« December 2010 | Main | February 2011 »

2011.01.31

【スポーツ】 ハンドおめでーす

Lequipe2011131

| | Comments (2) | TrackBack (0)

【ラグビー】 肉食系クラブの移籍市場

「我々はpredateurs(捕食者、乗っ取り屋)のなすがままだ。グラウンドで、我々は答えた。たった2人の選手が我々のチームの全サラリーに相当するあれらのチームに対し、我々はスポーツの面でもっと強い。今、彼らは別のやり方で我々をゆるがしているかもしれない」

、というのはモンペリエの主力選手の契約延長の前に、ガルティエがメディアに話したこと。ともかく移籍市場はまもなく開く。


そのpredateursとは、もちろん主にトゥーロン会長のブジェラルを指しているわけだけど、トマがモンペリエ残留を決めた現在、トゥーロンが狙いを定めたのはカストルのティユス=ボルドゥという噂。
さらにゴルゴゼ獲得に用意した浮いた金で、来日が報じられたジョージ・スミスを何とかあと1年引き止めるつもりらしい。

レキップによれば、トゥーロンはこの週末にはワラビーズのマット・ギタウとの3年契約を発表するだろうという。契約自体はまだ何も、ただ両者は合意に達したであろうと。ブジェラルは彼をSHとして起用したいそうで…となるとカストルは難を逃れることになる、のかな。
トゥーロンはまた、2年のオファーを出したロッキー・エルソムの返事を待っているという。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【フランス闘牛、南米闘牛】 メデジン、1月29日

4月の22-25日、アルルの復活祭のフェリアは、むしろセバスティアンが出ないことがニュースになっているっぽい。ダックスにも出ないみたいで、今年はフランスではベジエと、ペーニャのあるイストルと、あとはシモン・カサスとマリー・サラの関係くらいなのかな…。少し前にマリー・サラがサント=マリー=ド=ラ=メールのフェリアを企画することになったというニュースを見た気がするので、これには出るかも。
個人的に、アルルのフェリアはトマシトのアルテルナティブが楽しみ。

29日はメデジンで、セバスティアンとボリバルのマノ・ア・マノ。両者それぞれカロリナの牛の2枚ずつ耳を取ってグランド・ポルトした。
動画には、昨年チャリティ闘牛のポスターを手がけたフェルナンド・ボテロにセバスティアンが牛を捧げる場面も映ってる。

http://www.feria.tv/video-1672_medellin-castella-et-bolivar-a-hombros.html

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.29

【ラグビー】 トゥールーザン去る人残る人

ラシン、バイヨンヌ等とのコンタクトが伝えられていたデュソトワール、アルバセテは、最終的にトゥールーズとの契約をそれぞれ4季延長しました。
その他、センサス・ジョンストンが3季、ニヤンガが4季の延長。

一方、トゥールーズ残留と見られていたスクレラは、来季はクレルモンでプレーすることに。2季+オプションで1季の契約。ちょっとサプライズ。
スクレラは、トゥールーズとの話し合いは長引いて結局合意できなかった、と打ち明けている。トゥールーズでは快適だったけれど、提示には納得できなかった。年末にコンタクトしてきたクレルモンのオファーはより興味深かった。それはスポーツのさだめだが、トゥールーズを去るのはつらい、というような話。
年俸50万ユーロと伝えられましたが、本人はもうちょっと低いよ、と言っているらしい。

同じく契約満了を迎えるケラハーは、金曜、シーズン後にトゥールーズを去ることを明らかにした。その前日、トゥールーズのブスカテル会長は彼に「延長はしない」と伝えたらしい。
ケラハーサイドはバイヨンヌとのコンタクトは否定していませんが、他のクラブとも接触があり、まだ来季どこでプレーするかは決まっていない。引退の意志はないという。

                        Laceg_2

その他のクラブでは、バイヨンヌのレミー・マルタンがモンペリエとの2年契約にサインする決意をした、と伝えられている。
ン?と思ったのは、彼はガルティエがスタッド・フランセを指揮していた時、主力を外れたことでパリを去ったから。

ブリーヴのエステバネズには、ラシンと3季契約の噂。なるほど、彼にはドロップゴールという武器がある。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.28

【ラグビー】 Top14第17節 マッシフ・アタック!

Parrafillol今季の対戦4回目、すでに因縁カードとなりつつあるクレルモン×ラシン=メトロ。試合を前にした今週は、またも前座というにはいささか口汚いののしり合いで始まった。

ラシンのマネージャー、ベルビジェがまた何を言うのか。そんな胸のときめきが抑えきれないラグビーファンも少なからず存在したと思われますが、ベルビジェはそんなファンの期待を裏切るような男ではない。

「昨季、このチーム(クレルモン)は挑発に基づいて動き、それは彼らに有利に働いた。彼らのマネージャーは、今季はまた論争を仕掛けた。彼は我々をぺてん師呼ばわりしている。許し難いことだ。(注: そのクレルモンのマネージャーことJMレルメは地元紙で、ラシン、トゥーロン、バイヨンヌといったクラブが提示したサラリーと、LNRに届け出たサラリーの総額の一貫性を疑問視する発言をした)
レフェリングの最初の問題は、もちろん我々の試合(昨季プレーオフ)で起きた。偶然の一致は準決勝と決勝でも続いた。今季、論争はクレルモン×ペルピニャンで起きている。彼らは何でもありだ」、etc.


