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2011.08.29

【スペイン闘牛、フランス闘牛】 ビルバオ、8日め

ビルバオのフェリア8日目。エル・シド(耳1)、セバスティアン・カステラ、ホセ・マリア・マンサナレス。
雨の切れ間か、砂場はこの日もじっとりと湿っている。入場の時には青空ものぞいたけれど、すぐに灰色の雲に覆われた。


エル・ピラールの牛は闘争的で誇り高く、闘牛士の支配を甘んじて受け入れようとはしなかった。とりわけ自分より大きいもの…馬に対する攻撃は猛烈で、ピカドール達には受難の午後になった。
1頭目と2頭目はまあ普通の大きさの牛だった気がするけれど、あとは大体600キロ以上あり、しかもこのサイズでも機動力がある恐るべき牛たちだった。

特にマンサナレスの1頭目(3頭目)は足が弱くて交換になり、出てきたのは683キロの大牛。2度馬を持ち上げてひっくり返し、ピカドールをしたたか落馬させた。この後彼のバンデリジェロがいい銛打ちをして、ムレタの始まりを助けた。
マンサナレスはいつものように毅然としてこの怪物に対峙したけれど、ファエナも落ち着かず、汗だくで、彼はデスカベジョで自分の手を傷つけさえした。彼は前にも自分の剣で同じ親指の靱帯を切り、今でもテーピングをしている。

彼の2頭目もすごかった。押されたピカドールは苦しまぎれに槍で牛を傷つけすぎたように見えたけれど、ほとんど関係なかった。
たくましい体つきのマンサナレスは苦しみながらもよくつないで威厳を示し、もし剣が成功していたら耳が出ていたと思う。残念なことに、この日の彼は剣が良くなく、努力は報われなかった。でも無理もない…

                        Laceg_2

セバスティアンの1頭目(2頭目)のファエナには、耳が1枚は出るだろうと思った。事実、観客はハンカチを出さなかった主催者にブーイングを飛ばした。
牛はカポーテに対して集中に欠け、やや散漫で緩慢で足元の危なっかしい牛に見えた。この牛が気高く見えたなら、そうしたのはたぶん闘牛士だ。

セバスティアンとクアドリージャは槍と銛の場でいくつかミスをして、雰囲気を変えようとしてか、セバスティアンはきれいなキテもやってみせた。
しかし観客がシドさん(1頭目)の耳に満足した後で、おそらく牛への落胆もあって、ムレタは少し沈んだ奇妙な空気の中で始まった。

目を引く演出もなく始まった最初のパセのシークエンスで、セバスティアンはしかし「やれる」と感じたようだった。砂場の真ん中に牛を誘い、観客席に向かって、人差し指を口に当てて沈黙を求めた。
静寂の中、セバスティアンは丁寧に、かなり集中して、ムレタで牛を導いた。観客席から拍手、音楽が始まる。

セバスティアンはマノレティーナも試みたけれど、一度通しただけであきらめた。しかし彼のダウンテンポとコンセントレイションのファエナは、また違ったエモーションを喚起したように思う…ただ、主催者はそれを共有しなかった。
牛の最期はとりわけ印象的だった。多くの場合、剣が決まった後、瀕死の牛はうずくまってクアドリージャがとどめをさすことになるのだけれど、この牛は前足をつき半ばくずおれながらも、最後まで後脚を踏ん張り、ひざまづいたセバスティアンが見守る前で、どうと倒れた時にはすでに事切れていた。


セバスティアンの2頭目で、彼が投げた帽子はさかさまに砂の上に落ちた。
彼はファエナの最初から、牛と見合って「こいつはやばい」という顔をしていた。大きいけれど機敏な牛で、パセして向き直った瞬間にムレタと人間を見比べている。きれいにパセをつなげさせてくれる牛には見えない…というか、下手につなごうとしたら、やられそうな牛。
剣は2回とも、真ん中に入れることができなかった。最後まで自分の形が作れず、だから、この闘牛は牛の勝ち…

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全員がクタクタで終っただろうこの午後、牛に恵まれ、唯一自分のペースに持ち込んでファエナができたのはベテランのシドさんだった。1頭目では耳を1枚取って、フェリアのスカーフを巻き幸せなブエルタをした。
自分でも大納得の出来に、ファエナの最中から笑顔が抑えきれない。この方のリアクションは、いつも分かりやすい。

同じバスク文化圏でも、ビルバオのアレーヌはパンプローナの騒々しさとはまた雰囲気が違う。もうちょっとブルジョワっぽいというか…フランスバスクで言うなら、バイヨンヌに対するビアリッツみたいな印象。
マンサナレスの3頭目で交換があった時(牛はお迎えの牛たちに関係なく自分ひとりでトリルに帰った)、闘牛場の清掃係がマンソ牛たちの落とし物をスコップですくい上げてバケツに放り込むたびに、オーレオーレと声援が飛ぶ。これには実況のマノロさん達も大笑いだった。


ホセマリと、683キロ!トレロがフリとかだったら、もっとすごい絵になってた気がする。

Josemari

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2011.08.28

でかくて獰猛な牛たちだった…
セバスティアンの5頭目は、ことわざに反して帽子はさかさまに落ちた。マンサナレスはかえすがえすも剣が残念。お疲れさまでした…

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ピカドール受難の日。
今日は全員くったくただぬ。

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4頭目シドさん、またピカドール落馬。今のところ、今日まともに槍打てたの1頭目だけだよエル・ピラール…

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マンサナレスの交換の牛。角が下向いてるからやりそうな気はしたけど、馬を持ち上げて2回とも転ばした…

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@ビルバオ

シドさん、セバスティアン、マンサナレスのセビージャ組。
1頭目シドさんに耳1枚。2頭目セバスティアン、これで耳出ない!?主催者??

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2011.08.26

【ラグビー】 カナダ代表の"お家芸"

個人的に今回ワールドカップでとりわけ残念なのは、やはりノルウェー代表、いけめんルンド兄のつるつるでもさもさな勇姿が見られないことでしょうか。
ところでノルウェーって一体どのくらいの実力なの、とIRBランキングを見に行ってみました。結構スクロールしました。


Jcudmorewc2ところで私はつい最近、ワールドカップでカナダが日本及びフランスと同組だということを知りました。正直、ワールドカップにどこが出て誰が出るのかも把握してません。えっとカドモア入ってるよね?

フランスリーグでイエローカード22枚にレッドカード3枚、対戦相手との武勇伝は数知れぬ漢・カドモア。あれで結構人気があるらしい。
あだ名は"カナダの木こり"。彼は実際、この草木一本残らなそうな職歴を持っている。ラグビーを始めたのはバンクーバーで(なるほどアイスホッケー…)、17歳の頃。

「友達の1人が俺に訊いてきたんだ。『おまえ土曜は何してんだ?』 それからヤツはこう言った。『ラグビー場に来いよ。ケンカやり放題で警察もうるさかねえぞ』
俺は思ったね。『やべえ、このスポーツは悪くない!』」
(カドモア談)

       (゚ー゚;

やはり軸はぶれていなかった大将、さらにレキップによる取材は続きます。

「バイオレンスはカナダ人のお家芸だ。カナダ人はいつでも戦闘準備OKだ。それがカナダ人をエキサイトさせるんだ。俺も同じさ。だけど俺はチームに何か貢献できるよう努力してる」

すでに各国レフェリーからマークされ、カード方面に関しては、何か記録的な瞬間さえ予感させる大将のワールドカップ(…出るよね?)。見届けたい。
なおこのエントリについて私は責任を負いかねるので、カナダ代表ファンの皆さん苦情はカドモアに言ってね!

