« | Main | 【音楽】 リアル・エステイトってどうだろう »

2011.12.07

【ラグビー】 Top14第12節

スタッド・フランセ×ラシン=メトロ 29-3 (ハイライト、YouTube)


70,868人の観客を集めたスタッド・ドゥ・フランス。パリ・ダービーは、空から舞い降りたキャットウーマンからボールを受け取ったジョニー・アリディの始球式で幕を開けた。
クレルモン戦@SDF、ペルピニャン戦@エメ・ジラルと、大事な試合で連勝して調子を上げつつあるスタッド・フランセが、なんと29-3でラシンに快勝です。

ロンちゃんの求心力恐るべし、今季はコンテポーミにコーチ・レデスマ兄の代表ベテラントリオがそろって(うはァ濃い)、着々と地盤を強化しつつあるスタッド・フランセのアルゼンチン人たち。しかもラシンのベンチにはケサダさんだ。
試合はコンテポーミVSエルナンデスのアルヘン10番対決でもあったのだけど、あろうことかコンちゃんの圧勝。昨季トゥーロンでのベンチ暮らしを経て、雪辱に燃えるコンちゃんは真に光輝いていました。
一方前線では、老練なロンちゃんがスクラムで、対面のオルランディに体育会的上下関係の厳しさを叩き込んでいた。

天気はあいにくの雨模様でしたが、スタッド・フランセはむしろうまく適応した。パペのトライとコンテポーミのDGの合間合間にデュピュイがプレイスキックで得点を重ね、16-0で折り返し。
ロッカールームでベルビジェに思いっきりネジを巻かれたであろうラシンは、意欲を持ってグラウンドに戻ったものの、やはりうまく機能しなかった。76分、ラシンから出戻ったフィヨルのトライで幕。

ピンクのパリジャンにとってこのダービーの勝利は、週の初めに現役引退を表明したリーベンベルグへのオマージュでもありました。
前会長のマックス・グアジニも、このお祭りのためにスタッド・ドゥ・フランスを訪れていた。彼はVIP席にはいなかったので、選手の何人かは試合が終ると観客席にマックスを探しに行き、彼と一緒にグラウンドを一周して勝利を分かち合ったという。

Lhommageaguazzini

                        Laceg_2

クレルモン×カストル 33-16 (YouTube)

3トライを挙げ、78分までは完璧なゲーム運びだったクレルモンでしたが、最後にパスをインターセプトされてカウンターで1トライを奪われ、オフェンシブボーナスポイントを失った。勝ちはしたものの、むしろ悔やまれる結果でした。
首位トゥールーズはボーナスポイントを取ってトゥーロンに勝ったので(33-12)、2位クレルモンとのポイント差は3。

MOMはいろんな意味でパラでした。5PG2コンバージョン、ボーンマンをシンビンに追いやり、締めくくりは自らの1トライ(72分)。うは蹴ったーw、てなもんです。彼はほんとに見てて楽しいな。
クレルモンの1トライ目(Bジェームス)もなかなか素晴らしい。

                        Laceg_2

ビアリッツ×モンペリエ 23-30 (YouTube)

シーズン序盤は似たような苦しいチーム状況で下位に沈んでいたビアリッツとモンペリエ。両者とも、ミッドウィークの延期試合を戦ってからこの週末の対戦を迎えましたが、その明暗は分かれつつあるのかもしれない。
モンペリエはアギレラで、シーソーゲームの末に4トライを挙げ、10日で3試合の厳しい連戦の最後をボーナス付きの勝利で終えました。ビアリッツは再びランタン・ルージュを持つことに。


ビアリッツは直前にスタメンのトライユが熱を出して、ブノワ・バビーが代わったのだけれど、このバビーが好調で、彼のプレイスキックはパーフェクトにヤシュヴィリの不在を埋めた。
ビアリッツはインジュリータイムに、彼のPGでかろうじてディフェンシブボーナスポイントを獲得している。

一方モンペリエは、おそらく風のせいもあると思うけれど、モヤノの精密機械が大乱調。彼が昨季のように蹴れていれば、もう少し楽な試合だったかもしれない。
最後のPGの時、さすがにパイヨーグが蹴るかと思った(みんなそう思った)けれど、モヤノがためらうことなくわっしとボールをつかんで蹴りに行ったのには、ちょっと彼のプライドを感じましたです。

