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2011.11.30

【ラグビー】 ラグビーの夜、8回目

FtdこちらはLNR主催、リーグの選手・コーチらの投票で昨季の最優秀選手・スタッフを表彰する"La Nuit du rugby"。2010-2011シーズンTop14最優秀選手はトラン=デュックでした。おめでーす!
メダールと昨季の最優秀選手パラを抑えての受賞。ワールドカップではちょっぴり不遇だったトラン=デュックだけれど、これはあくまでリーグの賞。最優秀スタッフにもガルティエ-ベシュ-ベスのトリオが選出されるなど、昨季モンペリエの鮮烈なシーズンが反映された結果になってます。

最優秀スタッフにはその他、ラ・ロシェルとトゥールーズがノミネートされていた。降格チームをノミネートというのも異例な気がするけど、ラ・ロシェルは確かに意欲的で印象的なムーブメントのラグビーをやっていたと思う。グラウンドのどこからでも仕掛けてくる。背筋が凍った相手コーチも少なからずいたはずだよ…
ラ・ロシェルは、サポーターもTop14最高の観客に選ばれてます。(D2ではオヨナのサポ)

昨季の新星は優勝したトゥールーズから、ワールドカップに追加招集もされたドゥサン。ラカフィアもノミネートされた1人でした。
最優秀レフェリーは久々にベルドスさん以外が選ばれた。ワールドカップで笛を吹いたポワットさん。

特筆すべきは、スタッド・フランセの会長職を退いたマックスに、ラグビー界への貢献をたたえて会長賞が贈られていることかな。


Top14最優秀選手
フランソワ・トラン=デュック(モンペリエ)

ProD2最優秀選手
ティモジ・マタナヴー (モンドゥマルサン、現トゥールーズ)

Top14最優秀コーチングスタッフ
モンペリエ

ProD2最優秀コーチングスタッフ
ボルドー・ベグル

最優秀レフェリー
ロマン・ポワット


そういえば、これ載せ忘れてた気がする。こっちはFFR。フランス代表公式カレンダーの撮影風景です。いや普通だよ??
ワールドカップに行けなかった人達も何人か混じっているけど…

http://www.dailymotion.com/video/xmbkyu_calendrier-xv-france_sport

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2011.11.27

誰かにそっくりなんだけど思い出せない。
まったく試合に集中できない。まいいかどうでも

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ギタウってのはあれかな萩原流行に似てるのかな

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2011.11.25

【ラグビー】 わしったら今日もうまいこと言いました

Remymレミーとミスープの"事件"はまあ、このまま終るはずもなかったのです。
ミスープはモンペリエ軽罪裁判所が言い渡した3ヶ月のスタジアム立ち入り禁止について控訴し、レミーは…トゥーロン会長ブジェラルを名誉毀損で訴えることにした。レミーはこの1ヶ月あまり、ブジェラルが自分に対し侮辱的な発言をくり返していることに憤りを覚えているらしい。彼にも守るべきイメージがある。

一方のブジェラルはというと、私はマルタンをレイシスト扱いなどしてないよ、彼のラグビー選手としてのアティテュードの話をしてるんだがねぇ、といった例の調子です。
ブジェラルはもっぱらレミーの過去のサスペンションなどを引き合いに出して、レミーが殊更にバイオレントな札付きの選手であるという印象を与えようとしているように見える。
いわく、「レミー・マルタンは私のイメージを害している」
(;´д`)ドノクチガ…

試合中に熱くなってやってしまったことならまだしも、ラグビーのアミティエを象徴するアフターマッチ・ファンクションの場で、無抵抗の相手を殴り倒し怪我を負わせるというのは(酒癖かな)、理由は何であれあまり弁解はできそうにないケースです。
そもそもトゥーロンが最初からふつーに常識的な謝罪のコミュニケを出していれば、ミスープのことも告訴までは行かなかったんじゃないかなあ、というという気がしなくもありません。
トゥーロン側は、「ミスープは4シーズンで1枚のカードも出されていない模範的選手」と擁護したのだけれど、その意図とは逆に、ミスープは既に試合後のバイオレンスでは知られていて、2006年にLNRから20日間の出場停止をくらっていることまで表に出てしまった。


