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2011.05.31

【ラグビー】 マルション!マルション!

Bustosいやー、なんてシナリオ!Top14準決勝2戦目は、モンペリエがラシンをまたも1点差で破って決勝進出(26-25)。チキンなあたしは最後のところ見てないです。

後半50分までにモンペリエが2トライなどで23-6とリード、しかしラシンも52分と62分にトライを挙げてじわじわと確実に点差をつめ、特にこの時間帯、トラン=デュックのシンビンはラシンの有利に働いた。
75分にはラシンが3トライ目を追加して23-25と逆転。les Petitsの冒険もここまでかと思われました。しかしあと5分、勝負は最後の笛が鳴るまで分からなかった。終了ぎりぎり1分前にモンペリエがPGを獲得、モヤノがこれを決めて土壇場で再度試合をひっくり返す。ラシンのヴィズネスキが最後に決勝を賭けたDGは、完全にポストを外れた。

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試合の前、ベロドロームのロッカールームのくじ引きで、ラシンはホームOMのロッカールームを引き当て、モンペリエにはビジター用が割り当てられた。しかしこのOMのロッカールームは、ラシンにとってはゲンの悪いことに、前日の準決勝1戦目でトゥールーズに敗れたクレルモン(29-6)も使っていたという。

観客席にいるガルティエがサスペンスに耐えられず席を外してしまうのはいつものことだけど、彼はこの試合の50分の時点で勝利を確信し、そのわずか12数分後には負けたと思い、終了5分前に逆転されると席を立ってすみっこにいた。それから席に戻り、落ち着いてモヤノの決勝PGを見届けた…
「夢から悪夢へ、それからショック。モンペリエに来た時、42歳にして心臓病専門医を訪ねたよ。まあ家を買った時の保証の件だっだんだがね、幸いにして…」
(´∀`)ヤッパリヘンナヒト…

ところでこの日、モンペリエは実はもう1つのタイトルも手にしていた。
準決勝が始まる前、ベロドロームでは16歳以下が参加するコンペティションの決勝があり、モンペリエの正真正銘のカデットが、既にスタジアムに到着していたクラブサポの熱い応援を受け、リヨンを破って優勝したのでした。
ここの育成はほんとに優秀だぬ。

決勝はパリでトゥールーズと対戦ですが、出場が危ぶまれるのは試合中に右手の中手骨を骨折した若主将ウドちゃんです。
検査の結果では、まだわずかな出場の希望があるという。ベシュコーチは、「私にとっては、彼はこの決勝でプレーする」

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クラブ史上初の決勝進出、これがいわゆるところのアップセットかというと、そうでもなさそうな気がします。このはつらつとした若いチームは開幕戦からビアリッツのホームで後半猛反撃を見せ、それからラシン、USAP、トゥールーズを立て続けに破った。最後につまづいたものの、今季のほとんどで上位を占め、首位にも立った。

フランスのジャーナリストたちは、この若者たちが成し遂げつつあるスポーツの"奇跡"にすっかり魅了されている様子です。
彼らはモンペリエランの今季をどう見たか。以下はフィガロに執筆しているアルノー・クードリーがブログに書いた文章だけれど、まとめるのも面倒だからそのまま載せますね。(訳てきとうだよ)


─さあ、素晴らしいお知らせだ。スポーツビジネスの最悪の面がラグビー界に押しかけるのを見たシーズンに、ガルティエと仲間たちの驚くべき道のりは、我々にこのスポーツの価値を見直させた。
トゥーロン、金ぴかの会長と彼の傭兵たちは、"準々々決勝"で落伍した。ラシン、企業家会長の金とスター・セバスティアン・シャバルは、準決勝で敗退した。
Top14の人食い鬼に対する親指小僧のリベンジだ。近い未来のラグビーに対する、変わらぬラグビーの勝利だ。

「私がチームを組むと、知らない選手ばかりだと言われるんだよ」、と何週間か前にガルティエは冗談を言った。
もちろんモンペリエは何人かの主力をあてにできる。フランソワ・トラン=デュック、彼は重きをなしつつあるフランス代表のSOだ。勇敢な主将フルジャンス・ウドラオゴ。FWの恐るべき十種競技アスリート、ファカテやゴルゴゼ。
しかし、花形選手もいなければ、世界的スターもいない。

エロー県のクラブの成功の鍵は?育成出身の若者に委ねた信頼だ。(トラン=デュック、ウドラオゴ、トマや*パイヨーグ)
その知名度と反対の貢献をした、何人かの外国人の抜け目ない補強。(アルゼンチンのキッカー、ブストス・モヤノ。フィジーのウィング、ナグサや、同郷の強力な№8、サキウサ・マタディゴ)
そして、並外れたコーチングのエキスパート・トリオ。ムッシュ・スクラム、ディディエ・ベス。FWたちの相談相手、エリック・ベシュ。そして、情熱的で一風変わった、想像力豊かな大胆不敵のコーチ、ファビアン・ガルティエ。

そういうわけで、その美しい歴史の中でますます貧弱になるスポーツにおいて、Top14の予算第8位はリーグの決勝までよじ登った。今季の新発見がどこまで行くのかはまだ分からない?トゥーロン、カストル、ラシンを退けた後、行く手には巨人スタッド・トゥールーザンが立ちはだかっている。戦わずして負けだろうか?
このモンペリエのチームのメンタリティを見たまえ。選手たちを結びつけている友情を。「僕達はまるでカデット」、とトラン=デュックは言い切った。自らの星を信じ、競争者の猛烈な欲望を持つ。我々は、このエローテたちには不可能ではなかろうと思う…

* パイヨーグはラ・ロシェル出身だと思うです。スタッド・フランセのユースにいた頃は、主に10番で主将を務めてたと記憶してる)

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