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2012.09.18

【ラグビー】 Flexion, Touchez...Reflechissez !

Top14今季序盤の主要な論争の1つに、スクラムのレフェリングをめぐる問題がございます。
なんだいつもの話題じゃないか、というとそういうわけでもなく、どうもルールの変更に伴うゲーム迅速化の意志が、結果として、選手とレフェリーに混乱を招いている…ということみたいなんですね。
だからそれは特に、時間を食うスクラムのフェイズで。

「自分達が支配していると感じても、報われるかは分からない。2回に1回は罰される」、と言うのはザルゼウスキ師匠です。
「僕達にはスクラムをやり直す権利がある。これは闘いなんだ!スクラムが崩れる時もあるけど、それはいんちきをしているということじゃない。レフェリーは罰するのが早すぎる。彼らはもっと時間をかけるべきだ」

もちろんスクラムの中で起きていることは、組んでいる選手自身にも分からないことがある、というくらいレフェリングが難しいのも事実で、選手の側にもスクラムを明確にする必要はあるかもしれない。モンペリエ前FWコーチのベシュが嘆いたところによれば、現在フランスリーグで1列の選手経験のあるレフェリーは1人もいない。
しかしそれでも、師匠やマスといった1列ばかりでなく、SHのマシュノーやクレルモンのコーチのコッターらまでも、レフェリーの早すぎる介入の結果ペナルティが乱発され、ゲームを壊していると指摘している。

「スクラムについてのレフェリーの判定には正確さが欠けていると思う。フラストレーションはそこから生じている。違ったやり方でスクラムを管理するためには、レフェリーはもう少し距離を置いて考えるべきだろう」
(コッター)

Iconf

一連の問題提起の中でも、元プロップで選手組合長のセルジュ・シモンの発言は、その苛立ちのトーンはもちろんラジオ番組中の発言だったことも手伝って、最も世論喚起力があった1つではないかと思います。いわく、

「このスクラムの問題は、コンペティションをゆがめつつある。まるでグラヴェレットのように罰される。私は規制緩和を望んでいるし、前のやり方に戻ってほしいのだが、今のところ、スクラムのレフェリングは試合をゆがめている。レフェリーは選手達をペテン師扱いしながら、自分達の無能を正当化している」

もちろんそれは選手側のスタンスで、レフェリー側にはまたそれはそれで反論があるのだけど、ともかくシモンはすでに選手組合長として、緊急会議の開催を正式に求めたらしい。
実際、選手組合は1列238選手(D2でプレーする大多数)を対象に、9月4日〜10日にさくさくとアンケート調査を実施した。そしてその91%がスクラムのレフェリングを理解できないと言い、76%が満足していない(あるいはほとんど満足していない)という調査結果をゲットしたらしい。

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