【サッカー、映画】 PSG周辺話、ふたつ
【テレンス・マリックのサッカー談義】
なんでまたPSGのファン?と訊かれるような時には、てっとりばやく「ベルモンドが観に来るクラブだから」、と答えることにしています…
PSGはまがりなりにもパリのクラブということで、ショウビズ界のサポも多いのだけど、実ははるか大西洋の彼方にもファンがいたらしいよ…なんてネタ話を最近ル・モンド・マガジンが掲載したみたいなのね。
つまり2001年のロサンゼルス。当時のカナルプリュス会長にしてPSGのオーナーであったP・レスキュールと、映画監督テレンス・マリックが会談した際、マリックが真性のサカオタであることが判明したらしい。
彼はレスキュールに、「PSGはパルク・デ・プランスにとどまって、スタッド・ドゥ・フランスに本拠を移さないことが肝心ですよ。パルクはPSGの魂。スタッド・ドゥ・フランスに移転すればこのクラブの歴史は道を誤るでしょう」、と熱く語ったそうなんだ…
わざわざフランスからもちろん映画の話をしに行ったはずのレスキュールも、マリックにとっては単なるサカ話のカモだった(?)という話。
【ロシュトーのスタイル】
レキップ・マガジンのドミニク・ロシュトーの写真特集が面白かったです。
http://www.lequipemag.fr/EquipeMag/Avant_hier/PORTFOLIO_le-style-rocheteau.html
もちろんロシュトーの現役時代は知らないけれど、個性的なスタイルの持ち主だったのね。かつての"緑の天使"も今ではすっかり腹回りの堂々としたおっさんになっているけど、パウレタ引退試合で、54歳まさかのボレーシュート(キレキレ)には度肝を抜かれたものでしたよ。
フランスサッカーを彩った、いくつもの奔放な個性。私がサッカーを見始めた頃、フランス代表に彼らの居場所はほとんど残っていなかったように思う。
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