« Tim | Main | 【音楽】 »

2012.08.29

【ラグビー】ヤシュヴィリ、育成の未来を憂える

さて、昨季は開幕早々からつまずいてまさかの1部残留レースに突入、最後はチャレンジカップ獲得で終わるというすさまじいシーズンを送ったビアリッツです。
今季はその教訓を胸に、開幕節で昇格組モントワに対してきっちり勝利を収めて上々のスタート。が、安堵もつかの間、ヤシュヴィリさんが椎間板ヘルニアの手術でまた3ヵ月アウト、ということになってしまった。

これは痛い…しかしスタッフはヤシュヴィリに代わるジョーカーを採用しないことに決め、下部組織の若手を信頼することにしたのでした。(これは後に続く話の伏線にもなってる)
先週末のアジャン戦では、レスグルグとバラーク、共に21歳のハーフ団が起用されて結果を出している。チームは25ー19で2連勝して現在首位、バラークは1コンバージョン5PGをミスなしで決めたらしい。

Iconf

そのヤシュヴィリが先週フィガロの取材に答えたインタビューは、日頃の彼の落ち着いた発言からすると、ちょっと意外に思うような強いトーンの内容でした。
つまり彼は、外国人選手の著しい増加が育成を脅かしていると警告しているのです。

実際、彼が指摘したことはこの何年来フランスラグビーに内在する悩ましい問題で、とりたてて新しい話題でもないのだけれど、彼のような立場の選手の発言としては勇気あるものではないかと思う。
もっとも、ビアリッツでは長きにわたり、そのやすびりさん自身が若手SHたちにとってのそびえ立つ北壁ではあったのだけど、彼自身はもちろん自分のポジションが確約されものだとは思っていない。
レスグルグは昨季見た時はヤシュヴィリと比較するにはまだまだという感じでしたが、プレシーズンが好調だったようで、まあ、あの厳しいシーズンは若者を一回り成長させたのかもしれないな。

「僕達のリーグでこれほど大勢の外国人選手を目にするのは残念なことだ。外国人選手の増加で僕達のゲームのレベルは向上しているけど、そのことは僕達の育成組織を崩壊させる。南半球やブリタニックやアルゼンチンのあらゆる最高の選手達が、年々少しずつ上がっている僕達のリーグの報酬とレベルに強い関心を持っている。
結果のプレッシャーも少しずつきつくなっているから、クラブはすぐにでも成功を収めたがっている。財政的に、リスクを最少限にとどめるためにはそれは仕方ない。ただ、僕達のラグビースクールのエスポワール達には、ますますエリートに組み入れられるチャンスがなくなっている。ハイレベルの経験なしでは、進歩はもっと難しい。折にふれてこの動きを告発していかないと」
(ヤシュヴィリ)


真ん中レスグルグ、右バラーク。
Jeunes

|

« Tim | Main | 【音楽】 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91018/55526845

Listed below are links to weblogs that reference 【ラグビー】ヤシュヴィリ、育成の未来を憂える:

« Tim | Main | 【音楽】 »