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2012.04.19

【ラグビー】 Top14第23節

ヴィカレージ・ロードのクレルモンサポの大声援には、熾烈なシーズン終盤を戦う他のクラブも感じるものがあったのかどうでしょうか。
レギュラーシーズンも残すところ3試合、先週はいくつものクラブで、観客に心からの応援を求める呼びかけが見かけられました。

アジャンは1万本の青と白の旗を無料で提供し、観客席にクラブの色の人文字を作ることを計画しました。「スタッド・アルマンディが1つになってほしい」、とタンゴー会長。
試合は10,708人の応援のもと、アジャンがトゥーロンに後半逆転して22−13で勝った。

トゥーロンの側ではこの試合でバスタローが手を骨折し、少なくとも4週間のアウト。

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83106014205978458238バイヨンヌ×ビアリッツ 24ー19

101回目のバスクダービーは、もしバイヨンヌが敗れれば、それはすなわちビアリッツの残留と、何より彼ら自身の降格を意味するであろう…という緊張した状況下で開催されました。
対戦を前に、バイヨンヌのサポーターグループのアソシエーションは、クラブの全サポーターに向けてコミュニケを出した。僕たちはかつてないほどクラブ愛を示さなければならない。僕たちの偉大なクラブのカラーと歴史に恥じないように。ビアリッツサポを歓迎し、素晴らしいお祭りにしよう─

カナルプリュスの中継はいつも、試合前に両チームの出場選手をTVカメラの前に立たせて紹介するけれど、その最後に、おなじみの双方のマスコット(馬とインディアンである)が肩を組んで登場。これもまた、同じ民族同士のダービーの一面なんですね。
この大事な一戦とは直接関係ないところで、バイヨンヌのマスコット、ポトッカにとっては、これが彼の記念すべき200試合目。いつも以上に張り切って、サポの鼓舞に大忙しの馬の着ぐるみの男であった。

バイヨンヌは激しいコンバットを優勢に進めた。ビアリッツは何度かトライのチャンスがありながら、肝心なところでミスが続き、流れをつかめない。
バイヨンヌのキッカーであるボイエが負傷中で、代わって10番を務めたPotgieterは、後半に入って(おそらく)疲労で正確さを欠くまで、パーフェクトにプレイスキックを成功させた。


今節はUBBとブリーヴがそろって敗れたため、ビアリッツの順位は変わらず10位のまま。獲得したボーナスポイントは、シーズンの最後に意味を持つかもしれません。
しかしたとえ残留を果たしたとしても、ビアリッツの来季はまだ霧の中かもしれない。つまり先日のミディ・オランピックで、大株主であるキャップジェミニ会長セルジュ・カンプが身を引く決意を打ち明けたのです。

なんでこんな話になったのかというと、目線をいっこ下のディヴィジョンに移してみれば、先週末はD2のグルノーブルがついにTop14昇格を決めた。
カンプはこのグルノーブルの株主でもあって(ビアリッツ46%、グルノーブル32%)、本来喜ばしいはずの昇格でしたが、彼は1部で同時に2チームのメインスポンサーはできないと考えたようなのです。
結局、どちらか1つを選びたくないカンプは両方のクラブを去ることにし、他の株主に株を売却するつもりらしい。

それが撤退の口実だとかでなければ…両クラブがこのフランスラグビーの保護者を引き止める手段は1つあるかと思われる。それはつまり皮肉にもビアリッツの降…

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ペルピニャン×トゥールーズ 25ー10

「残留を確定するにはあと2勝が必要だ」、USAPのコーチ、グッタは試合前にそう話した。フランス王者トゥールーズを迎えるこの大事な一戦に、今季開幕以来初めてスタジアムのチケットは完売。
私はこの試合は観てないので詳しい内容は分からないのですが、下位低迷中とはいえUSAPはUSAP。捨てるもののないカタラン相手に、トゥールーズのあのスタメンではやはり…


