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2011.04.29

【ラグビー】 今週まとめ ヒゲと寵児とトラブルメイカー

今年の連休は予定なんか何もないので、ブログでもやりますわ。

私がパリセを"王子"と呼んでいるのはトロイのパリス王子にちなんでなのですが、ロイヤルウェディングの中継を見ながら、そういえばウィリアム王子はパリセにちょっと似てるかなー、と思った。
5、6年前のウィリアム王子とは、そんなに似てないかもしれない。いや、だから頭頂(ry

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今週、フランスのスポーツ紙面を賑わせたラグビーの方々を挙げろと言われれば、やはりシャバル、ミシャラク、ヘンソンでしょう。


協会を巻き込む大論争を引き起こしたシャバル舌禍(筆禍)事件。折しもサッカーチャンピオンズリーグで、バルサの元通訳が似たような騒動を起こしてますが。

RMCラジオの中の人は、シャバルのスポンサーにまで突撃したらしい。彼のスポンサーは、当然の反応ですがおおむねコメントを避けてます。
プーマ・フランスのマーケティングチームは、誰も彼も「ドイツでミーティング」につき手が空いてない。電話取材でつかまったマーケティングディレクター氏は、明らかに返事に窮し、開口一番すっとぼけた。「何をおっしゃりたいのか分かりませんな」

イメージのビジネスは、ある意味メフィストフェレスとの契約のようなものでしょう。つかの間の富と脚光、でもメディアも広告も、もう利用価値がないと判断すれば即座に手のひらをかえすかもしれない。私は常々、選手たちがこの波をうまく乗りこなしてくれればいいと思っているんだけど。
シャバルは問題のインタビューを掲載したJDDでの連載を止めることにしたという。

シックスネイションズ以降、メディアはシャバルよりも、トゥールーズで好調のピカモールをワールドカップの代表№8にすえたがっているように見えます。あるいはラカフィアのサプライズ。
シャバルの発言は、もちろんフランスラグビー界のスキャンダル告発とも取られかねない重大なものではあったんだけれど、今回の騒ぎの拡大には、どうもその種のメディアその他の"思惑"が働いていなくもないよーな気がする…

いずれにしても、リエヴルモンのリスト発表は5月11日。
スクレラ父は、今回の件について「時には看過できないこともある」と言い、もしシャバルが出場停止処分を受けたなら、彼はワールドカップのリストから落とされるかもしれない、と話している。

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ミシャラクはトゥールーズを恨んではいない。僕は怪我も多かったしね、と。
もう戻ってくることはないと思う、それでも僕はいつまでもトゥールーザンだよ、と言っている。
まあ、私はせめてミシャラクにくらい、育ったクラブで引退してほしかったさ…

「僕はここでキャリアを終えようと思っていたんだ。これはプロラグビー。全キャリアを通じて同じクラブに残るのは、ますます難しくなっている」

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Ghenson2011_2トゥーロンはそもそも月曜にヘンソンの今後について発表をする予定だったのが、1日伸びた。ブジェラルはその会見で、ヘンソンはもうトゥーロンのマイヨを着ることはないだろう的なことを言ったらしい。
どうも、ヘンソンが火曜に行われるはずだった話し合いをすっぽかしたんじゃないか、という噂もあることはあるんですけれども…

ともかくそのヘソソソさんは、水曜と金曜にトゥーロンの幹部と会った。なんやら事情は複雑らしく、ブジェラルは解雇を決める前にもう少し調査をしたいということで、決定を延期したらしいス。最終決定は月曜とな。


しかしまあメディアの反響は見たところ、そもそも2月に、そこまで21ヶ月で4試合しかプレーしてないヘソソソさんを加入させるという話が持ち上がった時の方が、その衝撃は大きかったと思う。
で、今回彼がたった2試合でトゥーロンを去るかもしれないといっても、その反応は「だよねえ」が主たるトーンである気がいたします。

思い起こせば、サラセンズはやけに気前よく彼を自由契約にしていたのでした。近年ヘンソンのカラータイマーは、おおむね2ヶ月で点滅を始めるようである。でも実は私、こういう人嫌いじゃないです。

画像は本文とはまったく関係ないマッパ南極物語です。ワールドカップまで4ヶ月、裸一貫出直しということになってしまうのだろうか。頑張ってヘソソソさん!

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2011.04.28

【ラグビー】 さらばバラ色の街

トゥールーズを出る、でも行き先はまだ分からない。
ミシャラクは地元トゥールーズFMで、彼が経営するカフェレストランから中継する番組を持ってまして、今回の発表もそのCafe64からラジオ生放送で伝えられました。

「5分で決めるようなことじゃない。この2週間は眠れない夜を過ごした。これが最良の決断であってほしいよ。僕は最終的にトゥールーズを出る。クラブ復帰はかなり難しかった。今、僕には何か新しいことが必要だ。どこか違うところ、フランスか外国で再起する必要がある」


「これは子供の頃からずっと僕の心のクラブだったスタッドとの絶縁じゃない」、とミシャラクは言います。しかしトゥールーズとは多くの点で合意できなかったという。特に契約について。

「僕はトゥールーズに残りたい意志を示した。でも、スタッド・トゥールーザンが僕に伝えた契約延長の提示は、今の条件より低かった。加えて僕がプレーしているポジションには、大勢の選手がやって来る」

「ギィ(ノヴェス)は僕に、9番として残ってはどうかと言った。僕は何週間かかけてそのことを考えた。難しかったよ。いつでもギィが決めてきた。彼らが僕に選択を強いるのはおかしな気がした。それから、僕は9番をやる決意をした。でも交渉は長かった」