…フランス全土から「アンタが言うな」というツッコミが入ったところで、
前半戦にひき続いてこのカードで笛を吹くはめになったポワットレフェリーは、このベルビジェとレルメの「ショー・ピープル」的態度をきつくたしなめた。それは失礼であり、偽善であると。

「馬鹿らしい。特別扱いのクラブなど1つもない。それは敬意を欠いている。こういったアンシャンたちが我々にラグビーの価値について話すのを聞くと、笑ってしまいますよ。彼らはまさにそれを台無しにしつつあるのです」(ムッシュ・ポワット)

そのような前哨戦もありつつ、迎えた水曜の夜。試合を一言で言うならば、「カドモアがサスペンションでよかった…」

                        Laceg_2

クレルモン×ラシン@マルセル=ミシュラン 31-15

ハイライト動画 (dailymotion)


キックオフの前、事態を憂慮したクレルモンのルネ・フォント会長とジャッキーは、サポーターにリスペクトを呼びかけ、グラウンドの真ん中で握手。

ルージュリー主将は「スポーツ外のもめ事は僕達には関係ない」と言い切りはしたものの、試合の序盤は明らかに殺伐としていたらしい。
開始直後からパラとフィヨルのパンチの応酬。両SH間の緊張は、20分にフィヨルがパラへのタックルでシンビン。ボールを出そうとしているように見えたパラは、まだボールを持っていなかった…ということなのかな?マッチリポートを読む限り、これフィヨルは半ばパラにはめられたって感じなのでしょうかね。

35分にはピエールとデラペの両2列が、10分間の喧嘩両成敗。
3枚の黄紙が飛び交う前半、ハイテンションな展開にいつものペースを失ったのは、どちらかといえばラシンの方だった模様。27分にラインアウトの失投からクレルモンにトライに持っていかれるなど、ラシンは大事な場面のミスが続き、クレルモンのリアリズムがそれをポイントに変える。
ここまでホームのクレルモンが11-0とリード。

しかしラシンは前半の終わりから後半の初めに、エルナンデスの2DGなどで点差を詰め、2度、1ポイント差で逆転に成功。しかしそれも一瞬だった。
クレルモンが58分に2トライ目を挙げ21-15としたところで、ラシンは力尽きたかと思われる。終了2分前にはラパンドリがだめ押しとなる3トライ目を挙げ、チームにボーナスポイントをプレゼント。クレルモンはグラウンドで、一番いい形で論争にけりをつけることができたのでした。


ナレ、シャバルのコワい元ベルジャリアンのお兄さんたちがにらみをきかせるラシンに対し、存分に「くそガキ」ぶりを発揮したらしいパラ。レキップのジャーナリストは「モルガン・パラはまた、本当にひっぱたきたくなるようなイヤなやつになった」、と"誉めて"いる。
パラはハイレベルのSHに求められるものを全部持ってますかな!(・∀・)

プレイスキックも6本を成功させ、チームに活気を与え、好調時のレベルに戻ったと評価されてます。
私は先日USAP戦で、パラが交代で入った直後クレルモンのリズムが一変したことに驚いた。シックスネイションズが非常に楽しみ。

                        Laceg_2

さて試合後のベルビジェですが、「クレルモンは勝利にふさわしい」、と相手をたたえた。むしろ不気味です。
この翌日が誕生日のコッターコーチにお祝いを言ったか、と記者から質問されて、

「もちろんだとも。前から言っていることだが、コッターはモンフェランが素晴らしいチームであることを示している。あなたがた記者の皆さんは、彼にそう言うのを忘れるときがあるがね…。私はここ数シーズン、いつもコッターの仕事を認めていた。誕生日おめでとう!彼に"ハッピー・バースデイ"を歌ってあげることはできなかったよ。スタジアムがうるさすぎたのでね」

クレルモンサポから思いっきりブーイングで迎えられたベルビジェは、いろいろあった一戦をこのようにしめくくったのでした。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

【ラグビー】 だからさ、あったかいボールが混じって(ry

「ラスベガスへ行くたび、私はむしろくじ運のいい方なんだがね。ツキがないのはERCの抽選の時くらいだ。私の幸運はどこにあるんだろうな」
(ブジェラル談)

ハイネケンカップの準決勝の抽選についてつけ加えれば、どうもブジェラルはその模様をERCのサイトで見ていたようで、中継(スカイスポーツ独占の)があったことは知っていたと思われます。
しかし観覧者やクラブの代表さえ入れずに行われた抽選のあり方は疑問だということで、結果の公明正大を証明するために、立ち会った法廷執行吏(?)の名前を教えろと言っている…らしい。よくわかんないけど。

昨年の抽選はスタジオ(フランスTVかな)でこんな感じだった
http://www.ercrugby.com/images/news/2010semi-finalsdraw.jpg 

しかし、怖い者知らずの新参会長を除くフランスのクラブにとっては、抗議なんかするとERCから「報復」されかねん、とついつい思っちゃうのが昨今の欧州カップでございましょう。たとえば15人対16人で戦うとか、とんでもないサスペンションをくらうとか…


ところでワスプス戦のカテドラル・タックルで一発レッドをくらったついでに、観客席に向かって(`・ェ・)凸したフリッツだけれど、2月の3日にダブリンに赴いて規律委員会の聴取を受けねばなりません。ジャーナリストがIRBの処分一覧を確認したところ、そこには3週間から52週間のサスペンションと書かれてあった。
つまり今のとこ、フランスラグビーはフリッツが人質にとられているといううがった見方もできる。なんて脇の甘い男…

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.27

【ラグビー】 パリジャンには負けない

さてD2もなかなか油断ならないというお話です。17節ナルボンヌ×エクサンプロヴァンス。ナルボンヌは何を思ったかフランスのエロスのシンボル、クララ・モルガンをご招待。その始球式と、単純な男たちの奮起の模様であります。最終スコア、50-22。

Clara Morgane à Narbonne (YouTube)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【ラグビー】 移籍市場とハイネケンカップの話

