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2014.06.30

さて。スパーズのゆるふわディフェンスに翻弄されるロリス君を見守るうちに、内なる嗜虐性に目覚めかけている自分は。ていうかごーりきに似てると思う。

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コロンビア×ウルグアイの試合前、ジェペスとクリスティアン・ロドリゲスがハグしてたのはよかったな…としみじみする、いちPSGファン。
クリスティアンはまだ20歳くらいの時ウルグアイからパリに来たけれど、ペニャロールとPSGが移籍の問題でいろいろもめて試合に出られなかったりで、その頃ジェペスがなにかと面倒を見ていたみたいな話があったと思った。しかし変わんないよなぁジェペス。

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サッカーは実際“スポーツ”の範疇で話すにはあまりにもマスでカオスでこじれすぎており、本当のところ私は「お祭りには死者も出るだろう」くらいの(おおらかな)気持ちで観ているわけだし、そのへんはラグビーとはきっちり分けて考えている。

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2014.06.29

あーカバーニのおっぱい素晴らしい…と妙に満たされた気分になって開始後数分で寝落ち。それもこれも前の試合の押し過ぎのせい。録画見る。
君はPSGでの起用法には釈然としない思いもあっただろうけど、ズラタンのアシストパスの質の高さがよーく分かっただろう。

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なんかああいう責任重大なPKを決める選手って、メンタル強いなって感じる人と、無神経そうだもんなって人がいる

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ブラジル×チリ。民放のテロップは相変わらずひどい。そういえば2002年の時、イングランド×アルゼンチンでアルゼンチンを思いっきりダーティなヒール扱いしたことを私は根に持っている。

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2014.06.28

ヴァヒド・ハリロジッチは未だにフランスでは「コーチ・ヴァヒド」と呼ばれているようだ。
(コーチ・ヴァヒドとは人形劇風刺番組「ギニョール」の、彼をモデルにしたテリブルなキャラ。東欧なまりで、ロナウジーニョの夜遊び現場に乱入する)

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まーなんだかんだで最後はブラジル優勝だろ、と思うと今ひとつ力の入らない決勝フェイズではあるのだった。ここまで諸事情で口には出せなかったけれども、私はライトなコロンビア贔屓でもあって、ここでウルグアイとのどちらかが消えるのは残念。ジェペスvsカバーニ!(ただしスタメンは知らない)

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2014.06.27

スアレスの件については、触れないのが一番洗練された反応ではないかとは思ったのだけど、彼が置かれた状況はさすがに気の毒な気がした。ウルグアイの試合はパリジャンがいるから観ていた程度だとはいっても。
笑いにして流してあげようというならそれはまた一つの優しさだけれど、それ結構スキルを要することなので、大抵は逆の結果…単なる嘲笑にしかならない。無責任な嘲笑は実際は真摯な批判より堪えたりするものだ。まして巨大化したインターネットでは。

自転車のスプリンターもそうだけれど、一流のゴールゲッターの多くはケタはずれの闘争心(それもまた才能)あってのものではないかと想像するし、これもまた並外れた精神力でアドレナリンをコントロールしているのだろうな、とは日頃思っている。
彼がイングランド戦終了後に感極まった様子で涙ぐみながらインタビューに答えているのを見て、ああエモーションの人なんだな、と思った。W杯のプレッシャーと疲労とピッチではお決まりの挑発的駆け引き。じりじりするような状況下でコントロールを失って、悪癖が出ちゃったかもしれないのは…いけないことではあっても事情は多少は汲めなくもなかった。個人的には。

ウルグアイに敗れた国(複数)には鬱憤と敗戦責任回避の必要があり、これから対戦する可能性のある国にとってはスアレスはいなくなってくれた方がありがたく、その周囲に面白ければいいという大多数の無関係のギャラリーがいて、メディアはなんであれ刺激的な文言で興味を煽ろうとする。(ただイタリアが抗議するのはまったくもって当然だとしても、イングランドな。英語の伝播力、メディア影響力を利用したいつものお手前と言えようか)