トゥールーズはミシャラクに、1月の初めに契約延長を提示した。でも彼の逡巡は、ノヴェっさんが与えた期限を越えて続いた。
少し前から、彼とクラブの間に亀裂が生じていたのは確からしい。見たところ、それはノヴェっさんとよりむしろ、会長のブスカテルと。ミシャラクは彼のツイッターで、会長の"最後通牒"をからかうような言い方もしていた。
ブスカテル会長はというと、このようにニュアンスを和らげて報道を落ち着かせようとした。

「フレデリックはキャリアの転機にいる。彼はスポーツの、そして個人の選択をしなければならない。彼が南アフリカに旅立ったとき、彼は自らの選択をした…。しかし彼はいつまでもクラブの子供だ。いつまでも家族の一員だ。ミシャラク事件など存在しない」


ミシャラクには国内外のいくつものクラブのオファーが報じられたけれど、いまだ合意に至ったクラブはないらしい。
名前が挙がったワラタスは、獲得の噂を否定した。ビアリッツ会長のブランコは、ミシャラクと会いはしたけれど契約条件の提示はしなかったという。

「大きなクラブで、トゥールーズでと同じくらいエキサイティングなチャレンジをしたいんだ」、というミシャラク。常々、トゥールーズ以外のフランスのクラブでプレーするのは難しいと言っていたけれど…
「今のところは、何よりもまずトゥールーズでシーズンをよく終えることを考えている。未来のクラブがどこになるかは後で言うよ。今は僕自身にも分からない」

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トゥールーズFMのスタジオには、ミシャラクの下部組織からのアミ、ポワトルノーもいたらしい。
「フレッドには苦しい3シーズンだった。そして長期の怪我が彼をわずらわせた。もし他のところで彼が輝くんだったら、僕はいつでも彼を応援するよ」

↓これはミシャラクが発表する前に受けた、ポさまのインタビュー。その友情を語り尽くしてもらいましょう。

「フレッドは僕のアミだ。彼の決断がどんなものであれ、僕はいつでも彼を応援する。かといって、僕の意見を彼に言ったり、アドバイスしたりすることには変わりないかもしれないけれどね。もちろん、彼がスタディストのままでいてくれたらすごく嬉しい。僕は彼にそばにいてほしいから。もし彼がトゥールーズを去ることになっても、僕達はいつまでも友達だ。
それでも僕は、彼にトゥールーズに残ってほしいよ。彼がシャークスにチャレンジに行ったとき、彼はトゥールーズ復帰を考慮に入れていた。今回は戻ることはないだろう。
それはきっと、最終決断になる。僕達が一緒にプレーする日はもう来ないだろう。フランス代表でもなければね。そうなったらとても悲しい。だけど僕は彼が幸せで、輝いているのを見る方がいい。もしそれがトゥールーズの他のクラブでも、彼にとってはいいことさ」

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【ラグビー】 停職でござる

Chabalrtlブランコ御大は、「これがシャバルの本の宣伝だとしたら、彼も墜ちたものだ」、とお怒りでございます。大ごとに発展してしまいましたナ…(;´д`)

シャバルのレフェリー批判発言に対して、協会の反応は早かった。
FFRのカムー会長は、懲戒のためLNRの規律委員会に訴えると決定。それを受けて、所属クラブのラシンはシャバルをひとまず5月11日まで停職処分にし、その上で規律委員会の決定を待つつもりらしいです。
パリジャン紙は、彼は5月の12日に召喚された、と報じているという。100日までになるサスペンション&罰金1500ユーロのおそれがあり、リーグの決勝フェイズへの出場は処分次第であろうと。ただ、聴取の日付はシャバルとラシンの求めで早まることもありうる。

LNRのルヴォル会長も、ただちにFFRに同調。「レフェリーは完璧ではないが、レフェリングが最も難しい我々のスポーツの本質は、選手が彼らを尊重することだ」、と言い、シャバルに謝罪を促した。(しかしお偉方のこの釣られっぷりがむしろ怪し…いやいや…)


当のシャバルは、さすがに不用意であったと反省してか、RTLのマイクの前で謝罪しました。

「論争になってしまってすまない。もし傷ついた人がいたなら申し訳なかった。誰かを非難するつもりはないんだ。
この日曜、何紙かの記事に載ったことは残念だ。レフェリング、俺は自分の本の中で10ページほど悪意なくその話をしているが、文脈からあんなふうに言葉を抜き出してはだめだ。
俺はそうは言わなかったし、強く言ってもいない。におわせた程度だ。それぞれにそれぞれの考えがある。俺はレフェリングについて話すのはかまわないと思う。レフェリーたちはノン・プロフェッショナリスムを耐え忍んでいるんじゃないか。彼らは仕事をするのに道具や武器がそろっているわけじゃない。
難しい仕事だと、つくづく言いたいよ。俺だったらいくら金を積まれてもやらないな」

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【ちょっぴり闘牛とサッカー】

チャンピオンズリーグ待ち。セビージャは今フェリア・デ・アブリルだねぇ、ラモやん。

Ramo

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2011.04.26

【ラグビー】 ゆうべの補足ね

コンテポーミとバスタローのトレードがどうこうというのは、もちろん具体的な話ではなくて、今のところ2つのケースは関係ないとされてます。バスタローの移籍には年俸・移籍金もろもろあわせて約100万ユーロが必要になるだろう、と言われてる。
コンテポーミのスタッド・フランセ行きの話はミディ・オランピックが伝えたもので、2012年まで契約が残っている彼は、自由契約の方向でブジェラルと合意したであろうと。まああそこはアルヘンいっぱいいるし、チェイカはレンスター在籍時のコーチだ…

