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2005.09.29

 「部屋」はどこ

道端の植え込みの下の隙間からハアハアしながら猫の喧嘩を観察していたところ、思いっきり不審な目で見られてしまった管理人です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

実際、路上を歩く猫好きの視線は、おそらく高いレベルで不審者のそれに似ています。私個人は野良猫と遊び、あわよくば腹をナデナデし肉球までも触らせてもらうためなら、多少の目ヤニをこすりつけられる、鼻水を刷り込まれる、なんでこの子の毛並みはパリパリしてるのかしら等も辞さない覚悟でいますが、先日浅生ハルミンという方の「私は猫ストーカー」という本を買いまして、猫との究極のふれあいは「猫のお尻の匂いを嗅ぐ」ことであるというくだりを読み、自分もまだまだだなと思いました。

しかしこの本のタイトルを見ながら、日々一サッカー選手の情報を飽きもせず追い続ける、これは、ひょっとしてほとんどストーカー行為なのではないかということに思い至ってリツゼンとしたわけです。


気を取り直してニュースいきます。

「ワールドカップの準備ができるか確かめるために、できるだけ早くピッチに戻ることしか考えていない」とも語ったというエインセは、現在バルセロナで膝の治療中。ラモン・クガットさんのとこかな。バルセロナはなにげに知り合いも多く、治療にはよいでしょう。

CLユナイテッド対ベンフィカ(2-1)は、しょっぱなでオシェイの足元をすかんとボールが抜けていくのを見た時点で「寝ようかな…」と思ったんですけど、最後まで見ててよかった。サンキュールート。リールと戦ったソリンは残念ながらハーフタイムで交代(0-0)。ビジャレアルにとっては難しいリーグ戦が待っていますが、「いいかい、俺達はレアル・マドリーでもなければバルセロナでもないんだ。今季は当然厳しくなる。連帯しないとね」とのこと。
ついでながら三郎さんの敗戦の弁をお載せしておくと、「ちょっとばかし運がなかった。少なくともドローには値した」とのことでした。なにげにポルトガルで一番好きなクラブなんですよ、ベンフィカ。

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2005.09.27

 ソリンさん再び

ユナイテッドがオールド・トラフォードでベンフィカと対戦する一方、同組のビジャレアルはパリのスタッド・ドゥ・フランスでリールと戦います。エインセの代表のチームメイトであり、03-04シーズンにPSGで共にプレーしたソリンの試合前のインタビュー(AFP)があったのでアップしてみました。なんか一貫性のないブログになってきたな…

「パリに帰ってこれて嬉しいよ。僕はPSGとあそこの人達のいい思い出を忘れていない(ありがとうソリンヌ)。パリのサポーターがスタッドにビジャレアルを応援しに来てくれるといいよね。パルク・デ・プランスでプレーしていたから、スタッド・ドゥ・フランスではプレーしたことがないんだ。でも、ここでプレーするのが喜びだってことは知ってる。スタッドは満員にはならなさそうだね。リールからやってくるサポーターと、いいフットボールが見たいファンが何人かってとこだろう。リールでやるより少ない客でガラガラなスタジアムじゃあ、プレッシャーはそんなに大きくないさ。まあ、それは比較の問題だ。一番重要なのは、いいプレーをして勝つことだよ」

「リールのCL出場はフロックじゃない。中盤と前線に関してはソリッドなチームだ。スペースを与えようものなら、連中のカウンターはやばいよ。でも、試合の終わりにはこう言われたいものだね。“ビジャレアルは彼らのしたいプレーをした”」

エインセの分までパリジャンを喜ばせてあげてほしいものです、ソリン。

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2005.09.26

 挑発

エインセ本人のニュースではなく恐縮ですが、復帰まで粛々と所属クラブ、マンチェスター・ユナイテッドを見守ってまいります。

火曜のCLで対戦するベンフィカの中心選手、島尾三郎さんことシモン・サブローサ。個人的にはバルサ時代の試合で、他の競技で使ったサイドラインの消し残りと間違えて2度ほどスローインし、笛を吹かれていた粗忽な子、というイメージがなんとなく強烈なんですが、その三郎さんが対戦を前に、さりげにユナイテッドを挑発しています。

「ユナイテッドのディフェンス陣のミスは、僕達にとって大きなアドバンテージだ。ユナイテッドは今のとこベストじゃない。これはベンフィカにとって大きなチャンスだよ。オールド・トラフォードは怖くない。ファン・デル・サールは前のよりはいいGKだけどさ、あそこはどうってことない守備でミスを犯しすぎだね(うるせー)。今、ユナイテッドにプレッシャーがかかってることは分かってる。キーン、エインセ、ネヴィル、ルーニー抜きのユナイテッドには勝てそうなんだよなあ」

汁ッ!!頑張って汁ッ!!