いずれにしても彼がやったことは、たとえばラフタックルで相手の脛骨と腓骨をまとめてへし折った(悪意が認められなければ不問同然の)とかではないし、まして人殺しでもないのだけど、これだけの大騒ぎになってしまえば社会的影響もあり、厳しい処分も致し方ないと思う。スター選手にはスター選手の責任がある。
まあ、'社会的制裁'とそれにともなう経済的損失を加算すれば十分すぎるほどだ。その間に膝をちゃんと治しな。

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↓以下は2006年サッカーワールドカップ決勝の後に上げたエントリの再掲。ジダンとマテラッツィの例のこと。なぜこれを再掲するのかはご想像にお任せするとして…私は毎回同じようなことを考えながらワールドカップを見てるんだなって。


(再掲)フットから学ぶべきはたぶん忍耐と寛容と多様性への想像力だ

決勝でのジダン退場の余波は、内外にそれなりに強烈なインパクトを残していまだ継続中。普段フットにさしたる関心のない人までもがここぞと言及しているのを聞くにつけ、なんだかなあという気分にさせられたりもしたんだけれど、まあワールドカップとはそういうものだ。

この一件が、こんなの前科持ち同士の出会い頭の事故じゃないですか、じゃすまなかったのは、これがいわゆるフットの祭典のクライマックスでの出来事だったからで、全世界のお茶の間の前で、フットボールのもう1つのデモーニッシュな顔が表出してしまった。
だからこれは、どっちが正しいとか悪いとかじゃなく、全世界にフットの「ネガティブなイメージ」を与えてしまった責任はとりなさいよと、そういうことだと思うんです。

でも同時に思うのは、最近はすっかりご大層なものになったフットボールも、そのバイタルの根源たる部分は、こういう生々しくて混沌とした…人間くさいものなんじゃないか、ってことですね、良くも悪しくも。
ジダンのアレは多分直らない。それが彼の育ったところでの幼少期に起因するものだというのが本当なら、彼のアイデンティティに根ざすものだろうから。でもここまでの彼のキャリアは、あの衝動との戦いでもあったんじゃないかという気もする。その意味では、彼の現役最後の試合はまさにオール・アバウト・ジネディーヌ・ジダンだったし、光と影のオール・アバウト・フットボールでもありました。


ここからは一般論になるけれど、ワールドカップの中継の合間に、VIP席のご満悦なおエライ皆さんの顔が抜かれたりなんかして、生臭いわァと思いながら、ふと華々しいワールドカップの裏と現実を見るような、さめた気分になったりしませんか。
実際、フットボールの「ポジティブなイメージ」は、フットを利権とする人達にずいぶんと便利に使われているわけだし、スター選手のイメージで商売をする人達にとっては、フットボーラーは超人でなきゃいけない。

モダンフットボールの肥大化とともに、フットの世界はますますそのリアリティから乖離していきます。イメージを商品として扱った挙句、今では現場はカネと虚飾と責任のなすりあいよ?私にとってはピッチのドつき合いよかそっちの方が問題だな。


90-95年にカンヌの下部組織でコーチし、当時のジダンをよく知っているギ・ラコンブが10日、この件に言及しました。
「人間を尊重すべきだ。我々には分からないことが起きた。とても大事な試合中に、きっと彼の心の一番深いところを傷つけた言葉があったんだろう。それに、1ヶ月にわたる厳しいコンペティションの最後で、心身ともに疲れていた…。それでも今回のワールドカップで、彼は懸命にこのチームを引っ張った。もちろんあれはラフな行為だ。模範的ではない。だが、そのことで彼についての私の見方は何も変わらない。ヤジッドは強さも弱さも併せ持つ1人の人間だ。彼はいつもあの欠点を抱えていた。それはカステラーヌでの彼の幼少期に起因している。彼はリスペクトされるべきだった」

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nowplaying

The Smiths - That Joke Isn't Funny Anymore
http://www.youtube.com/watch?v=rIyXJxPFVz4

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2014.06.26

Would Alain Rolland have sent off Suarez?
http://www.newstalk.ie/off-the-ball-talk-to-alain-rolland-and-the-men-in-black-director

つい検索かけたらヒットしました。誰しも考えることは同じだな、と思った記事

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命がけで戦えという前に、ではオーディエンスはプレイヤーが命をかけるにふさわしいオーディエンスか、ということをちょっと考えてみる。まあ一番どうにかしなければいけないのがメディアのレベルというか品格なのは確か。