ミシャラクの来季については、トゥールーズ方面ではすでにさよならムードであります。行き先はワラタスとも報じられているけど、まあ明日になれば本人が発表するから。

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NZでの反応がどうなってるのかは知らないけど、シャバルの自伝"Ma petite étoile"をめぐる彼の一連の発言は、フランス国内ではもちろん結構な論争を引き起こしている…というか、メディアが反論コメント取りに奔走し、火をつけて回ってるっていうのもあるんでしょうが。
FFRのカムー会長は、この件でCCA(Commission Centrale des Arbitres)会長のディディエ・ムネと話し合ったらしいです。

レフェリーの寛大の恩恵に浴しているということで名指しされたブランコ御大は、このような侮辱を受けたことはない!といささかプライドを傷つけられた様子であります。
「シャバルには、メディアやコマーシャルでより、グラウンドで活躍してもらいたいものだ。キャリアは批判や広告を通して作られるのではない」

また、カストルのトラヴェールコーチによれば、
「シャバルはTop14のレフェリーの任命の形式を学ばなければならないだろう。彼らはFFRの所属であって、リーグの所属ではない」


さて当のシャバルは、インタビューでは言葉が足りなかったと感じてか、ツイッターと自サイトを通じ、自伝の一節を引用しながら意図を正確に伝えようとした。
ニュアンスは幾分やわらかく、でもまあ言ってることは同じですかナ…

「彼ら(レフェリー)はLNRのいいなりになりすぎてもいる。リーグの代表はクラブの出身だから、圧力とえこひいきのおそれは大きい。セルジュ・ブランコがリーグのパトロンだった頃、彼のクラブ、ビアリッツは何人かのレフェリーからいい扱いを受けることがあった。今では、それはカストルの元会長ルヴォルだ。
そうだな、俺はいくつかの試合の時、レフェリーはいつもカストルに対して強硬な姿勢を見せないような気がしていた…。俺はリーグ会長の公明正大も、レフェリーのそれも問わない。だが、俺たちが時々、いくらかの疑いを抱いているかもしれないのは本当だ」

シャバルは、フランス代表にルールに関するアドバイスをしているジョエル・ジュッジと顔を合わせることも多いのだろうけど、その都度ジュッジに「おたくのレフェリーはひどいもんだね」みたいなことを言ってるらしい。彼にとっては今に始まった問題じゃない…

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【ラグビー】 自伝の真実

(別窓で開いた記事を読みながらそのまま打ち込んでしまうので、あまり見直しもしてまセン。誤訳あったらすまそ)


33歳。イエス・キリストの歳に、シャバルは自伝を出すことにした。水曜発売のこの自伝は、しかし書店に並ぶ前から話題をまいてます。

この本を入手したフィガロのジャーナリストが、一部を自らのブログに掲載してますが、その内容はリッチー・マコウに言及した、かなり刺激的なものです。
シャバルはマコウの、特にラックでのファウルすれすれの行為と、ペナルティを取らないレフェリーの"恩恵"を指摘している。

「一番いけないのは、彼(マコウ)がそれを隠しもしないことだ。彼は気兼ねなんかしなくていい。つまり、誰も彼に何も言わないし、誰も決して彼を罰さない。彼はその恩恵に浴しているんだ。
彼が加わったアクションの10のうち5、6はペナルティに相当すると思う。だが彼はめったに罰されない。理由?レフェリーに訊かないとな…。彼の最優秀選手のステイタスのため、むしろあのステイタスのおかげかもしれない。
レフェリーは彼を罰する勇気がない。もしくは、いんちきをやる必要がないくらい才能に恵まれた選手だから、いんちきはやらないとでも考えているんだろう。無意識だと思うがね!
俺がこんな話をしてるのは、嫉妬してるからじゃない。俺はああいうタイプの選手が大好きだし、彼がグラウンドで成し遂げていることは最高に素晴らしいと思っている。だが、彼の"世界最高のラグビーマン"の名声が、レフェリーに影響を及ぼしているのは残念なことだと思う」

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シャバルは出版に際して受けたJDDのロングインタビューでも、さらに厳しいレフェリー批判を展開してます。

「Top14のレフェリーは能なしぞろいだ。プロのレフェリーはせいぜい2、3人ってとこだろう。タッチジャッジは週の間は仕事があって、週末そこにいることに満足しきっている。あいつらは主審の役には立たないし、口を出したら出したでカタストロフだ。
(Q: LNR会長ルヴォルのクラブ、カストルはレフェリングで有利?) それが現実だな。あの野郎どもは隠そうともしない。俺たちのスポーツにとっては残念なことだよ。その前の、ビアリッツ(前LNR会長ブランコのクラブ)と似たようなもんだ。まあ、いつもそんな調子さ。
ヨーロッパカップのプールの抽選を見ればいい。ビアリッツは一度も死のグループに入ったことがないだろ。うらやましい限りだよな」

よほど腹に据えかねているものとお見受けする。ただ、ラシンの試合のレフェリングで最も物議をかもしたのは、フランス最高と目されるプロ・インターナショナルレフェリーよ…

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同じインタビュー記事で、シャバルはNZワールドカップのリスト入りに不安があることも明かしてる。

「俺は一度も代表の座を確信したことがない。だからイタリア戦の後、本当にやばいと感じた。マルクはどの選手を連れて行くつもりか、95%分かってるはずだ。俺はまあ、はっきりしない5%の1人だろう。シーズンの最後の何試合かが、大きな意味を持つかもしれないな」


