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2011.09.16

【ラグビー】 今週のフランス代表いろいろ@オークランド

時間ないなー。読んでそのまま打ち込んじゃうので、誤訳あったらすまそ。

【スクレラ、NZワールドカップ最後の3日間】

スクレラは棄権の会見も見たけれど、もう痛々しくてね…普段通りに振る舞ってはいるけど、そんなものさ、という笑顔がつらい。
ほんの10数分でもワールドカップのグラウンドに立てただけ恵まれていると考えるか、いったん手にしかけたものだからこそ残酷だと考えるか…


火曜の午後。まだトレーニングもできず、その時点で彼のワールドカップの行方は分からなかったけれど、スクレラはフランス代表の公開練習に来ていた。タッチライン際から父親のジャン=クロード・スクレラDTNとトレーニングの様子を見、笑顔でサインし、ジャーナリストと談笑。
「よくなってるよ。手も握れるし。まだ腕を上げるとちょっと痛いけど」。彼はジャーナリスト達にそう話したらしい。相手を、あるいは自分自身を安心させようとするかのように。翌日、リエヴルモンが彼の棄権を伝えた。

帰国の前、スクレラはトゥールーズの時のチームメイト達と海辺のテラスで昼食をとりながら、NZでの最後のひとときをすごした。それから木曜、代表の仲間達にメッセージを残して飛行機に乗り込んだ。

「チームメイト達には、今彼らと別れるのはとても悲しい、と言った。本番はこれからだった。今は長い旅が僕を待っている。僕はホールに一言書き残した。夢の果てまで行くために、ベストを尽くすよう彼らに言おうとしてね。クォーターファイナルの出場権を獲得しにいき、それから、すべては起こりうる。新監督は新しい選手を連れてくるだろう。僕はこれが自分の最後の代表招集だったと思っている」

親子鷹
Davidjeanclaude


【ベベ・バイロンと招集の波紋】

そのスクレラに代わって招集されたドゥサン。U-20仏代表の主将であり、そのアスレティックなクオリティから"ベベ・バイロン"とあだ名されている。
昨季はTop14の決勝フェイズでSHでスタメン、トゥールーズの18回目の優勝に大きく貢献した。

ノヴェっさんによれば、ドゥサンは「ずば抜けた才能があり、真面目で勤勉」
リエヴルモンも、「彼は非常にハイレベルな選手。優れたテクニックの持ち主で、いいパサーであり、キックプレーもいい。私は招集するには彼が最適だと思っている」と、この決定を説明している。

しかしモスカートのように、彼の招集を懐疑的に見る声もなくはない。
「私はこのチョイスが理解できない。ドゥサンは期待の若手だが、このたった1年しかTop14で活躍していない。チョイスには一貫性が欠けている。彼はクラブではSHとしてプレーしているんだから。私ならヴィズネスキを呼んだだろう」

今回の招集では、彼のSOもできるポリバレンスが評価された。ドゥサン自身は、10番は自分のお気に入りのポジションだと話している。
「もうずっと前から、10番でプレーする方が好きだ。このポジションは多くの自由と責任を同時に与えてくれる。キックで、アタックで、そしてディフェンスで」


【9番か、10番か】

偶然同じ日に、ドゥサンと同じことを言ったのがパラ。9番と10番はまったく違う。10番にはずっと自由がある。9番はもっとストラクチュアルで、試せることは10番より少ない。
ただ、パラは9番も10番も同じように責任あるポストで、同じようにBKラインのパトロンだ、という。

リエヴルモンは「パラは試合中いつでもSOを務められる」、と評価している。それでもパラは、自分のポジションは9番だと主張している。自分が一番いいプレーができるのはそこだと。もちろん怪我人が出た時などに、ポジションの穴を埋めるのはいとわないけど…
パラは自分がポリバレントだとみなされたくない。だって、それはリザーブにうってつけだということだから!


