【フランス闘牛】 アリカンテ、グラナダ、ブルゴス
GRANADA Castella, tres orejas y Cid, en hombros(動画)
http://www.mundotoro.com/noticia/ibuenavista-i-y-buen-toreo/85602
週末は24日にアリカンテで耳2枚、25日にグラナダで耳2枚と1枚、26日にブルゴスで耳1枚。
3日連続でシドさんと回った。
先日セバスティアンは、闘牛士が家庭を持つのは終わりの始まりじゃない、人間的にいっそう成熟したから…と言っていたけれど、それはそうかもしれない。
カンプサーノと別れてから、彼にはいっとき闘牛界への遅れて来た反抗期みたいな時期があったようでした。髪を伸ばし、真っ黒な衣装に身を包み…
なんだかんだで因習的な面も強い世界で、これだけの成功を収めても彼がトレロ・フランセスであることには変わりない。昨テンポラーダも、女性闘牛士のマリ・パス・ベガが他の闘牛士から一緒に出場するのを拒否された、ということがありました。
ともかくそんな時期を経て、今の彼は、発言はやはり時々刺激的ではあるけれども、いい意味での余裕を感じさせるようになったんじゃないかな。技術的にも、精神的にも。
ところでセバスティアンとシモン・カサスの間には、単なるトレロと興行主の関係以上のアミティエがあるように見えるけれど、エトランジェである彼らは共に、何か闘牛のモダニゼーション的なことを考えているんではないかしらね。
サン・イシドロで着ていたこの衣装の刺繍は、よく見えないけど…ユリ??
フランスを象徴する意匠なんだね。
(photo: sebastiancastella.net/)
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