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真面目な話をすると、過去にはアトゥブの例もあるし、スアレスの件では慎重になってしまうな。彼再犯で処分になればかなり重いだろうし…。映像で見ればまー怪しいっちゃ怪しいんだけど、個人的には、故意にやったと確信を持てるほどでもなかった。映像は角度が変わると「アレッ?」てこともあって、難しい。だから何らかの調査結果が出るまでは、断定的なことは言わないつもり。

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2014.06.25

ローラン・ギャロスとラグビーマン

http://www.lequipemagazine.fr/tout-images/diaporama/Roland-garros-rendez-vous-des-people/2152/


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ケサダさんと奥様のスポーツジャーナリスト、Isabelle Ithurburuさん。カナルプリュスのラグビー番組に出てる方。
ところで左のクペ(元サッカー仏代表GK、ラグビーファン)のお友達は、ひょっとして円球関係より楕円関係の方が多いんじゃないのか。

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肩を並べて観戦のパリジャンとトゥールーザン、南半球罰ゲームツアー不参加組。左にはフリースタイル・スキーのクヴァン・ロラン(ケヴィン・ローランド)という不思議な並び。というかやっぱりラグビー選手でかいな…

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カメラマンのターゲットは元スケート選手のペーゼラなんだろうけど、右はラシンでキック指導してまーすのオガーラさんだ。

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おお…


↓こんな方も来てる
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インターミッション

故意なのか、歯並びの関係で当たったはずみにガリっといっちゃったのか…をどう証明するかですかなァ。まあ純粋にアクションの危険度のみで判断すると…

さてお口直しに、肩にかみつこうものなら顎の方が外れそうな、男の中の男達のガチバトルをご覧ください。(中央、楕円イタリア代表)

Sfparisse

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敗退のかかった試合は陰惨になりがちだけど、どこかネタくさい展開はさすが役者が南米とイタリアだと思いました。

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ルガーノの話の流れで、
リーグアンだと特に南米のDFはそのスタイルの関係で審判に目を付けられやすくて、一度マークされてしまうともう駄目ってところがあったと思う。ジェペスもセットプレーでマイヨを引っぱる癖を厳しく取られて、一時連続でPKを出していた。まあリーグアンに限らないのかなそういうのは。

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2014.06.24

ウルグアイ代表の話

ズラタンとPSGの会長が一緒にウルグアイ×イングランドを観に来ていたのは、「まあカバーニいるもんな」とは思ったけど、実はカバーニは、彼らが来ていることを試合後ミクストゾーンで聞いて初めて知ったらしかった。カバーニは「彼らが幸運を運んでくれたんだね」と喜んではいたみたいだけど。移籍だ、いや残留だと報道もかまびすしい彼、どう判断したらいいのか微妙な話。
ズラタンがまだブラジルにいるのなら、彼の知り合いが多そうなイタリア×ウルグアイは観に来るかもしれない。ただしズラタンは「決勝はブラジルとイタリアかな〜」てなことを言ってるそうで、ってことはあんた。

ところでこの試合、主将ルガーノは膝が痛いとかでベンチにいた。彼はPSGに移籍した2011–12シーズンにその芸風がフランス国内で物議をかもしすぎ、怪我もあって翌シーズンはレンタルに出た。
コスタリカ戦のプレーぶりには、「うーん全然変わってない…」とうなってしまった。まあ面白いし好きなんだけど、このワールドカップの審判の判定基準を考慮するに、彼がイタリア戦に間に合いそうもないという報道は正直ちょっとだけ安堵をもたらした。うん、彼の情熱はベンチからでも十分チームメイトに伝わるはずだ。

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ワールドカップが始まる前に、日本はギリシアに1勝できれば御の字ってグループじゃないのこれ、とオットに言ったら、いやそれがマスコミは結構楽観的なんだよ、と返された。その予想でこの批判ということなのか、それとも批判のための予想だったということなのか。