現在、「レミー・マルタンから訴えられるらしいですけどどうですか!」と、胸のときめきを抑えきれないジャーナリスト達が取材をかけまくっているらしきブジェラル。
彼は例によって、「誰がうまいこと言えとw」的毒舌を連発している。マルタンは右手(sa droite、暴力のことですかいな)を使うすべを知っていたが、自分がやられたら権利(le droit)を行使するのだね、みたいな…。でもここにいちいちそれを載せるのは、どうも"名誉毀損"に加担するようで気が進まない。

「私の発言は時折、ボキャブラリーが200語にも満たない人を怒らせることもあるかもしれない。ユーモアはインテリジェンスの形でもある。彼はどうやらそれを持ち合わせていないようだ。私の言うことにはたくさんの裏の意味がある」
(ブジェラル談)

そうさねえ、言葉を弄する能力はあっても分別は足りないかもしれないわね…。それに、ことコミュニケーションにおいては裏の意味が読み取れない方が悪いというのは必ずしも正しくない。

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トゥーロンに関しては、実際この種のトラブルは特にめずらしかない。
昨年10月のスタッド・フランセ戦では、ザルゼウスキ師匠がジュヌヴォワに「コツンと」頭突きした件で、トゥーロンは何が何でもザルゼウスキを規律委員会に引っぱってやると息巻いたものだけど、これもザルゼウスキには10日間出場停止の大変寛大な処分が下り、結局ジュヌヴォワの方が「ダイバー」の不名誉な称号を頂戴したに終った。

ところでここしばらくザルゼウスキ師匠の契約満了後の去就が取りざたされていて(彼を連れてきたマックスも辞めたしね)、その噂の1つがトゥーロンなのだけど、ジュヌヴォワはどうすんのって話以前に、師匠はパリでレミーと仲良しだったのよね…

ザルゼウスキ自身は決断には時間をかけたいと言っていて、いくつものクラブが彼に興味を示している(いた)ことも認めているけれど、自分はいつでも契約をまっとうしているし、今はスタッド・フランセでのシーズンに集中していますよ、ということらしい。

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2011.11.24

【ラグビー】 今年もオスカーの時期なのね

ミディ・オランピック、2011年の年間ベスト各賞

金のオスカー(最優秀フランス人選手) ヴァンサン・クレール(トゥールーズ)
銀のオスカー ジュリアン・ボネール(クレルモン)
ブロンズのオスカー フルジャンス・ウドラオゴ(モンペリエ)
最優秀コーチングスタッフ ガルティエ-ベシュ-ベス(モンペリエ)
最優秀外国人選手 マムカ・ゴルゴゼ(モンペリエ)
世界最優秀選手 ティエリ・デュソトワール(フランス代表)
世界最優秀監督 グレアム・ヘンリー(NZ)


受賞の映像
http://video.rugbyrama.fr/rugby/les-oscars-midi-olympique_vid204746/

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【ラグビー】 ハイネケンカップ2節め

先週末のハイネケンカップのフランス勢は、えっと3勝3敗?
カストルは最後の最後にオガーラさんのDG(鬼すぐるw)で勝ち星を逃し(24-27)、ラシンも11ポイントリードで折り返しながら60分以降にエディンバラに4トライをくらって1点差負けということでしょうかこれ(47-48)。相変わらずツメが甘いんだの…フランス。

ベルビジェは「ラシンの選手達は思い上がっていたのだ」的なことを言っているようだけれど、まあ彼は前にもそんな発言をしたし、その時はチームは奮起していたと思う。
カストルのちびっこアンドリューは、かわいそうに足首を骨折して6~8週間の離脱。

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私が観たのは、クレルモンとビアリッツとモンペリエの試合でした。クレルモンはさすがにホームで同じ過ちは犯さなかった(VSアイロニ、54-3)。ベンチに下がってお祭り気分のパラとルージュリーがほほえましかったですよね。

モンペリエは悔いの残る試合。特に序盤のカタストロフは。後半に入ってバースを猛追するも及ばず、16-13で終了の笛。
得点はすべてモヤノ(1トライ1コンバージョン2PG)。トライに関しては道中軽くノッコンがあったような気もするんですけどまあいいでしょう。もしモンペリエが勝ってたらまたモメてたんじゃないかと思うわ、ムッシュ・ローランド。

モヤノのプレイスキックは、まるでサッカーのフリーキックを見るかのよう(曲がるー)。アルヘンらしいですね。冷静で正確、戦闘マシンなどとも言われる彼。
「14歳までハイレベルでサッカーをプレーしていた。10番だったよ。ラグビーを始めたのは、引っ越して地区が変わった時だった。今でもサッカーが大好きで、TVではラグビーの試合よりよく観てるくらいだよ。僕にはサッカーをやってた頃のフォームが残ってる」