Jcudmorewc

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【ラグビー】 ガルティエ、新代表監督任命に苦言を呈す

サンタンドレのワールドカップ後のフランス代表監督就任は、FFRの役員会で承認され、昨日発表された。12月1日から指揮を執る。

会見は来週火曜…場所は"マルクシの協会本部で"とするところと、"ブジェラルも出席してトゥーロンの本部で"とするところがある。アシスタントコーチについてはまだ分かりません。

                        Laceg_2

ブリュの件で、トゥールーズ側とFFR間に現在何らかの進展的な交渉があるのかどうかは知らないけど、リーグ開幕直前のこの時期に、協会の都合に振り回されるクラブも大変。
実際、モンペリエのマネージャーでありTV解説者でもあるガルティエは、「何よりトゥーロンにとってはバッドタイミングだ。理想としては今年の1月だった…トゥーロンが新コーチを探すためには」、と協会のやり方を残念に思っている。

ガルティエ自身は、ギィ・ノヴェス、サンタンドレに次ぐ3番目の次期監督候補と目されていた。しかし実際、彼には協会から何のコンタクトもなかった、と言います。
ただガルティエにとって、いずれにしても今FFRに「ウイ」というのは難しかった。モンペリエの新オーナーが彼に契約の延長をオファーして、それはかなり断りにくかっただろうから。バッドタイミング、それは彼にとっても同じ。

さらにコメンテーター・ガルティエは、レキップに意見を求められ、サンタンドレのトゥーロンでの2シーズンの内容と結果に「納得していない」、と慎重な見方を示した。
「トゥーロンはリーグの8位に終った。さしてトライも挙げず…。何より、あれだけの選手達をそろえて」

つまり新代表監督については、早くも全員一致ではない。ジュヌヴォワとか呼んじゃうのかな、それは微妙だな…

Fgalthie

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2011.08.25

【ラグビー】 ニュースの補足みっつ

ということで、永遠の少年トラン=デュックも一児の父親になりました。世界一ランドセルが似合うラグビー選手…というのは、よく考えたら1列全員似合うので(食い込みそう)、世界一ランドセルが似合うSOに訂正するね。

実は先週の時点で、もしトラン=デュックの奥さんの出産が迫った場合、リエヴルモンはアイルランド戦のメンバーから彼を外して家に帰すつもりだったらしい。
「ワールドカップは重要だ。しかし子供の誕生はそれ以上かもしれない」、とは自らも三児の父である代表監督。

結局トラン=デュックはダブリンで鮮やかなインターセプトからトライを挙げ、あまつさえ48メートルのDGまで決めてフランスの勝利に貢献。それから奥さんのもとへ駆けつけ、赤ちゃんは23日の午後の初めに素晴らしいタイミングで生まれてきた。
NZに出発する前、幸せなパパは土曜までテオくんを抱っこできるはず。

Trinhduc2011

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サンタンドレのトゥーロンでの数シーズンをどう解釈するかは意見の分かれるところかもしれないけれど、ともかくこの4年間にない安定感を抱かせる名前であることは確か。
私はやっぱり、ノヴェっさんのフランス代表見てみたかったなー…

そのギィ・ノヴェスが代表監督就任の話を断ったことは、少なからぬ人々に驚きを与えてます。ノヴェっさん本人によれば、「トゥールーズ一筋35年、去りがたし」。もちろん代表監督は大変な名誉であって、簡単な選択ではなかったようだけれど。
今はトゥールーズの重要なプロジェクトに取りかかったところで、放り出していい時ではないと言う。まあ、トゥールーズであれほどの輝かしい名声を築いた後では、ある意味リスクかもしれない…誰がやっても叩かれるのが代表監督だから。

                        Laceg_2

下の写真は前にも載せたことがあるけれど、マルコネが足の骨折で07年ワールドカップを棒に振った後、09年のシックスネイションズで代表復帰、国歌斉唱で涙にむせぶ場面です。
あれから2年、パリからビアリッツに移籍し、最後のワールドカップ出場を目指しましたが、夢は果たせなかった。スタッド・フランセと代表で、そんなマルコネたんと共にスクラムを組んできたザルゼウスキ師匠が、このように彼を思いやっています…


「シルヴァンは本当にショックを受けていた。トマ(ドミンゴ)の場合は怪我があったから、選ばれないのも予想はしていた。だからシルヴァンが受け取った悪い知らせは、トマとは意味合いが違っていた。シルヴァンはずっとずっと傷ついていた。
彼にとっては特別だ。07年にワールドカップの機会を逃して、今度のワールドカップで代表のキャリアを終えるのが彼の目標だったから。それはいつだって残酷な時だけど、それがスポーツの掟だ。選択はしなければならなかった。そしてシルヴァンとトマはその犠牲だ。
土曜の夜、彼は僕達にいくつか話をした。とても特別な、心打たれる時だった。

1列の選手であれば、僕達の間にはかなり強い絆がある。シルヴァンとはすばらしい時を共に過ごした。スタッド・フランセであれ代表であれ。
ああいう状態のシルヴァンを見るのはすごく悲しかった。だって、めったにあんな彼を見たことがなかったから。僕はいつも、彼はとても強いと思っていた。彼は時折ちょっと尊大な印象を持たれることもあるけど、とても繊細な人だ。この週末、みんながまたそんな彼を目にしただろう。
このレベルの選手達が、こんなふうにチームを去っていくのを見るのはつらい。彼はフランス代表史上最多キャップのプロップだ。だから僕はシルヴァンに心からの敬意を表する。彼はそれほどまでにこのスポーツに尽くしていた」

Sylvainm

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【スペイン闘牛】 ビルバオ、5日め

ビルバオのフェリア5日目。フリ、タラバンテ、ヒメネス・フォルテスのカルテル。
仮眠を取ってたら寝過ごして途中から。

タラバンテはいつものようにひたむきな闘牛をしている。5頭目のファエナは、剣が決まれば確実にこの日最初の耳が出る出来だった。実際、主催者はハンカチを出す用意をしていた。
剣はかなり斜めに入ってしまい、これはデスカベジョを使わなければならないなと思ったけれど、この牛はデスカベジョを構えるタラバンテに何度も首を振り、断固として耳を渡すのを拒んだ。そしてまるで死に場所を探すかのように砂場を歩き続けた。

結局この午後耳は出なかった。ハンディージャの牛は難しかったな…
タラバンテとフォルテスの衣装は青空の色。だけどビルバオはぐずついた雨模様だった。

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ああやっぱり危ない…

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@ビルバオ

なんだか嫌な角。気をつけて

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2011.08.24

【自転車】 自分に絶望したらデリるかもしれないエントリ

以前からボーネンさんを見るたびに誰かの影が重なって見える気がしていたのだけど、今日ふとしたことで、それがシャアだということに気がついた。

いろんな意味で通常の3倍で進行しつつあるボーネンさんの自転車人生、昨今は修正される大人としてのキャラが定着しつつあるのは残念だ。ツールは不運だったけど頑張ってほしい。あ、アムロはサガンくんで。