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2005.09.25

 お知らせ追加

元気出していきまショーなんて大見得きったわりにはダイレクトに胃にきまして、不甲斐ないワタクシというかお恥ずかしい限りです。本当は光の速度で現実から逃げたいのかもしれない。
あー、松原渓かわいいな…(逃避)。

ちょっと落ち着いたら、地道に更新していこうと思ってます。ニュースの更新はある程度機械的にできるから通常通りどおりにやれると思いますが、今はまだ、言葉にするには事実の方が重過ぎる感じです。ニュースがなければ過去のインタビューや、PSG時代のマッチリポートなど、時間があったらやろうと思っていたこともあるし、そんな感じでボチボチ復帰を待ちます。

以前も書いたけれど、このサイトは、PSGなりガブリエル・エインセについての資料倉庫を作ろうと思ってやっています。エインセがユナイテッドに移籍した当初はいろんなことを言われたけど、違う違うと思うことも多くて、ネットの片隅にでも現地の情報や評価を上げておけば、いつかどこかで彼の擁護になる時だってあるかもしれないじゃないかと、そんな気持ちで続けているし、これからもそうやっていければいいんですが。

雑感等は更新日記ブログに書くこともあります。よろしければたまに見に来てやってください。

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2005.09.21

 体の傷心の傷

この種の怪我の際に靭帯の切れる音がした、というのはしばしば耳にする話ですが、エインセは20日、本国のラジオ・ベルグラーノに、ビジャレアル戦の時の膝が壊れる音が忘れられないと語ったとのこと。また、来年のワールドカップ・ドイツ大会に出られるかについては考えないことにした、と。

「膝がたてたあの音が頭から離れない。痛みは少しも感じなかった。僕にピッチを退かせたのはあの音だったんだ」

「ワールドカップのことを考え出すと、馬鹿なことをしかねないからね。ホセ(ペケルマン)は僕に、落ち着いて、できるだけ早く治すようにと言って、できる限りの援助を惜しまないつもりだと言ってくれた。事実は受け入れたよ。今は落ち着いて、復帰を胸に期している」

21日付のLa nacionは、エインセは今週末にイングランドで手術を受け、6-8ヶ月のリハビリに入るだろうと伝えています。

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 アイ・ウィル・バトル・バック

怪我の後は携帯の電源を切っていたらしいエインセですが、20日デイリー・スターの取材に答え、持ち前の強い性格が怪我を克服する助けになるだろう、予測より早い復帰を信じていると発言。

「変な風に着地してしまって、それがいけなかった。初めのうちは何も問題ないと思っていたんだけど、少しずつ怪我と痛みがひどくなって、ドクターの顔を見た時、悪い知らせだと分かった。ショックだよ、ワールドカップは僕の夢だから。どうしてもいいコンディションでワールドカップに行きたいんだ」

「この怪我がよくなるように、ピッチでユナイテッドのために戦っている時と同じくらい一生懸命戦うつもりだよ。これは僕が打ち勝たなければならないパーソナルなチャレンジなんだ。僕は強い人間、復帰には6ヶ月かかるなんて言われているけど、もっと早くピッチに戻ることをもう考えてるよ」


こんな時にPSGオフィシャルサイトが脱力もののコラ壁紙を作成しましてですね、35周年記念ベストイレブンなんですけど、こんなものでも見ながら、元気出していきましょうね皆さん。

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2005.09.18

 アルゼンチンから

この非常時に私のプリンタが逝ってしまい、眼が疲れてしかたがないので拾い読み斜め読みという感じになってしまいますが、アルゼンチン側の報道をいくつか。

イングランドとは事情が違い、アルゼンチン側が注目するのは当然代表チームの問題。エインセがワールドカップに出られるかどうかなのですが、復帰までは6ヶ月はかかるのではないかという見方がされています。
元ニューウェルスの選手でエインセのマネージャーさんかな、アルベルト・メオ氏のコメントによると、ガブリエルは非常にナーバスで悲嘆にくれていた、膝の炎症が治まるまで休養して10日ほどの内に手術に踏み切ることになるだろう、しかし、イングランドでではないと思う、彼はPSGのメディカルスタッフととてもいい関係なので、パリかあるいはバルセロナで手術するかもしれない、とのこと(だと思う)。

