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2011.09.03

【フランス、スペイン、メキシコ闘牛】 テンポラーダは秋へ

欧州のテンポラーダは夏祭りを経て、秋の収穫祭のコリーダの季節に移りつつある。

ここまで見た印象では、抜けているのは完成度においてマンサナレス、決意においてタラバンテという感じだ。
タラバンテは今季は大事なところで剣を成功させているのが大きいと思われるけれど、やはりちょっと危なっかしく見えるところはある。剣の瞬間、牛の角が彼の胸元やももをぎりぎりかすめる場面を何度か見た。
それでも彼はものともしない。何かを吹っ切ったような闘牛をしている。

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セバスティアンは最近、トレロとしてまた次の段階に入ったという気がする。ただ、彼の一番すごい闘牛を見たいと思ったら、今はアメリカ大陸に行かなければならないかもしれない。
昨年末、メキシコでグアダルパーノ号(どうしてるかな…)をインドゥルトした闘牛はすごかった。まるでモヌメンタルの観客を挑発するかのようにして闘牛をした。観客も興奮してヒートアップする。彼が欧州であんな闘牛をやっているところを、まだ見たことがない。

グアダルパーノ号は種牛にするは少し足が弱く見えた。ファエナの最初に転んで起き上がれず、クアドリージャが尻尾を引っ張って立たせる場面さえあった。セバスティアンは、彼のキャリア最高の1つとも評されたファエナでこの牛の命の赦しを得、観客は熱烈にそれを望んだ。
ファエナが進み、最後には彼と牛は本当に"踊って"いた。絹のようになめらかで官能的で、圧倒的なパセの連続の後、セバスティアンは牛にムレタを与えるままにして、恍惚として両手を広げ、剣を替えに行った。

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