ビアリッツのトライは、前日のクレルモンの1トライ目を思い出させるようなチームのアクションから。ちょっとビアリッツらしからぬ感じ?大事なところでバルたんがしっかりつないでるのは、いかにもビアリッツかもしれない。
モンペリエのアモロシーノのトライもマニフィック。


77分にトラン=デュックのトライが決まった直後、アギレラのビアリッツファンは席を立って帰り始めた。セルジュ・ブランコはコーチングのミスを指摘しているようだけれど、ちょっと(いやかなり…)心配な感じ。
心配といえば、モンペリエはトマ、ティエリに続いてウドちゃんも負傷者リストに加わった。肋軟骨を痛めて3週間のアウト。
さらにアシスタントコーチのベシュが、何の手術かは明らかにされていないのだけど(…)手術を受けることになり、3ヶ月ほど休養するらしい。復活の兆しが見え始めたモンペリエには打撃です。


ところでモンペリエのレミー・マルタンは、ミッドウィークのLOU戦はキックオフの直前に熱を出して棄権したらしいのだけど(訴訟の心労かのう)、ビアリッツ戦では交代で入る時にちょっとブーイングされたりして、彼も苦労だなと思いました。
元バイヨンヌ主将で、昨日の今日だからね…。スタッド・フランセでのチームメイト、マルコネと話す時間はあっただろうか。

                        Laceg_2

その他の試合。

首位トゥールーズでは、ポワトルノーがトゥーロン戦の開始後15分で左足首を痛めてメダールと交代した。
前に骨折したところと近そうで嫌な感じだったけれど、担架で運ばれるようなことはなく、スタッフに支えられてグラウンドを出た。捻挫だそうですが重傷で、約1ヶ月の離脱。


不振のUSAPはなんとリヨンで19-12で敗れ、リーグ7連敗ということになるのでしょうか。2週間前にデルマスのおっさんを解任してショック療法を試みたものの、今のところ変化の兆しはない。
今見たら、元主将のSylvain Deroeux が新マネージャーに任命されたみたいだ…
選手の方ではつい最近、USAPとウェールズのルーク・チャータリスが3年契約で来季加入の合意に達したというニュースを見かけたけれど、一方でメルモズが「オーストラリアもいいよね」的なことを言い出しているらしい。

                        Laceg_2

Elipapaそして、やはり深刻な状況のバイヨンヌが始まりすぎている、というお話です。
オフに積極的な補強を敢行しながらも、アジャンのホームで今季7敗目。(37-18)
月曜にはカナルプリュスが、バイヨンヌはマネージャーのガジャンとアシスタントコーチのトマ・リエヴルモンを解任し、シーズン末までの代行として…JPエリサルド元日本代表兼任コーチが返り咲いたとスクープした。

カナルプリュスではエリパパが番組のコメンテーターをやっていることもあり、情報は固いと思われた。レキップが確認したところ、エリパパは「うん火曜にプレゼンテーションがあるよー」と答えたらしい。
しかしバイヨンヌ側は、即座にコミュニケを出してこの報道をきっぱり否定した。


翌日。非常に婉曲的な話なのでフランス語表記のまま載せますが、
バイヨンヌはJPエリサルドを conseiller sportif du président(そのまんまだと、会長のスポーツアドバイザー)に任命したと正式に発表した。同時にガジャンとリエヴルモン弟、BKコーチのトーザンは"dispensé de travail"…とまあ、おおむねカナルプリュスの報道どおりということでいいんじゃないかな…
ガジャンらはさしあたってお仕事しなくていいけど、クビじゃないから給料は払いますよ、という意味でしょうか。

エリパパはアシスタントに前スタッド・フランセBKコーチのフォジュロンと、現コロミエコーチのピエール=アンリ・ブロンカンを希望しているという。
さらに現会長のCacouaultは、自分はもともとショートリリーフのつもりで、今季限りで副会長兼メインスポンサーのアラン・アフルルに会長職を譲るという話をしているみたいだ。ゴタゴタ続きのバイヨンヌ、真打ち登場でござる。


1. Toulouse
2. Clermont
3. Castres
4. Agen
5. Toulon
6. Stade Français
7. Racing-Métro 92
8. Montpellier
9. Brive
10. Union Bordeaux-Bègles
11. Bayonne
12. Perpignan
13. Lyon OU
14. Biarritz

|

« | Main | 【音楽】 リアル・エステイトってどうだろう »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91018/53418785

Listed below are links to weblogs that reference 【ラグビー】 Top14第12節:

« | Main | 【音楽】 リアル・エステイトってどうだろう »