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2012.01.06

【ラグビー】 シックスネイションズのリストざっと読み

昨日の夜はなんだかソワソワして、何度もPCを立ち上げてしまいましたよ…
ざっと読みです。間違いあったらスミマセン。もうちょっと時間をかけて書けるといいんだけどな。


新代表監督フィリップ・サンタンドレによるシックスネイションズのリスト発表は、予定を8分遅れて始まった。サンタンドレは選考委員会を時間延長して率直な協議をし、「99.99%」の意見一致をみたという。
それにしても、発表のたびに阿鼻叫喚だったリエヴルモン時代に比べれば、就任後間もなくしてなんという安定感でしょう。いやこれが普通なんだろうけど…

選ばれた顔ぶれに、それほど大きなサプライズはありません。サンタンドレはワールドカップ準優勝のチームを基本継続し、そこにTop14今季開幕以来目を引いた、何人かの新人と復帰組で最小限のアクセントを加えた。
初招集になるフォファナとマエストリ、そしてたび重なる怪我から復調したダヴィド、ニヤンガはミディ・オランピックによる今季前半のベストフィフティーンにも選ばれていて、文句ない選考かと思います。
フォファナとマエストリは、共に今月23歳の誕生日を迎える期待の若手たち。素晴らしいバースデイプレゼントだね。

サプライズがあるとすれば、それはむしろ選ばれなかった選手の方…たとえば、ワールドカップ決勝のスタメンの中で唯一今回のリストを外れた、ベテランのナレのような。


FWコーチのブリュを代表スタッフに引き抜かれたばかりのトゥールーズからは、現時点で12選手が選ばれている。ノヴェっさんの苦虫を想像するに、ここはやはり記者から突っ込まれるところですが、サンタンドレはクレルモンからも7人選出されていることを強調しつつ、
「リーグの首位はどこ?2位は?トゥールーズとクレルモンだ。今はこの2チームが調子がいいということだよ」

それより何より、降格危機のただ中にあるビアリッツから、欠くことのできない主力が3人も呼ばれている件の方がよっぽど重大な気がしなくもないです。ブランコの協会への発言力を考えれば、不思議な気がする。いやそもそもアシスタントがラジスケだった。いいのかそれで。
ただ、このリスト発表の直後に、ビアリッツがアギレラの1試合使用禁止処分に対する異議申し立てをFFRとLNRに伝えたというニュースが流れた。このへんでバランスとってみる?FFR?

                        Laceg_2

ポジション別にいってみましょう。

【1列
私はてっきり初招集と勘違いしたのだけれど、ドゥバティは2006年に1キャップありました。夏のテストのルーマニア戦@ブカレスト。覚えてネェー(;´д`)
クレルモンのポリバレントなプロップで、30歳、出身はベルギーなのね。で、あだ名も"Le Belge"という。

サンタンドレと選考委員会は初戦の相手イタリアのボール争奪力を考慮し、ウィング枠を削って5人のプロップを選んだ。こんな時のためのメダールとパリソンのポリバレンスであります。


【2列】
このポジションでは、長らく来る来ると言われつつ、ようやくマエストリが正式な初招集。

ナレの不在に関しては、やはり35歳という年齢がネックなのかもしれない。サンタンドレはナレのブルゴワン時代のコーチでもあり、シャバル共々よく知った仲だけに少々意外ではありました。
とはいえサンタンドレは、再び彼らを招集する可能性を否定してはいません。選考委員会の前に、サンタンドレはナレとシャバルに電話をし、彼らがこの30人の中に入らないことを伝えた。そして2人とも、新監督が今回もっと若い選手を試したいことを理解しているという。サンタンドレによれば。


【3列】
3列は代表で競争の厳しいポジションの1つですが、ほぼワールドカップのメンバーが継続されました。アリノルドキも、膝の負傷にもかかわらず選出されている。
唯一復帰のニヤンガは、07年ワールドカップ以来になるのかな。

当初このポジションで注目されていたのは、サンタンドレがシャバルを呼び戻すのかどうかということでした。しかしシャバルは今季はフィジカルのトラブルに悩まされ、インターナショナルレベルからは遠かった。
34歳になったばかりのシャバルは、リスト発表の2日前にRMCの番組で、自分が招集されるとは思っていないと打ち明けた。
現実的になろうぜ。呼んでもらえればそりゃあうれしいさ。でもフィリップはそうしないだろう。それは無意味なことだと思うよ…


【ハーフ団】
若きドゥサンの存在や、とりわけデュピュイの活躍を考えれば、ヤシュヴィリの新たな選出は大方の予想に反していたかもしれない。しかしトゥーロン戦でのヤシュヴィリのプレーには説得力がありました。
確かに、あれほどのインテリジェンスをもってゲームを組み立てることができるSHが何人いるだろうか、とは思います。代表ではビアリッツでやっているほどではないけど…
サンタンドレはヤシュヴィリがまだ31歳であり、年齢につれ進歩するポジションでプレーしていることを強調しています。

私個人は、パラにとってはいいんじゃないかと思ってる。パラはごく若いうちからクラブのSHの一番手になったことで、身近でトップレベルの先輩選手のプレーや経験を学ぶ機会がかえって限定されているんじゃないか、と思っていたから。

SOには、トゥールーズでのここ2試合で実に58ポイントを挙げて、絶好調のボクシスが復帰。サンタンドレは、「私はモンペリエ×トゥールーズに居合わせたが、彼は偉大なSOにできることをすべてした」、と高く評価している。
あの試合の時、観客席のサンタンドレの感嘆の表情を見れば、ほぼ間違いなくボクシスはイタリア戦のグラウンドに立つと思われた。ただ非常に怪我が多い選手なので、トップフォームがどのくらい続くのかという懸念が、彼の場合は常にあります。


【センター】
おそらく最も競争の熾烈なポジション。今回はリストを外れたトライユ、フリッツ、バスタローらも含めて…。選考委員会でも熱い議論が交わされたらしい。

しかし代表スタッフは、優れたフィジカルを持ちフィニッシャーの能力もある今季の新発見・フォファナが見たかった。ウィングとアウトサイドもできるポリバレントな選手。PUC(Paris Universitaire Club)で育成を受け、08年からクレルモンに所属している。

実際サンタンドレは、できることなら34、5選手を選びたかったという。FFRとLNR間のルールでそれはできないけれど。
「誰も排除されていない、このリストに入らなかったことは復帰のチャンスがないということではない」とサンタンドレは言い、選ばれなかった選手達に奮起とさらなる努力を求めてます。


【ウィング・FB】
FBには、「オレをNZに連れていかないとかバカじゃね?」といわんばかりの好調だったポさまがお戻りになられました。

そしてウィングでは、何が気に入らなかったんだか(分かる気もするけど)リエヴルモンに干され続けたマルジューが復帰。現在はモヒカン野郎になっている。すごい時はすごい男。
ユジェが結局、ドーピング検査ブッチの件でAFLDから新たに1ヶ月の出場停止をくらってますんで、まあ選択には波乱なく…。もちろんシックスネイションズには間に合うんだけどね。


フォファナとドゥバティ

Fofanadebaty

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