100万ユーロを越える年収(うちラシンの年俸が36万ユーロ)を明らかにしたことについては、金の話は別に隠すようなことじゃない、と言います。

「俺はこの金を受け取るに値する。盗んだわけじゃないんだ」

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【ラグビー】 会長、本業を忘れず

コンテポーミとバスタローのトレードなんて、けっこう前にどこかのフォーラムで拾ったただのネタ話だったのに、着々と現実のものになりつつあるらしき、昨今の移籍市場の恐ろしさ。

しかしトゥーロンをめぐる話題は、ステフォン・アーミテージとの契約を発表したはいいけどロンドン・アイリッシュが「ウチの選手まだ契約残ってるんですけど」と言い出したとか、ヘンソンがトゥールーズ戦@ベロドロームに勝った深夜にチームメイトの何人かとケンカして停職とか…いつもどこかマンガのようであります。
ブジェラルは月曜にヘンソンの処遇について発表する予定を、1日延期したっぽい。わずか2ヶ月で解雇かも、と伝えられている。
ブジェラルは「ヘンソンは扱いにくい」なんて言ってますが、そんなん最初から分かってるジャン。

マックスは「ラグビーをサッカーのように扱う会長たちがいる」と言ったけれど、かようにラグビーをマンガのように扱う会長はいる。しかしまあ、マンガは少なくともエンタテイメントだ。
一方で、ラグビーを不動産取引のように扱う会長というのもいるわけなのよ。

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セルジュ・ブランコ、ミシャラク獲得の噂について一言。
「ビアリッツでは、誰一人、彼に契約の提示などしていない」

噂の出どころは、ミシャラクがバスク海岸地方料理のお店を出してるから、とかじゃないよね…                        

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Top14の残留争いは、13位ラ・ロシェルが降格決定だそうでございます。

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2011.04.22

【ラグビー】 №8の脅威

5月11日の代表リスト発表を前に、メディアはこのところラシンのSOヴィズネスキがケサダさんとキック練習をしているのを見逃していません。

うーん。実をいうと、モンペリエ戦でモジャノへのスピアタックルをばっくれた直後、ゴルゴゼの軽めのタックル(空中ではありましたが)でのたうち回って痛がり、ゴルゴゼがシンビンをくらったという一件以来、私の彼に対する印象はちょっと下げ気味なのだった。彼の大おじは元サッカー代表だということなんだけれどもね…


Lakaシックスネイションズでは散々そのパフォーマンスを批判されてしまったシャバル。実は怪我やら病気やらでコンディションはけっして良くなかったそうなのだけど、Top14のここ数試合で、ようやく彼の好調時に戻りつつあるみたいです。
先週末のUSAP×ラシン(23-16)では後半から出場、80分にカタランを振り切り独走してど迫力のトライを返してる。

しかしそのケイブマンの前に立ちはだかる影…ピカモール?いや、それは今季頭角を現したビアリッツの3列、ラファエル・ラカフィアだ、という話。
22歳。よく分からないけど親御さんがワリス・エ・フトゥナのオリジンということでしょうか、あのアリノルドキをフランカーに追いやる勢いらしいス。

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【ラグビー】 「ラグビーは変わった」

私はどちらかというと移籍市場の空騒ぎなんかより、契約延長のニュースを聞くとホッとするんだけどなぁ。


【マカリスターin、ミシャラク…?】

フランスラグビーの移籍市場が正式に開いたのは、実はこの水曜だったらしい。ブスカテル会長自らが交渉を認めていたマカリスターのトゥールーズ加入の件も、この日発表がございました。3年契約すね。
彼をどのポジションで使う気なのかは知らないけど、フランスラグビーを代表するトゥールーズの10番のこの状況はちょっぴりさびしいし、心配かもしれない。育成出身の若手SOドゥサンはベジと一緒にプロ契約を結ぶようだけれども。

トゥールーズは同時に、オーストラリア代表SHルーク・バージェスとの3年契約も発表している。これで9番10番の補強枠、つまりミシャラクにとっての外堀は埋まったわけで、彼の離脱は避けられないものと見られてます。
しびれをきらしたブスカテル会長から"最後通牒"を突きつけられながらも、なおも決断を保留していたミシャラク。来週半ばには自身の今後を決めるつもりのようだけど、彼の決断はクラブにとっては遅すぎたのでした。

ノヴェっさんはミシャラクに来季9番でプレーするプランを伝え、よく考えるよう彼に1ヶ月半の時間を与えたらしい。そして5週間がたったけれど、ミシャラクはまだ考えていなかった。
生き馬の目を抜くプロの世界、ぐずぐずしてはいられないのだ、とノヴェっさんは言う。

ミシャラクにはビアリッツ、バイヨンヌ、ストーマーズ、メルボルン・レベルズといった、いくつものクラブのアプローチが伝えられている。つい最近では、現在D2首位のリヨンOUの幹部と会った、という報道もありました。
ただ実際のところ、フランスのクラブからのアプローチは伝えられるほど重要でないという見方もあり、スーパー15の噂の方が、より信頼度が高いのではないかと言われてます。


【"ダラス"最終回】

「庶民派クラブ」の売りはどこへやら、バイヨンヌ幹部の権力闘争は、追いつめられたサラゴイティ会長が、先週水曜に開かれたクラブの総会で辞任を表明。アフルルとタッグを組んだMichel Cacouault氏が新会長に選ばれて、騒動は大株主-市長連合の勝利で一応の決着がついたのでした。

Cacouault氏はクラブの元副会長で、そもそも最初にアフルルをバイヨンヌに招いたのは彼だったらしいのだけど、2010年にサラゴイティとの不和を理由に辞任した、という経緯があるらしい。