一方、エインセの母親や兄弟も、できるだけ早くマンチェスターに飛ぶ用意をしている様子。母親のチチーナさんは故郷クレスポから、Oleに努めて楽観的なコメントを寄せようとしています。

「私達家族は固く結びついています。今、私達がすべきことは彼を支え、そばにいてあげることなんです。昨日(16日)の朝話した時、あの子にみんなで一緒に乗り越えていこうねと言ったんですが、彼はこう答えましたよ。僕は信じている、もっと悪いことからだって立ち直ったんだから、と。夫の死は私達にはどうすることもできませんでしたが、これは解決できることなんです。彼はやりとげますよ。とても強い子ですから。私は母親なので、口には出しませんけどね」(かなり意訳)

エインセの母親は元教師で、育児のために仕事をやめて子供達を育てた人。エインセの子供時代、家庭は決して豊かではなかったようですが、父母のしっかりした教育を受けて育ったものと思われます。

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2005.09.17

 追加

怪我の状態についてはポジティヴな続報もなく。エインセは16日、松葉杖をついてキャリントンを後にしたとのこと。ファーガソン監督は、こんな大事になるとは思わなかったと嘆いており、リオ・ファーディナンドも、ここに来てからエインセは欠くことのできないチームの一員だったし、ピッチの中でも外でも素晴らしかった、大打撃だとコメントしています。同時に、リチャードソンが攻撃的SBとしてまた違うオプションをもたらしてくれるだろうとも。

私もちょっと言葉が見つからないのですが、今は治療に専念して、一日も早くピッチに戻れることを願うだけです。

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2005.09.16

 続報

オフィシャルサイトによると、エインセがビジャレアル戦で痛めたのは膝の十字靭帯、今季はほとんど絶望だろうとのことです。リバプール戦を前にした会見でファーガソン監督は、よくない知らせだ、エインセはシーズンの大半を離脱するだろうとコメントしました。
さらなる続報を待ちましょう。

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2005.09.15

 負傷情報

ビジャレアル戦の前半26分、クロンカンプとボールを競った時に左足を蹴り上げられるような形になって倒れ、しばらくはプレーを続けようとしましたが、33分にリチャードソンと交代したエインセ、現時点で伝えられている膝の怪我の情報は以下のようなことです。

ファーガソン監督の試合後の会見によると、エインセは今日(15日)精密検査を受けるが、おそらく内側靭帯の損傷ではないか、もうしそうなら数週間(several weeks)のアウトであろうとのこと。1ヶ月以上というニュアンスでしょうか…

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2005.09.14

 N.M.E

<プレミアリーグ05-06試合結果>

マンチェスター・ユナイテッド 1-1 マンチェスター・シティ

得点: ファン・ニステルローイ(45分) -マンチェスター・ユナイテッド
     バートン(75分) -マンチェスター・シティ
     
警告: ファン・ニステルローイ -マンチェスター・ユナイテッド
     コール、サッチャー、レイナ、ミルズ -マンチェスター・シティ

ファンデルサール(6)、オシェイ(6)、ファーディナンド(6)、シルベストル(6)、エインセ(7)、フレッチャー(5)、スコールズ(6)、スミス(7)、ルーニー(6)、ファンニステルローイ(6)、朴(6)

フレッチャー→78分キーン(6)
朴→81分ギグス(6)
スミス→87分リチャードソン(5)
(採点はSky Sports)

いささか低調なダービー。試合を見直してから書こうと思ったんですがつまんなくて。
エインセのプレー自体は、90分平らにならせばあんなもんだろうと思います。bbcでは、今節のベストイレブンに選ばれています。「新しいスチュアート・ピアース」と言われたこともあるエインセを、ピアース監督自身はどう見たことでしょうか。

1つ気になったのは、前半20分くらいのエインセに対するミルズのファウル。あまりミルズのスタイルに詳しくないのでなんとも判断がつきかねるのですが、あのニヤリと笑ってエインセを引っ張り起こした場面は、挑発なのか、それとも「ある種のシンパシー」(うは…)なのか。

