【ラグビー】 この期に及んで
カナダ戦スタメン出ました
Le XV de départ : Traille - Clerc, Marty, Mermoz, Rougerie (Cap.) - Trinh-Duc (o), Parra (m) - Ouedraogo, Picamoles, Bonnaire - Millo-Chluski, Papé - Ducalcon, Servat, Poux
Remplaçants : Guirado, Barcella, Pierre, Harinordoquy, Yachvili, Estebanez, Médard
ターンオーバーで~す(´д`)…
スタメンは11人交代。パラは最終的にSHでスタート。FBはトライユ。
メルモズが負傷から戻り、USAPの同僚マルティと組む。それでルージュリー(主将)が久々にウィングのポジションに戻り、メダールに代わるという…
あの不甲斐ない日本戦の後の総取っ替えとはいえ、ターンオーバー自体はその前から予定されていたもの。
パラは本来のポジションでの出場時間が必要だろうから、私はSOのリザーブという案は現実的じゃないとは思った。トラン=デュックに万が一のことがあれば、その時はパラもいるしトライユもいるし、ベンチにはエステバネズもいる…ということなんだろうと思います。こんな時のためのポリバレンスですよ!みたいな。
しかし、批判されながらもあれほどトライユ10番にこだわった時間は結局何だったのだろうか。
メディアがちょっとしたサプライズとしてとらえているのは、ルージュリーのスタメン。まあこの"サプライズ"には2通りの意味がありそうな気がする。つまり1つ目は、ルージュリーが代表では2年ぶりのウィング起用だということ。そして2つ目はまあ、メダールを外したということですよね。
重ねて言うけど、メダールは昨季Top14のトライ王。結局ユジェは出場停止になり、もちろんアンドリューもマルジューも呼ばれなかったので、このカナダ戦のグラウンドにはリーグの最多トライランキング1~4位が軒並み不在…そんな代表チームですわよ。
(ちなみに今季Top14では、現在ジョジオンが3トライ挙げてランクトップという事実)
それはともかく、ルージュリーに関しては、リエヴルモンは彼はプレー時間が必要な選手の1人だと言い、ウィングでは10年間プレーしたのだから心配ない、と言う。これで見ると彼は左に入るみたいだけど、ルージュリーが左をやってるところはあまり見たことない…むしろクレールの方が両方できた気がする。
またデュソトワールがお休みにつき(彼のキャプテンシーに批判も出てきているようだ)、ルージュリーが主将を務める。
「オーレリアンはかつては今ほど成熟していなかったかもしれない。しかしこの3年間で、彼は私を納得させた。ポジティブな男だ」(リエヴルモン談)
なんだかなあ状態のチームの中、スクラムで気を吐くFW陣では、セルヴァだけが日本戦に続いてスタメン入りです。師匠いないけど、私としては彼をカドモアにぶつけたくない。
その意味では比較的冷静なスタメンかと思うけれど、もしカドモアとの間に何かあったらルージュリー主将に体をはって止めてもらおうと、そういう起用でもあるのかもしれん…
そのフランス代表は月曜、グラウンドに戻る前に、ホテルからすぐのタカプナビーチで今度はパドルボードをやっていた。
一応、平衡感覚の訓練という名目になっているけど、レキップの「レ・ブルーはまだ漕いでいる」という見出しを見るまでもなく、いまだ迷走する代表に対して「この期に及んで何をやっているのか」感はありありです。
そして選手達とリエヴルモンは、水温15℃とにわか雨と突風に果敢に立ち向かった。
リエヴルモンはたしかビアリッツの辺に住んでたはずで、まあむしゃくしゃすると海に行くタイプなのかもしれない。エスポワールの監督としては大変有能な人だと思う…
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