(、というようなくそくだらない自己完結話で1エントリ割くのはお読みになる方にも申し訳ないし、何より後々読み返して自分に絶望するので、他のネットツールを探している…。非公開の)

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【ラグビー】 ユジェには3ヶ月 (一部書き足しました)

これも先週の落ち穂拾い。

"ノー・ショー"3回のドーピング検査規定違反でワールドカップの代表から外れたユジェに対し、FFRのアンチドーピング委員会が処分を決定した。
ユジェに科せられたのは3ヶ月間のサスペンション。この種の違反に科せられる出場停止期間としては最少限。

選手組合は最初、彼の罰の一部を公益奉仕活動に軽減することを望んだ。ユジェはワールドカップからの追放によって、すでに重い罰を受けたのだから、と。しかしFFRは、この前代未聞の事件に対して厳然とした処分を科すことに決めた。
しかしメディアの見方はおおむね、「むしろ寛大な処分」。自転車競技なら問答無用で2年かな、と思うようなケースではあるけれど、もっともラスムッセンの場合は報告を怠った上に所在地を偽ったんだっけ?

ユジェの場合は、AFLDの検査官がペナルティを取った時に、どこにいたかは明らかになっている。見せしめにされた可能性もなくはないけど…あるいは…
いずれにしても、バスタロー事件の時と同じく、様々な憶測を呼ぶようなFFRの対応の不透明さを指摘するジャーナリストもいる。

もちろんユジェは10日間のうちに控訴ができるけれど、彼は処分をこのまま受け入れるだろうと思う。
ただし、もしAFLDがFFRの処分を十分でないと考えた場合は、AFLDからさらなる厳罰が科せられる可能性もある…その期限は2ヶ月。

ユジェがグラウンドに戻れるのは11月27日。
彼自身は「僕は重大なミスを犯した。処罰されて当然だ」、と自らの過失を認め反省している。ただ彼は、自分達ラグビー選手がまだこのシステムに慣れていないことも訴えた。そして何より、彼はある一点をはっきりさせたがった。
つまり、「僕はクリーンだ」

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【ラグビー】 聞いてないよ

ハア??

【Trinh-Duc papa】

C'était une nouvelle qu'il attendait peut-être encore plus que l'annonce du groupe pour le Mondial. Tout juste une semaine avant de décoller pour la Nouvelle-Zélande, François Trinh-Duc est devenu papa ce mardi. La maman et le fils se portent bien. Avec 3,9 kg pour 51 cm, l'enfant peut déjà espérer trouver une place sur un terrain de rugby quand son heure sera venue.

トラン=デュック家に長男Théo くんがご誕生ですとな。3,9 kg、母子共に健康。
24歳のパパかー。「世界一ランドセルの似合うラグビー選手」、なんて話をしたのも束の間…おめでとう!!!

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2011.08.23

【ラグビー】 リエヴルモンの次はサンタンドレらしいよ

これ月曜のミディ・オランピックのスクープですね。FFRのカムー会長が、ワールドカップ後に代表監督を辞すリエヴルモンの後任として、トゥーロンのマネージャーであるフィリップ・サンタンドレを選んだようだ、という。
この決定は木曜マルクシで、カムー、ブランコ(なんやらこの件に影響力があるっぽい)とPSA自身によって発表されるだろう、と報じられている。次のコーチを探さなければならないトゥーロン会長ブジェラルが、早い公表を望んだというので。

ギィ・ノヴェス、ガルティエ、PSA、ラジスケ…後任監督候補には、ここまでいくつもの名前がささやかれました。大方の見方では、カムーのリストの筆頭はもちろんノヴェっさんと思われていたのだけど、ノヴェっさんは実際この話を断ったらしい。(;´д`)エー…

一方で、予想されるPSAのアシスタントに関しては、現時点では何も決まっていない様子。
PSA自身は、現トゥールーズFWコーチのヤニック・ブリュ、そしてBKコーチとして、先日ディレクターでビアリッツに復帰したばかりのパトリス・ラジスケと仕事をしたがっているらしい。
たとえビアリッツ会長ブランコがラジスケの代表アシスタントコーチ就任に反対しなかったとしても、ブリュの方は今のところさらに厄介だと見られている。というのは、断りもなく彼にしつこいアプローチをかけたFFRのやり方に対して、トゥールーズ会長のブスカテルがキレてブリュは出さん!と言ってるようなので。

「協会はまだ、我々がプロの世界にいることが分かっておらんようだ…」
(ブスカテル会長談)


以上斜め読みすまそ。
サンタンドレのコーチとしてのここまで最高の実績は、セール・シャークス時代のプレミアシップ優勝とチャレンジカップかなと思う。いずれにしても英国的な。トゥーロンでは会長の衝動買いの後始末に追われている事情はあるものの、あのトゥーロンのラグビーを代表でもやるわけじゃないよね?

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【ラグビー】 万能か、犠牲者か (先週分落ち穂拾い)

先週、書いてる時間がなかった話を2つ。


木曜のレキップのサイトには、やはりというかリエヴルモンのポリバレンス重視の戦術をかなり厳しく批判する記事が掲載されてました。"トライユ・シンドローム"とまで書いたところもある。
そして最近、新たにトライユの例(センター、SO、FBをぐるぐる)に続くのではないかと見られているのが、アイルランド戦2戦目で最後の10分間センターでプレーした(…んだよね?)メダールです。

リエヴルモンは彼なりに、グラウンドで起こりうるあらゆるケースを想定し、まるでパズルを合わせるようにチームを組んでいるかのよう。
メダールのようなタイプの選手は、彼のプランにはあまりフィットしないのかもしれないけれど、昨季Top14のトライ王がこの扱いとはもったいない…。ボルドーでの1戦目で後半メダールが入った時、お気に入りの登場に、観客席は大いに沸いた。

キャンプ中はセンターでテスト、ボルドーではFB、アヴィヴァ・スタジアムではウィングでスタメン。
メダールは最優先すべきはチーム事情だということをよく分かっているけれど、先週半ばの会見で「2戦目のポジションはどうなるのか」と訊かれた時には、渋い顔でこう答えたらしい。

「全然分からない。センターで交代するかもしれないし、どうだろうね。今のところ僕はセンター…(言い直して)じゃなかった、ウィングで試合を始めて、あとのことはその時にならないとね。どこをやるかなんて分からないよ、僕達はしょっちゅうターンオーバーしてるんだから。決めるのは僕じゃない。
ポリバレンス?(言いよどんで)いいんじゃない。僕のためにはなる。でもそれはいつかそのうち僕の不利に働くかもしれない。
今は満足してるよ。それから、他のポジションでプレーする時間も欲しい。もしワールドカップの間に何らかの変更が必要になれば、ウィング以外のポジションをやっておくのは大事なことだろ」

(Q: あなたの前にはトライユがそんな感じだったけれど、いつかこのポリバレンスの犠牲になるんじゃないかと、心配じゃない?)
「当然さ。いったんリザーブに回りでもすれば、誰だってそのことを考える…。でもそんなものだよ。チームが何より重要だ」

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【スクレラのぶぶ漬け】

ジャン=クロードの息子たるダヴィド・スクレラがどんな星の下に生まれついているのかは知らないけれど、少なくとも代表の青いお星様の下でないことは確か。
10番を着けたアヴィヴァ・スタジアムでの2戦目は、わずか10分で交代となりました…


