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2011.02.14

【ラグビー】 シックスネイションズ・アイルランド×フランス 2つの質問

このアイルランド戦の前、マルクシでジャーナリストが選手に集中的に訊いた質問が2つある。うち1つはランズダウン・ロードの新旧スタジアムのことです。
神話的な古いスタジアムへの郷愁。新しいスタジアムにはまだかつての魂はないかもしれないけれど、おそらく欧州で最もモダンで美しいスタジアムだ…


クレルモントワは既にハイネケンカップのレンスター戦のとき、アヴィヴァ・スタジアムでプレーしたことがある。
ルージュリーは初めて足を踏み入れたとき、まずあの小さな郊外列車を探したという。けれど、あまりの様変わりに、彼はちょっと迷子になったような気がしたらしい。

「列車がどっちの観客席側を通っているのか探したんだけど、すっかりだまされたよ!実際には思ったのと違う方にあった。まあ僕がかなりの方向オンチであるにせよ、以前とは目印が違ってしまっているにせよ、ね」

クレルモンのチームメイトであるパラは、5万人のアイリッシュの情熱を心配した。
「すごく美しいスタジアムだよ。クレルモンでプレーしたときには満員じゃなかった(41000人)。でもその時はアイルランド代表じゃなかったから…。アイルランド×フランスはすごい雰囲気になると覚悟してるよ」


リエヴルモンは、アヴィヴァ・スタジアムがスポンサーの名を冠していることには複雑な反応です。「いつかFFRの新スタジアムができたとき、そういった名前がつけられなければいいんだが」

                        Laceg_2

アイルランド×フランス 22-25

黙祷はコーク空港のクラッシュの犠牲者に捧げるものだとアナウンスされていたと思うけれど、国歌の前の黙祷は珍しいような…そうでもないかな…


ポさま恒例のファンタジーから愛蘭に1トライを奪われ、前半6分までに7点差。壊滅的な出だしでしたが、幸いパラのプレイスキックが安定しており、愛蘭のミスを得点に変えながら、チームはうろたえることなく修正することができた。
「ユジェと僕にはちょっとオートマティスムの心配がある。一緒にプレーするのは初めてだし、それは修正できないことじゃない」
(ポさま)

試合の前日、アヴィヴァ・スタジアムで行われたキャプテン・ラン(どういうわけかリエヴルモンがひかえ選手組に混じって躍動していたらしい)のとき、フランス代表スタッフはキッカーの練習のため30分の時間延長をお願いしたのだけど、愛蘭側に断られた。
そんなこともあり、パラがすでにここでプレーしたことがあるというのは大きかったと思われる。

しかし、次戦の相手イングランド@トゥイッケナムが、愛蘭と同じようにミスを犯すかどうかははなはだ疑問だ。


ところで、先週ジャーナリストがよく選手に尋ねたもう1つの質問は、アイルランドのファイティング・スピリットについてどう思うか、というものでした。それはまだ存在するのか?フランス代表は対抗できるのか?

このアイルランド戦を評したメディアは、、またも3トライを奪われたフランスのパフォーマンスはたいして良くなかったというものの、アウェイのプレッシャーのただ中で彼らが示した精神力については評価した。NZでのワールドカップまで7ヶ月で、それはささいなことではないと。
主将のデュソトワールはこのように答えてます。
「僕達はこの試合をもっとよくコントロールしなければいけなかった。でも連帯は固かった。それもすごくポジティブな点だ。このチームにはメンタリティが必要だったんだ」

                        Laceg_2

この午後、アヴィヴァ・スタジアムの観客席には珍客がいた。サッカーワールドカップのプレーオフでは愛蘭との間に結構な因縁を生んだ、サッカーフランス代表の前監督レイモン・ドメネクであります。
シャバルと代理人が同じというドメネクは、旅行代理店の招待を受けてダブリンを訪れた。なんでまたこの試合に?と尋ねられて、
「私はフランス代表の全チームのサポーターなのだよ。それから、私はいつもラグビーに注目していた。ハイレベルのスポーツが好きなのでね」

ドメネクはイングランド戦とアイルランド戦のどちらを見ようか迷い、ダブリンの方が雰囲気が良かろうということでこっちの観戦に決めたらしい。例の星占いで?
ドメネクがリエヴルモンのフランス代表に幸運を運んだのかどうかは定かでないけれど、ここで1つ頭をよぎるのは、07年ラグビーワールドカップのとき、ドメネクは「フランスはオールブラックスに勝つが、優勝するとは言わない」というイヤな予言をしたことだ…

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Comments

かなり前に大人気ないシャバル先生の写真にコメントさせていただいた者です。以降、変わらぬセンス溢れる文章を頻繁に楽しませていただいています。

ここ数日、東京は雪に愛されたのか、ケーブルTVで楽しんでいるスカパーで仏VS愛蘭が受信できず、あちこちのブログで結果だけは見てしまった次第。

某ブログでは後半登場のシャバル先生のタックル賞賛があったもので、エアチェック(死語)できなかった元第3列としては先生の働き振りについて、つき様の印象を伺いたく。どうぞよしなに。

Posted by: ovalfantasy | 2011.02.14 at 23:38

ovalfantasyさんこんにちは、去年のグランドスラムのときの写真ですね!今年もまたあんなはっちゃけたお姿が見られればいいのですが、うーん無理っぽいかな…

Jスポプラスで再放送があるようですが、ケーブルTVだとプラスは入っていないのでしょうか。天気のせいとはいえ残念でしたね…
シャバルはやっぱり頼もしかったですよ。「待ってたシャバルさん助けて!」って感じで。
「ものが違う」という感じのシャバルのいいタックル、いくつか入ってました。

シャバルが入った直後にメダールのトライが決まって気が大きくなったこともあるかもしれませんが(フランスだから…)、そのあたりから急にディフェンスが良くなって、いわゆる前に出るディフェンスができるようになった気がします。

心理的な効果もあるのでしょうね(敵味方とも)。その意味でも、彼みたいなカリスマのある選手は必要だなあ、と思います。
自陣ゴールライン際の攻防25フェイズは見応えがありました。最後はトライ取られてしまいましたが。

最後の最後にちょっと無理なパスをしてボールを奪われて、アイルランドのカウンター、という場面もなくはなかったのですが…(゚ー゚;
そんな、オチもつけるシャバルさんでした。

シロウトの感想でスミマセン…

Posted by: つき | 2011.02.15 at 14:39

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