプレスを牽制し、その上で、
「ジェロームはチームの重要なエレメント。その意味で我々は彼に多くを期待しているし、彼も今まで以上に貢献しなければならない。私は彼を大いに当てにしている」
(カルーに関しては、「今のところは、ボナは我々が彼に期待するレベルではない」とのことらしい)
そしてロテンはリール戦でスタメンに復帰し、気持ちを切り替えいいプレーを見せた模様。ただ、後半ロスタイムにリールDFとの接触で負傷交代しました。膝の内側靱帯だというのだけれど、幸い重傷ではないようで、試合後も手強い相手から挙げた今季初勝利を喜んでいたそうです。(ハイライトや公式の画像↓でも元気そう)
「継続性が必要なんだ。それがなければ僕達はこのリーグで大した期待はできないだろう。僕達はラコンブが就任してからアウェイで1勝もしてない。このへんで勝ちたいよ!!」と、次節ソショー戦への意欲を見せました。
現在チームの怪我人の状況は、ディアネ(内転筋)とロドリゲスが回復途中。サミ・トラオレ(左もも)は通常のトレーニングを再開しており、ソショーへの遠征に帯同できるかもしれない。
リーグアン開幕とりあえず今季も観られるヨカッタ。
PSGの06-07シーズン初戦は5日、パルクでロリアンとの対戦です。中継はないですね。それはそうですね。
ロリアンには元PSGの選手の名もいくつか。ペドロン(おー、お元気すか!)、下部組織出身のAbriel、そしてフィオレズ。
思い起こせばおととしの夏はフィオレズ、去年はサナでした。OMにサナをぶっこ抜かれた時にディウフの言ったことを私はよく覚えてる─つまり、ブラヨ前会長が「良識を欠いたオファー」と発言したのに対して、ディウフは「ムッシュ・ブラヨが吠えているが、やつの反応は傲慢、無礼だ。しかし私は痛くもかゆくもない」というようなことを…言っていて目を疑ったんですが、まあ、ディウフの対PSG発言は大抵いつもこんな感じね。
フィオレズがOMに移籍した時、「監獄から出て家族のもとに来たような気がする」と言ったことや、ジョゼ・アニゴが「フィオレズは独裁のないOMで彼に笑いかける人々に囲まれて幸せだ」と言ったことも私は覚えているけど、個人的に、彼がパルクに戻ってくることについては特別問題はない。彼が着てるのはロリアンのマイヨだし。
パリで彼の奥さんが流産しかけた時、グライユ元会長の奥さんが助力を申し出てみんなが支えようとした、彼がそんなことを思い出すことがあるんならそれでいいと思う。
「僕は2つ、選択を誤った。PSGを出てOMに行ったことと、カタールに行ったこと。(OM移籍は)最初から、まあ、ほとんどいかさまだった。僕はただ、1人の人間として迎えられることだけを望んだ。“パリジャンのオカマ”じゃなくてね。本当に、彼らは僕を助けてくれなかった。自分は一人ぼっちな気がしたよ。僕の一番の思い出と最高のシーズンは、PSGでのそれだ。プレッシャーがきつく目標の高いあのクラブで認められるのは誇らしいことだよ」
(フィオレズ選手)