【ラグビー】 規律と数字
規律正しいフランス代表なんてフランス代表じゃないわぁ、とか言っててきょうび試合に勝てるわけがないので、PSAはひとまず彼のチームにディシプリンを浸透させるのに成功したらしい。
ワールドカップの抽選を見据えて勝ちに行きますよ!と宣言した代表は、IRBランキング4位で秋のテストマッチを終了したのでした。
たとえばサモア戦は、チケットを買わなかった誰もが予想しなかっただろうテストマッチ最大の山場になったけれど*、勝敗を分けたのはまさにそのディシプリンだったかもしれない。
(* SDFでの代表戦の観客動員数としては、2002年11月カナダ戦を下回って最低の記録ということでしょうかね。オーストリア戦65,000人、リールでのアルゼンチン戦45,000人、サモア戦36,500人。ただ、最初の2戦についてはTV視聴率は上々だったというニュースを見た)
フランスが取られたペナルティ8に対して、サモアは13。フランスのタックルミスの率は10%以下。サモアのパワーに対して、2人3人がかりのタックルを強いられたとはいえ、134回のうち失敗したのはたった10回という数字が出ているらしい。
1トライを含む計58ポイントを挙げ、パトロンとしてこの3戦を牽引したミシャラクのキックの成功率は92%だったという。
というか、ディシプリンという言葉を使うとロバート・フリップの顔がちらついて苦しい。
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