プレイバック 02-03 ボルドー対PSG
(参考画像はこちら)
02-03シーズンの第2節。PSGはこの15年ばかりここで勝てていないという、圧倒的に分の悪いスタッド・シャバン・デルマスでボルドーと対戦です。結果からいえばスコアレスドロー、内容的に特に見所がある試合でもないのですが、02-03シーズンのボルドーとの対戦は、試合レポートというよりはむしろ事件レポートといった方がいい趣きです。
とかく荒れがちなこのカード、前シーズン3月のリーグカップ準決勝では、PSGは試合を優勢に進めながらも80分の疑惑のPKで敗退。主審に暴言を吐いたルイス・フェルナンデス監督はなんと6ヶ月のサスペンションをくらってしまい、この試合ももちろんスタンドから観戦ですが、じりじりベンチのすぐ上の席まで降りてきてガーガー言ってるので、ベンチ入り禁止の意味はさほどありません。ちなみにガウショは、ワールドカップ明けのバカンスから帰ってこなくて欠場です。
ホームのボルドーは、ロリアンから移籍した重戦車ダルシュヴィユ(175cm83kg)と、前シーズンの得点王パウレタがこの試合で初めて2トップを組みます。一方、アウェイのPSGはアロイジオの1トップで苦手の一戦に臨みます。DFラインは右からクリストバル、ポチェッティーノ、エインセ、ポティヨン。
超満員の観客の見守る中、立ち上がりから両者とも意欲を見せるものの、どうにも最後が崩しきれません。徐々にジロンダン優勢の展開になりますが、次第にラフプレーが目立ち、前半終了前には、ジェマリのジェローム・ルロワへの対人タックルでプレーが止まっている間に、カメラに映ってないところでデュガリーがアンドレ・ルイスを挑発してどつき合いに発展。両者ともこれで早々と喧嘩両成敗の一発退場です(画像l、m)。そうでなくとも膠着気味の試合ですが、こんなところで両方の中盤のキープレイヤーが欠けてしまいます。
思わぬ事態に、ロッカールームでプランをたて直した両チームは、後半開始直後に相次いでチャンスを作ります。しかしきわどい判定で、パウレタのゴールはオフサイド(画像o、p)、アロイジオはエリア内でシミュレーションを取られてしまいます。
途中から激しい雨も降り出して、試合は徐々にジロンダンのミドルレンジシュートとPSGのロングボール放り込みという大雑把な展開に。勝ち点3を取りたい「攻める」ボルドーと、最低1は欲しい「守る」PSG、両者ほとんどヤケクソのまま試合終了。まあシャバン・デルマスでドローなら上々じゃないの、という空気のPSGでした。
後半のロスタイム、ジロンダンのセットプレーの際、壁の中でひと悶着ありまして、このテの話題といえば言うまでもなくエインセです。今回のお相手はブラジル人MF・エドゥアルド・コスタ(詳しくは画像r~t)。中継は、終了の笛が鳴った後涼しい顔でロッカールームに走り去るエインセに鼻息荒く詰め寄るコスタを、周囲が必死で押し留めるすったもんだのうちに終わっております(画像v、x)。
映像でははっきり分かりませんが、パウレタがフリーキックを蹴る瞬間コスタがポチェッティーノを突き飛ばしているように見え、それに対してエインセが何か言ってコスタがヒートアップしたくさいのですが、実はこの2人、前半にもやりあってます。30分のジロンダンのコーナーキックで競り合った時、コスタにエインセの肘(略)で、一瞬で沸騰したコスタが返す刀でエインセの頭をはりたおしているコンマ何秒の現場を、カメラとデュガリーはしっかり目撃していました(画像f~i)。
さてこの試合、パリのリーガDF陣に完封され、トラウマがよみがえったかのような生彩のなさだったパウレタ様。ダルシュヴィユとは初めてだしこんなものさ、なんて思っていたかもしれませんが、次回の対戦でも遠いニッポンで解説の西部謙司氏にダメ出しの連打をくらうはめになるとは、この時は思いもよらなかったことでしょう。(続く)
ボルドー 0-0 PSG (02年8月9日、スタッド・シャバン・デルマス)
警告: ジェマリ(33分)、コスタ(84分)-ボルドー
Pセザール(38分)、アロイジオ(47分)、エインセ(90分)-PSG
退場: デュガリー(45分)-ボルドー
アンドレ・ルイス(45分)-PSG
ボルドー: ラメ-ジェマリ、アファヌ、ソメイユ、ボニセル-デュガリー、スメルティン、エドゥアルド・コスタ、メリエム-パウレタ、ダルシュビユ
PSG: レティジ-クリストバル、ポチェッティーノ、エインセ、ポティヨン-Pセザール、デウー、Jルロワ、アンドレ・ルイス、フィオレズ-アロイジオ
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おめでとう!
Comments
つきさんのレポと画像でまるで動画を見ているような感じ!
いいな~♪がびーの何気ない強気なプレイが・・・外見からはクールに見えるんだけどやることはがちがちのアルヘン気質!
このギャップが魅力なのかも(ふふふ)
アイマール君やサビオラ君はかわいい顔して
やっぱりアルヘン気質!
他のアルヘン選手はいかにもやるぞ~ってタイプだけど
あっ!でもキリさんがガビーと同じタイプかな?
ハロウィン猫がかわいくて思わず頭をなでなで
Posted by: megu | 2005.10.24 at 22:04
試合の様子がうまく伝わればいいなと、悩みながらやっているのですが、そうおっしゃっていただけると嬉しいです!
エインセはパリの頃から、このような数々の名勝負(?)をこなしておりました…。彼はほんとに表情豊かで魅力的ですよね。なにげに手の表情がきれいなところもポイントな気がします。
キリさんというと、見た目シブイけど実は宴会部長みたいなイメージがあるんですが、間違ってるかな…
カボチャ猫はカーソル当てると浮かんだり回ったりして遊べるんですよね。ネコ温度計のモデル、シャミちゃんも悶絶の可愛さですよう。
ttp://www.flickr.com/photos/ririri/
Posted by: つき | 2005.10.26 at 00:12