さて先週水曜、13時15分。正午に始まった会見は長引いていた。ボネール、プクス、パペ、パリソン、ウドちゃんと師匠はすでにお務めを終えて、食事に行ってしまった。最後にホールに来たスクレラだけが、まだ質問に答えていた。

スクレラは日頃から、恐ろしく礼儀正しい気配りの選手である。たとえ代表スタッフから都合のいい男扱いを受けようと、不平も言わずにクラブと代表を往復している。
ポジション争いについて突っ込んだ質問をされても、彼は嫌な顔ひとつ見せず、いつものように笑顔。だだ漏れのメダール(彼、悪気はないんだけどね)とは大違いだ…

ジャーナリストから、「そもそもあなたは当初ワールドカップのメンバーではなかったはずですが?*1」などと失礼なことを訊かれた時でさえ、彼は一言の文句も言わない。
「ここにいられて嬉しい」「この機会を生かしたい」、と答えるにとどめるのでありました。

*1 事実、リエヴルモンは昨年秋のテストマッチの時点で、スクレラを選ばないと伝えていたけれど、トラン=デュックとヴィズネスキが相次いで怪我してお鉢が回ってきた。で結局、3試合のうちフィジー戦で12分しかプレーしていない)

質問に答えるのに少し疲れたかもしれないスクレラは、会見をしめくくろうと、こんなふうに一同に問いかけた。
「お腹が空きませんか、ジャーナリストの皆さん?」

Medardtraille

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2011.08.22

【ラグビー】 ハイライト

Irlande - France : Le résumé (Dailymotion)

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【騎馬闘牛】 で、ビルバオ

ディエゴ・ベントゥラを一言で言えばfou。強烈なカリスマがある。どこの人かと思っていたらポルトガル人だった。

この日彼の1頭目の闘牛はすごかったけど、最後に牛がなかなか倒れずデスカベジョを3回使った。アンヘル・サンチェスの牛は難しかったのかな、レオナルド・エルナンデスは転倒落馬して馬が襲われてしまった。

Ventura

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【ラグビー】 アイルランド戦と、ワールドカップの30人

Irelandfrance2011アイルランド×フランス@アヴィヴァ・スタジアム 22-26。

1戦目前半のディシプリンはどこへやら。アイルランドの猛攻に、フランスは開始早々からミスとファウル。9分には愛蘭にトライを奪われ(パラっち、きれいに投げ飛ばされたなー)、自陣に押し込まれる。
こりゃアカーンと思い、裏のディエゴ・ベントゥラの騎馬闘牛@ビルバオを見てる間に(ダメじゃん)勝ってしまった。

前半30分に、ルージュリーのいい仕事からエマンスのトライ。さらに48分、トラン=デュック(早くも前半10分でスクレラKOにつき交代)が愛蘭のパスをインターセプトして、そのままトライ。
パラも前の週のヤシュヴィリに倣って、5本のプレイスキックをパーフェクトに成功させMOM。また、キックがアレだというのがもっぱらの評価であるトラン=デュックは、28分にハーフウェイライン付近で愛蘭のクリアをキャッチするとそのままDGを狙い、その距離48メートル、なんと通った。

しかし終了間際の10分間に、2トライを奪われ8-26からパタパタッと点差を詰められるあたりは、やっぱりフランスなんだぬ…

                        Laceg_2

Midol201108試合の翌日、会見でリエヴルモンは、最終的なワールドカップの30選手のリストを伝えた。
リストから外れた1人は、やはり回復が間に合わなかったドミンゴ。もう1人は多くが予想したバルセラではなく、1戦目の時スタメンでプレーしたマルコネだった。

リエヴルモンにとっても、マルコネは彼がクラブで共にプレーした最後の選手で、難しい選択だったという。しかしリエヴルモンは常々「現時点でフランス最高のプロップはドミンゴとバルセラ」と言っていて、どちらか1人はチームに残したかった。同様に、彼はプクスとデュカルコンの進歩も高く評価している。
この試合の後半からプレーしたバルセラは実に1年ぶりの復帰で、やはり少々実戦に苦しんだ。絶好調時の彼はほとんどフェノメノだけれど、調子がどうこう以前に、無理をさせることにならないかが心配だ。

07年の時と同じように、マルコネのワールドカップのチケットは寸前で彼の手から逃げていったのだけれど、個人的にはまた彼と師匠のスクラムが見られたのはよかったよ…
この発表を受けてのマルコネの会見は、事実上、代表引退の会見になった。とてもエモーショナルな様子で、目に涙を浮かべ、しかし誇り高く、彼はまずジャーナリストたちへのこれまでの感謝の言葉から会見を始めた。そしてジャーナリスト達の拍手に送られてホールを後にした。


以下はマルコネたんの会見です。(ノД`)・゜・

「最初、皆さんに話しに来る予定はなかった。でも、あなたたちの前で話すのは自分の義務だとも思っている。この何シーズンかの間ずっと、あなたたちは僕のそばにいた。僕に対して公平だったし、一度も馬鹿げたことを言い過ぎなかった。僕はそのことで皆さんに感謝している。

チームメイト達には、自分は本当に悲しいと言った。このワールドカップは夢だったから。
4年前、僕は足の骨折の後であなたたちの前で会見して、ワールドカップを断念しなければならなかった。そして4年後、僕は一部自分の目標に達した。だけど飛行機に乗り込む直前に、僕は右に曲がって帰路につき、一方他のみんなは左に行ってNZに向かう。耐え難いことだけど、しかたがないのさ。

きっとボルドーでプレーしたのが、僕の代表との最後の試合になるだろう。チームメイトに言ったことをもう一度言うよ、すごく誇らしかった。素晴らしいチームだからね。
僕は10月23日、彼らと一緒にワールドカップ決勝まで行きたかった。残念だけれど、決勝はテレビで見ることになりそうだ。彼らがそこにいることを願いながら。

このマイヨを着て、途方もなくすごい13年間を過ごした。時には難しいこともあったけど、大きな喜び、素晴らしい瞬間があった。さびしくなるだろうね。でもそれはスポーツの一部だ。
僕は笑顔で去っていきたい。というのは、僕にとってのラグビーは、たとえそれが仕事になっても、僕はいつもそれを情熱として受け止めていたから。いっぱいの喜び、楽しみ、和やかさやお祭りと共にあった。

リエヴルモンに対して怒ってるかって?うんまあ…そうだね。腹は立ってる。僕の偉大なコーチの1人、ジョン・コノリー(SFの元コーチ)は言ったものさ。「人生がいつも公平だとは限らない」
僕にはこの決定が公平じゃないと考える権利があると思う。でも同時に、僕はもっと前を見ていたい。彼は彼の決断をし、理由は聞いた。僕は週の間に、もう一度その点を見つめ直すことになるだろう。でも、今はその時じゃない」


La liste des 30 pour le Mondial

1ère ligne : Fabien Barcella (Biarritz), Jean-Baptiste Poux (Toulouse), William Servat (Toulouse), Guilhem Guirado (Perpignan), Dimitri Szarzewski (Stade Français), Luc Ducalcon (Castres), Nicolas Mas (Perpignan)

