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2012.05.11

【ラグビー】 Top14 第25節(3)と、移籍市場

まあ今日はちょっと悪いこと書きますわ。


Claa2UBB戦で交代した後、クラーセンは泣きながらまっすぐブリーヴのロッカールームに戻ったそうで、この写真と顔を覆った写真がどの場面で撮られたものなのかは分からないのだけど。
ブリーヴで5シーズン。彼がカストルとの契約を決意した時点では、ブリーヴはまだこんな危機的状況じゃなかったし、私はむしろ、彼はこれまでクラブのために本当によくやってきたと思うんだ…

かつてマルマンドでプレーしたことがあるという彼のお父さんと同じように、クラーセンは2007年、新しい文化を経験しようとリュックを背負って南アフリカからやってきた。メディカル・ジョーカーとして、特に期待されることもなく。
家族と離れ、フランス語も話せず、最初はエスポワールとプレーしながら努力を重ね、そして間もなくブレイクしてブリーヴを象徴する選手になった。彼は自分にチャンスをくれ、ハイネケンカップのような大舞台を経験させてくれたブリーヴに対し、いつも感謝を口にしてました。

あまりにつらくてベンチに座っていられなかった。この週はたぶん自分の人生で一番難しい。悪夢のようだった。でも自分は移籍を選択したのだから、この悲しみを受け入れなければならない…クラーセンはそんな話をしてる。

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首都パリではダービーも終わったということで(ラシン×スタッド・フランセ、19ー13)、公然の秘密であったザルゼウスキ師匠のラシン移籍が先日公表されてる。プレーオフ出場の行方を左右する一戦でもあったのだけど、ラインアウトの出来については触れないでおいてあげる。
スタッド・フランセは組織も変わったし、サラリーの問題もあるだろうし、遠くに引っ越さなくてもいいし、代表正HOの座をつかむのにクラブの今の状態では…ということもありましょうか。

まあ実際スタッド・フランセサポの方々によれば、知れば知るほどウンザリする話だということなので、あんまり深入りしない方がいいのかも。
ジャッキーとのコンタクト自体は、早くもワールドカップの前にさかのぼるみたいなのね。だからもちろん、シャバルとSFのコンタクトの話はこの件とは何も関係なーい。

ラシンの引き抜き(何人目?)に関して、私は以前「まるでパリにプチ・マルセイユがあるようだ」と書いた記憶があるけれど(マイヨの色も似てるし)、パリジャン紙によるとジャッキーはパペやアトゥブにもアプローチしていたらしい。私はその記事は見てないですが。
いずれにせよ、ジャッキー・ロランゼッティという人物はこのようにしてライバルを潰しながら巨財を築いてきたのかなとは思う。

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スタッド・フランセの現会長トマ・サヴァルは、オベルチュール・テクノロジーズ会長の息子で、同グループのゼネラルディレクター。もともとファンだったとかで、昨年SFが強制降格をくらいかけた時に急遽会長に就任し、クラブはオベルチュール・テクノロジーズの出資で助かった。
もちろん出資は彼の"道楽"の範囲内ではあるし、ラグビークラブ経営に関しては初心者マーク。

スタッド・フランセは来季ハイネケンカップの収益は見込めそうもないし(チャレンジカップ決勝の結果次第?)、今はとりあえず堅実な運営で財政立て直しというところかと思います。
そういう事情で、SFは来季に向け、(JIFFを遵守しつつ)他クラブで出場機会に恵まれない有望な選手を補強している。
先々月はトゥールーズのSO・SHベジと契約した。かつてスタッド・フランセの下部組織にいたこともある選手。

トゥーロンからはプロップのロマン・フルー。今季はわずか8試合(うちスタメン4試合)出場にとどまった。
SFはミルーとロンセロの引退でこのポジションに空きができるので、フルーはここで再起を期することになります。


そしてもう1人、モンペリエの22歳のセンター、ジョフレー・ドゥメル。これはちょっと驚き。
地元生まれで、ウドちゃんやトラン=デュック、トマと同じくピク・サン=ルーのラグビースクールを経てモンペリエの下部組織に入った。生粋のモンペリエランといっていいのかな。昨季一躍脚光を浴びましたが、今季は怪我などもあって、プレーしたのはTop14で15、6試合かそのくらい…
モンペリエは彼の残留を望んだそうだけれど、クラブが新たに2人のセンターと契約したのを知って、彼は環境を変えることにしたのです。

先週末のビアリッツ戦で、ドゥメルが危険なタックルでイエローカードを出された時(ちょっとイラついてましたかね)にはちょっぴりブーイングもあったけど、彼は後半49分に1トライを挙げている。
試合は21ー16でホームのモンペリエが勝った。ハイライト↓ 
62分にカストル戦のクレルモンの100メートルトライと同じようなモンペリエの攻撃がありまーす。アモロシーノ!

Tries in France 2011 2012 day 25 Montpellier - Biarritz

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ところでビアリッツは、ヤシュヴィリがこのモンペリエ戦を直前になって棄権したんですが、
最初10番ペイルロングPG失敗。次バビー失敗。いくらなんでもこれなら通るだろうっていうPGをやっとバビーが決めて3ポイント。そしたらバビーが負傷したという…。そのたびにカメラに抜かれるヤシュヴィリさんである。
まあ最後はボーナスポイントで十分、という感じでした。大変なシーズンだったよねぇ。


ドゥメル君。なかなかの面構え。

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