ウェールズ代表Jフックが、噂のあったUSAP加入を公式に認めたという。3年契約で、合流はワールドカップ後とみられる。ブリタニックの新聞は年俸約40万ユーロと伝えているらしい。

                        Laceg_2

月曜のミディ・オランピックで、ボクシスのトゥールーズ行きの話が再燃。同紙はトゥールーズ側からまもなく発表と伝えたようなのだけど、ボクシス本人は、
「今のところ、僕はここ(スタッド・フランセ)でシーズンを終える。後のことはその時分かる。昨年はトゥールーズとコンタクトがあったけど、今年はないよ」

                        Laceg_2


ハイネケンカップのクォーターファイナルで、フランス勢同士の対戦が2試合ともスペインで開催予定である件について、LNRのルヴォル会長は、この15年のラグビーの発展にスタジアムが追いついていない、とインフラの遅れを指摘してます。
ERCは、決勝フェイズの試合は少なくとも2万席のスタジアムでの開催を求めている。

                        Laceg_2

そのハイネケンカップ、準決勝の組み合わせは、
ノーサンプトン対アルスターの勝者×ペルピニャン対トゥーロンの勝者
レンスター対レスターの勝者×ビアリッツ対トゥールーズの勝者

ところで日曜にERCが行ったこの組み合わせ抽選について、ブリタニック勢に有利な結果に不信を抱いたらしきトゥーロン会長のブジェラルが、抽選の経過が不透明であるとしてERCに手紙を送った、というのがニュースになってました。

「ERCの本部がダブリンにあるのは偶然の一致だろうか?RCTの名において、そしてフランスの全クラブを代表して、ひそかにおこなわれたこの抽選を明らかにしたい」

でもこのニュース、細かいところがいろいろと妙。しかも抽選はひそかにおこなわれたとかではなく、「イギリスのTVでやってたよ」というラグビーファンもいて、実際ERCの公式サイトにも23日にスカイスポーツと同サイトで中継予定と書いてあり、その動画も上がってる。
なぜかERC本部でもスタジオでもなく、アダムス・パークからの簡略なものでしたが。(いたのは司会とIeuan EvansとERC会長と立会人の4人だけ)

フランスで中継がなかったのは確からしいのだけど(なぜ?)、なんだかよく分からない話。映像がないと書いたリュグビラマは、後日「イギリスで中継があった」と記事を書き直した。これはやっちゃったのかな。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2011.01.26

【ラグビー】 桜を背負いて

甥っ子はちょっと持病があって激しいスポーツとかはできないのだけど、最近サッカーにはまって地元クラブや代表チームの応援に熱心らしい。
とはいっても夜遅い試合は見せてもらえないから、代表のジャージを着て寝ているのだそうで。


秋のラグビーワールドカップでは、いきなりプールでフランスとぶちあたるらしいニッポン。
海外厨といわれてもしゃあないブログをやってはいるけど、まあ、私は内なる土着を信じるガチ日本人です。母国のジャージへのはんぱない誇りを持つ他国の選手(当たり前のことなんだけれど)に対し、こちらもまた誇りを持って相対するのが礼儀かナと思う。個人的に。

07年ワールドカップのとき、フランス各紙がフィジー戦での日本代表の戦いをたたえていたのが記憶に残っています。ル・モンドは、「それでも試合の最後に、日本代表は長く感嘆に満ちたオベイションを受けるにふさわしかった。ラグビーのスタジアムでは、人々は美しいプレーが好きだ。しかし同じくらい勇気と献身が好きだ」、と書いていた。
判官贔屓といえばそうかもしれないけど、ここはポジティブにとらえておこうかな。この秋、彼らは対戦国日本のラグビーをどのように伝えるんだろうね。

                        Laceg_2

─いくつものトライと数え切れない形勢逆転に彩られた、とても美しい試合。この熱い日本×フィジーを観戦したトゥールーズの約3万6千人の観客は、試合の主役たちに敬意を表した。
6分以上にわたる最後のアクションの後、ル・スタディアムは長いグラウンド一周をするフィジアンと日本人に感謝した。本命フィジーには安堵、ニッポンにとっては評価の確立。そして異なる文化間でこのワールドカップを分かち合う、すばらしく美しい瞬間。

記者席で、ある日本人ジャーナリストは涙を抑えることができなかった。チームの素晴らしいプレーを喜び、フランスの観客の歓迎を誇らしく思い、そしてもう一歩のところで飛び去ったこの勝利に、ほんのちょっと落胆して。─
(レキップ)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.25

【ラグビー】 ご延長と、師匠アウト

映像確認。
(;´Д`)凸フリッツバカス…


・トラン=デュックは最終的に、モンペリエと3季の契約延長。モンペリエは主力の大部分を残留させることに成功しました。ガルティエと幹部おつです。


・昨年夏にビアリッツにやってきて、すでに不動のカリスマ2列の地位を築いたルンド兄、2014年までの契約延長。


・ザルゼウスキ師匠は秋のテストマッチをアキレス腱の炎症で棄権した後、先日のトゥールーズ戦で再び同じところを痛めた。何人かの専門医の意見を仰ぎ、一日も早いチーム復帰とワールドカップの準備のため、手術に踏み切ることにしたらしい。3ヶ月ほど離脱です。

師匠は07年ワールドカップの前にも、左肩亜脱臼の手術を受けたことがある。あのときは最後の最後、スタッド・フランセが優勝したTop14決勝に間に合った。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【ラグビ-】 Hカップ放映中だから結果書いちゃうよ