【そしてラポルト】                        

ところでサラゴイティとの大げんかの末に出て行ったラポルトだけれど、バスクのクラブに戻る予定はないらしい。
当然メディアは、最近クラブ売却の噂まで飛んだ(*1)スタッド・フランセで新たなチャレンジか?と色めき立ちます。
*1 ミディ・オランピックの飛ばし。マックスは否定。ただ数年前から株式を公開するプランはあるらしい)

ラポルト自身はスタッド・フランセの苦境に胸を痛めているそうで、できることがあればもちろん手助けしたいというのだけれど、さしあたってどうこうという話ではないらしい。
バイヨンヌから身を引いたのはスタッド・フランセとは関係ない、と念を押してます。

ただマックスは最近、(悲願の新スタジアムが完成する)2013年以降に、会長職を退く可能性も示唆している。
「試合の朝選手たちと列車に乗り、夜帰ってみんなで飲みに出かけた時代が懐かしい。ラグビーは変わった。私はそれが残念だ。それはメディアと、ラグビーをサッカーのように扱う何人かの会長のせいだ」
(マックス談)

うん、まったくねえ…

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2011.04.21

【音楽】 信頼のおける人たち (Massacre)

なんかラグビーのことでも書こうかと思ったけど、どこから手をつけたらいいのか分からん。


Massacre - Legs (YouTube)

ロバート・クワインとフレッド・マー(正確にはどう読むのか知らない)は、ある時期私が気に入ったディスクのほとんどに参加していて、つまり逆に言えば、彼らの名前がクレジットされたディスクは買って損はなかった。
↑の曲はフレッド・フリス、ビル・ラズウェルとマーの実験的ロック・ユニット、マサカー(1981)。マーはこの時10代だったんじゃないですかね。フレッド・フリスのユニットのすべてが好きなわけではないけど、これはいいよな。

NYシーン特有のクールネス、雑食性、アバンギャルドの気風はすごく好き。
ところでこれ↓は「ネオアコ?つきあいきれんわ」、とやはり単身NYへ渡ったロイド・コールのTVライブ映像だけど、さりげにクワインとマシュー・スウィートが両脇を固める豪華布陣であります。

Lloyd Cole, 'Jennifer She Said' live, 1990

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2011.04.20

【サッカー】 まだまだ現役

Tetuginolaまたやってますのん。自称「見せたがり」のジノラ、独占インタビューに応じたゲイマガジンTêtu誌の表紙でございます。

あのガレス・トーマスとも親しいらしいジノラは、このインタビューの中でホモフォビアに反対する姿勢を明らかにし、「私は誓って、カミングアウトしたがっているサッカー選手たちの味方だ」、と話してます。

ジノラ自身は2人の子供の父親。"もしも"19歳の息子アンドレアがカミングアウトしたら?と尋ねられ、以前はその種の問題をどう考えたらいいのか分からなかったけれど、仮に今打ち明けられたら自分の教育のあり方を自問するだろう、と答えてる。
「私が気づいてやれなかったことで、彼は両親に話すことができずに、きっとつらく孤独な時を過ごしたことだろう。私はアムールは中心に置かれなければならないと思う」


現役時代は「最もセクシーなサッカー選手」の常連だったジノラ。しかしナル男的見方をされるのには、ちょっと反論したりしてるらしい。「ロッカールームで鏡の前を通り際、自分の姿をチラ見してたことなんかないよ」
ただ、彼なりのこだわりはありまして。
「グラウンドではいつも、白いソックスをはく方がよかった。脚の線を美しく見せると思っていたから。あの色はももを引き立てるんだ。それは私の耽美的な面かも知れないね」

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2011.04.18

【音楽】 ウェイヴス・オブ・フィアー (Lou Reed)

Lou Reed with Robert Quine - Waves of Fear (YouTube)

NYボトムライン、"A night with Lou Reed"からの映像ですナ。
ギターは故ロバート・クワイン、ドラムスはフレッド・マー。最高でしょ。クワインのギターが、というか、NY方面から聞こえてくるギターの音がいつだって好きでした。

改めてみると、ルーってホセ・トマス(スペインの生ける伝説的闘牛士)とガルティエがちょっとずつ入ってるよーな気がする。


いつも通りの日常を送っていても、夜中に突然不安が押し寄せてくる時がある。他に考えるべきことやるべきことは山ほどあって、このブログもなかなか通常営業に戻れないね…

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2011.04.09

【ラグビー】 カップ戦のあれこれ

昨夜のチャレンジカップは、最近では"マックスが持ち株を売るらしいよ"なんて話も出てきてるスタッド・フランセが、モンペリエを後半逆転で破って意地を見せたりしとります(32-28)
もっともモンペリエはスタメンを見る限り、プライオリティはTop14かナと…

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さてフランス勢のハイネケンカップ。アノエタに乗り込むトゥールーズは、ジョジオンがベンチに回ってポさまとフリッツがセンターのスタメンという。ここ数試合復調してきているエマンスはFBをやる。
怪我のミシャラクに代わってSHは若手ベジがスクレラとハーフ団を組む。

一方のビアリッツは、木曜のトレーニングでトライユが負傷し棄権するという痛手。

USAPは、サスペンションを軽くしてもらったマルティがスタメン入りしました。

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ピレネーのあっちで開催される今回の準々決勝2戦で、このところにわかに脚光を浴びているスペイン代表監督Régis Sonnes氏。元トゥールーザン。

「私はただプロフェッショナリズムの方向に流れるラグビーとは違うものを探していた。私はここで、自分の愛するラグビーのいくつかの価値を見つけました。しかしスペインには、価値はあっても金がない!
スペイン協会の予算は2,3Mユーロ。モン=ドゥ=マルサンのようなProD2のクラブでも、5Mの予算があるというのに…。メディアのカバーは無きに等しい。我々は今選手登録を進めること、そして学校にラグビーを導入する努力をしています」

