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2012.03.05

【ラグビー、闘牛、音楽】 ラッパの話

今週はもうバレンシアの火祭り闘牛が始まるので、私はそっちの準備もしたいんだけど…(以下、話半分で読んでね!)

                        Laceg_2

シックスネイションズのフランス×アイルランドが延期になった夜、肩を落とす両国のサポーターを、楽団のメンバーが賑やかな演奏で励ましているのを見て、やっぱりフランスラグビーのハートは楽団なのかなあ、と思ったものでした。
押せ押せだろうと敗色濃厚だろうと、彼らは管楽器を吹き太鼓を打ち鳴らしてムードを作る。


フランスラグビーで、ゲームのリスタートを告げるトランペット。
私が見た限りではだけれど、あれは南部のカマルグ周辺の闘牛場(ニームとか)で、囲い場の扉が開いて牛が砂場に出てくる時に吹かれるトランペットと同じだと思う。つまり、闘牛のリスタートの時に。観客はオーレ!で牛を迎えます。
南の農業地帯で、ラグビーと闘牛の関係の深さを物語るものなのかも。パス(闘牛では牛をムレタに通過させること。パセ)が2つの文化をつないでいるように。

旋律はたぶん、ロドリーゴのアランフエス協奏曲、かな。スペインの闘牛場のトランペットはもっとシンプルなので、この地方独自のものではないかと思う。
ロドリーゴ自身がフランスにゆかりの深い作曲家で、アランフエスもパリで作曲されていることを考え合わせれば、"カルメン"(南部の闘牛場で闘牛士入場の際に演奏される)と同じく、スペインとフランスをつなぐ象徴的な曲ではあります。

このトランペット、だからクレルモンやリヨンのように、南部・南西部から離れるほど試合の展開に関係なく吹かれているような気もします。
それで1つ気になってるのは、先日バイヨンヌ×クレルモンを見ていた時、どうもこのトランペットの音が聞こえないような気がしたこと。ライブストリーミングの音声が良くなかったからかもしれないけれど、そういえばバイヨンヌのような南西部の闘牛場では、トランペットはアランフエスじゃなくスペイン式だったような気がする…?(今度確認しよう…)

                        Laceg_2

日本人である自分には、ちょっと必殺シリーズが頭をよぎったりしますね。少なからぬマカロニ・ウェスタンの影響を感じさせる「必殺」自体は、エンニオ・モリコーネ+恋のアランフェス、という感じでしょうか。
共通点はなくはない…マカロニ・ウェスタンの主要なロケ地はスペインだったから。モリコーネのはバッハのトッカータだと思うけれど。

'FOR A FEW DOLLARS MORE' 1965 music - ENNIO MORRICONE (YouTube)

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Comments

フランスらしい結果なのかなぁ~サッカーと違って同点のが珍しいのになぁ。

南仏で闘牛というと、ミトラス教の影響なのかな?と考えてしまいます。男性だけの秘儀宗教だったから、実際、何が行われていたか想像するしかありませんが、牛屠りのミトラ像を見るたびに、やっぱり、彼らは牛をイベント的に屠っていたのだろうと思います。(鳴り物付きで!)

歌劇『カルメン』はフランス語ですよねぇ。フランス人の作品だし。。。私、いつもミカエラにホセは勿体ないって思います。あーんなに行動力があって心優しい乙女は、滅多にいないわよ。カルメンみたいな阿婆擦れより希少価値あり!

ここんところ、更年期なんだか、何年も飲んでいる漢方が効いてきたのか、以前よりは、冷えはなくなったような気がします。更年期用の漢方も飲んでる。。。(検査結果は、まだ、更年期はありえない状態らしい)

みぃちゃん戻らず。どうにもこうにも餌と段ボールハウスだけの関係にしかなれなかったので仕方ないけど、キジ猫一家一匹脱落。結局、餌と寝床に困ったことはないから、野良辞めようって気にはならないのかもしれませんね。次朗の場合は、他の兄姉に先に食べられてしまう。という事情があったから飼い猫を選んだのでしょう。

Posted by: みるふぇ | 2012.03.08 at 01:34

ほんとにたびたびスミマセン!うちのコメント欄はもう…

>南仏で闘牛というと、ミトラス教の影響なのかな?

バタイユの眼球譚がまさにそういう感じですよね。特に当時のフランスの文化人達は、闘牛を地中海の古代文明との関連でとらえるのを好んでました。レリスだとか、モンテルランだとか。
コクトーやフランスで活動していたピカソがやはり闘牛ファンで、ミノタウロスを好んで描いたのもその影響みたいです。

南仏独自の闘牛文化としては牛を殺さないcourse camarguaiseがあって、たぶんカマルグで牛を放牧していた牧童の遊びの延長だったんじゃないかと思います。
南西部ではcourse landaise、これはほんとに牛跳びみたい。

スペイン式の闘牛は19世紀半ばに入ってきました。スペイン闘牛の起源自体ははっきりしないみたいです。


みいちゃん帰りませんか…根っから野良ちゃんだったのですね。
これから暖かくなる時期だったことだけはよかったです。

野良生活がイヤになって押しかけてくる猫もいるようだから(玄関から普通に入ってきてすたすた上がり込むとか…)、きっと外の暮らしに不満がないのだと思いたいです。

冷え性にはきっつい時期が終りつつありますねー。途中何度か、「人類ってきっと昔は冬眠してたんだよな…」と思っちゃうほど、人として停滞してました(^-^;)
私はもうちょっと鍛えて血行をよくすることにしまっス。

Posted by: つき | 2012.03.15 at 17:02

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