モンペリエでは最近、トラン=デュックが2014年まで契約を延長した。
トラン=デュックは当初、コーチのガルティエがクラブにとどまるか、それともフランス代表監督の後任に指名されるかが分からなかったので、1年契約(+2年のオプション)しか結ばなかった。その後、新代表監督はサンタンドレに決まり、ガルティエはモンペリエで指揮をとり続けることになったので、追加の2年を有効にしたということらしいです。

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ビアリッツ×サラセンズ。パスのつながる気のしない前半でした。「つい焦りすぎてこぼしちゃいました」ということみたい。
ビアリッツがキックを失敗すると、ベンチ横で試合を見守る私服のヤシュヴィリのアンニュイな表情が抜かれるのだけど、知的な雰囲気で素敵、いやそうじゃなかった、彼はワールドカップでももを負傷したのが再発して離脱中です。

ハーフタイムで0-0。ここまで見どころは、ラックで引っぱられたルンド兄の猛烈なパンツ食い込みくらいだ。(あれは結構股間にギリギリッときたと思う)
スコアレスドローというのもあんまりお目にかからないからちょっと見たいかも…とさえ思い始めた矢先、53分にしてようやくサラセンズがPGで先制してゲームが動き出す。
ビアリッツはそこからアリノルドキ、ングウェニャ(速いww)のトライで逆転、リードを広げ、インジュリータイムのサラセンズのトライでボーナスポイントを譲りはしたものの、昨季プレミアシップの覇者を15-10で破って…えっ今季ホーム初勝利!?

ビアリッツにはもう1つ、勝たなければいけない理由がありました。
プロップのEduard Coetzeeはシーズン開幕以来3度続けて脳震盪を起こし、先日引退を余儀なくされた。選手達はキックオフの前に、"Milesker Eddy"とプリントされたTシャツを着てCoetzeeに敬意を表したという。バスク語で「ありがとう、エディ」という意味なんだって。

兄の中の人↓ こうしてみるとやっぱりマグヌスの兄ちゃんだ。○げだとみんなコンテポーミに見えるなどと言ってはいけない。いけめんの兄弟じゃないかァッ!

Ani

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2011.11.22

ああ国芳見たいなあ。
子供の頃は日本画家になりたかったさ…

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2011.11.21

【ラグビー】 なおもジョンソンを惜しむ

マーティン・ジョンソンがイングランド人選手の視察のためスタッド・フランセ×ブリーヴを観にジャン=ブアンを訪れた時、私はマックスのことだからきっと、選び抜いたパリみやげをジョンソンに持たせたことだろうと想像した。
中身はもちろん、ほぼ嫌がらせに近いカレンダーやハデ下着等々スタッド・フランセスペシャルセットだ。

ホテルの部屋で開封し(「ふおおおおなんじゃこりゃあああ」)、ゴミ箱にぶちこもうとする手をふと止めて、出来心でピンクパンツに足を通し鏡の前に立ってみる。次の瞬間、はっと我に返って畏怖の念に打たれるイングランド代表監督。
そんな光景が頭をよぎったものでした。ああマーティン・ジョンソン、(わたし的に)なんて惜しい人材。


参考エントリ ゆっくりしていってね!!!

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2011.11.20

【ラグビー】 私はジョンソンカメラを切望していた

イングランド代表もだいぶんシャレの分かる感じになってきていい傾向だと思っていたんだけれど、残念だわマーティン。いや本当に。

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2011.11.19

Bジェームスヒゲ剃ったよね

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2011.11.18

【ラグビー】 レイシズム?

サッカーリーグアンのPSG×ディジョンの時に、パルク・デ・プランスの観客席に暴力、レイシズム(とホモフォビア)追放のメッセージが書かれた横断幕が掲げられているのが見えた。
右寄りと移民系のサポーターグループがたびたび衝突を起こしているパルクらしい横断幕だけれど、以前に比べれば、スタジアムの治安もちょっとは改善されたような気がする。フランスダービーではどうだろう…

最近、ドーバーの向こうプレミアリーグのサッカーグラウンドでも選手間の人種差別的発言が問題になったようで、まあイングランド人同士のケースの後に、今度は外国人同士のケースが騒がれるあたりがちょっと引っかかるのだけど、どちらも実際に差別発言があったかどうかははっきりしないということなのかな。
私はごく短い翻訳ニュース程度しか見ていないから、それ以上のことは知らない。