「フランスがスペインに向ける注目は、この国のラグビーを動かすかもしれない。しかしそれはカタルーニャとバスクにしかかかわっていない。スペイン全土には及んでいないし、今回のイベントにも国レベルのフォローはあまりありません。
新聞にこの試合が採り上げられれば、我々がもう少し注目を集める助けになるでしょう。我々に足りないのはそれなのです」

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【フランス闘牛】 2011ニームのカルテル

6月2~13日、昇天祭とペンテコステのフェリア@南仏ニームのカルテルが発表です。

フランス人闘牛士はえーと6人?ファン・バウティスタが2回、セバスティアンが3回。
セバスティアンは、ニーム出身のパトリック・オリベルのアルテルナティブにも立ち会う。パランは、オリベルがいる闘牛学校のパトロンでもあるエル・フリ。シモン・カサスは地元期待の若き闘牛士のために、豪華な昇級式を用意した。

今季はフランスのノビジェロ三羽烏が、それぞれ出身地のフェリアで正闘牛士に昇級する予定。アルルでトマシト、ニームでオリベル、そしてモン=ドゥ=マルサンでトマ・デュフォー。
デュフォーは昨季スペインでもかなり評価を上げた。ニームでは、ポンさんとこのノビージョで闘牛をする。そういえば彼のアポデラードもカサスなんですね。カサスはかなり、有望な若手に投資しているみたい。

11日午前のミックス闘牛は、騎馬闘牛士マヌエル・マンサナレスの昇級の確認がある。テムワンは実兄(だよね?)ホセ・マリア・マンサナレス。

↓ランドのノビジェロ、仲良しのトマ・デュフォーとマチュー・ギヨン。

Tdufau2011_2

Feria de Nîmes 2011
Cartels de l’Ascension et de Pentecôte

Jeudi 2 juin - 18 h 00 - corrida
6 toros de Valdesfresno
pour Juan Bautista, Matias Tejela et Léandro (confirmation d’Alternative)

Mercredi 8 juin - 18 h 00 - corrida
6 toros de Partido de Resina
pour Alberto Aguilar (confirmation d’Alternative), Luis Bolivar et Marc Serrano

Jeudi 9 juin - 18 h 00 - corrida
6 toros de Victoriano del Rio
pour El Juli, Sébastien Castella et Patrick Oliver (Alternative)

Vendredi 10 juin - 11 h 30 - 50ème Cape d’Or - Novillada
6 novillos d’Enrique Ponce
pour Thomas Dufau, David Galvan et Fernando Adrian

Vendredi 10 juin - 18 h 00 - corrida
6 toros de Torrealta
pour El Cid, Sébastien Castella et Miguel Angel Perrera

Samedi 11 juin - 11 h 30 - corrida mixte
Toros de Garcigrande
pour les cavalier Pablo Hermoso de Mendoza, Manuel Manzanares (confimation d’Alternative) et le torero José Maria Manzanares

Samdei 11 juin - 18 h 00 - corrida
3 toros de Miura et 3 de Victorino Martin
pour Rafaelillo, El Cid et Mehdi Savalli

Dimanche 12 juin - 11 h 30 - corrida
6 toros de Juan Pedro Domecq
pour Enrique Ponce, Javier Conde et Juan Bautista

Dimanche 12 juin - 18 h 00 - corrida
3 toros de Fuente Ymbro et 3 de la Quinta
pour Curro Diaz, Sébastien Castella et Alejandro Talavante

Lundi 13 juin - 11 h 30 - corrida à cheval
6 Toro de Bohorquez
pour Andy Catagena, Diego Ventura et Leonardo Hernandez

Lundi 13 juin - 18 h 00 - corrida
6 toros de Nuñez del Cuvillo
pour Morante de la Puebla, El Juli et Daniel Luque

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2011.04.07

【ラグビー】 スペインで準々決勝

USAP×トゥーロン@バルセロナ、ビアリッツ×トゥールーズ@サン・セバスチャン。
この週末のハイネケンカップクォーターファイナルは、フランス勢同士の対戦2試合が、共にスペイン側で行われるという珍妙な事態になっておりますね。モンジュイックでの一戦は、どうやらハイネケンカップ準々決勝の動員記録(48,500人@ランズダウン・ロード。05年レンスター×レスター、06年マンスター×USAP)を更新するになりそうだ、ということみたいです。


スペイン代表のフランス人監督Regis Sonnesによれば、しかし国内の反応はやはり、国と地方で温度差があるっぽい。
国レベルでは、メディアの反響はおさびしいもので、土曜にスポーツ新聞に記事が出るかもね(シックスネイションズのニュース同様)、といった程度の関心らしい。
スペイン協会にもまったくその種の組織力はないけれども、反対に地方レベルでは真のインパクトがあり、ラグビーがスペインに普及するとしたら、こういったイベントのおかげであろう、と。

サッカーにおいても、長らくスペイン代表は特に地域対立のためにインターナショナルなタイトルが勝ち取れなかったとよく言われますが、先のワールドカップでは奇跡的な団結を見せ、悲願の優勝を果たしたばかりであります。

もともとマイナースポーツである上に、経済危機が追い打ちをかけて、なかなかプロジェクトにお金がかけられないというスペインラグビー。今のところ、国内リーグのレベルは1999年からそう進歩はないそうだ。
しかし1部リーグに10クラブ中4クラブ(3じゃないかな)がいるバスク地方の楕円人気や、IRB・FIRAの支援、ポルトガルやフランスとの若手の交流など、ワールドカップを夢見て頑張っているらしいス。2015年?それはちょっとキビシイかもしれないけど…というような話、かな。