2ème ligne : Pascal Papé (Stade Français), Julien Pierre (Clermont), Romain Millo-Chluski (Toulouse), Lionel Nallet (Racing-Métro 92)

3ème ligne : Julien Bonnaire (Clermont), Imanol Harinordoquy (Biarritz), Thierry Dusautoir (Toulouse/Cap), Fulgence Ouedraogo (Montpellier), Raphaël Lakafia (Biarritz), Louis Picamoles (Toulouse)

1/2 de mêlée : Morgan Parra (Clermont), Dimitri Yachvili (Biarritz)

1/2 d'ouverture : David Skrela (Toulouse), François Trinh-Duc (Montpellier)

3/4 centres : Fabrice Estebanez (Brive), Maxime Mermoz (Perpignan), David Marty (Perpignan), Aurélien Rougerie (Clermont)

Ailiers - Arrières : Maxime Médard (Toulouse), Alexis Palisson (Brive), Vincent Clerc (Toulouse), Cédric Heymans (Toulouse), Damien Traille (Biarritz)

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2011.08.18

【音楽】 S・マルクマス強化月間中

Pavement- The Killing Moon (Echo & The Bunnymen Cover) (YouTube)

スティーヴンが歌えば大抵のカバーは自動的に"批評"になる。スティーヴン・マルクマスはまあそういうタイプのミュージシャン。↑はペイヴメント時代の、エコバニのカバー…"ザ・キリング・ムーン "。うっは、やっぱりこれ?
意外にもなりきりイアン・マック、実に気持ちよさそう。ありがとうスティーヴン。あの曲はこんなふうにプレーされるべきだったのかもしれない。キモはサビがメジャーなとこと、キュウリとキャベツ。

英国ポップミュージック史において「ザ・スミスの功罪」というテーマで議論するとすれば、筆頭にくるだろう1枚がこのエコー&ザ・バニーメンのアルバム"オーシャン・レイン"ではないかと思われる。ネオ・アコースティックに席巻されるシーンで、前作の氷のサイケデリアはもうここにはない。
スティーヴンもまた海の向こうで、漠然とした一抹の喪失感と共に、このいささか大仰にメロディアスなアルバムを手にしていたのだろうか。

本家エコバニによるオリジナルバージョン↓ うん、今でも時々口ずさむなぁ。
REMなら2ndアルバムとか、スティーヴンが選ぶカバー曲を見ると、彼とはほとんど音の趣味が同じなんだ…

Echo & The Bunnymen - The Killing Moon (YouTube)

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【フランス闘牛、ラグビー】 ベジエのフェリアと、ナルボンヌのアフィシオナードと、インタの続き

ShaunSustos et triomphes de Castella et Juli(動画)
http://www.feria.tv/video-1907_sustos-et-triomphes-de-castella-et-juli.html


セバスティアンの故郷ベジエは、先週11日から15日までお祭りのただ中にあった。セバスティアンは12日と13日のコリーダに出て、耳4枚と3枚を取り、2日連続でグランド・ポルト。

↑の動画はフェリアの幕開けとなる12日の闘牛から、フリ(耳3枚でグランド・ポルト)とセバスティアンのファエナ。牛はダニエル・ルイス。ポンセは耳が取れなかった。
セバスティアンは6頭目の危ない牛(かっきり人間を見てる…)に3度引っかけられながらも勇敢に戦い、耳を2枚取った。古くからのアフィシオナードは、何度牛にはね上げられても角の前に立ったセバスティアンの子供時代を思い出したんじゃないだろうか。

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ベジエとその周辺はもちろんラグビーにアツい土地柄でもあり、闘牛ファンのラグビー選手も多い。ProD2、ナルボンヌのパワフルなセンター、ショーン・エガルティ(画像)は、チームメイトのシェヴチェンコ、グリフール、ルイズと一緒に、ベジエのアレーヌの観客席でこの日の闘牛を満喫していたはず。

エガルティはバイヨンヌでプレーしていた頃、初めて闘牛を観に行ってその魅力にハマり、特にミウラ牛が大好き。ミウラが好きならさぞ勇ましく男っぽいトレロが好きなんだろうと思いきや、彼のお気に入りの闘牛士は(シェヴチェンコと同じく)セバスティアンなんだそうだ。
「セバスティアンは優雅だよね。俺はマタドールが牛を踊らせるのが大好きなんだ。彼は見事にそれをやってのける」

ところで私がこれまでに知った闘牛好きラグビー選手は、そのほとんどがBKだった。たまたまかもしれないけれど、BKたちは突進してくる猛牛(相手FW?)に立ち向かい鮮やかに"踊らせて"みせるトレロの勇気、そして優雅さに共感するのかも。

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ついでなので、先日のエントリに載せたセバスティアン23歳のインタビューの続きもやっとこう。


Q: あなたが14歳の時、ベジエの闘牛場の興行主があなたのキャリアにかかわり始めた。何より、あなたをスペインに連れて行った…

「僕はセビージャに来て幸せでした。ここで冬を過ごして、翌シーズンの初めにフランスに戻った。そこでフェスティバルの時、ホセ・アントニオ・カンプサーノと出会ったんです。彼は僕にとって最も重要だった。僕のマエストロだ。その日、彼は僕の闘牛を見て、僕を援助することにした…。それから彼の家に住まわせてもらって、彼の家族に囲まれて2年間暮らしました。まるで息子のように。居心地がいいと感じたのは初めてでした。僕はあそこでとても幸せだった」

Q: マエストロに打ち明け話はできた?それとも内気な子供のまま?

「特に彼の奥さん、グアダルーペと話していました(初めて微笑む)。やっぱり女性との方がうまくやれるんですね…」

Q: ホセ・アントニオとは闘牛の話を…

「そうです。彼との関係はとてもスペシャル。いつも闘牛場のカジェホンで僕を見守って、すごく神経を高ぶらせている。いつだったか、僕が角に引っかけられた時には牛を引き離そうと飛んできて、彼自身も怪我を負った。彼が僕のために命を危険にさらしたことは分かっています。彼とはいつも気持ちが通じる。でも彼の奥さんのことはもっと信頼しています」

Q: だから、あなたは孤独ではなくなった…

「実際彼といる時、僕は少し心を開いていました。でも彼の友人が来る時には、早めに夕食を取って出かけてしまいましたけど(笑)」

Q: 2年たって、一人暮らしに戻った?

「18歳になって、自立したいと思い始めたので」

Q: 恋愛経験は?

「それが恋だったのかどうかは分からないけど、初めての人にはとても強い何かを感じました。彼女はそれまでにつきあった唯一人の女性。僕はほとんど彼女の虜だった」

Q: それからどうなったの?

「アルテルナティブの後、僕には難しい時期があった。僕達の関係はちょうどこの悪い時期と重なっていた。彼女自身もうまくいっていませんでした。でもそのすべてが、僕を牛から遠ざけすぎた。僕は頭を冷やして考え、闘牛のスターになるという野心を思い出した。それが彼女と別れるきっかけになりました。僕にとって闘牛界の大物になりたいという思いは、女性への愛情より強い」

Q: 両立はできないもの?

「僕には無理です。同時に2つのことは考えられない。僕は牛のために1人でいなければならない」

Q: 女性のために泣くことはある?

「ええ、今あなたに話したばかりの人のために。彼女はホセ・アントニオ・カンプサーノの娘です」

Q: まあ!

