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2015.03.25

再掲・代表とクラブのはざま

最近サッカー代表関連で、日本のスポーツニュースを読む機会が増えました。ヴァヒド基本は変わってないな〜という感じ。監督自らランニングに参加したりしている件については、一度トレーニング中にももの肉離れを起こしてスタッフに支えられながらピッチを後に…(全治10日)、なんてことがPSG監督時代ネタニュースになったりもしたので(たいそう大仰なレキップの見出しだった)、気をつけていただきたい。

ところでインテルが負傷中の長友選手の代表招集を断ったそうだけれど、PSG監督時代の発言との一貫性があれば、ハリルホジッチは招集に関して無茶は言わないんじゃないかと思います。「チームの利害」の一点にのみ一貫性があるとしたら話は別ですが。
しばしば代表とクラブの板挟みになる選手の皆さんは難しい立場ですが、ここでヴァヒドがクラブチーム監督時代に何を言ってたかを振り返ってみましょう。

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パウレタの場合 2004年4月〉
28日のフランスカップ準決勝が各国代表親善試合とばっちり日程が重なることから、今月に入って以降、PSGはなんとか所属選手の招集を見合わせていただくよう奔走している模様。ハリロジッチ監督は既に先々週、選手達にそれぞれの代表監督を説得するよう指示を出していたらしい。

PSGの求めに応じて、アルゼンチンサッカー協会はハインツェとソリンの両代表をモロッコとの親善試合の招集リストには加えなかった。リュボヤも北アイルランド戦よりはフランスカップに出場したい意向らしい。
しかしとりわけ深刻なのがパウレタのケース。親善試合とはいえユーロ直前の重要な試合で、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督は大いにパウレタ様を当てにしている模様。

「たかだか親善試合じゃないですか。我々は今季、その都度彼を自由にしてきたのに」
(グライユ会長)

「ポルトガルサッカー協会の態度には不満だね。PSGはもっと敬意を示されていいはずだ。我々はいつも彼らに礼儀を尽くし、親善試合だろうが選手を送り出してきたんだ。協会にファックスを送ったが、5分もたたないうちに返事が来たよ。このことは忘れん」
(ハリロジッチ監督)


〈ソリンの場合 2004年6月〉
「ファン・パブロはパリで復活した。彼は素晴らしいシーズンを実現した。きっと、人生最高のね。我々は彼の買取オプションを行使しなかったが、それは来季彼が代表チームで13試合を戦うことになるからだ。彼が我々といれば、当然消耗してベストを出せないだろう。だから、私は今のところ彼の話題にはポジティヴな返答もネガティヴな返答もしていない。同じポジションにあえて2人の高給取りを抱えることができるか、自問しているんだ。
結局、我々が彼に代表チームの招集にいい返事をしないように頼んだ時、彼が聞き入れなかったことも大きく影響している。もっとも、もしまたそんなことをしたら、彼を解雇していたがね」

(「このことは忘れん」とか解雇とかは本気で言ってるのかジョークなのかは知りませんが、私は両方だと思います)

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