ハイネケンカップのクォーターファイナル組み合わせは、ペルピニャン×トゥーロンがバルセロナのモンジュイック、ビアリッツ×トゥールーズがサン・セバスチャンのアノエタ。
…フランス勢同士の対決が、共にスペインで開催されるというややこしいことになっとります。決勝フェイズにフランスの4チームが進むの自体は、1998-99シーズンに並ぶ記録だということで、このシーズンはイングランド勢が大会ボイコット中だった。

USAPにとっては、回り回って結局最も初期の開催プランに戻った。とはいっても、宣伝効果としては十分だったんじゃないかと思う。
モンジュイックは近年は、バルセロナのクラブながら"レアル"の称号を冠するRCDエスパニョールがホームとして使用していたけれど、最近専用スタジアムに引っ越したと思うので、そのへんは問題ないかと思う、バルサとの関係的に。

一方チャンレンジカップのクォーターファイナルは、フランス勢はまずラ・ロシェル×クレルモン。ブリーヴはホームにマンスターを迎え、そしてスタッド・フランセとガルティエのモンペリエの対戦。


苦手ワスプスに敗れたトゥールーズにとっては、ホーム開催を逃したのが悔やまれる。48分にカテドラルで退場になったフリッツ、これ自体はちょっぴり厳しいレフェリングだったと言われているけど、問題は彼がグラウンドを出る際にどうもアダムス・パークの観客に中指を立てたらしきことで、これで処分をくらう可能性もなくはないとな。
フリッツはちょっとこういうコントロールのきかないところがあるので、あんまりリエヴルモンに使ってもらえないのですわ…

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.21

【ラグビー】 リストをめぐるあれこれと、カナダの喧嘩大将の話

元代表、現在は俳優もこなしRMCラジオの番組を持っているヴァンサン・モスカートが、バスタローのリスト落ちを分析してます。


─私はこの選手が大好きだ。しかし代表監督は彼の最近のパフォーマンスに納得しなかった。彼は驚くべきトライを挙げているが、試合中にむらがある。
ダヴィド・マルティは最も素晴らしいセンターというわけではないが、ハイレベルでとてもコンスタントだ。

私はそれでもリエヴルモンは、欠点はあれどあのパリジャンを選ぶものと思っていた。フランスラグビーには、南半球のネイションを突破するのに彼のようなパワフルな選手が必要だ。
コンディションの問題?試合の最後の20分使ってもいいじゃないか。それはスタッフにとって、検討すべき解決策かもしれない。

バスタローは完璧からは遠い。でも彼のパワーと型破りな適性で、ワールドカップを彼なしですますのは私には難しく思える。
バスタローにはまだわずかなチャンスがあると思う。リエヴルモンの意見を変えるのは彼の番だ。─

                        Laceg_2

さてこのシックスネイションズのリスト発表の少し前に、シャバルはこんな発言をした。

「野心的すぎるゲームがあったかもしれない。フランス代表を構成する選手たちに、そういうプレーをするためのタレントやクオリティがないとは言わないが、俺たちはいつも同じ問題を抱えている。トレーニングの時間がないんだ。スタッフがやりたかったゲームは、俺たちが準備にかけた時間では適応できなかったのかもしれない」

この発言に、リエヴルモンは「馬鹿げたことだ」

                        Laceg_2

トライユは今後代表SOの3番手で、むしろセンターで見ることになるかも、という記事もあったことはあったのだけど、リエヴルモン自身のコメントによれば、ヒエラルキーはトラン=デュックとトライユで落ち着いていて、スクレラがその下ということになるようで、リエヴルモンはそれを直接スクレラに伝えたという。

ところでスクレラについて「ムッシュ往復運動」みたいなキャラが確立してしまったのは、秋のアルゼンチン戦のとき「選ばれなくてショック」とメディアにぶっちゃけたウドちゃんに対して、「文句も言わずにトゥールーズとマルクシを往復しているスクレラを見習え」みたいなことを会見でゆったリエヴルモンのせいである。

                        Laceg_2

そんな気の毒なスクレラが、あまり深く考えないタイプなのか、それともおそろしく忍耐強い男なのかは知らない。
一方、思ったことはすぐ口に出るこのフリーダムな男↓

「代表に戻れてほんとにすっごく嬉しいよ。このワールドカップに出…あっごめん、シックスネイションズね!」
(メダール談)

                        Laceg_2

ラグビーのグラウンドで、はた迷惑にもひとり男の喧嘩道を突き進むクレルモンのカドモアですが、USAP戦でル・コルヴェクの顔面にパンチを入れた件について、40日の出場停止という処分が出ました。

はは~んとお思いのかたもいらっしゃるでしょう。これ、ル・コルヴェクがカドモアに目つぶしをして受けた処分と同じ日数なんですね。
もし今度殴り合いでもやらかしたら、私ならば2人にそろって奉仕活動を命じたいと思う。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2011.01.20

【本】 販促キャンペーンに乗るのはシャクなんだけどなあ

思い起こせば直近で芥川賞受賞作をまともに読んだのは、笙野頼子と…あと町蔵さんが最後くらいだった気がする。1996年にいっぺん「ないわ」と思った記憶はある。
朝吹真理子さんは伝え聞く話を総合すると初期の金井美恵子みたいな感じなのかな、だったら読むけど…

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【ラグビー】 リストについてもうちょっと

今回のリストはシックスネイションズを戦うために招集された30選手であって、ワールドカップのそれではない、とリエヴルモンはゆっている。
ただしこのグループは何人かの負傷が考慮されていて(シュステール、ザルゼウスキ、ミロ=シュルスキ、バルセラ、ミシャラク、ダヴィド)、それを除けばほぼワールドカップのプレリストに近いと考えられます。

リエヴルモンの選択は、例のごとくポリバレンスと選手間の相補性に応じて。しかしポリバレンスとはいっても、リストを見て、もはや誰をどこで使うつもりなのかサッパリ分かりません。
それに何人かのポリバレンスは、やはり中途半端だ…。そのポジションではもっと優れていると思われるスペシャリストが外れている。