【呼ばない理由】

「我々がこのグループを組んだ時、ミシャラクはもうトゥールーズでプレーしていなかった。彼は南アフリカでプレーを再開したが、私は長いこと彼を見ていなかった。彼は結果を出していると聞いてはいるが、私にはその確信が持てない…」

とは、リエヴルモンの弁明。


【レアな遅刻】

さかのぼって火曜の朝。カナダ戦のスタメン発表の時間、ホテルの会見場に集まったジャーナリスト達の前に代表監督はいなかった。
時間に几帳面なリエヴルモンにしては珍しい…そして数分遅れて、ヒゲの浮いた顔で目をしょぼつかせたリエヴルモンが登場。

「申し訳ない、まずった…。いつもは明け方に起きるんだが、目覚ましをセットし忘れた…。後で、あなた達の方から選手に"真面目にやれ、時間割を遵守して試合を準備しろ"、と言いに行ってください。さてカナダ戦のチームをお伝えする。センター:ジョー・マゾ、№8:リオネル・ロシニュー(代表のプレス担当)などと言わないようにしないと」

もちろん選手は、遅刻がもれなく罰金であることを忘れていない。「はいはい、罰金は高くつくと思いますよ」、とウドちゃん。


その現役時代と寸分変わらなそうな体型を見るだけでも、リエヴルモンが自分に厳しいタイプだということはうかがえる。だからつまり、彼は自己管理が甘そうな選手は基本好まない。たとえば、5キロも減量しなきゃいけなくなるような…

Lievremontpaddle


【ルージュリーとキャプテンシー その1】

そもそもルージュリーが最初にリエヴルモンの不興を買ったのは、09年にTop14で優勝を果たした直後、フィジカルの消耗を理由に夏のテストマッチの招集を辞退したあたりではないかと思われる。
1年半干された後、2010年秋のワラビーズ戦の後には、リエヴルモンと向き合って本気の言い合いもしたらしい。それはどうやら、むしろ両者の理解につながった。

「あの試合の後、僕には気に入らないことがあった。僕は偽善は好きじゃないし、言わずにはいられない性分なんだ。あの時は、うん、僕は怒ってた」


ルージュリーがクレルモンの主将に指名されたのは05年の時。
「主将になったことで、僕はオープンになって自分を見つめ直すことができた。それまではちょっと内気だったんだ(エエエ(;´д`)エエエ)。とはいってもそれほど無口というわけじゃなくて、どちらかといえばひかえめ、かな。この役割はグラウンドでも人生でも重要だった。何より、人の言うことを聞くようになったよ」

そして今は、足首の骨折を克服してリエヴルモンの信頼も得、カナダ戦でキャリア初の代表主将を任された。
トレーニングでは、チームが真剣に取り組むよう努めているという。それは前の週にチームに欠けていたものだから。

「僕は今それをかみしめているところ。それは誇り、素晴らしい名誉だ。でも僕は一兵卒のままだよ」


金曜のトレーニングで足首に痛みが走ったと伝えられているけど、見たところ普通に歩いているっぽい。


【ルージュリーとキャプテンシー その2】

ルージュリーはいつも陽気。「ものごとがあまりうまくいっていない時は、ポジティブに考えたいんだ」、というタイプ。
先輩さすがっす!のメルモズは、「ルージュリーの特徴がよく出てるのはメンタル。そのオーラで、チームに対して影響力を持っている」、と誉めちぎる。

ためしに他の選手達にも話を聞いてみましょう。

「皆さんご存じでしょ、主将じゃなくったって、あいつは既にうるせえもの。彼が自分を抑えてるか、僕達が彼に落ち着けよと言ってるかどちらかだ」
(トライユ談)

(Q: ルージュリーはいつもふざけているという評判ですが?)
「主将をやってる時はそれほどでもない。彼が主将じゃない時にやってるようなバカはできない。彼は今週は落ち着いてたよ」
(クレルモンの同僚、パラ談)


【カドモアにメール】

パラはすでに、クレルモンのチームメイトのカドモアにメールを2、3送ってあいさつを入れたそうである。
「ちょっとは手加減してもらいたいし、僕に悪感情を持たないでほしいし…」

同じクレルモントワの2列仲間ピエールも、先週カドモアとメールをやりとりした。「あいつの誕生日だったんでね」
そしてこうもつけ加えた。「あいつはもう、以前言われていたようなバッドボーイじゃない。もっとプレーに集中してるよ」

カドモア本人の談。
「俺はそんなに悪い選手じゃないと思う。俺は自分のプレーをしている。誰かを傷つけたり、俺が最強だと言いたいがためにラグビーをやってるわけじゃない」

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