「(笑)スペインに来た時、僕は女の子とつきあったことがありませんでした。彼女は4つ年上だった。彼女は両親と暮らしていて、僕達は友達になり、彼女は本当に心を許せる存在だと感じた…」

Q: 実はあなたが彼らの家を出たのはそのため…

「理由はいくつか。それに、彼女のお父さんは僕達の交際の話を聞きたがらなかった。お母さんはその逆でしたけど。結局、僕達は別れた方がよかった」

Q: もし他の女性との出会いがあったら?

「(笑)今はマイアミに住んでいる女の子が大好きなんです。ちょうど2ヶ月前にアメリカで知り合って。彼女が好きだし、失いたくはないけど、それでも僕は状況をコントロールしたい。彼女が聞き入れてくれるかどうかはいずれ分かる…」

Q: あなたをコントロールしているのは?

「牛。僕がすべてを捧げたいのは牛だけ」

Q: 誰かを好きになる時に、ご両親のことが頭をよぎったりは?

「何も関係ないです。一時期、酒を飲むのが怖かったのは本当。酔って父のようになるんじゃないかって。でも自分は、飲む時には大笑いして楽しむタイプだってことがよく分かりましたよ(笑)。心配することなかった…」

Q: 今は一人暮らし?

「1人も1人。時々フランスのノビジェロの友達が、練習をしに1、2ヶ月僕の家に来たりはしますけれどね」

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2011.08.17

【ラグビー】 週末のフランス代表補足

Rougerie201108ブロンドの河島英五のご帰還でございます。土曜のアヴィヴァ・スタジアムで、5月に足首の骨折の手術を受けたルージュリーは、センターでエステバネズと組む。

リエヴルモンの予告通り、アイルランドとのアミカル2戦目のメンバーは、ザルゼウスキとパリソンを除いて総取っ替えになりました。
リエヴルモンは、先週末の1戦目で今年1月以来の公式戦のグラウンドに復帰した師匠と、後半出場したギラドのパフォーマンスを高く評価している。セルヴァはもう普通にトレーニングしているけれど、このレベルの実戦で起用するにはもうちょっと…という段階らしい。

バルセラのベンチ入りもまた注目されている。リエヴルモンによれば、バルセラは後半の始めから出場するかも。バルセラについては先日、肘の腱断裂でさようならワールドカップ、みたいな報道もあったにはあったけど…まあミディ・オランピックなんだけど…
一方でドミンゴは、復帰の努力にもかかわらずワールドカップは難しいかもしれないと、スタッフも認めた。彼には期待してただけに残念…子牛ちゃん。

キッカーはパラで、スクレラがサポートすると見られる。
ところでこの試合中ルージュリーとエステバネズが下がった場合、代わってひょっとするとトラン=デュック-メダールという斬新なコンビが見られるかもしれない。
メダールはトゥールーズのエスポワールでセンターのポジションを経験してはいるようなんだけど、もはやワールドカップの本番の日には、誰が何番をつけてグラウンドに立ってるんだかサッパリ分からないねー。

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2011.08.16

【ラグビー】 フランス×アイルランド

Fralre19-12でフランスのプチ勝利。最後まで安心させてくれないのはいつものフランス。アイルランドこれベストメンバーじゃないんでしょ?

リエヴルモンの代表はどうもポリバレンスにこだわりすぎて中途半端になっていることが多い気がしなくもないのだけど、やっぱりFBには本職をお使いになっちゃどうかと思う…
2戦目はエマンスが15番を着ける。トゥールーズでは昨季このポジションで結果を出している。メダール(ちょっとしぼれましたやん!)はやりやすくなりそう。

メルモズの早い時点での負傷交代は、若干フランスのプランを狂わせたかもしれない。とてもいい選手だけれど、あのスペ体でワールドカップのタフな日程を乗り切れるのだろうかとか、気がかりは尽きないのでした。
メルモズは膝をひねって2週間ほどかかるらしいけれど、試合中のその他の負傷者(アリノルドキ、ミロ=シュルスキ、トライユ)共々大事はないみたい。リエヴルモンによれば。


注目のラカフィアの初キャップは上々の内容で、シャバルを外しての難しい抜擢だっただけに、リエヴルモンも大変満足している。
なにげに、あの規律なきフランス代表が前半35分まで笛を吹かれていないことに胸熱。

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会場はユニオン・ボルドー・ベグルの1部昇格で盛り上がるボルドーの、スタッド・シャバン=デルマス(長い通路だよな…)。32653人入りました。

南西部はフェリア真っ盛りでもあり、お祭りの定番"Vino griego "(ア~レアレ~♪)も大合唱。
闘牛場でよく聞かれる音楽も演奏されていて、最近ではあのリスタートのトランペットが鳴ると、囲い場の扉が開いて牛が駆け出してくるような気がしてしまう。

演奏はたぶん、以前のエントリで触れたことがあるバンダ・レオの皆さん。
ボルドー近郊レオニャンの楽団だそうで、フランスの南の各地でお祭りを活気づけ、07年ラグビーワールドカップのオープニングセレモニーで演奏したこともある。今季はTop14を戦うボルドー・ベグルのために、新たにチームのイムンを作曲したらしいです。

そういえばボルドーは、07年ワールドカップのアイルランドのキャンプ地でもあったなあ。飲んべのアイリッシュにはフランス屈指の酒所…

ニームの闘牛場の前で、バンダ・レオの皆さん
Bandaleo

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【ラグビー】 アイルランド戦2戦め

ルージュリー復帰でやす

La composition du XV de France :

Le XV de départ : Heymans - Médard, Rougerie, Estebanez, Palisson - (o) Skrela, (m) Parra - Bonnaire, Picamoles, Ouedraogo - (Cap.) Nallet, Papé - Mas, Szarzewski, Poux

Remplaçants : Guirado, Barcella, Pierre, Lakafia, Yachvili, Trinh-Duc, Clerc

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2011.08.12

【ラグビー】 アイルランド戦@ボルドーの23人

新星ラカフィア、№8でスタメン。リエヴルモンはこの5週間彼のトレーニングを見てきて、彼のインテリジェンスやパスの技術を高く評価している。
ラカフィアはビアリッツのチームメイトであるアリノルドキやヤシュヴィリにサポートされつつ、名誉の代表初キャップ。

リエヴルモンはこの親善試合2試合で、同じクオリティの2チームを試すつもりだと言っている。すべてのラインで若さと経験のミックスを、ということらしい。最後の最後までテストでしたが、まあそんなものだろうと思ってた。メダールがベンチとかないわ。

負傷明けの何人かにもプレー時間が与えられている。ザルゼウスキ師匠は実に昨年6月の夏のテスト以来です。セルヴァはまだ万全ではなさそう。3Dメガネの効果はいかに。
シックスネイションズで肩を痛め手術したメルモズも間に合い、USAPのチームメイトのマルティと組む。膝を打撲していたクレールも入る。

バルセラは先週のトレーニング中、今度は二頭筋の肉離れを負ったと公式には伝えられ、いや本当は肘の腱の断裂で棄権だろうという報道まで流れたけれど、23人目としてリストに入っているのはちょっとしたサプライズかもしれない。

土曜の試合では、トラン=デュックがインサイドセンターをやるというオプションも試されるかもしれない。メルモズにもしものことがあれば、彼がセンターに入ってトライユがSO、ということみたいス。

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2011.08.10

【ラグビー】 L'équipe de France face à l'Irlande

Le XV de départ : Traille - Clerc, Marty, Mermoz, Palisson - Trinh-Duc, Yachvili - Harinordoquy, Lakafia, Dusautoir (cap.) - Millo-Chluski, Pierre - Ducalcon, Szarzewski, Marconnet

Remplaçants : Guirado, Poux, Nallet, Bonnaire, Parra, Skrela, Médard, Barcella (23e homme).