どのスポーツであれ基本的には、ハイレベルで指揮する監督はシロウトが思いつくようなことは100ぺん考えた上であえて選択をしているのだろう…と、常日頃そう考えるようにしてますけれども、しかしなあ。チームの継続性?それは問題の継続?
試合を観るまで待とうじゃないか。その通り。そう言い続けてはや3年。

                        Laceg_2

フランスのラグビーファンの反応はやはりというか失(絶)望に満ちてます。なぜリエヴルモンが何人かの選手にここまで固執するのか分からない。ベテランは休ませて他にプレー時間を与えるべき選手がいたんじゃないのか。等々。
特にバスタロー、ピカモール、マルジューがリストを外れたことには、大いに疑問の声が上がってます。バスタローなしですませるとは、この監督は頭がおかしいのか、とまで言う人もいる。ただしマルジューに関しては、リザーブリストの筆頭です。

リエヴルモンはすでに秋のテストの前、バスタローにフィジカルコンディションとメンタルの向上を求めましたが、いぜん自覚とパフォーマンスの向上が見られない、と判断したようです。
今彼のポジションにはもっといい選手がいる、ということらしい(そうですかナ?)。あのパワーは代表の他の誰も持っていないものだけど…

リエヴルモンは仮にアウトサイドのポジションに怪我人が出ても、バスタローでなくウィングのマルジューを呼ぶ、とさえ言っているのだけど、つまりその際はポワトルノーにセンターをやらせる気満々らしいス。
ルージュリーとポさまで解決策には事欠かない、と言うんだけれど、どっちも本職じゃないジャン…


ピカモールについては進歩は認めたらしいけど、リエヴルモン的には、ヒエラルキーをくつがえすにはまだ十分ではない。
リエヴルモンは現状、シャバルとアリノルドキ、ボネールの働きに満足しているという。

                        Laceg_2

その他で特筆すべきは、まずトゥールーズのトライアングル(メダール、クレール、ポワトルノー)の復帰。
秋のテストマッチを外れたクレールは、その経験とメンタリティによって代表に戻されましたが、リエヴルモンの目には、彼のパフォーマンスは2年前ほどではない。リエヴルモンは彼の完全復調に期待している。


マルコネの代表復帰は、彼が前のワールドカップを棄権したいきさつや、NZへのチケットを手にするために今季ビアリッツへ行きいいシーズンを送っていることなどを考えれば、本来はいい話。
でもこうした背景のために、34歳の彼の復帰がちょっとネガティブなとらえ方をされるかもしれないのは気の毒な感じです。

今回のマルコネの招集は、直接的にはシュステールが負傷棄権したため。カストルのForestierやトゥールーズのプクスの名がささやかれていましたが、リエヴルモンは仏代表プロップ最多キャップであるマルコネの経験と、ポリバレンス(左も右もできる)、競争者のスピリットに信頼を寄せたのです。


ハーフ団。ここも論争を招きそうなポジションではあるけど、ともかくトラン=デュックは怪我から戻った。クラブの来季の契約の件で、集中を乱されなければいいんだけれども…
秋にSOで結果を出せなかったトライユは、ヒエラルキーの3番目になるらしい。トライユは最近ビアリッツで、一時スタッフの判断でセンターに戻ったこともある。

復帰も噂された好調ボクシスでしたが、これでワールドカップにはさよならなのかな、という論調です。
スタッド・フランセの彼の相方デュピュイについては、「いい試合をしているが、それはパラとヤシュヴィリも同じだ」、とリエヴルモン。


ちょっと気になったのは、あれリエヴルモンはこのリスト発表の会見を1人でやったのかな?ということです。いつもは3人で出ていたような気がするけれども。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2011.01.19

【ラグビー】 その発想はなかった

「俺分かっちゃった。ザルゼウスキの代わりにギラド、フリッツかバスタローの代わりにマルティ。つまりリエヴルモンは(ブリュネルがイタリアに行くらしき)USAPの幹部によく見られたいわけなんだよ」

…という現地ファンの声。(あ、師匠は棄権ね)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【ラグビー】 リストにつきまして

現地では現時点でものすごい失望の声がわき上がってるけど、私もさすがにそう思うわ。
まあ私はワールドカップは当然日本を応援する。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【ラグビー】 シックスネイションズの30人

Avants : Domingo (Clermont), Marconnet (Biarritz), Guirado (Perpignan), Servat (Toulouse), Ducalcon (Castres), Mas (Perpignan), Nallet (Racing-Métro), Thion (Biarritz), Papé (Stade Français), Pierre (Clermont), Bonnaire (Clermont), Dusautoir (Toulouse), Lapandry (Clermont), Ouedraogo (Montpellier), Chabal (Racing-Métro), Harinordoquy (Biarritz).

Arrières : Parra (Clermont), Yachvili (Biarritz), Skrela (Toulouse), Traille (Biarritz), Trinh Duc (Montpellier), Jauzion (Toulouse), Marty (Perpignan), Mermoz (Perpignan), Rougerie (Clermont), Clerc (Toulouse), Huget (Bayonne), Médard (Toulouse), Palisson (Brive), Poitrenaud (Toulouse).

