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2012.02.25

【ラグビー】 男の園アゲイン

かくしてフランス代表には、再び"マルカトラス"の日々が訪れた。
愛蘭戦の延期のため4週連続でシックスネイションズを戦うことになり、彼らは途中家にも帰れず(休養日のパリジャン以外は)、男20余人雑居房の1ヶ月を過ごさねばなりません。

集団生活がとっても苦手そうなフランス代表だけど、監督を始め、皆さん発言は努めてポジティブ。ワールドカップ組は一緒に決勝に行った仲だもんね!とか、マルクシとクラブを往復する手間が省ける、とか。
サンタンドレは、「マネージャーの立場としては、グループや選手個々のパーソナリティをもっとよく知ることができるよ」と言い、デュソトワールは「団結を保てるだろうし、たとえフィジカルで厳しくなってもチームのメンタル的にはいい」、と言う。

「ここにいなければいないで不平も言いたくなるんだから、いられるだけで満足だよ。だいたい4週間いられるかどうかも分からないんだ、サンタンドレはずっと同じメンバーでやるとは言ってないし…」、とクレール君は現実的である。


ワールドカップの直前にパパになったトラン=デュックは、再び家族や可愛いお子さんと離ればなれの毎日。
ところで彼にこのことを質問したジャーナリストは、どうも彼にはちょっとホームシックの気があるんじゃないか、と考えてるような気がするんだ…(´∀`)

「確かに、1ヶ月もの間家族や友達と離れるのは、誰しもつらいものさ。ワールドカップの準備に2ヶ月、本大会に2ヶ月、僕達はもうそんな状況に慣れてきてる。今季はなかなか家に帰れないね…」

                        Laceg_2

4年前マレーフィールドで…
なんてレネっぽく始めてみましたが、当時代表監督に就任したばかりのリエヴルモンとスタッフは、彼らの初采配となる2008年シックスネイションズで数々の斬新な選手起用を試み、ファンとメディアを混乱に陥れていたものでした。
まあ今思えば、あれは始まりにすぎなかった。

昇格クラブのほぼ無名な選手の抜擢。あるいは20歳そこそこの若手のスタメン起用。何人かはその重責を背負いきれず、ほどなく代表を去りました。
そして明日、トラン=デュック、パラ、マルジューの3人はまた、4年前に彼らが代表のキャリアをスタートしたマレーフィールドのグラウンドに立ちます。

「あいつらは落ち着いたもんだったよ」、とは当時の主将ナレ。マルジューは彼の代表初トライを挙げさえした。
「すべてが始まったのはマレーフィールドだ。あれから僕達はたくさんの経験をした」と、記念すべき初キャップでいきなり10番を背負ったトラン=デュックは笑顔を見せます。

「シックスネイションズとはこんなに熱狂的なお祭りなのか、と思ったよ。僕はクラブでしているのと同じように集中しようと努めたけれど、あの熱狂には心が震えた。試合の日の午後、窓からスコットランドとフランスのサポーターを眺めた。あれほど大勢の人々の前でプレーするのには慣れてなかったよ」
(トラン=デュック)


最大のサプライズ招集と言われたパラは、その時19歳。後半交代で入って15分間プレーした。ラックからボールを出そうとしてノッコンし、悔しそうにボールを芝に叩きつけるのを見て、あー気の強い子だなと思った記憶があります。
4年前も今回も、実力を証明しなければならないのはいつでも同じ。

「初招集なんて全然予想してなかった。すごくいい思い出だよ。僕はマレーフィールドでデビューするチャンスを与えられ、何年かが過ぎて、幸いまだここにいる。このまま続けられればいいよね。
いつだって証明しなければならないことばかりだ。4年前、僕はそこにいた。それから不振の時期もあった。また結果の出ない時が来ないとは言えない。スタッフが替わるということは、白紙の答案みたいなものだ。ゼロからの再出発になる。もしこの週末僕のパフォーマンスが良くなければ、またチャンスはあるかもしれないし、これきりかもしれない。フランスの9番は僕だけじゃないから…」
(パラ)


その時、フランスはスコットランドに対し意欲的で魅力的な試合をして、27-6で勝った。「結末が同じで、同じくらい楽しんで、2勝目を挙げて国に帰れればいいね」
(マルジュー)

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Marcoussis20122←見事な青タンではありましたが。
レキップがザルゼウスキ師匠のラシン行きを報じたのが水曜。同じ日の午後に行われたフランス代表の会見で、「来季のことについては週末までに公式サイトでお伝えする」と言っていた師匠は、木曜、サイトにこのようなコミュニケを載せた。

「ここ最近新聞で、僕がスタッド・フランセを離れるんじゃないかという報道がいくつかあった。僕はその情報元じゃないし、フランス代表の大事な試合を準備する週に、こんなメディアの騒ぎでかき回されるのは残念だ。
僕は今、スコットランド戦に集中している。僕には勝利というチームの目標と、スタメンとしていいプレーをするという個人の目標がある。今季、僕にはスタッド・フランセとの重要なチャレンジもある。僕達みんなの戦績を書き加えたい。あと1、2のタイトルをね」

だから、発表は今日明日にどうこうという話じゃない。彼は「決断した時はこのサイトと公式フェイスブックで正式に伝える」、と重ねて強調している。
彼にとっては代表の「後半60分の男」脱却がかかった超大事な一戦が迫ってます、けど。

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スタッド・ドゥ・フランスで愛蘭戦の延期のアナウンスが行われた後、ポール・エスポワール同期のパラとマエストリ(画像右)が、親しげに並んでグラウンドに出てくる姿はちょっと新鮮でした。
パラはでっかい兄さんたちとつるんでるところばっかり見てたから。まあマエストリもでかいけど…

Roroparra

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