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【フランス闘牛】 ベジエの孤独な子供の話

6月のニームのフェリアでセバスティアンがグランド・ポルトし、肩車でコンスルの門を出たところで、彼が振り返って群衆の中の誰かに手をさしのべるのが見えた。一瞬だったけれど帽子を目深にかぶった黒髪の女性に見え、ああ妹さんかな、と思った。

セバスティアンには7つ年下のケリーさんという妹がいる。
先日のバイヨンヌのフェリアの前、スュッド・ウエスト紙が珍しく彼についての記事を載せていて、内容は彼を子供の頃からよく知る外科医(さぞお世話になったんだろう…)に取材した話を中心にしたものだったのだけれど、そこでは彼の妹のことにも触れられていた。

「トレロとして生きることは孤独を意味する」、と08年にセバスティアンは言った。
両親からかえりみられず不幸な子供時代を送り、いつでもそこから抜け出すこと、そして妹を救い出すことを考えていた。セバスティアンはある日、その外科医グフラン氏にこう言ったそうだ。「妹は僕と同じくらい不幸だった。彼女の学費を出すのに十分な金を稼ぎたい」

今、彼の妹さんは乗馬ツアーの会社を経営しているという。そしてセバスティアン自身は最近一児の父親になった。
「彼は自分が一度も受けることのなかったものを与えることができる。それは大事なことだと思う」、とグフラン氏は話している。


↓は、以前読んだきり訳してなかったインタビュー。セバスティアンがまだ23歳の頃、ABCの取材らしいけれど、インタビュアーはビルジニア・ドラケとなっている。
以下は彼が子供時代のことを主に話している部分。

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Q: あなたはフランスのベジエの生まれなのね。23歳、でもお父さんはスペイン系で、お母さんはポーランド系…

「僕が知っているのはそれだけ。僕の家では祖父母の話をしたことがないから…。家族のオリジンにはまったく興味がなかったです」

Q: では何に興味があったの?

「あの家を出ること…」

Q: ご両親は別れたそうだけれど、うまくいっていなかった?

「両親は別れたりよりを戻したりの繰り返しだった…。家では本当に複雑でした」

Q: 妹さんがいるのね…

「ええ、でもずっと年下。家を出た時僕は14歳で、彼女は7歳だった」

Q: お母さんとの関係は?

「母とは事実上関係がありませんでした。いずれにしても母はいつも冷たくて、よそよそしかった」

Q: あなたの周囲では何があった?

「父はアルコール依存で、酒を飲むとひどく攻撃的になりました。本当に困った人で、誰に対してもすごく乱暴だった。他の場所に出て暮らして、成長すれば、ものごとはもっとよく理解できるし、責める相手を探す代わりに親を許す方がいい、と思うようになるものです」

Q: 理解し、許さなければならなかったことって?

「家を出た時にはもう二度と戻らないつもりだったし、もう会うこともないだろうと思っていました。ずいぶん長いこと何の音沙汰もないままだった。でも僕も大人になって、妹のために、何度か電話するようになりました。彼らとの関係も少し修復しました」

Q: 子供の頃はどんな子だった?

「僕は変わった子、とても孤独な子供だった。学校に友達はいなかったし、女の子達との方が仲が良かった。彼女達はもっと大人だったから。僕はいつでも女性との方が気が合った。僕はすごく内気で人と話すのが好きじゃないし、思ったことをうまく伝えられない。女性とはもっと楽かな。僕の親は人とコミュニケイトすることを教えなかったから、僕は人間関係を築くのがうまくない」

Q: お父さんは何をしていたの?

「父はカマルグで馬を飼育していました。時々、冬が長い時には、問題が生じた。いつでもお金の問題を抱えていた。今は、少し援助できる時にはそうしています。何より妹のために」

Q: 妹さんとはどんな関係?

「彼女は僕のとても大切な存在。世界で一番愛してる。でも彼女とはなかなかコミュニケイトできない。彼女も僕に似ているから…」

Q: 子供の頃は1人で遊んでいたの?

「カマルグの馬や牛とカンポにいました。12歳の頃まで。その頃トレロになろうと決めました」

Q: 学校ではうまくいかなかった?

「まあまあ…。肺の病気にかかって1年留年しましたし。うまく呼吸できなくて」

Q: 家族の中に、他にトレロはいましたか?

「父はトレロになりたかったようだけれど、すぐにやめてしまった。まだノビジャーダ・シン・ピカドールの段階だったのに。父が闘牛を止めた時、僕はまだ生まれてなかった。でも父は僕にその話をしたことがなかった。父が僕に何らかの影響を与えたとは言えない」

Q: ではどうしてあなたはトレロになりたかったの?

「分からない。ある日そう思った。家から逃れるためかもしれない。その時僕は本当に不幸だった…」

Q: あなたが家を出ると言った時、ご両親の反応は?

「無反応でした。残れとも出て行けとも言わなかった…。そう、僕はすごくツイてた。というのは学業を終えろとか、一緒に行こうと言うような親も時にはいるから。僕はトレロになりたいと言って、親は僕を1人にした。僕は朝の8時に1人で家を出て、夜まで帰らなかった」

Q: いつも年上の人に囲まれていた?

「ええ、他の見習い闘牛士達は僕と同じくらいの歳だったけれど、彼らとは話さなかった。年上の人とばかりあちこち歩いていました。トレロは他の人たちより早く成熟しなければならない。それが牛の求めることだから」

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2011.08.09

【音楽】 世相と音楽

The Smiths - Panic (YouTube)

当時(86年、"あの"年ですね)のこの曲の背景についてはここには書かないけれど、今2つの国で起きていることが、この曲によって思いがけずリンクしたような不思議な感じ。映像はたしかデレク・ジャーマン。

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いやザ・スミスに"Panic"という曲があってだね…

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2011.08.06

【ラグビー】 ユジェの件、もう少し

ユジェがアンチドーピング規定違反でW杯の夢を断たれたことについて、やはりいぶかしく思うジャーナリストも少なくなかった様子です。

ユジェはドーピングを疑われていたのか、という質問を受けて、選手組合長マチュー・ブランは「何らの疑いもない」、ときっぱり否定した。
「ユジェはシーズン中にさまざまな検査を受け、もちろんすべて陰性だ」

AFLDからの警告は、違反のたびにあったらしい。しかしユジェは自分のスケジュール変更を伝えるのを怠り、彼はそのことで責任を感じているという。


ただ個人的にちょっと引っかかるのは…
ユジェがマルクシにいるに決まってる代表戦の前日に検査官が訪問した、というのもそうだけれど、3度目の違反の時の「ぎりぎりになって決まったフォトセッション」というのが、レキップの季刊付録誌 "SPORT & STYLE "の撮影だったらしいことですね。

もともとリエヴルモンがユジェを起用し続けることには批判が多かったけれど、とりわけレキップの批判は、一選手に対するものとしてはかなり厳しかった記憶がある…
うーん私の考え過ぎだろうけど。


そもそも、しばらく前に始まったこの所在報告の義務づけには、選手のほとんどが反対していた。「抜き打ち検査ならトレーニング場に来ればいいじゃないか」、と当時トライユは言ったものでした。
選手たちは3ヶ月前からスケジュールを報告しなければならず、いつ来るか分からない検査に拘束される。

この件でユジェはプロ意識に欠けたのかもしれない。でも実際、ここまで代表の選手達は皆(監督のリエヴルモンでさえ)、この規則をそれほど真剣に受け止めていなかった。背筋に冷たいものが走った選手も少なくなかったと思われる。

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【サッカー】 パストーレ!