トゥールーザン復帰、マルコネが入りました。一方エステバネズ、マルジュー、ポリカル、アンドリュー、バスタロー、ピカモールといったところがリストを外れてます。
ディミトリ師匠はどうやらアキレス腱の回復が思わしくなく、棄権らしいのですわ…手術するかも、なんて伝えられてる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【ラグビー】 続報そのほか

・シックスネイションズのリストの発表は今日の現地時間お昼ですが、注目はいろいろ。メダールは呼ばれる?太郎は?クレールは?ボクシスとデュピュイも好調だけど?などなど。


・USAPのブリュネルコーチがワールドカップ後にイタリア代表監督に就任するのではないかという話については、おじさん自身が、イタリア協会とここ数年何度もコンタクトしていたことを認めてます。
「この歳で代表チームの監督とはめったにないオファー。私にとってはきっと最後になるだろうこのチャンスをつかみたい」、と意欲を明らかにしている。


・国に帰ったきりのナラガについての(断片的な)情報は、日に日に深刻になりつつあります。
最近の報道では、ナラガはフィジーで結婚するはずだったけれど、彼のパートナーが交通事故にあいオークランドで入院しているらしい、と伝えてられている。

しかしクレルモン側でさえ彼と直接連絡がとれない状況で、会長は「ひどく打ちひしがれているのだろう」、と長引く不在に心配が隠せません。
レルメマネージャーはクラブを代表して、公式サイトでナラガへの支援の意志を伝えてます。


・トラン=デュックの契約延長がなんもまとまっていないらしい件。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.18

【ラグビー】 FCバルセロナ・ファン感謝デー

USAPのバルセロナ試合開催プロジェクトは相変わらずどうなったんだかよくわかんないんだけど、ともかく月曜↓FCバルセロナの本拠を訪問してウキウキのひとときを過ごしたUSAPの皆さんは、ひげのおじさんブリュネルコーチから、今季限りでコーチ職を辞して神父になりにボンに代表監督になりにイタリアへいくよ!という衝撃の告白をされてしまった模様。

プジョルとマスたん

Maspuyol

会長と芝にうるさいペップ。私、現役時代好きだったんだよねえペップ…

Pepgoze

うおー、いっぺんここでやってみたいッス

Campnou

(http://fr.usap.fr/)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【ラグビー】

やっぱ兄はいけめんだな!!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【音楽】 はい、結果は書きませんです。 (The Divine Comedy)

DcomedypnTHE DIVINE COMEDY - Tonight We Fly (Dailymotion)

アルスターといえばディヴァイン・コメディのニール・ハノンがデリーの出身だったっぺな、ということで。
バスクじゃないけど、パリはセーヌ川のほとりで"Tonight We Fly"を演奏するLa Blogotheque、ザ・テイクアウェイ・ショーの映像です。

サードアルバム"Promenade"の収録曲。ちょうどパルプの"His 'n' Hers"が出たのと同じ頃じゃなかったかな、どちらもよく聴きました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.15

【音楽】 たまにはね

VassiliPCCB & Amaury Vassili - Halleluia - émission 2009
(YouTube)
せっかく買ったからアモリ・ヴァシリのアルバム"Vincero"のことをちょっと。日ごろ音感が破滅しそうなのばっかり聴いてますけど、ええいきますよこういうのも。

選曲がベタというかバラエティ豊かで、なかなか楽しめたです。U2、クィーン、Lリッチー(エンドレス・ラブですがな)、ニーノ・ロータ、「悲愴」、「やさしく歌って」etc. 最後の曲はレナード・コーエンのハレルヤ(↑動画)。
フランス周辺音楽界のことはちんぷんかんぷんなので人名がよく分からないけど、イタリア人シンガーソングライターのダヴィデ・エスポジトが全面協力している。

9歳で音楽を学び始めて、他のみんながサッカーやバスケをやってるようなときもずっと音楽に夢中だったんだよ、みたいな話をしてる。"Vincero"はおととしフランスで大ヒットしたという1stアルバムだけど、このとき19歳ですなー。 
大手レーベルだし有力なプロデューサーがついているらしくて、どこまで本人の色なのかはまだ分からないんだけど。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.14

【美術、本、石】 絵のある石と妄想と

Toscanapn私の子供時代の採集癖はもちろん、何もない田舎の育ちだったことに由来するものなのでして、当時遊ぶものは自分で探すしかなかったのです。

川流れの石英を拾ったり、日常的に絶好の発掘ポイントは、側溝をさらった泥がカチカチに固まった小山でした。傘の先で突き崩すと、ビー玉や研磨工場のメノウ屑水晶屑が出てくることがある。(たまに硬貨が)
今思えばいい感じの紅十勝などもありましたが、まあ母に捨てられたのだろう…

天井の木目や空の雲に何かの形を探すように、石の形や模様を何かに見立てるのはなかなか楽しい遊びと言えます。
その後、バルトルシャイティスやカイヨワやその紹介者である澁澤龍彦の「絵のある石」についての著作が、なんとなく私に好きモノが数寄者に昇華したかのような錯覚を抱かせてしまったのは事実であり、今に至るのであります。


最近思うのは、一見してはっきり何かに見えるような具象系石は、面白いという以上の感興をそそられることが少なく、意外と飽きが早いということでしょうか。想像を働かせる余地が少ないということもあるのかもしれません。
フィレンツェ産の風景石、澁澤龍彦書くところの"トスカナ石"にはずっとあこがれがあったのだけど、実際に手にしてみて納得したら、それほどの執着はなくなった。

澁澤さんの収集はそれほど専門的なものじゃなく、あのかたの感性と美意識に基づいたもののようで、『ドラコニア・ワールド』(集英社新書)に掲載されているコレクションの中の、退色したメノウのスライスは染めだったのかなと思うし、バグダッドの琥珀のネックレスはどうも練り琥珀に見える。

                        Laceg_2

Cdf1pnドイツは伝統的に鉱物収集趣味に一定の権威があるお国柄らしく、文豪ゲーテが自然科学者でもあり各地の鉱物を集めて研究をしていたのは知られたところです。
メノウ収集家も多いそうで、私にもお気に入りの産地がいくつかあります。ドイツ人がメノウの不安な縞模様や色調を愛好するのは、なんとなく分かるような気がする。

