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2012.03.02

【ラグビー】 2番の主張、15番の主張

ザルゼウスキに関する私の最も初期の記憶は、06年シックスネイションズ、スコットランド戦での大乱投であります(この時点ではまだ"乱闘"の件は知らなかった)。彼の師匠たるゆえんである。
そしてプレーするポワトルノーを初めて見たのは、その少し後、ルーマニアとのテストマッチ。ゴールライン手前で処理をミスってトライを奪われる場面でした。(;´∀`)

第一印象がその人の印象を後々まで左右する…ばかりではないということは、
毎週末師匠のプレーを直に観ているSFサポが、(ラシン移籍の噂をそれでもポジティブにとらえようと試みて)「僕達はついに人並のスローワーで普通のラインアウトが見られるかもしれない」、と言っていたことからも分かるんだけど…

ともかく今週、アイルランドのハイパントとラインアウトを考慮して、ジャーナリストの注目がHOとFBの彼らに集まったのは無理もなかった。


【2番の主張】

スコットランド戦のやや不安定なパフォーマンスにもかかわらず、ザルゼウスキに再び2番を任せることに決めたサンタンドレは、どうも彼は少し思い詰めているようだ、と考えているらしい。まあ確かに、入れ込み馬的な傾向はある。
愛蘭戦スタメン発表の会見でサンタンドレは、ザルゼウスキはセルヴァを追い抜くことを意識しすぎてはいけない、と話した。

その点について訊かれた師匠。
「セルヴァのクオリティはみんながよく知ってる。時々、僕だってスタメンに値することをみんなに示したい、と思うことがあるのは本当だ。それで、僕はグラウンドでちょっとやりすぎる。ヤニック・ブリュとサンタンドレは僕を信頼してくれて、少しプレッシャーをゆるめるようにと言った。『我々はこの試合で君に大変な意欲があることは分かった。時々、少し過ぎるくらいだ』、ってね」

「ラインアウト、それはいつでも同じ問題。つまり、すべてうまくいってる時には誰も何も言わない。でもうまくいかなければ、全部スローワー、だからフッカーのミスになる。時にはそういう場合もあるけど、それはまとまりの問題でもあるんだ」


【15番の主張】

私は知らなかったけど、ポさまはすでに2004年のハイネケンカップ決勝で、インゴール内でもたついてワスプスに決勝トライを献上するという、語り継がれるポカをやらかしていたのですね…
「ああ、僕は歴史に残るミスをしたさ。でも、そのことはずいぶん前に吹っ切った。もし僕が信頼できる選手だとみなされていなかったら、デビューから10年、代表に呼ばれてはいないよ。僕は自分自身を疑っていない」

フランス代表はここ数シーズン、FBを固定できていない。本職であれポリバレンスであれ、このポジションで確たる信頼を得た選手はいませんでした。
「15番であることは、10番や9番であるのと同じように難しい」。ポさまの口から出ると、あたかも山あり谷ありの人生訓を聞くようです。「もし君が100回ハイパントをキャッチして1回しくじれば、誰もそのことしか思い出さないだろう」


いけめんにしてラグビーのトップエリートであるお二方にも、もちろんアキレス腱はある。神様はなんだかんだで平等に配分してらっしゃるのだった。
ポさまの「100回に1回」という仮定は妥当なのだろうか、とかちょっぴり引っかかる点がまあ、なくはないにしても、彼らが身を置くのは、1人で特殊な任務を背負う責任の重いポジション。
愛蘭戦は彼ら自身の名誉をかけた戦いにもなるでしょう。うん、あんまり考えすぎないで、ね?

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