PSGサポがロニー、パウレタ以来くらいにワクテカしてる感じ。
ポチェッティーノがパリに来たとき「ブエノスアイレスに似ている」と言ってたけど、その点アルゼンチン人にはなじみやすいみたいね。楕円のお兄さんもいっぱいいるよお。

ぼつぼつ"古豪"の仲間入りかなーと思っていたPSGに、また金満と呼ばれる日がやって来るとは胸熱。
新オーナー様はパリでカタールリーグをやりたいみたいだけど、やっぱりチームにハートがなきゃ勝てないと思うのよね私は…

Pasto

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2011.08.05

【ラグビー】 3Dフランス代表と、ネズちゃんの運命

そのユジェ事件が起きる前の、今週のマルクシ。

月曜、ルージュリーが一部のトレーニングを再開。火曜の会見で、リエヴルモンは彼の回復には楽観的で、アイルランドとの親善試合(13、20日)に出る可能性もあると言っている。
膝を打撲したクレールは軽い手術を受けて、木曜にはランニングを始めた。

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この間までトゥールーザン、まろやかなスクレラはここまで1.5~2キロの減量。

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3d火曜の朝、フランス代表のBK達は、グラウンドに置かれた2つの黒いアタッシュケースを囲んで集まっていた。ケースの中から出てきたのは、ごっつい黒サングラス…?実はこれ、ストロボスコープ採用のハイテク・アイウェア。

視界の一部をさえぎることで、ボールへの集中を高める狙いだという。すでに2年前のシックスネイションズの準備でテストされたもの。

効果については一部懐疑的な声もあるとしても、スクレラは一定の評価をしている。
「より以上の集中を強いられる。僕は最初のパスを顔面で受けた。それからはもっと気をつけてるよ」

もっともこの日、記者達からは3Dメガネとか『メン・イン・ブラック』などとも言われたこの遊び心あるトレーニングを行ったのはBKだけ。
スリークォーターがキャッキャウフフしている間、グラウンドのもう半分では、FWたちがいつもどおりのエクソサイズで黙々と大粒の汗を流していたのである。

しかしFWも今度、このアイウェアを着けてトレーニングさせてもらえる機会があるらしい。つまりそれはラインアウトの練習です。…いい思いつきだ!

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もちろんフランス代表のエンブレムはニワトリ。しかし今週、マルクシには新たなマスコットが加わった。

月曜、代表きっての動物通といわれるピエールは(単に育った家が動物園だというだけですが)、ボネール、ナレと連れだってペットショップへ行き、籠に入ったネズミを一匹連れ帰った。
「白黒ですごくかわいい」、とピエール。

なんでまたネズミ?というと、先週ファルゴで選手とスタッフが賭けをした結果が関係しているらしい。賭けの内容は定かでないけど、ともかく負けたのはフィジカルトレーナーのアルボ氏だった。
(おそらく愛護的見地から)マルクシの面々は口が堅いようだけれど、どうも話の様子だとその賭けは、負けた人がネズミを食べる、というものだったんじゃないかと思うんだ…

実際この件で記者から尋ねられたリエヴルモンは、「生のネズミ?それとも焼いたネズミ?」とすっとぼけた。
"ラタトゥィユ(まずい軍隊食という意味もあるそうだ)"、"プランチャ"、"バーベキュー"などと呼ばれてかわいがられているこのネズミを、選手達は13日にアイルランド代表と対戦するボルドーに一緒につれていきたいらしい。予言ができるのかどうかは知らない。チュー。

Rata

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【ラグビー】 ノー・ショー

ユジェがドーピング検査の規定違反でワールドカップの代表から外され、マルクシを去った。AFLDの報告を受けたFFR会長カムーが木曜マルクシを訪れ、ユジェと同席して会見で伝えた。

陽性反応が出たというようなことじゃなく、この半年の間に3度続けてAFLDによる抜き打ち追跡検査を受けなかったらしい。結果的にはドーピング陽性に相当するペナルティ。
ユジェ本人によれば、最初は所在地報告の不備で、これは完全に彼の側の怠慢によるミス。2度目はシックスネイションズのウェールズ戦の前日に代表チームにいて、3度目は急に決まった写真撮影のため、ということだと思う。そういう事情なら所在不明の理由も証明できそうなものだけれど…


この話の前段はこのエントリに書いた。
レキップのアンチドーピングに対する姿勢は自転車好きの方はよくご存じかと思うんですが、この3月の時点で、レキップはユジェがAFLDにマークされていることを暗にほのめかすような書き方をしている。
私はリエヴルモンがあえて彼をワールドカップのリストに入れたとき、それはちょっとばかりリスキーな選択ではないかと気になってた…

ユジェは17日にFFRの委員会に聴取され、AFLDとAMA(WADA)の規定に基づいて、処分は3~18ヶ月(ン?2年じゃなく?)にわたるサスペンションになるかもしれない。彼は代表に迷惑をかけないよう、自ら今身を引くことを決めたという。
カムー会長は、これはあくまで規定上の問題だ、と含みを持たせている。でも何だか釈然としない点も残る話。

ここまでワールドカップの準備はいい雰囲気で進んでいただけに、選手の集中が気にかかる。ユジェの代わりとしてはポワトルノー、マルジュー、ファルあたりを呼ぶという選択肢も考えられる。
しかし代表は現時点で32選手がいて、リエヴルモンは追加招集はしないつもりらしい。あくまでも完全復調できればだけれどルージュリーもいる…

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2011.08.04

なんてことだ早すぎる…
どうぞ安らかに

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2011.08.01

【ラグビー】 トゥールーザンゆるすぎじゃないですか

このワールドカップ準備期間の集中筋トレで、腹筋がフッカツしたのはメダールばかりじゃあない。トゥールーズのチーメイト、ピカモールもこのわずか数週間で118→112.5キロの減量に成功。なんか体が軽くなったよー、と喜んでるみたいです。
普段からちゃんと自己管理しようよトゥールーザン…

「もっと落とせば最後はセンターとかウィングだってやれちゃうよ(笑)。こんな短期間でこんなにしぼれるなんて初めてだ。最後にこの体重だったのはいつ頃だったかなあ」

以前、トゥルーズ伝統のカスレーがいかにおそろしい油料理であるかという話をお聞きしたことがあるのですが、そういやスクレラもトゥールーズに帰ってからシルエットがまろやかになったもんな…
マイヨが収縮色の黒基調であることも、選手の油断を生んでいるような気がする。ところでザウザウは結局減量できたんかしら。

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