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2014.06.23

PSAの敗戦の弁を流し見たところ、髪も薄いが内容も薄くて書くことがない。

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ボスニアといえば、今はアルジェリア代表監督のヴァヒド・ハリロジッチもイスラム教徒のボスニア人で、内戦の時には、たしかモスタルにいたんだと思ったけど、隣人同士が殺し合う様を目の当たりにしたという話を以前していた。路上で兵士の銃の前に立ちはだかって戦いを止めるように訴えた、そんな状況もあったみたいだ。財産を失い、彼はかつて選手時代をすごしたフランスで再び監督業を始めた。
ヴァヒドは2003年から2シーズンPSGの監督を務めたけれど、当時のPSGでは戦乱を逃れてきた旧ユーゴ諸国の選手達(ボスニア、クロアチア、モンテネグロ、コソボ…)が共にプレーしていた。

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2014.06.22

ベンゼマ、おまえもか

スパーズとのシーズンで「頼れるものは自分だけ」という悟りに達したであろうGKロリス君なんだけど、代表に戻ってまでも、彼の味方の壁はサプライズに満ちている。

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2014.06.21

円球の貧乳でさしつかえなければ、ウルグアイはさりげにぴちぴちのおっぱい祭りだ

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2014.06.20

それにしても観客席にズラタンがいるこの天覧試合感な(PSGファン的感想)

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2014.06.19

豪仏夏テストの話(6)

結局守備に集中したら点が入りませんでした、という2戦目だったのだけど、実際攻撃に関しては、PSA就任以来IRBランク上位10国との対戦では1試合につき1トライなんて寂寞たるデータもあるらしい。

よほどでない限り代表レベルの監督は、素人が考える程度のことはとっくの昔に考えた上で結論を出している(はず)のは分かってる。31人のリスト発表があったのは、まだTop14のプレーオフ〜決勝フェイズの行方がどう転ぶかも分からない時点だったのは確か。けれど、なした選択にはもちろん責任を負うべきだとは思う。

まあ、夏のテストマッチを取り巻く状況なんて毎年そんなもので、要はこの3試合にどこまでの成果を求めるかということじゃないかと思うのだけど、問題は、今回もまたというか、この段階に及んでさえ、何か継続性とか、継続性からの発展性とか、そういったものがさっぱり見いだせない気がすることで…

特にハーフのポジションはそのケースだろうけど、コンビネーション自体はある程度プレーを重ねて熟成できるものなのかもしれない。しかしそもそものコンポジションは?
センターでパサーを外してスピードあるいはパワーに優れるパンチャー2人を並べるプランは、ここまであまり機能してない気がする。運良くぶち抜いたところでサポートがないとか…


昨日ここまで書いたところで、テストマッチ3戦目のスタメンが発表された。変更はメダール→ボヌヴァル、ニヤンガ→ウドちゃんの2点のみ。
変更が調整程度のものになることは予想されていて、むしろ注目されたのは控えのメンバーの方。メダールはベンチにも入らないとか、ミシャラクの代わりにマシュノー…これはいざとなったらパラが10番もできるため。マスは頭痛があるそうで、ベンチに入れるかは金曜に決定するらしい。

PSAはスタッフが最も満足したチームを継続したかったと言っているけど、私はもっと長いタームでの継続性の話をしてる。オフェンスの解決策としては、やはりというかフィジカルやスピード重視の変更が行われ、“ベンチに6人のFW”もコーチングの要請に基づき「熟考の上」継続される。

Le XV de départ :
Dulin - Huget, Bastareaud, Fofana, Bonneval - (o) Tales, (m) Parra - Ouedraogo, Chouly, Dusautoir (capitaine) - Maestri, Flanquart - Slimani, Guirado, Ménini.

Les remplaçants :
Tolofua, Debaty, Mas (ou Domingo), Le Roux, Picamoles, Nyanga, Machenaud, Lamerat.

