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2011.09.30

【ラグビー】 騒々しい週だったな…

ジョー・マゾが「選手とマルクは大いに尊敬しあっております」と請け合ったのも空しく、両者の軋轢の噂は今週相変わらず代表周辺と本国をかけめぐったのでした。


フランス本国では、「ベストメンバーはトンガ戦で見られる」と希望的な予想をしたレキップのコンサルタント、アラン・プノーが弱り切っていた。やはりリエヴルモンは常人の想定範囲の斜め上を行く。
プノーは、パラは才能豊かな選手だが、10番というものは経験が必要で、一朝一夕でなれるものではないのだ、としごくまっとうなことを言っている。トラン=デュックを戻すべきであると。

トラン=デュックは衝突した時の首の痛みで週の半ばまでチームトレーニングを休んでいたので、それが純粋にスポーツの選択なのか、それともメディカルな選択なのかは分からないんだけど、まあ後者ならそう言うだろう…


そのトラン=デュックが、このタイミングでレキップの"独占インタビュー"に答えた。彼は今回の10番スタメン落ちは「本当にがっかりしたし、驚いた」と発言している。
「何より、相対的に考えるよう努めている。というのは、みんなが分かりきったことを質問してくるから。"つらくない?"。つらいにきまってるじゃないか。でも僕はもう先に進んで、トンガ戦、本来話すべき僕の試合の準備をしている」

電子版では一部しか読めないけれど、全部答えるからもうつまんない質問すんな、ってことなんだろうか…


一方、望むと望まざるにかかわらず非常にややこしい状況に巻き込まれた10番パラは、トラン=デュックはすごく模範的な選手なんだよ、と強調している。

「僕にとっては簡単じゃなかった。フランソワは僕が大いに買っている選手だし、違う理由で大好きなやつだから。彼のところに行って話をしたけど、彼は僕のことを怒ってない。僕のトレーニングだって助けてくれてるよ」

パラはNZ戦の後、メスでSOをやっていたパパから駄目出しされたそうだ。

                        Laceg_2

RMCは快調に飛ばしている。火曜のモスカート・ショーには、寸前でワールドカップのリストを外れたマルコネが招かれた。

「選手達と電話で話したけれど、彼らの間ではうまくいってる。でも代表監督の態度に納得してない選手もいる。ある日はプレーし、またある日は外される。そりゃあ分からないよね。それが緊張を生んでいる。でもチームは時折この緊張から生まれるものだ。
いくらかの緊張、代表監督に対するいくらかの苦々しい感情はきっとある。チームの利益とコンペティションの続きのために、彼らはそれを問題にしない方がいいと考えている。マルクはもう、当然チームを信頼してない気がする。火のない所に煙は立たず、さ。チームはもう当然彼の言うことに従っていない」

彼が電話で話した選手…というのはバレバレな気がしなくもないけど、まあ、平素は模範的な師匠がリエヴルモンの起用に疑念を漏らしたのには、マルコネへの扱いのことも少なからず影響したんじゃないかという気もする。
RMCはリエヴルモンの母親にまで取材をかけたらしいけど、それは明らかにバランスを欠いた報道。


また、RMCのワールドカップ特番で解説をしているシャバルは、相変わらずリエヴルモンのチョイスに当惑している。

「今では誰もマルクの向かうところが分からない。俺はモルガンにうまく切り抜けてもらいたい…。もっとも、あいつはNZ戦では何とかやった。あいつは才能があるからな。だがロジックはどこだ?今、フランソワは自分がもっぱらブロットをやるためか、スタジアムのベンチを磨くのに都合がいいだけなのかどうか自問してるに違いない。
マルクが彼に信頼を置いて3年半になる。俺はマルクが彼を直接非難するところにも居合わせた。だが、マルクはこのイベントまで彼を進歩させるためにチームにとどめた。そしてD-デイが来て、マルクは彼をやっつけている」

まあ今週、合間にはシャバルの批判について質問されたルージュリーが、例の軽口でさりげなくシャバルを"元選手"扱いして今後のクレルモン×ラシンに新たな遺恨を残す(?)…といったこともあったにはあったらしいのだけど…

                        Laceg_2

サッカー代表になるか。それともいろいろあったらしいけど優勝したハンドボール代表になるか。
もっとも選手の中には、2010年サッカー代表との比較を持ち出そうとすると、口には出さないまでも軽く殺気を漂わせる人(エステバネズだ)もいるらしい。

「ああ、チームはうまくいってますよ。でもチーム内ではいつでも衝突はある。毎日がお祭りじゃないんだからさ。俺達は"世界一のキャバレー"(というパトリック・セバスティアンの番組がある)にいるわけじゃないし」、とは見かけによらず楽しい人と評判のバルセラ。

安心のベテラン、プクスは模範解答。
「緊張があるのは当然さ。でも何よりチームの利益を気にかけなければいけない。落胆して怒りにまかせてしゃべってしまう選手はいつでもいる。こんなふうに反応するのも普通のことだが、メディアを信用しないことだね。チームの内部事情は守って、あらいざらいぶちまけたりしちゃいけない」


さて一連の過熱報道にリアクションを起こしたのは意外にも、スタメンとベンチのはざまで地味なスタンスと思われていたパペだった。
彼は日頃からはっきりものを言うタイプ。水曜の朝、彼は居並ぶジャーナリスト達に論争を止めるように訴えた。

「こんな騒ぎは今すぐ止めるべきだ。派閥なんかない。選手とコーチ陣の間には何の亀裂もない。少し不満を抱いたやつらがいたかもしれないのは確かだ。僕みたいにね。僕もプレーできない時はそうだったかもしれない。それはスポーツの掟。でもさしあたって僕達に必要なのは団結だ。
あなたたちにとっては難しいかもしれないけれど、みんな一緒に素晴らしい冒険ができるよう、団結して僕達を応援してほしい」

開幕以来、フランス代表の後ろには、地球の反対側まで応援にやって来た大勢の良きサポーター達がいる。イーデン・パークで、おらが代表を励ます17,000人のラ・マルセイエーズは選手達の胸を熱くした。
「フランス人は僕達を信じてくれている。僕達は彼らを失望させないためなら何でもするよ」(パペ談)

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