ところで今週ちょっと細かいところを確認したくて、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの画集を購入しました。というのは、私にはどうも彼の作品には少し鉱物的な感触があるような気がする…時に模様石の上にでも彩色したかのように見えるのです。17世紀に流行したような。

このちょっぴりデンドリティックな作品は、ゾルンホーフェン産のしのぶ石とか…

Cdf2pn

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【ラグビー】 物語は続く

【Jスポのラグビー中継(海外)につきまして】

たとえばサッカーファンと同じ金を払ってこのプログラムという現状に抗議すべきか、それともサッカーファンのおこぼれでラグビーを見せていただいているのかというと…どうも後者ではないかという気がするので…あまり文句は言わないことにしている。ええシックスネイションズさえおさえていただければ、私は。

ところでハイネケンカップ放映予定が出ましたね。放映まで結果の話はしないのでご安心ください。思う存分ルンド兄を視姦してやろうと思います。


Tomasued【モンペリエ、続々契約延長】

「プロの世界ではあるけど、モンペリエでは僕達はファミリーのままだ。一緒に過ごしたいんだよ」
(ウドちゃん談)

何人もの主力選手をリッチクラブから狙われていたモンペリエに、怒濤の契約延長発表です。今季主将を任されているウドちゃんと、トゥーロンからオファーを受け取っていたジュリアン・トマが2014年まで。
ちょっと驚いたのは、トゥーロンと仮契約まで交わしていたゴルゴゼが、3季の延長を決めたこと。

その他契約延長にサインした選手たちの中には、、アルゼンチン人キッカー、モジャノもいる。
トラン=デュックの延長については、今週末か来週の初めにはまとまるだろう、とモンペリエの幹部は言ってます。トラン=デュック、ウドラオゴ、トマの育成三羽烏がもう少し見られるかな…

財政状況がいいとは言いにくいモンペリエなだけに、年俸交渉で無理して赤字を出さないかだけが心配だけど、まあガルティエも選手の要求のエスカレートには応じないと言っていたから。

トマはさすがに迷ったと言っているけど、ガルティエのコーチ就任と前半戦の好調は、彼らの決断には大きかったらしい。
モンペリエの若きフランス代表たちは、ちょうど2年前、新会長の電撃辞任などでモンペリエが沈みかけた時も逃げ出さなかった。あのときはピカモールがトゥールーズに行ったくらいだったかな。
「うまくいき始めている時に、なんで船を降りるのさ?」、とトマ。


【ナラガの行方】

クリスマス休暇で国に帰ったきり消息がつかめなかったナラガを追っている中央山塊の地元紙は、このほど彼のお母さんをつかまえることに成功した。ナラガ母によれば、息子は今ニュージーランドにいる。(11日現在)
彼のパートナーが胃の緊急手術でオークランドに行かねばならず、ナラガも彼女に付き添っているのだと。

大変心配な話なのですが、つまり、ナラガはまだクレルモン=フェランに戻る用意はできてない。


【シックスネイションズを前に】

スタッド・フランセ戦で負傷交代した代表2列のミロ=シュルスキですが、ふくらはぎに肉離れを負って少なくとも1ヶ月のアウト。シックスネイションズをひかえた代表に暗雲です。

ところで代表では、ケサダさんが恒例のキック指導ツール・ド・フランスを行った。
時計回りコースでいうならば、モンペリエでトラン=デュック、ペルピニャンでポリカル、ピレネー越えてビアリッツでヤシュとトライユ、中央山塊に入ってブリーヴでパリソンとお兄さん、クレルモンでパラっち、そしてデュピュイとヴィズネスキでシャンゼリゼゴール…ということになりましょうか。
このあたりがシックスネイションズのリスト内かと思われます。


【ラシン×モンペリエ始末記】

そのヴィズネスキはこのほど、モンペリエ戦のカテドラル・タックルで、規律委員会から20日間のサスペンションを科された。
故意ではなかったかもしれないけど、首を痛める恐れもある危険なタックル。まあ2月の1日までなので、代表戦に関してはそれほど問題ないでしょう。


ヴィズネスキは試合中はこのタックルを見逃された。このレフェリングについて現地の方とも話したのですが、トマに踏まれてシャバルが激昂したのは、直前のヴィズネスキのカテドラルをごまかそうとしたんじゃないかと。まあたしかにシャバルのキレ方はちょっと不自然だった…彼がトマみたいなちっちゃいのをシメに行くなんて、あまり見たことない。
いずれにしてもこの騒ぎでレフェリーは、本来ヴィズネスキにカードが出てもおかしくないケースで、逆にモンペリエを罰したのでした。

さらにレフェリングが論争を招いたのは、その数分後、今度はモンペリエのゴルゴゼが空中のヴィズネスキにタックル、これにはイエローカードが出されたことでした。
ゴルゴゼのタックル自体は、私の目にも…多くのフランスのラグビーファンの目にも…それほど重大には見えなかったのだけど、ともかく腰のダメージを訴えてもがき苦しむヴィズネスキを前に、レフェリーはゆるぎなくゴルゴゼに10分間の退場を命じた。

この数的不利の時間帯に、モンペリエは2トライを含む17ポイントをこうむったわけで、レフェリング次第では結果は全く違ったかも…という一戦だったのです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.13

【美術】 画集と思い出

Rvaropn池袋にセゾン美術館があった頃の話は前にも書いた気がするけれど、まあ現代美術の展覧会はそれほど人はいないし、散歩がてら出かけて、駅の雑踏の真上でいっとき非日常を楽しんだ後、地下のアール・ヴィヴァンでアートブックを物色したりするのが好きでした。