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フランスの楕円球のグラウンドでも、ラグビーワールドカップの間に似たようなトラブルが起きていた。

Top14の第6節では、昨季決勝フェイズ出場権とスクーターをかけて戦ったモンペリエとトゥーロンの熱いカードがあった(19-6)。そのアフターマッチ・ファンクションの時トゥーロンのミスープが、試合中いろいろやり合っていたらしい対戦相手のレミー・マルタンを殴って、唇を10針ほど縫う怪我を負わせた。
その翌日トゥーロンの地元紙は、「ミスープはレミーから人種差別的な侮辱を受けた」、という内容の記事を掲載したらしい。

たしかにレミーは試合中の大抵の乱闘に参加しているかもしれないし、エリサルドを玄関マットにしたこともあるけど、そういうことを言う人かなあ…といぶかしく思っていたら、レミー自身から否定のコミュニケが出た。
レミーは当該紙の内容を知って憤慨し、あの夜"人種差別的性格"の言葉は絶対に口にしていない、と断言した。

レミーによれば、アフターマッチの時にミスープが挑発にきて、「試合中の決着をつけるから外に出ろ」的なことを言ったと。レミーが断るとミスープはいきなり彼を殴り、倒れたところをさらに蹴りつけた。大勢の証人とレミーの家族の目の前で。
「トゥーロンは弁解の許されないことを正当化するために、人種差別と同じくらい重大なことをした」、とレミーは怒りをあらわにしていた。

レミーのコミュニケの翌日、ミスープの雇用主であるトゥーロンは、ミスープが人種差別を受けたという報道を正式に否定した。実際、その場にいたトゥーロンのチームメイトであるバスタローでさえ、レミーの側の証言を支持したらしい。
ただしトゥーロンが若干対応を誤ったと思われるのは、「ミスープは模範的選手で、彼は試合中にマルタンから"暴力的性格"の肘打ちを受けていた」という、当てこすりのような擁護をしたことだったかもしれない。

結局レミーはミスープを暴行に関して告訴し、ミスープはモンペリエ警察に拘留されて取り調べまで受けた。
私はワールドカップに集中していてこの出来事の詳細は知らないけど、ミスープはモンペリエの軽罪裁判所から3ヶ月、リーグの規律委員会から120日の出場停止を言い渡され、損害賠償2600ユーロと罰金3000ユーロを支払わなければならない…というところまでは見た。


スポーツにおけるレイシズムは非常にデリケートな問題だけれど、06年サッカーワールドカップでジダンが頭突き事件を起こした時も、当初はマテラッツィの人種差別発言がきっかけと誤認されて騒ぎが大きくなったわけだし、その種の教訓は常にあるかもしれない。
ジダンの件は、事情を知ってるサッカーファンにしてみれば前科持ち同士の出会い頭の事故みたいなものだったと思うのだけど、あの時はむしろ、「普段サッカーは見ないけど」で話を始めるような人達の、ここぞとばかりの言及の方にげんなりさせられたものだった。

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サスペンションで思い出しましたが、彼のワールドカップを無事まっとうしたカドモアは、先日のスタッド・フランセ×クレルモン@SDFでフィヨルをしばき倒してまた処分。LNRも「はいはいカドモアカドモア」ってなもので、20日間の出場停止です。

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【日記】 震災後家電的生活

前に麻生ちゃんが国民にカネをばらまいた時、どうせなら伝統工芸保存のために使いたいものだと考え、九段下の花田で漆塗りの椀を買った程度には日本のもの作り応援派なのだけど、ここ最近買った家電のほとんどが欧米メーカー(まあ製造はアジアのもあるかもしれない)というのはどんなものだろう。

掃除機という名の凶器○ーレは、見た瞬間あまりにもゲルマンなステレオタイプそのまんまの剛健な外観に感じ入ったものでしたが、国産メーカーのだだ漏れ掃除機と比較すれば気休め程度の信頼感はあった。付属品の価格も殺人的だけどね…

驚かされるのは性能面の要請がすべての利便性に優越していることで、あのくそ重い本体の、よりによって一番持ちづらいところに持ち手が付いている。ハンドルなんて別売りでしたよ。使用上の快適には追加のカネを払わなければならない。日本製とは根本的に哲学が違う。しかも日本製なら当たり前にハンドル部分にある電源スイッチは、振り返った後方の本体に付いている。
まあ、いらない機能をゴチャゴチャ付けて価格をつり上げられるよりはましというか、合理的なのだろうか。