マンチェスターといえばもちろん音楽でもあるわけで、例のまゆげの兄弟が熱烈なシティファンであることなどはつとに有名ですが、今号のユナイテッド・オフィシャルマガジンには、ユナイテッドの芸能人サポ代表・猿いやイアン・ブラウンが登場してマンU愛を語っていました。彼に言わせるとエインセは、「グレイト・プレイヤー、ファンタスティック・プレイヤー、ナチュラル・プレイヤー」だそうな。

ヴォーカルは必ずしも音程ではないという事実を体現する(ぶっちゃけると音痴)イアン・ブラウンと、テクニック論を超越し続ける魂のフットボーラー(なんてね)、ガブリエル・エインセ。エインセは「繊細で」「巧い」選手じゃないから粗を探せばいくらだって出ますが、個人的には「そこが面白いんじゃねーか」って気もするんですけどね。
それはともかく、逆に言えば、一貫して彼の個性であるこの芸風で、常に全く無名の状態から信頼をつかんできた彼のキャリアは立派なものではないかと思います。

キックオフの前に、昨季のユナイテッド最優秀選手の授賞式が行われました。慣れないプレミアで1年頑張って、昨季のサポーターの信頼のしるしがこのサー・マット・バズビーの名を冠した賞。本人はかなり笑顔がガチガチで、いい感じにあがってました。
選手とサポーターの敬意の交換が、フットボールにおいて最も美しいエレメントの1つであろう、という点において、これは選手として最高級の栄誉の場と言ってもいいのではないかと思います。というわけで、解説には「驚いた」の一言。

フットボールを見る幸福とは?

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2005.09.06

 トグサ発動

前の晩に闘莉王の退場をワハハなんて見送った後で、これはなんとしたことでしょう。すまんかった闘莉王。現地記事なんかあえて読みたい方もいらっしゃらないだろうし、パラグアイ戦の件はまあ、そんな日もあるさということで。
採点自体はアボンダンシエリがダントツ8とか、デルガドが6とかもらってる以外は、おしなべて3とか4とかの世界です。エインセは言うまでもなし。しかし、退場は01-02シーズンのリヨン戦以来3年半ぶりくらいですよ。

<ガブリエル・エインセ 赤の歴史>
バジャドリーの頃のデータは調べてないけど、いっぺんタックルで退場になってる現場は目撃しました。セビージャ戦だったでしょうか。この試合はむしろ、その後のバジャドリーの鬼気迫る守りの方が見ものだった。PSGに移籍してから、最初のシーズンのソショー戦とリヨン戦で、黄2枚で赤をくらって以降、退場沙汰はありませんでした。

ソショー戦は、ペナルティエリア至近距離でタックルが相手の足に入っちゃって(ハハハ…)、2枚目のイエロー。この試合はスタジアムの照明が何度も落ちたりして変な雰囲気で、中断の間にソショーのボールボーイとボールで遊んだりして余裕ぶっこいてるうちに、こんな落とし穴が待っていたと。うーむ。

リヨン戦のジャッジに関しては、試合前からルイス・フェルナンデスとオラス・サンティニコンビがやりあっていて、怖気づいた審判がパリに不公平な判定をしたんじゃないかなんてルイスが吼えて物議をかもしました。エインセの名誉のために言えば、1枚目は不明瞭だったし、2枚目はまさにペナルティエリアに進入しようとしているゴヴを止めなければ失点確実な状況で、しっかりボールに行ってたんですけどね。彼が最悪の思い出の1つと言っているのがこの一件。十字を切りピッチを後にする姿はちょっと男前だった。


パラグアイ戦のイエロー2枚目ですが(1枚目の時は多分ウトウトしてて未確認)、彼は普段あんまりああいう軽率なことはしない気がして、どうしたんだろうと。贔屓目だろうか。そういやウルグアイ戦でPK出した時もブラジルの主審だったなんて、いらん記憶がピコーンとよみがえったりするんですが、それはそれとして、この試合、DFラインはなぜこの並びなんだろうとは思いました。

個人的にエインセは、アジャラ真ん中の方がフィットするような気がしなくもありません。いずれにせよ、いつまでテストの時期ではないだろうし、「消化試合です」なんて言い訳はあんまり許してくれそうもないアルゼンチン国民のプレッシャーのもとでこうした中途半端な状態を続けるのは、組織の完成度だけでなく、チームの自信や信頼関係といったメンタル面にあまりいい影響を及ぼさないのではないかという気がします。コンフェデのトラウマは早めに払拭した方がいいかと。
ああ、愚痴っぽくなっちゃったな。

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