ハイネケンカップ敗退の後で奮起が期待されたトゥールーズでしたが、ここ4試合で実に3敗目。そしてまた重要な選手を負傷で欠くことになるかもしれない。セルヴァが膝を捻挫し(復帰まで6週間とも)、彼のシーズン…というかキャリアが危ぶまれている。彼は来季はFWコーチに就任するので。
悪いことに、HOはジョーカー契約した2人のグルジア人助っ人もそろって負傷中(何のための…)。残った若手Tolofuaに希望を託すことになります。

トゥールーズにとって悪いことは重なるもので、彼らがマレーフィールドでエディンバラサポから侮辱を受けた際、マエストリと相手サポの間でケンカになったらしくてですね(;´д`)マエストリがエディンバラの裁判所に出頭を命じられそうなんですね。彼とセンサスがキレたらしいとは聞いてたけど…
マエストリ自身は、「殴っちゃいないけれど、今調査中だからその話はしたくない」と言ってる。
そんな中で、良い話としては、怪我から回復したクレール、ピカモール、マカリスターが月曜にトレーニングを再開したという。


一方USAPの側では、しかしやはりこの不安定なシーズンは、選手にクラブを変える決意を促したらしいのです。
FBポリカルがクラブとの契約延長を断り、スタッド・フランセと3年契約を結んでいる。

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クレルモン×スタッド・フランセ 25ー9 (ハイライト、YouTube)

こちらも医務室がぎゅうぎゅうのクレルモンはあっさりターンオーバーを選択したにもかかわらず、まあ一度も負ける気配がなかったです…
ハイネケンカップのサラセンズ戦がいい自信になっているように見える。特にジェームスはこの試合も、5PG1DG1コンバージョンで大いに勝利に貢献しました。今季スクレラ(健康体時)にスタメンを譲りがちであるとはいえ、さすがかつての3季連続Top14得点王なのであります。

試合そのものは意欲的で、とりわけパリジャンは後半の風雨の中でも断じてゲームを投げようとはしなかったのだけど、やはりクレルモンのディフェンスに穴を見つけるのは難しい。
焦燥からミスを重ね、ジェームスがキックで冷静にクレルモンの得点を追加する。

シックスネイションズにも招集されたビュタン君、あの子は何だろうなー、それほどキレるといった感じにも見えないのに、トロトロッとディフェンスの裏に抜け出してる。年に似合わぬ剛胆さが気に入ってます。
パラはお休みでしたが、きっぱりモヒカンにしたRadosavljevic君という22歳のSHがまたやんちゃな感じで、クレルモンの若手はいろいろと今後が楽しみですね!(何が)

クレルモンはこの勝利で、準決勝ストレートインの出場権を獲得。
現在首位はトゥールーズ、でもこちらの方はまだ分からない。というのは、トゥールーズはまだ3位トゥーロンとの直接対決を残しているから。

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Ericnelacherien最後にちょっと、モンペリエの話。
チームのFWコーチであるベシュが、手術後4ヶ月を経てようやく現場に戻ってきました。胃の重い病気とのことでしたが、病名は明かされていなかったと思う…
チームはリヨンをホームに迎え、落としてはいけない試合にボーナスポイントを取って勝った。(43ー12)

シーズン序盤の不振から、現在は4位まで順位を上げた。そう、チームのお父さんのような存在だというベシュが不在の間、モンペリエランはベシュ同様、何もあきらめなかったのでした。
次節はクレルモン戦ですが、ゴルゴゼが負傷棄権。クレルモンFW対ゴルゴゼ、見たかったけどなー。


1 Stade Toulousain 78pts
2 ASM Clermont 78
3 Rugby Club Toulonnais 63
4 Montpellier Hérault Rugby 62
5 Racing Métro 92 59
6 Castres Olympique 59
7 Stade Français 53
8 SU Agen 48
9 USAP 44
10 Biarritz Olympique 43
11 CA Brive-Corrèze 42
12 Union Bordeaux-Bègles 41
13 Aviron Bayonnais 38
14 Lyon LOU  30

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