さしあたっての生活に必要なのは、日本製家電の愛想の良さではなかった。しかし海外メーカーのサディスティック家電のぞんざいなサービスを、何か頼もしさと錯覚してしまう自分のM性はちょっと問題だと思っている最近なのだった。

(ところで私はずっと○ウェイクのスキンケア製品を愛用しているのだけれど、たまたま○リジンズ米国製を試してみてその大雑把な使用感に絶望した。効果は分からん)

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2011.11.16

【ラグビー】 今だから話せること

そーかIRBの会長選ね。と、ふと政治的なことが頭をかすめるにせよ、
ワールドカップの間に起きたあれやこれやについては、まあ、もう新しいサイクルに入ったわけだから…と思わなくもないのだけれど、今だから冷静に話せる的なことはぽつぽつ出てきますね。

最近、準決勝でウェールズのウォーバートンに迷わずレッドカードを出して論争を引き起こしたアラン・ローランドレフェリーが、自らのレフェリングについて説明をした。
彼はレフェリーにとって重要なのは判定の際には感情を排することだと考えていて、やり直さなければならないとしても同じようにするだろう、と話しているらしい。

「我々はアクションそのものについてしか判断できない。そしてウォーバートンの行為はレッドカードに相当した。あれは危険だったから。私には他の選択肢はなかった」

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あの判定が「フランス有利の笛」だったかどうかは、試合中フランスが同じようなスピアータックルを犯さなかった以上何とも言えない。何事もなくて幸いだったけれど、あの時点でフランスはトライ王のクレールを失う可能性もあった。
少なくとも危険行為についてのムッシュ・ローランドの判断には一貫性があり、やったのがフランスだったら同様に厳しく罰されていただろう…。ただしその場合、あんな大騒ぎになっていたかというと、ならなかったんじゃないかという気がする。

あの試合で、14人になったウェールズがやるべきことは限られていたのに対し、フランスには選択肢があり、それは時に状況を複雑にする。
数的優位にものを言わせるにはウェールズは手強い。レフェリーは残り時間、どこかでこのレッドカードの埋め合わせをしようとするかもしれない。それが適切だったのかどうかは分からないけど、フランスがああいうゲームを選択したのならそれはそれで仕方ないと思う。

仮にスペクタクルを見せて勝ったところで、どのみち「1人足りない相手に…」てなことを言われるのは分かってるわけで、あの試合はどちらのチームにとっても難しかった。
まあ、「フランスはせーぜーお客さんに喜んでいただいてから準決あたりでとっとと消えてもらいたい」的なコンセンサスは常々感じなくもない。そうはイカのき(ry
やっぱり英と英連邦のスポーツかな…

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当のウォーバートンも、クレールへのタックルは退場を命じられるのももっともだった、と認めているらしい。
「ジャイアントスクリーンでスロー映像を見たら、その時よりずっと悪質に見えた。ルールでは、選手を持ち上げて落としたらレッドカード。それが僕のやったことだ」

彼は決勝が終った後、帰国の便のオークランド-ブリスベーン間で偶然クレールの隣りの席に乗り合わせたことも打ち明けた。
「世間は狭いね。信じられなかったよ。右を見たらそこに彼がいた。彼は僕に笑いかけた。僕達は握手して話して、すべてうまくいったよ」

大丈夫、誰もあのタックルが故意の行為だなんて思わないよ。
だから、この話はこれでおしまい。とてもラグビー的なエンディング。少なくとも当事者2人にとっては…

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2011.11.15

【ラグビー】 欧州カップ、開幕

Fufuessaiつまりこの週末に見たハイネケンカップの試合はモンペリエ×レンスター(16-16)と、後は飛ばし飛ばしにアルスター×クレルモン(16-11)。トラン=デュックが映った瞬間、ストレスフルな私の脳に久々に快感物質が出タ。
フランス勢は結局トゥールーズがホームでグロスターを破って(21-17)矜持を保ったのみで、総じて低調なスタートとなったんだけれど、個人的にはハイネケンの結果はわりとどうでもいい。


