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2011.01.28

【ラグビー】 Top14第17節 マッシフ・アタック!

Parrafillol今季の対戦4回目、すでに因縁カードとなりつつあるクレルモン×ラシン=メトロ。試合を前にした今週は、またも前座というにはいささか口汚いののしり合いで始まった。

ラシンのマネージャー、ベルビジェがまた何を言うのか。そんな胸のときめきが抑えきれないラグビーファンも少なからず存在したと思われますが、ベルビジェはそんなファンの期待を裏切るような男ではない。

「昨季、このチーム(クレルモン)は挑発に基づいて動き、それは彼らに有利に働いた。彼らのマネージャーは、今季はまた論争を仕掛けた。彼は我々をぺてん師呼ばわりしている。許し難いことだ。(注: そのクレルモンのマネージャーことJMレルメは地元紙で、ラシン、トゥーロン、バイヨンヌといったクラブが提示したサラリーと、LNRに届け出たサラリーの総額の一貫性を疑問視する発言をした)
レフェリングの最初の問題は、もちろん我々の試合(昨季プレーオフ)で起きた。偶然の一致は準決勝と決勝でも続いた。今季、論争はクレルモン×ペルピニャンで起きている。彼らは何でもありだ」、etc.


…フランス全土から「アンタが言うな」というツッコミが入ったところで、
前半戦にひき続いてこのカードで笛を吹くはめになったポワットレフェリーは、このベルビジェとレルメの「ショー・ピープル」的態度をきつくたしなめた。それは失礼であり、偽善であると。

「馬鹿らしい。特別扱いのクラブなど1つもない。それは敬意を欠いている。こういったアンシャンたちが我々にラグビーの価値について話すのを聞くと、笑ってしまいますよ。彼らはまさにそれを台無しにしつつあるのです」(ムッシュ・ポワット)

そのような前哨戦もありつつ、迎えた水曜の夜。試合を一言で言うならば、「カドモアがサスペンションでよかった…」

                        Laceg_2

クレルモン×ラシン@マルセル=ミシュラン 31-15

ハイライト動画 (dailymotion)


キックオフの前、事態を憂慮したクレルモンのルネ・フォント会長とジャッキーは、サポーターにリスペクトを呼びかけ、グラウンドの真ん中で握手。

ルージュリー主将は「スポーツ外のもめ事は僕達には関係ない」と言い切りはしたものの、試合の序盤は明らかに殺伐としていたらしい。
開始直後からパラとフィヨルのパンチの応酬。両SH間の緊張は、20分にフィヨルがパラへのタックルでシンビン。ボールを出そうとしているように見えたパラは、まだボールを持っていなかった…ということなのかな?マッチリポートを読む限り、これフィヨルは半ばパラにはめられたって感じなのでしょうかね。

35分にはピエールとデラペの両2列が、10分間の喧嘩両成敗。
3枚の黄紙が飛び交う前半、ハイテンションな展開にいつものペースを失ったのは、どちらかといえばラシンの方だった模様。27分にラインアウトの失投からクレルモンにトライに持っていかれるなど、ラシンは大事な場面のミスが続き、クレルモンのリアリズムがそれをポイントに変える。
ここまでホームのクレルモンが11-0とリード。

しかしラシンは前半の終わりから後半の初めに、エルナンデスの2DGなどで点差を詰め、2度、1ポイント差で逆転に成功。しかしそれも一瞬だった。
クレルモンが58分に2トライ目を挙げ21-15としたところで、ラシンは力尽きたかと思われる。終了2分前にはラパンドリがだめ押しとなる3トライ目を挙げ、チームにボーナスポイントをプレゼント。クレルモンはグラウンドで、一番いい形で論争にけりをつけることができたのでした。


ナレ、シャバルのコワい元ベルジャリアンのお兄さんたちがにらみをきかせるラシンに対し、存分に「くそガキ」ぶりを発揮したらしいパラ。レキップのジャーナリストは「モルガン・パラはまた、本当にひっぱたきたくなるようなイヤなやつになった」、と"誉めて"いる。
パラはハイレベルのSHに求められるものを全部持ってますかな!(・∀・)

プレイスキックも6本を成功させ、チームに活気を与え、好調時のレベルに戻ったと評価されてます。
私は先日USAP戦で、パラが交代で入った直後クレルモンのリズムが一変したことに驚いた。シックスネイションズが非常に楽しみ。

                        Laceg_2

さて試合後のベルビジェですが、「クレルモンは勝利にふさわしい」、と相手をたたえた。むしろ不気味です。
この翌日が誕生日のコッターコーチにお祝いを言ったか、と記者から質問されて、

「もちろんだとも。前から言っていることだが、コッターはモンフェランが素晴らしいチームであることを示している。あなたがた記者の皆さんは、彼にそう言うのを忘れるときがあるがね…。私はここ数シーズン、いつもコッターの仕事を認めていた。誕生日おめでとう!彼に"ハッピー・バースデイ"を歌ってあげることはできなかったよ。スタジアムがうるさすぎたのでね」

クレルモンサポから思いっきりブーイングで迎えられたベルビジェは、いろいろあった一戦をこのようにしめくくったのでした。

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Comments

クレルモンサポのお行儀は自分たちが喧伝するほどよかないですよ(笑)
この試合は、外野からみていると「2チームでイチャイチャしちゃって」といった印象でした。チームの立ち居地から考えても、話題は欲しいあたりですかね。

フィヨルとパラ、年の功vs現役代表レギュラー、分はパラにあったようですね。
二人が小競った次の瞬間、左目を赤くしたパラと鼻血を出したフィヨルがいましたが、待てどくらせど肝心のシーンの映像は上がってこないのですよね。
大方の予想では、パラがかなりえぐいことをしているのではないかと。対トゥーロン戦でミニョニの指をおもいっきりひねったのを見て目をうたがいましたが、ヤシュヴィリの跡を継ぐには十分なワルさですね。やりすぎて、ファンが離れないことを祈ります。

Posted by: machvili | 2011.01.29 at 19:18

ツンデレですね!!

クレルモンサポのお行儀というのは、あくまでも比較の問題ですよね。あそことかあそことかあそこと比べて、という。

いやー私この試合見たかったですけど、フィヨルとパラはかな~りやりあってたそうですね。鼻血出しましたスか…
「肝心のシーン」の映像が出ちゃうと、きっとシックスネイションズにいろいろと支障が…

サッカーの方でよく見ますけど、ポルテュゲってああいう感じですよね。けっこう狡猾で。
まあSHは「あの野郎」と思われるくらいでないと!と個人的には思ってます。フランス代表には貴重な人材じゃないでしょうか。いいキャラですワ(^-^;

(…ヤシュヴィリもそんなにいろいろやっとるのですか?)

Posted by: つき | 2011.01.29 at 22:12

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