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【ラグビー】 それぞれの連載小説(バイヨンヌとトゥールーズ)

あきらめないアラン・アフルルとバイヨンヌのエピソードは、もはや企業買収ものの連載小説を読むような展開になってきてます。
アフルルは現在舞台裏で動いておりまして、クラブ再生プロジェクトを掲げて来月の株主総会で勝負に出るつもりらしい。アフルルはジロンダンにジダンやリザラズ、デュガリーがいた頃の会長でもあって、スポーツクラブ経営に関して素人というわけじゃないだろうけど…

プロジェクトの一環として、シーズン後のイタリア代表監督就任が噂されるUSAPのブリュネルコーチに、マネージャーのポストを提示するのではないかとも報じられている。

                        Laceg_2

こちらも長い長い連載小説の…最終回になるのかな。この火曜、トゥールーズがボクシスとの契約を正式に発表いたしました。3年契約。
09年6月以来代表に呼ばれていないボクシスは、赤黒のマイヨに着替えて代表10番のポジション奪回を目指すことになります。

「スクレラの後任を探していたトゥールーズ」というメディアの報道の仕方はもちろん正確ではないわけなのでして、ボクシスへのアプローチはもっとずっと以前にさかのぼり、クラブは後釜をキープしつつ、30歳を過ぎたスクレラをそこまでして引き止めるつもりはなかった、と考えるのが自然かと思う。

そんなところに、トゥールーズ会長のブスカテルが、オールブラックスのマカリスターとの交渉が進んでいることを認めた、という報道です。
もちろんこの話は、ボクシスのポジションが必ずしも安泰でないことを示唆すると同時に、ミシャラクの来季に問題を投げかけるものであります。いまだ今後の決断をしていないミシャラクは、彼を9番で起用しようとするノヴェっさんとうまくいっていない、というのがもっぱらのウワサ。
ノヴェっさんが言うには、「フレッドが我々と残りたいならウェルカムである」

私個人は、これらのニュースはむしろトゥールーズの、ひいてはフランスの創造的育成の危機という文脈でとらえてますが…

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2011.04.06

【フランス闘牛】 ラス・ベンタス、07年5月

で、このところ、角の前で命をかける闘牛士だけが、自分の中でリアリティを持ってたかもしれない。Top14の行方とか、もちろん移籍市場の数字などじゃなく。
先週末はカステジョンで、シドさん、セバスティアン、ペレラの期待のカルテルがあった。でもいかんせん牛がアレだったらしくて、全員耳が取れずに終ったと。
カステジョンはそんな感じでしたが、代わりに07年のラス・ベンタスの映像を見ました。ファン・バウティスタとセバスティアンが出ているやつ。

この日も総じて牛は良くなかった。プエルト·デ·サン·ロレンソ(たしか)の牛は足が弱く、最初から交換が続いたけれど、セバスティアンは牛を替えてもらうことができなかった。
4頭目の直前に闘牛場を激しいにわか雨と風が襲い、ファン・バウティスタが豪雨の中でいい闘牛をして、耳を1枚取った。
砂場は田んぼのよう。続く5頭目、セバスティアンとバンデリジェロは、靴を脱いで裸足になった。

5頭目はムレタに惑わされず人を狙う、危険きわまりない牛。とてもまともなファエナができそうな牛じゃない…案の定派手に引っかけられて宙に放り出された。雨ガッパを着たカンプサーノが、いつものように飛んでくる。
濡れたムレタが角にからんで何度も手から落ち、どうなることかと思ったけれど、それでも最後にはパセをつないで、アフィシオナードの心をつかんだ。トレロ!コールがわき起こる。

彼の原点みたいな闘牛でした。ヘトヘトになって、剣は決まったけど3回デスカベジョを使った。観客の求めで耳が1枚、価値ある耳。
彼も最近は観客にオープンになってきたのだろうけれど、この頃は幾分ぶっきらぼうな感じで、まだ内向的な少年の雰囲気を色濃く残してる。まるでこれは牛と自分の間の問題だ、とでもいうように。
07年は大怪我の後の不振のシーズン。この少し後に、彼はカンプサーノと袂を分かつ。ブルラデロで牛を見る表情は、どこか思いつめたようだったな。

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【音楽、映像】 Fall on Me

あれは酸性雨の歌らしいけどね。

雨の降り出しと共に上昇していくガイガーカウンターの数値を見ながら、どこかタルコフスキーの映画の中にでもいるような、みょーな非現実感のある最近でございました。


R.E.M. - Losing My Religion (Video)

R.E.M.、91年の『ルージング・マイ・レリジョン』のプロモーションビデオ。導入は、いきなりタルコフスキーの『サクリファイス』の借用と思われる。
タルコフスキー、パゾリーニ、パラジャーノフ、ケン・ラッセル…?様々なイメージのコラージュ、早い話がデレク・ジャーマンだ。(そういえばジャーマンの"庭"からは原発が見えたっけ)
これをオマージュと呼ぶには、私はちょっとばかり抵抗があるんだけれども。

ハワード・フィンスターの庭をさまよっていた頃から、アセンズの"大学生のお気に入り"たちもずいぶん遠くへ行ったのだった。
撮影はターセム・シンで、これはその年のMTVの最優秀ビデオに選ばれた。ターセム・シンの映画は観たことがないけれど、私はMTV出身の映像作家特有のあざとさがあまり好みじゃないのかもしれない。