モンペリエはこの記念すべきハイネケンカップ初試合に際し、クラブ史上初めてスタッド・ドゥ・ラ・モッソンに会場を移した。観客席にはモンペリエHBでプレーするハンドボールのスター選手、カラバティッチの顔も見える。
ワールドカップやらファカテらの怪我やらチーム事情が大変で、現在Top14の12位に沈んでいるモンペリエ。しかし欧州王者を迎えるこの重要な試合で真の実力を見せようと、モチベーションは高かった。

試合は昨季のTop14決勝を思い出すような展開でした。モンペリエは勇敢に戦いハーフタイムまでに13-6とリードしながらも、後半途中からレンスターに押し込まれ、よく守りましたが最後の最後にセクストンのPGで追いつかれたところで終了の笛。ガルティエはやっぱり最後のPGを見ていられず、背を向けて階段を上っていった。
ドローには終ったけれど、モンペリエランは胸を張っていい試合。"Montpellier Héros(ヒーロー) Rugby"というレキップの見出しは、もちろんクラブ名Montpellier Hérault Rugbyとかけたものです。

ワールドカップから戻ったウドちゃんとトラン=デュックは、いい試合をした。NZでは出場機会に恵まれなかった2人。試合感が心配だったけれど、ウドちゃんはカウンターを仕掛けたアモロシーノからパスを受けて独走、この試合唯一のトライを挙げさえしました。(22分)
トラン=デュックもただベンチを磨いていたわけではなかったのでして、よくチームを導き、SHパイヨーグの交代後キッカーを引き継いで1PGを成功させた(55分)。その直前にはマニフィークなタッチキックも。

そして、ディフェンスを粉砕しチームを前進させるゴルゴゼは猛烈に男前だった。

快挙まであと少し…。試合後インタビューに答える選手達は残念そうだったけれど、少なくとも彼らは、モンペリエの真の姿を見せることができたと思っている。

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プール4の本命と目されるクレルモンは、こちらもワールドカップ帰りのパラ、ボネール、ピエール、ルージュリーがスタメンに入った。前半6分のトライなどで出だしこそ理想的だったけれど、結局敵地からボーナスポイントしか持ち帰れませんでした。

私には見ていて集中を保ちにくい試合だった。このテの単調なゲーム進行で、フランスのクラブが往々にして集中を切らすことを、私は観戦経験上察知しているのでありまして、まあつまらぬミスが多々ありました。
終盤ボールを失いカウンターをくらって逆転トライに持っていかれたり(70分)、Bジェームスの目を疑うような2PG失敗(フランスでは通常"モグラ殺し"と呼ばれるキックミスである)に象徴されるように。
スクレラが痛んじゃったので急遽交代したんだけれど、ジェームスが少なくとも普通に蹴ってれば結果は違ったかなという。ジェームスはねヒゲ剃った方がいいと思う。あのヒゲがそこはかとなくいかがわしくてキックが決まる気がしない。


ワールドカップ決勝で前年度IRB最優秀選手さんの膝を顔面に頂戴して回復具合が気がかりだったパラは、やはりまだ本調子ではないのか、角度もあったとはいえ最初のプレイスキック2本を外して、以降スクレラが代わった。
パラが円陣を組んだFWを鼓舞する姿は印象的。まあFWたちも内心「このクソガキャアw」と思いながら聞いてるのかもしれないけれど。ヴォスルーまで加入して、クレルモンFW陣は萌えの宝庫ですのー。

しかしこの円陣の中にドミンゴの顔が見えないのはさびしいことで、彼は右膝の十字靱帯断裂を克服してグラウンドに戻ったばかりだったのに、先月末のビアリッツ戦で左膝の十字・内側側副靭帯と半月板を損傷して、少なくともまた6ヶ月の離脱が予想される。一日も早い復帰を。


フランスのチャットは、ヨーロッパカップの時はたいていレフェリングの話をしている。この試合は、その他はもっぱらアルスターのフェリスの話だったですね。ええあの、フリッツとデュピュイとアトゥブを目つぶしの嫌疑でサスペンションに追い込んだ実績がある…

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2011.11.13

【ラグビー】 レンスターの豪華なウォーターボーイこと

離脱の前のひと仕事

http://www.sportsfile.com/id/575391/

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そろそろガルティエが席を立ってすみっこに引っ込む時間帯

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2011.11.12

パイヨーグが出てトマやんが入ったということは必然的にトラン=デュックが蹴るんですかいなということになるんだろうけど、なかなか安定してるじゃんか。

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なんかレンスターすげえ豪華なウォーターボーイがボトル運んでた気がするんだけど

