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2013.03.02

【ラグビー】 イングランド戦の後(3)

シックスネイションズ2連敗の後、フランスはイングランドラグビーの聖地で60分間いい試合をした。入場を待つ時からすでに、闘争心の高ぶりを抑えきれない様子のドミンゴの顔つきなどは、今日のフランスは違うかも…と、ちょっと期待を抱かせるものでした。
たとえば白い壁に挑んでチームを前進させ続けたピカモールの姿は、この日のFW陣のメンタリティと集中力をよく象徴していたかもしれない。スリークォーターではフォファナが本領発揮の鮮やかなトライを挙げてみせ、そして評価を見るに、パラとトラン=デュックは、現時点でのフランス代表ハーフ団は彼らであろうことを印象づけるのに成功したようでした。

フランスが後半、コーチングの始まりとほぼ同時に崩れ始めたことは、もちろんアクシデントやPSAの言うように疲労もあったかもしれないけれど、それはイングランド側の采配とのコントラストを図らずも際立たせてしまった。
しかもこの試合では、そこまでベンチに置いていた選手や、本職でないポジションでプレーさせていた選手が、スタメンの本来の位置で一定の答えを出した。


試合後のPSAの会見記事を読んで、「ああついに代表監督が口にしてはいけないことを言ってしまったな」とは思った…つまり彼は、「他の選手達を見つけなければいけない」ともらしたのです。特に、長距離のキックを蹴れる選手を。

「現在、我々はトライユのようなタイプの選手を探している。10、12、15番でプレーでき、70メートルのキックを持つ選手。しかしそういった選手は今どこにいる?ウィルキンソン、我々は彼を選ぶことはできない。マカリスターも、来季ラシンに来るセクストンも選ぶことはできない。いい考えがあるなら、ぜひ教えてほしい」

Top14のクラブで10番としてプレーしている、あるいはプレーするであろう3人の外国人スター選手の名前を挙げていることで、PSAが暗に何を言っているのかは分かる。ただ、それはトゥーロンの前コーチが言うべきことでもないだろうと私は思った。
そして元フランス代表監督にして現トゥーロンのコーチであるラポルトが、レギュラー出演しているRMCの番組で、PSAのこの発言に苦言を呈した。

「それは彼らが選んだ選手はよくなかったという意味?私はフランス代表監督として8年間、いつもそれに気をつけていた。敗れた時に”選手がいない”などと言ってはいけない。サンタンドレがトゥーロンに来た時、彼は18人の外国人選手と契約した。彼は代表監督がSOに問題をかかえるかどうかなど考えていなかった…。自分達の私的な利益しか考えない人々。ミシャラクは11月には絶好調だったが、今はもういい選手ではないとでも?私はこういった声明は好きではない」


火曜。アイルランド戦のリストをアナウンスしたPSAは、結局イングランド戦のメンバーをベースに大会の最後の2試合を準備することにした。変更点はわずか2つ。
「我々のチームはトゥイッケナムで前の2戦よりよく機能した。経験を蓄積すべきだ。高いインターナショナルレベルに達する途中の大勢の選手達と共に、この継続は重要だ」

変革は就任後最初のシックスネイションズで行うべきだった、とラポルトは言った。フランスは1年を浪費したのか、それとも。

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