1週間分をざーっとななめ読みしたのを(結構な分量だった)、今誤字だけチェックしてそのまま上げてしまいます。確認してないから誤読あるだろうし、まとまってないし、夜中に書いたから文が寝てるけど。
私イタリア戦自体は観てないので詳しい内容は知りませんが、ともかくこの歴史的敗戦(22-12)の後、リエヴルモン解任の噂さえ流れていたっぽい。けれど、FFR会長のカムーは、ワールドカップまで彼を信頼することに決めたようです。
ともかくウェールズ戦スタメン
Le XV de départ : Médard - Clerc, Marty, Traille, Palisson - (o) Trinh-Duc, (m) Parra - Bonnaire, Harinordoquy, (Cap.) Dusautoir - Pierre, Nallet - Mas, Servat, Domingo
Remplaçants : Ducalcon, Guirado, Papé, Lapandry, Tomas, Estebanez, Huget. Schuster (23e homme)

代表スタッフはシャバル、ルージュリー、マルコネ、ジョジオン、チオンと、どさくさまぎれにイタリア戦でプレーしてないポさままで外しとります。
代わって招集されたのはシュステール、パペ、ラパンドリ、パリソン、エステバネズ、マルティ。リエヴルモンがおキニ(しかし批判は多い)のユジェをスタメンから外してパリソンを入れたのが、サプライズとして伝えられている。
トライユとマルティのセンターは、リエヴルモンが2008年のシックスネイションズで、代表監督就任後最初に試したコンビの1つ。(そうだったっけ?)
SHはイタリア戦の前にヤシュヴィリがももを打撲して棄権しましたが、彼は結局戻らなかった。パラがスタメンで、モンペリエでトラン=デュックとコンビを組んでるトマが引き続きベンチに入ります。
今回呼ばれた選手たちのほとんどは30人のリスト+サブリストの中の選手で、待望されたような新しい名前は1つもありません。メディアが予想したピカモールも、フリッツも、バスタローも、デュピュイも、マルジューもいない。
私はラパンドリは有望なタックラーだと思うし、もうちょっと見たい。でもトラン=デュックのひかえとして、本職のSOを1人も呼ばなかったのはどうだろうかと思う。トライユか、エステバネズ?

外された6人については、これは明らかに「切られた」という意味です。いつもは「選手を罰したのではない」、とくどいほどにくり返すリエヴルモンですが、今回に限っては、「見せしめにせざるをえない」と怒りを込めて話した。
ただルージュリーに関しては、LNRの規律委員会の召喚が16日に早まったためであるとスタッフが明言してるので、彼についてはどうなのか分からないです。
(そのルージュリーは結局、トゥーロン戦の危険なプレーで20日間の出場停止。両クラブにもそれぞれ罰金5000ユーロが言い渡された)
この期に及んで、すべては見直し・ゼロからの再出発だとリエヴルモンは言っている。追放されたのは6人だけれど、多くの選手が義務を怠った。
伝えられるところによれば、イタリア戦後の夜、リエヴルモンは一度はチーム継続に傾いたように見えましたが、日曜には考えを変えた。土曜の夜に何があったのか、詳しいところは分からない。ただ、選手スタッフ間にそれなりに激しい話し合いはあったらしい。
リエヴルモンの怒りの原因は、おそらくイタリア戦の前にさかのぼる。彼によればですが、Top14の20節を戦った後でマルクシに戻ってきた選手は疲れていた。リエヴルモンは、彼らが試合後の夜にはめをはずしたと見てる。火曜まで、彼らはまともなトレーニングができなかったらしい。
「私は選手たちのいうことを聞き入れすぎる傾向があった」、とリエヴルモンは悔やみ、彼と代表のマイヨを"裏切った"選手たちの態度に幻滅しているようです。
「彼らには勇気が足りない。自分自身の落ち度を受け入れることすらできない。それは新しい世代の傾向なのかもしれない」

会見時、たぶん頭に血が上っていただろうリエヴルモンは、「あのイタリア戦が、フランス代表のマイヨに袖を通す最後になる者もいるだろう」、とまで言った。これにはあのギ・ノヴェスコーチもいささかカチンときたらしい。
ノヴェっさんは特に、ワールドカップ後の代表引退を示唆していたジョジオンを思いやっていまして、リエヴルモンを指して、キャリアが終るのはむしろ君の方ではないのかね的なことを言ってるっぽい。
「人は4年で偉大なコーチにはならない。我々はこの3年半になされたことは何の役にも立っていないような気がしている。フランス代表が信頼をなくしつつあるということで、リエヴルモンは、それほど自己主張はできないが、よりフィットして言うことをきく若手を選んだ。おそらくスタッフにとってはその方が簡単なのだろう…」
つい最近、リエヴルモンに妙に理解のある発言をしてむしろ不気味だったノヴェっさんですが、実は昨年秋のオーストラリア戦の後、おそらくセルジュ・ブランコ一派(LNR派ですナ)から、フランス代表に手を貸すようお願いされていたというウワサがございます。
あのノヴェっさんが個人的にリエヴルモンに電話までしたというんだけど、言うまでもなく両者はそれっきり。まああの魅惑の毒トークが、堅物のリエヴルモンとうまくいくわけがなかったんでした。
ちなみにリエヴルモンは、何人かの代表引退についての自分の発言を、「軽率どころではなかった」と言って後悔している。例によって。