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2011.11.11

【ラグビー】 世紀のタックル

何気なしに見たら吹いたので載せときますね

Le plaquage du siècle ?
http://video.rugbyrama.fr/rugby/le-plaquage-du-siecle_vid203220/

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2011.11.10

【闘牛】 出張でーす

雑音はあれど、期待の若いメキシカーノたちもいて楽しみなアメリカ大陸のテンポラーダなのだけど、確認したいのは、モヌメンタル闘牛場の観客席で見かけるこのいけめんは誰なのかということなのですわ。

Monumentalmex_2

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2011.11.09

【音楽】 Boy, we made such a mess together. (Sufjan Stevens)

Sufjan Stevens - Impossible Soul Part III (Live At L'Olympia) (YouTube)

今年5月、スフィアンのフランスツアーの時に拾ったロングインタビューがあるので、また「更新するたび上げるエントリ」でも始めようかナなどと考えたりするんだけど、まああれはあれで骨が折れるし…

上の動画はパリのオランピアでのライブ。"Age of Adz "の20分以上あるラスト曲の一部。からまる…もつれる…空々しく楽しくもどかしい。
Boy, we can do much more together! もっともこれに続く最後のアイロニックなまでに美しい弾き語りで、この長い曲はこう締めくくられる。Girl, I want nothing less than pleasure... ふふふふ。

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2011.11.04

【ラグビー】 それでも「お疲れ」と言おう…

1つつけ加えるなら、リエヴルモンはトンガに敗れた後で選手達を責めるつもりはなかったようで、彼らにビールを出し、語り合いたかった、というようなことを当時話してました。まあ選手達はホテルに戻ってこなかったんだけど…

リエヴルモンはむしろ、気持ちの上で選手のスタンスに近すぎた。最後まで選手と監督の保つべき距離を認識できなかったように思う。
決裂の後、彼は新聞を通じてしか選手に自分の思うことを伝えるすべを知らなかったのかもしれないけれど、そのやり方は正しくなかった。

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【ラグビー】 ワールドカップいまさらまとめ

フランスのラグビーファンが、帰国した代表をまるで優勝チームのように出迎える光景はよかったですよね。
このワールドカップは選手達のラグビーの冒険譚であるだけでなく、人間としての冒険でもありました。その象徴が、オールブラックスのハカの前で全員が手をつないだあのパフォーマンスだったわけなのね。

トンガ戦の後。それがフランス代表のワールドカップの転機だったと、選手達は共通して認めてます。
現状に危機感を抱いて選手同士結束の必要を感じた彼らは、試合翌日の昼に急遽いわゆる3e mi-temps(3番目のハーフタイム)をセットした。食事とアルコールの制限はひととき忘れ、和やかな空気の中腹を割って話したという。

「トンガ戦の後は、僕達自身が責任を引き受けた。僕達はスタッフに期待しすぎていたのかもしれない。もっと団結しなければいけないと思った。僕達は試合後ロッカールームに戻ってすぐ、集まって面と向かって話し合った。その翌日にはみんなで飲んだよ。酒が入るともっと話しやすくなるものだしね」
(ザルゼウスキ談)

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Maxwc2011さて誰にこのワールドカップをまとめてもらおうかと思い、ここはまずメダール君にお願いすることにしました。
期待ほどの活躍はできなかったかもしれないけど、まあ彼みたいなタイプ(1人の世界に没頭する時間がたぶん必要な)には、この種の団体生活の規律はきつかろうとは思う。

トゥールーザンが今回のキャンプで5㎏落としたとかいう話を聞くと、まああそこのクラブはゆるいんだぬとは思うけれど、あの自由人たちを束ねて結果を出しているノヴェっさんは、たぶん彼らのことがよく分かっているのだろう…いい気分でやらせとかないと駄目だということが。


「ちょっとではあっても、負けたのは悲しいけど、フランス代表の真の顔を見せることができて満足だよ。ヒロイックなパフォーマンスで終われたのはすごく幸せだ。まあ、勝てたはずだとは思っててもね。
この決勝は16対15で行われた…仕方ないさ、それも人生ってやつだよ…

決勝進出は目標だった。初めのうち僕達はちょっと慢心してた気がするし、それでトンガに負けた。僕達の一番がっかりな試合だ。
時には自分達がやっていることがよく分からないこともあった。全方面から批判されたことも理解しがたかった。