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スタッフは2戦目のチームに一定の満足を得たらしいけれど、しかしメンタルとそれに伴うディフェンスの集中力といった、フランス代表においては最大の不確定要素を基準に判断してどうするつもりなんだろうPSAは

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2014.06.18

気持ちはすでに円球W杯に突入してしまったものの。
南太平洋のかなたを振り返れば、ディフェンスもメンタルもよく立て直しましたがこれ完封負けですよね??という楕円ニワトリのびんみょうううな結果にみんな当惑している

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ヴァヒドお久しぶり。鉄の規律の男。監督としては結構きっちり組織作る人だったけど。

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2014.06.17

これは判定の問題とは何の関係もない話です。と前置きして

金と利害がからみまくる巨大な興行を動かすのは、時に、ピッチ上のパフォーマンス以上に協会その他の政治力に決まってるじゃないですか、という点をふまえた上でお祭りの夢を楽しむのですよ…
と、私は日頃そういうスタンスでワールドカップを見ているけど、あれですね、ちょっと気になるのは現FIFA会長の次期会長選出馬の意向が何気にどう影響するかという。特にUEFAの大物達との関係で。

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2014.06.16

そのころブラジルでは

仏楕円代表が常々「ああなってはいけない」と反面教師にしているはずの円球代表がなかなかよろしく仕上がっている件

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2014.06.12

豪仏夏テストの話(5)

真に「ターンオーバーされて当然」なのは誰かという問題は、今回もまた省みられることはなさそう。見たところ、PSAはプラン上の瑕疵の話はしていない。
私は、彼自身がベストメンバーではないと暗に認めていた1戦目のチームのパフォーマンスについて、選手をあんなふうに批判するのはあまり感心しないかも、代表監督としては。

つまりたとえば、Top14と欧州カップの決勝フェイズをプレーすることなく観客席で見守ったばかりの選手に、主力数人を欠いたチームのパトロンを任せたのは誰か、ということになるんだけれど…
かといって、トラン=デュックを呼んでいたら結果は違ったかというと、正直どうだろうと思う。私は本当にあの試合でフランスが何をしようとしているのか分からなかった。

2戦目の結果を見てから考えようか…

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豪仏夏テストの話(4)

ターンオーバー。テストマッチ2戦目は、怪我やコンディション不良だったトゥールーザンや、Top14のファイナリストが戻るなどして、10選手が入れ替わる。

少し意外だったのはPSAのコメント。ターンオーバーは3試合で全選手をテストするために最初から決まっていたことだ…という、会見ではお決まりの説明が返ってくるものと私は予想していたのだけれど、PSAはこの変更が、ふがいない結果に対する罰という側面もなくはないことを否定しなかった。
「あれだけの失点をして貧弱なパフォーマンスをすれば、ターンオーバーがあるのはまったくもって当然だ」とPSAは答え、全員があの敗戦を恥じていると言った。

おおむね予想されたコンポジションとはいえ、1列の変更は注意を引く。初戦の両プロップのパフォーマンスについては、PSAの見方も厳しい。フッカーは引き続きギラドが務めるけれど、このポジションは現在ヒエラルキーの第1・第2(師匠とケイゼル)が負傷中で、いじりようがない感じ。
主将はマスからデュソトワールへ。PSAは1戦目がフランス本来のレベルでないことを証明するために、デュソトワールの経験、安定、そしてグリンタに期待する。


Le XV de départ: Dulin ; Huget, Bastareaud, Fofana, Médard ; (o) Tales, (m) Parra ; Dusautoir, Chouly, Nyanga ; Maestri, Flanquart ; Slimani, Guirado, Menini.

Remplaçants: Mach, Domingo, Mas, Le Roux, Picamoles, Burban, Michalak, Lamerat.

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2014.06.11

豪仏夏テストの話(3)

ベンチに6人のFWを置くプランの是非はともかく、できるだけFWを入れたいという戦術の犠牲になっているのが、BKのいわゆる本職の選手ともいえる。テスト1戦めではUBBのル・ブリスの起用について、「またセンターをウィングで使うPSAの悪い癖」などどもささやかれたものだった。すでにフォファナで批判されたこと。
もちろんメダールの怪我などで仕方ない部分もあったのだろうし、ル・ブリスはクラブでウィングをプレーすることもあるけれど、実際リストの中に純然たる本職のウィングがいるかというと…ユジェくらい?彼はFBでプレーする機会も多い。

今回初招集の3選手の1人であるル・ブリスにとっては不運な初キャップ。決して強豪ではないシーズン8位のクラブから抜擢され、平素もっぱら務めているのとは違うポジションでテストされるのはプレッシャーだったろうけど、ミスした彼をフォローしたミシャラクが、主将デュソトワールを欠いたチームでベテランの自覚を持って振る舞っているのに感心させられた。

