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2011.08.18

【フランス闘牛、ラグビー】 ベジエのフェリアと、ナルボンヌのアフィシオナードと、インタの続き

ShaunSustos et triomphes de Castella et Juli(動画)
http://www.feria.tv/video-1907_sustos-et-triomphes-de-castella-et-juli.html


セバスティアンの故郷ベジエは、先週11日から15日までお祭りのただ中にあった。セバスティアンは12日と13日のコリーダに出て、耳4枚と3枚を取り、2日連続でグランド・ポルト。

↑の動画はフェリアの幕開けとなる12日の闘牛から、フリ(耳3枚でグランド・ポルト)とセバスティアンのファエナ。牛はダニエル・ルイス。ポンセは耳が取れなかった。
セバスティアンは6頭目の危ない牛(かっきり人間を見てる…)に3度引っかけられながらも勇敢に戦い、耳を2枚取った。古くからのアフィシオナードは、何度牛にはね上げられても角の前に立ったセバスティアンの子供時代を思い出したんじゃないだろうか。

                        Laceg_2

ベジエとその周辺はもちろんラグビーにアツい土地柄でもあり、闘牛ファンのラグビー選手も多い。ProD2、ナルボンヌのパワフルなセンター、ショーン・エガルティ(画像)は、チームメイトのシェヴチェンコ、グリフール、ルイズと一緒に、ベジエのアレーヌの観客席でこの日の闘牛を満喫していたはず。

エガルティはバイヨンヌでプレーしていた頃、初めて闘牛を観に行ってその魅力にハマり、特にミウラ牛が大好き。ミウラが好きならさぞ勇ましく男っぽいトレロが好きなんだろうと思いきや、彼のお気に入りの闘牛士は(シェヴチェンコと同じく)セバスティアンなんだそうだ。
「セバスティアンは優雅だよね。俺はマタドールが牛を踊らせるのが大好きなんだ。彼は見事にそれをやってのける」

ところで私がこれまでに知った闘牛好きラグビー選手は、そのほとんどがBKだった。たまたまかもしれないけれど、BKたちは突進してくる猛牛(相手FW?)に立ち向かい鮮やかに"踊らせて"みせるトレロの勇気、そして優雅さに共感するのかも。

                        Laceg_2

ついでなので、先日のエントリに載せたセバスティアン23歳のインタビューの続きもやっとこう。


Q: あなたが14歳の時、ベジエの闘牛場の興行主があなたのキャリアにかかわり始めた。何より、あなたをスペインに連れて行った…

「僕はセビージャに来て幸せでした。ここで冬を過ごして、翌シーズンの初めにフランスに戻った。そこでフェスティバルの時、ホセ・アントニオ・カンプサーノと出会ったんです。彼は僕にとって最も重要だった。僕のマエストロだ。その日、彼は僕の闘牛を見て、僕を援助することにした…。それから彼の家に住まわせてもらって、彼の家族に囲まれて2年間暮らしました。まるで息子のように。居心地がいいと感じたのは初めてでした。僕はあそこでとても幸せだった」

Q: マエストロに打ち明け話はできた?それとも内気な子供のまま?

「特に彼の奥さん、グアダルーペと話していました(初めて微笑む)。やっぱり女性との方がうまくやれるんですね…」

Q: ホセ・アントニオとは闘牛の話を…

「そうです。彼との関係はとてもスペシャル。いつも闘牛場のカジェホンで僕を見守って、すごく神経を高ぶらせている。いつだったか、僕が角に引っかけられた時には牛を引き離そうと飛んできて、彼自身も怪我を負った。彼が僕のために命を危険にさらしたことは分かっています。彼とはいつも気持ちが通じる。でも彼の奥さんのことはもっと信頼しています」

Q: だから、あなたは孤独ではなくなった…

「実際彼といる時、僕は少し心を開いていました。でも彼の友人が来る時には、早めに夕食を取って出かけてしまいましたけど(笑)」

Q: 2年たって、一人暮らしに戻った?

「18歳になって、自立したいと思い始めたので」

Q: 恋愛経験は?

「それが恋だったのかどうかは分からないけど、初めての人にはとても強い何かを感じました。彼女はそれまでにつきあった唯一人の女性。僕はほとんど彼女の虜だった」

Q: それからどうなったの?

「アルテルナティブの後、僕には難しい時期があった。僕達の関係はちょうどこの悪い時期と重なっていた。彼女自身もうまくいっていませんでした。でもそのすべてが、僕を牛から遠ざけすぎた。僕は頭を冷やして考え、闘牛のスターになるという野心を思い出した。それが彼女と別れるきっかけになりました。僕にとって闘牛界の大物になりたいという思いは、女性への愛情より強い」

Q: 両立はできないもの?

「僕には無理です。同時に2つのことは考えられない。僕は牛のために1人でいなければならない」

Q: 女性のために泣くことはある?

「ええ、今あなたに話したばかりの人のために。彼女はホセ・アントニオ・カンプサーノの娘です」

Q: まあ!

「(笑)スペインに来た時、僕は女の子とつきあったことがありませんでした。彼女は4つ年上だった。彼女は両親と暮らしていて、僕達は友達になり、彼女は本当に心を許せる存在だと感じた…」

Q: 実はあなたが彼らの家を出たのはそのため…

「理由はいくつか。それに、彼女のお父さんは僕達の交際の話を聞きたがらなかった。お母さんはその逆でしたけど。結局、僕達は別れた方がよかった」

Q: もし他の女性との出会いがあったら?

「(笑)今はマイアミに住んでいる女の子が大好きなんです。ちょうど2ヶ月前にアメリカで知り合って。彼女が好きだし、失いたくはないけど、それでも僕は状況をコントロールしたい。彼女が聞き入れてくれるかどうかはいずれ分かる…」

Q: あなたをコントロールしているのは?

「牛。僕がすべてを捧げたいのは牛だけ」

Q: 誰かを好きになる時に、ご両親のことが頭をよぎったりは?

「何も関係ないです。一時期、酒を飲むのが怖かったのは本当。酔って父のようになるんじゃないかって。でも自分は、飲む時には大笑いして楽しむタイプだってことがよく分かりましたよ(笑)。心配することなかった…」

Q: 今は一人暮らし?

「1人も1人。時々フランスのノビジェロの友達が、練習をしに1、2ヶ月僕の家に来たりはしますけれどね」

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