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2011.04.05

【ラグビー】 1人、また1人

とりあえず、5ヶ月後の日本と世界を信じて続けますです…


クレルモン&代表プロップの子牛ちゃんことドミンゴが、先週末のビアリッツ戦で前十字靱帯を断裂し、彼のシーズンが終了しました。
シックスネイションズでも評価を上げ、代表に欠かせない選手となったドミンゴですが、通常復帰までに6ヶ月はかかる怪我でもあり、ワールドカップ出場が非常に危ぶまれています。

ドミンゴ本人は、努めて楽観的であろうとしている。
「ラグビー選手のキャリアではいつでも起こりうる怪我だ。僕はまだワールドカップをあきらめていないし、あきらめたくない。それでもしNZに行けなくても、できる限りのことをしただろうから悔いはないよ」

リエヴルモンは5月11日に発表される代表30選手のリストで、ドミンゴを31人目に加えて最後まで回復を待つことも検討しているらしい。
それは協会との話し合い次第だろうけれど、このポジションではやはりワールドカップに間に合うか微妙なバルセラがいて、難しい判断になるかと思われます。


ドミンゴに奇跡が起こることを期待しながら、一方で彼の代わりは誰かという話になるのはまあ仕方がないことなのかもしれないけれど、まず名前が上がるのはマルコネ。
マルコネ自身も、前回ワールドカップを足の骨折であきらめざるをえなかった。彼は左も右もでき、経験もある。ただ、ベテランの彼が全試合でプレーできるかどうかということと、何より彼はイタリア戦の後でチームを外された1人でもあります。

USAPのシュステールはパワーと機動性を兼ね備えたモダンなプロップだけど、代表経験に乏しい。トゥールーズのプクスはここまでリエヴルモンのプライオリティではなく、むしろ控えとして理想的と見られている。
その他では、ここ最近注目を集めているカストルのフォレスティエールにも言及されてます。彼もまた06年の秋にドミンゴと同じ怪我をして、ワールドカップに別れを告げた経験を持つ。

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【ラグビー】 ハイネケンカップと民族の誇り

バルセロナでのハイネケンカップ準々決勝に臨むUSAPを応援しているのは、バルサの選手たちばかりではありません。
最近何かと移籍ニュースを騒がせているダン・カーターは、今でもUSAPのほとんどの試合結果を追っていると言い、カタルーニャのコミュニティにとって素晴らしい試合になるだろうね、と話してます。

ジャッキーの否定にもかかわらず、南半球のメディアはラシンが彼に3年契約4,8Mドル(NZドルですか?)のオファーを出したとか伝えてるみたいですナ。なんといってもラシンはエルナンデスの時も、最後の最後まで噂を否定し続けていたという過去がございます。


話がそれましたが、USAPのもう1人のサポーターは、来季からの加入が決まっているジェームス・フック。
「ペルピニャンとカタルーニャの間にある強い絆を考えれば、彼らにとってバルセロナで試合をすることがいかに重要かは完全に理解してるよ。僕はウェールズの出身だろ。民族のアイデンティティがどれほど大切なものか、僕には本当によく分かる」

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【ラグビー】 僕達も応援しまッす

FC Barcelona - El primer equip juga a rugbi(YouTube)

USAP×トゥーロンの宣伝に一役買うFCバルセロナの皆さん。
Ánimo Abidal!

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2011.04.02

【ラグビー】 今週のそのほか

先週末のラシン戦でトゥールーズが大敗したことで(43-21)、フランスラグビーにはひそかに衝撃が走っております。
フランス代表から傷心のポさまとジョジオンを突っ返された時には、リエヴルモンに対してイヤミも言ったノヴェっさん。しかし2人のパフォーマンスがベストからほど遠いことを認めざるをえず、うーん代表を外されて当然だったね、なんて言ってるらしいス。

                        Laceg_2


昨今の移籍市場の動きをにらみつつ、代表テクニカルディレクターのスクレラ父は、ワールドカップ後Top14に外国人選手が大挙して押し寄せるであろうことに不安を隠せません。
特にフランスの若手の起用について。とりわけ1列と8、9、10番は厳しい状況にあるらしい。

フランス代表は危機的状況かと尋ねられ、
「ええ、3、4年後にはハンカチを取り出して涙をふかなければならないでしょう。我々がイングランドのサッカーリーグのようになるかはいずれ分かるでしょう。プレミアは最高のリーグの1つだが、もう代表に供給していない。サッカーでは、イングランドはもう長いこと何も勝ち取っていない」

                        Laceg_2

トゥーロン移籍が噂されるバスタロー。先日ついに今後について「決めた」と打ち明けたらしいけれど、具体的なことは話さなかった。
「関係者はそれを知っているけど、今は僕の個人的事情について話す時じゃない」

そういえばブジェラルは今週パリにいたんだっけね…。バスタローの話の様子では、来季のトゥーロン加入は間違いなさそうな感じです。
「(土曜のトゥーロン戦は)他の試合と同じ。自分のクラブのために全力を尽くす。あとのことはその時分かる」

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2011.04.01

【ラグビー】 4月1日進行中

RinerMidolの「オリヴィエ・マーニュ、アシスタントとして代表スタッフ入り」はネタだと思うけど、微妙すぎてエイプリルフールになってない件。


ところでこれは今朝ほぼ同時にアップされたと思われる、トゥーロン公式サイト「独占・柔道家テディ・リネール、トゥーロンと2年契約」と、
http://www.rctoulon.com/fr/news/article/teddy-riner-signe-au-rct/

レキップである。何をやってるのかと。
http://www.lequipe.fr/Rugby/breves2011/20110401_085529_riner-signe-a-toulon.html

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