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2011.02.09

【サッカー、ラグビー】 バンドロル補足

もう少し横断幕の話をすれば、今季PSGのヨーロッパリーグ・プレーオフの相手がマッカビテルアビブと聞いたときには、「ゴール裏のネオナチが何か出したら終る」、と涙目でしたよ私は…

リヨンとサンテティエンヌのダービーは、イギリス人ジャーナリストが何を書いたのかは知らないけれど、そう単純な労働者とブルジョワの階級的対立ということでもなかろうし、たとえばよりサッカー的文脈では、歴史ある"首都"のサンテティエンヌ(ステファノワの自負するところによれば)と、新興の"バンリュー"であるリヨンの対決ということになりましょうか。
そしてあの横断幕の初出(というか)であるらしい2000年は、低迷する古豪サンテティエンヌに対して、オラスの投資が実を結んだリヨンが7連覇を開始する直前でもあり、そのような陰影があのバンドロルには反映されているのでしょう。

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日頃思うのは、特に欧州のラグビー文化はサッカーを見てないと分からないところがあるんじゃないかな、ということです。サッカーのダービーの観客席映像を見れば、ラグビーが守ろうとしているものは分かる。
サッカーのマスと混沌はいささかスポーツの枠からは逸脱しているけれど、あれはああいうものだと思う。でもサッカーの「自由」は、逆に多くの束縛を生んだ。

「"責任を果たさない自由"を認めろ」、という類の人々はどこにでもいる。私は数年前に、スタジアム入場に身分証明を導入しようとしたPSGが、ウルトラの猛反発を受けて最終的に会長が解任されたときのことを覚えてる。
イングランドのことはよく知らないけれど、80年代後半の大事故の後、現在あそこでは、「どことなくプロフェッショナル的なサッカー・ファン」は案外スタジアム内にはいないんじゃないかと思う。特に高額なチケットによって。

PSGが最近CLに出たシーズン、チェルシーとスタンフォード・ブリッジで対戦したとき、むしろパリジャンのチャントの方が我が物顔にでかくて吹いたことがある。

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