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2014.06.09

おう

Ftdmag

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豪仏夏テストの話(2)

ミシャラクのクラブでの今シーズンを思えば、彼のパフォーマンスを批判しようという気にはならない。コンバージョンはパラに任せた方がよくない?と思いながら見ていたけれど、ミシャラクがそれほど簡単でない角度のそのキックを決めた時には、内心「ごめん」と謝った。
そもそもSOのチョイスは、31選手のリスト発表の瞬間からすでに論争の中心であった。

論争とはもちろんトラン=デュックの不在について。レギュラーシーズンを2位で終えたモンペリエで充実したシーズンを送った彼。PSAがリスト発表に先立って「現在好調の選手を当てにしている」と伝えたことで、トラン=デュックのリスト入りを予想する人も多かった。
プレッシャーの下でのキックに距離が出ないという課題はいまだ残っているとしても、彼自身いくつもの欠点を修正したことは評価されている。

しかしPSAにとっては、SOのヒエラルキーはゆるぎない。No.1はタレス、これは確定的。ミシャラクはキッカーであり、ハーフのどちらのポジションでもプレーできる。ベンチに6人のFWを置きたいスタッフにとって、このポリバレンスは重要な意味を持っている。

こうまでスタッフがトラン=デュックを避け続けるのには、なにかスポーツ外の理由があるのではないか?と勘ぐるジャーナリストがいても不思議ではない。
たとえば集団生活に馴染めないとか?などとジャーナリスト達は考えを巡らせるのだけれど、もっとも、トラン=デュックのクラブでのコーチであるガルティエは、毎週末彼のベストを引き出している…

ところでSOのポジション争いでは他にプリソン、ドゥサン、ロペズらも名前の挙がるところで、考えてみればPSAは今回選択肢の中で最も年齢の高いチョイスをしたことになる。
昨年末に十字靭帯を手術してそろそろグラウンドに戻れそうなロペズ君は、USAPがD2に降格したため先日クレルモンと契約した。つまり、パラと同じクラブである。

(余談ながら。Top14決勝にタレスとミシャラクが引き留められている頃、代表のトレーニングでパラがSOとしてプレーしたことから、「万が一の時には10番パラ復活では」とジャーナリストが色めき立つカオスな状況があったことを書き添えておきたい)

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2014.06.08

豪仏夏テストの話(1)

フランスがかろうじて対抗していたとおぼしき最初の15分間をまるまる見逃して、後半のカタストロフしか目にしていない、ということを前置きしてからの話になるんですが、
私のような素人には正直、ゲームをどう組み立てたいのかのイメージさえつかめなかった。蹴れるということでミシャラクを31人のリストに入れたわりには、戦術的キックを効果的に使うわけでもないし…

パラのトライは私の目にもボールがラインを越えてるようには見えなかったけど、それがはたしてレフ陣の憐憫思いやり半分と受け止めていいものかどうかは見方の分かれそうなところ。
というのは、最後の2トライがなければもうちょっと効率的にPSAを追いこめたかも、と悔やむフランスのファンが…必ずしも少なくなさそうな感じなので。

試合後のPSAのコメント。「いいレッスンでした。何も言うことはありません」。ちょっと待ってワールドカップは来年、というのはひとまずおいて、
まあ、チームにはTop14のレギュラーシーズン終了時点からプレーしてない選手もいれば、先週決勝を戦ったばかりの選手もいて、コンディションがまちまちなのは本当。代表監督によれば、これはファイナリストや怪我人を考慮した上で現時点最良のコンポジションであり、来週にはいくつか変更があるだろう。それはまあそうでしょう、けれども、いやそもそも…

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マシュノーは嘘でもいいから余裕こいた顔でプレーするべき

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そこはお決まりの「円球イングランド代表が抱えるのと同じ問題」という議題がループしていくわけなんだけど、まあ、シーズンの疲れがどうこうと言い訳できないレベルで、チームがインテリジェントじゃないよな…

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2014.06.07

とりあえず、パラが出てきた瞬間気持ちがぱああああとなったのは、自分の欲目だけではないと思いたい。チームにはああいうしれっとこすい奴がだね(ry

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いや見ましたけど。なんか書いた方がいいんすかね

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