(Q:決勝は別として、このワールドカップで忘れられない思い出になりそうなのは?)準々決勝でイングランドに勝ったこと。それと、なんで?と思われるかもしれないけど、トンガに負けたこともね。あれは何かのきっかけになったよ。
パドルボードのシーンのことも忘れないだろうな。寒いわ雨降るわ風は吹くわ波は高いわでさ、つまり僕達は風邪をひいてたかもしれないし、ことによると溺れてたかも…

僕達はたくさんのことを学んだ。またFBでプレーできたのは嬉しいよ。ウィングだとちょっとフラストレーションがたまっちゃうんだ。
もっとトライも挙げたかったな。イングランド戦で1トライ挙げて気は楽になったけど、満足はしなかった。自分のパフォーマンスより、チームのパフォーマンスに満足してる。

外国のメディアから興味を持たれたこと?目をつけられるような時は、グラウンドで思うままプレーするのに与えられる自由は少なくなるものなんだ。ずる賢くなって、回避しないとね。
あれはお世辞だよ。僕のもみあげよりパフォーマンスを覚えててくれるといいんだけどな。

(Q:トンガ戦の後の3e mi-tempsであなたの演じた役割は?)大勢に従ってご馳走になりましたよ~。あの食前酒は本当に、僕達のヒストリーの流れを変えたね。僕達は大いに笑って、壁も取り払われた。大事なことを言い交わして、裏で手を取り合って団結した。
もし僕達がトンガを破っていたら、イングランドに勝ててたかどうかは分からないな。

僕達は困難の中で助け合い、励まし合った。僕達のチームは精神を鍛えられて、そのおかげであそこまでたどり着けた。このチームの精神は失われることはないだろうし、僕達の共通の思い出は一生色あせないだろう。またみんなで会えたらいいよね。

僕達とリエヴルモンの関係は、いい時もよくない時もあった。それはまあ全部ロッカールームにしまっておかないとね。
早く帰国したいかって?うん!トゥールーズに飛んで帰って、家で独りきりになりたいよ。できれば友達や家族に会いに出かけたいし、クラブに戻って、うまいリブロースを食べるんだ。でも気をつけて今の体型をキープするようにするからね!」

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Harimarc一方、帰国後すぐミディ・オランピックの取材に答えたアリノルドキは、既に報じられていたような選手達とリエヴルモン間の緊張関係は事実だったと認めました。トンガ戦の後には、両者の決裂さえ起きたことも。

アリノルドキが早くも日本戦の後でリエヴルモンから批判を受けたと伝えられた時、RMCのコメンテーターの誰かが(誰だっけ…)、彼らは同じビアリッツに住んでいて知った仲だから、承知の上だろう的なことを話してた記憶があります。
多分そのことだろうと思うけど、アリノルドキはリエヴルモンとの関係をあくまでも否定したがった。その種の誤解は、彼にとってはしごく不本意だったと見えます。僕達は親しくもないし、彼と2人で話し合ったことなどない…

「彼は公の場でチームの内々の話をぺらぺらしゃべった。チーム内では誰も、それが当然だとは思わなかった。トンガ戦以降、僕はもうマルクの言葉を重視しなくなった。僕達(選手)は団結することに決めた。この冒険は僕達のもの。30人の男達の美しい物語でなければならなかった。僕達には彼から解放される必要があったんだ。
彼は経験不足で、距離を置いて考えることができなかった。僕達をしょっちゅう責めたりもした。彼はもうお手上げという感じに見えたよ。僕は彼がいなくなってもどうとも思わないだろう」

とりわけ選手達がスタッフ抜きで団結したのを、リエヴルモンがサッカーワールドカップ代表のバス籠城事件にたとえたことは、彼には許せなかったんじゃないかな…

私はもう08年秋のテストマッチのエントリで、リエヴルモンはあんな発言をしていては選手の信頼を失うのに、と書いた記憶があるけど、リエヴルモンの放言癖は結局彼を孤立させた。
でも私は、彼と選手達の軋轢無くして彼らが決勝に勝ち残り、あのような勇敢な戦いを見せることができたのかどうかもまた分かりません。フランスのことだからね。


ザルゼウスキと一緒にRMCのモスカート・ショーに出演したパペにとっては、もう次のページは開かれている。
「今さら言ってもどうにもならないさ。彼はもう代表監督じゃないんだし、蒸し返す必要はないよ」

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