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2011.08.06

【ラグビー】 ユジェの件、もう少し

ユジェがアンチドーピング規定違反でW杯の夢を断たれたことについて、やはりいぶかしく思うジャーナリストも少なくなかった様子です。

ユジェはドーピングを疑われていたのか、という質問を受けて、選手組合長マチュー・ブランは「何らの疑いもない」、ときっぱり否定した。
「ユジェはシーズン中にさまざまな検査を受け、もちろんすべて陰性だ」

AFLDからの警告は、違反のたびにあったらしい。しかしユジェは自分のスケジュール変更を伝えるのを怠り、彼はそのことで責任を感じているという。


ただ個人的にちょっと引っかかるのは…
ユジェがマルクシにいるに決まってる代表戦の前日に検査官が訪問した、というのもそうだけれど、3度目の違反の時の「ぎりぎりになって決まったフォトセッション」というのが、レキップの季刊付録誌 "SPORT & STYLE "の撮影だったらしいことですね。

もともとリエヴルモンがユジェを起用し続けることには批判が多かったけれど、とりわけレキップの批判は、一選手に対するものとしてはかなり厳しかった記憶がある…
うーん私の考え過ぎだろうけど。


そもそも、しばらく前に始まったこの所在報告の義務づけには、選手のほとんどが反対していた。「抜き打ち検査ならトレーニング場に来ればいいじゃないか」、と当時トライユは言ったものでした。
選手たちは3ヶ月前からスケジュールを報告しなければならず、いつ来るか分からない検査に拘束される。

この件でユジェはプロ意識に欠けたのかもしれない。でも実際、ここまで代表の選手達は皆(監督のリエヴルモンでさえ)、この規則をそれほど真剣に受け止めていなかった。背筋に冷たいものが走った選手も少なくなかったと思われる。

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