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2011.10.08

【ラグビー】 Bon match les copains

↑って、シャバルのメッセージよ…

Moustache【レッツヒゲダンス】

まあ今回ワールドカップのあれやこれやの少なくとも半分は、ジャーナリストの責任だと思うけど。
ここ何週間にも険悪ムードだったリエヴルモンとジャーナリスト達でしたが、どうやら彼らはリエヴルモンのヒゲスタイルを評価した。というか、フランス代表監督によるウィー・アー・ザ・チャンピオンズ熱唱(いやどうだか)というワールドカップ史的瞬間を目の当たりにしたい、というジャーナリスティックな本能にはあらがいがたいものなのかもしれない。

金曜の会見にやって来たリエヴルモンは、目の前に居並ぶフレディの集団にちょっと驚いたらしい。この日、フランス人ジャーナリストの大多数の口元には、つけヒゲ。代表監督へのちょっとした目配せ。
「我がスタッフへの連帯のしるしとしてありがたく受け止めた。メルシーボクゥ」(リエヴルモン談)

ヒゲジャーナリストの中にカリファノがいた。取材に来たのね。こういうこと主導は彼かなあ…


【考えちゃだめだ、考えちゃだめだ】

フランス代表はリーダーを探し求めていると言われているけれど、ある意味そうしたのはリエヴルモンだったと思う。4年前、ワールドカップを戦ったベテラン達は、おそらくはもう呼ばれることはないと伝えられて次々と代表を引退した。
若手主体のチームで、リエヴルモンが主将に据えたのは、当時はまだブルゴワン所属だったナレ。私はリエヴルモンが自分の構想どおりの代表を作るために、あえてチームに影響力のある選手を外したのかな、と考えてました。当時。
ジョジオン、シャバル…このあたりもどうだろうかね。


さて激しいコンバット(コンバですね)が予想されるこのイングランド戦で、スタメン復帰したアリノルドキに期待されるのはそのバスクの闘志。
アリノルドキ本人は、考え込んじゃだめなんだ、フランスは自信満々な時は強いんだから、と言っている。そのとおりですね。

「大勢の素晴らしい選手がいて、その大部分はクラブの主将だ。でも僕が感じるのは、それぞれがチームに十分な貢献をしなかったということ。僕を初めとしてね。僕達は今まで本来の僕達じゃなかったかもしれない。
チームメイトに何か意見を言いたいなら、彼らがどう言うかなんて考え込んだりしちゃいけない。僕達が合意するにせよしないにせよ、それが僕達を前進させるだろう。何よりまずそれぞれが自分のポジションでリーダーにならなければいけない。僕達は自分の考えを口で話すことはできるけど、行動が必要だ。
僕達は過ぎたことの話は止めた。今はこれからの話をするよ。スキャンダル騒ぎのせいで俺達は追い込まれている。今はただこの試合に勝つことをイメージする必要がある。僕達はこれまで十分そうしてこなかったかもしれないから。僕はワールドカップは土曜に始まると思ってるよ…」

楽しくやりたいメダール君はどうかな…

「イングランドに勝つのはいつだって難しい。俺達はイマドキのコンバットをやる。プライオリティは勝つことだ。俺達がプレーしないで勝ったって、そんなの大したことじゃない。俺達はコンバットを考えてる。後は野となれ山となれ、だ」


【パラは強い子】

フランスの選手達は今週の合間に、フランス×イングランドの翌日オールブラックスと戦うアルゼンチン代表の、クラブでのチームメイトと会ったりしていた。
ホテルのホールでは、トラン=デュックとサンティアゴ・フェルナンデスが楽しげにおしゃべりする姿。ビアリッツのチームメイトと会ったヤシュヴィリは、オールブラックスは強すぎるということで大したアドバイスができなかったらしい。

水曜の夜にはアサードを楽しんだフランス代表。こういうのは総指揮ケサダさんでありましょう。
フランスが彼に感謝すべきことは、キッカー・パラをプレゼントしてくれたこと。その才能を見抜いたケサダさんは、常々パラはプレッシャーを力に変えることができるんだ、とそのメンタルを評価している。
「この種のチャレンジは、彼にモチベーションを与える」


【バルセラ VS ピーター・メイルズ】

水曜の会見に現われた選手達の中には、イングランドのジャーナリスト達にとって幸いなことに、かつてグロスターでプレーして英語ペラペラのヤシュヴィリがいた。
殺到するイングランド人ジャーナリスト達の質問に、流暢なシェイクスピアの言語で答えるヤシュヴィリ。その様子を横でぽかーんと見つめていたビアリッツのチームメイト、バルセラが一言。
「すげえよなあ。俺なんか外国語できねえし…つうか、フランス語と方言のバイリンガルだな!」

そんな南西部の男バルセラに、彼の英国人観を訊いてみよう。
「俺達がイングランド人について持っている見方はそれほどネガティブじゃない。南西部生まれのプロップとして言わせてもらえば、イングランド人とは大挙して俺達のナイスな石造りの家を買いに来る連中だ。いや冗談だよ」


【ウォルシュさんなのかよ】

イングランド戦の笛を吹くのはスティーヴ・ウォルシュ氏だそうですが、フランス国内では「またウォルシュさんかよ」的空気が流れている。つまりこの2ヶ月間で4回目、本大会開幕以降すでに3回目。

リエヴルモンはしかし、ムッシュ・ウォルシュに感謝している。トンガ戦でのエステバネズのデンジャラスタックルは故意ではなかったと見て、規律委員会に取りなしてくれたから。
というかこの方、2003年にイングランド代表スタッフと何かやらかしたの?


【ワールドカップの美男たち】

Les beaux gosses du Mondial 2011
http://www.lequipemag.fr/EquipeMag/Glamour/PORTFOLIO_les-beaux-gosses-du-mondial-2011.html

レキップ・マガジンの美男子特集は、毎回狙ってるんだか外してるんだか分からない、どこか投げやりなチョイスが微妙な味わいです。これはラグビーワールドカップ編。

フェリペ・コンテポーミの頭頂部に惑わされず、顔面の造作を正当に評価したあたりはさすがハゲセクシーの国だと思う。
他に選択肢はないんですか、などと突っ込んだら負け。っていうかアルゼンチン、1人カンナバーロがいるよね。

まあ私はグルジアから3人くらい入れかねないアレな趣味なので、これ以上の言及はひかえますね。えっクヴィリカシュヴィリいないの?


【ドゥイエ訪問】

先日スポーツ相に就任したばかりのジュードーカ、ダヴィド・ドゥイエが、初の外遊としてイーデンパークでキャプテンランのフランス代表を訪問してます。
代表は彼を歓迎、ただクォーターファイナルの前に彼がロッカールームに入るのを望まなかったという。

「私は選手達を困らせるためにいるのではない。私はこれがビッグイベントの準備で、非常に集中していることは分かっている。チームは私を敬意を持って迎えてくれ、とても自由に言葉を交わし合った。我々が話したことは、あなたがたには明かさないつもりだ。私の哲学はいつも、ロッカールームのことはロッカールームで、だった」

Ddouillet

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