当時は洋書もそれなりにお高かったので、ビンボ学生には厳しかったけれど、その頃買った画集や写真集は今でも大事にしている。
なにげに平積みのレメディオス・バロの画集を開いたときのオオッという感じは今でも覚えてる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.11

【ラグビー】 Tout ça ne vaut pas l'amour, la belle amour,

スタッド・フランセ×トゥールーズ@スタッド・ドゥ・フランス(31-3)、ハイライト
http://videos.stade.fr/video/iLyROoafzMwq.html

アトラクションの模様。オッパイはすでにお約束
http://www.stade.fr/actualite/article/view/7816


以前ラシン会長のジャッキーが、「SDF試合開催にスタッド・フランセが協力してくれない」とブーたれたとき、何を甘えたちゃんなことを言っているのだろうと思ったものだけど、もちろんトゥールーザンがピンクのパリジャンのお祭りに力を貸したことはない。
トゥールーズが欧州カップの温存などを理由に、パリにBチームを送るのはもはや恒例であります。(たまに超豪華なんちゃってBだったりすることもある)

今回は前節負傷のセルヴァとピカモールが棄権。センサス、アルバセテ、ケラハー、ミシャラクといったあたりも、ハイネケンカップをにらんで遠征を外れた。
それでも豪華布陣であることには変わりないのですが、トゥールーザンの最大の誤算は、直前のスクレラの負傷でした。ハーフ団は最終的にもうすぐ20歳のドゥサンと21歳のベジ(彼はスタッド・フランセの下部組織にいたことがある)。若いハーフ団は彼らにできることをしたけれど、かなり苦しんだ。

先週1週間をラグビー選手としてよりもハッピーな一児の父として過ごしたクレールにとっては、めったにない散々な夜。まーそれはしょうがないよねー。
パリジャンの1トライめ(アリアス)のきっかけを作り、2トライめ(太郎)ではボクシスにハンドオフをくらった。ちょっと、いつになくディシプリンを欠いたこの夜のトゥールーザンを象徴してしまった新米パパだったのでした。
「彼らは勝利にふさわしかったし、何も言うことはない。全体的に、大部分のセクターで圧倒された。規律の欠如はいつもどこかで、相手の支配に関係している。まったく当然の結果だ」、とノヴェっさんは言う。

                        Laceg_2

勝ったスタッド・フランセは、先週負傷したパリセと師匠もスタメンに入り、体調を崩していたグルチャガもベンチに戻り、この一戦にほぼベストメンバーで望むことができた。
首位のトゥールーズ相手にボーナスポイントを取って勝つとは誰もが予想しなかった試合で、会心の勝利。試合後、大喜びのパリセに抱きしめられたマックスは、危うく彼に絞め殺されかけたらしい。

両チームのハーフ団の出来は結果に影響を及ぼしたかもしれない。ラインアタック、キックのインスピレーション…SOボクシスのパフォーマンスが試合ごとに向上していて、デュピュイとの相互理解も進んでいる。

パリジャンの最大のモチベーションはおそらく、79,578人の大入り満員の観客。試合の前、チームの低迷する順位に、マックスはちょっと客の入りを心配していた。
「スタッド・フランセは首位ではないし、難しい試合になることも分かっていたのに、我々には我々を愛し、見に来てくれる観客がいるということの表れだ。スポーツのパフォーマンスが必要だが、感情は時にそのすべてを越える」

                        Laceg_2

前にも書いたけれど、私にはパリジャンのお祭りはちょっとジャン・ルノワールの映画"フレンチ・カンカン"のイメージです。ショーこそ人生、スターを発掘して客を楽しませてなんぼのジャン・ギャバン演じる興行師。
会長同士のマイク・パフォーマンスも前座に過ぎない。SDFのお祭りをムーラン・ルージュのドリス・ガールたちが彩るのは、偶然じゃない気がする。
「観客はチケット代の元が取れるのではないかな」(マックス談)

French Cancan 1954 Moulin Rouge (YouTube)

試合前のアトラクションでは、フランスの人気若手テノール歌手、アモリ・ヴァシリのミニコンサートもありました。なかなかですなー買っちゃおうかな。で、パリジャンの3トライめを挙げたイングランドのお祭り男ハスケルに敬意を表しましてこの曲を。

Clip France Bleu "Amaury Vassili - Lucente Stella"(Dailymotion)

| | Comments (2) | TrackBack (0)

【ラグビー】 Top14第16節

ブリーヴ 29-22 クレルモン
モンペリエ 12-12 ペルピニャン
ビアリッツ 65-22 アジャン
バイヨンヌ 25-22 カストル
ブルゴワン 14-44 ラ・ロシェル
スタッド・フランセ 31-3 トゥールーズ
ラシン 15-12 トゥーロン

1. Toulouse
2. Racing-Métro 92
3. Montpellier
4. Clermont
5. Biarritz
6. Castres
7. Toulon
8. Stade Français
9. Bayonne
10. Perpignan
11. Brive
12. La Rochelle
13. Agen
14. Bourgoin


ブルゴワンの5ポイント剥奪でTop14の他クラブには動揺が広がっていますが、週末、その時点ではボトム・ツーだったブルゴワンとラ・ロシェルの対戦で、ブルゴワンが大敗。リーグの今後の展開について論争を引き起こしてます。
LNR会長のルヴォルは、Top13にはならない、と改めて断言している。

                        Laceg_2

ラシン×トゥーロン@コロンブは、3の倍数ゲームの結果、5の倍数で犬っぽくなったラシンが勝った。ここまでは余裕で予想範囲内。しかし誰しも、両チームあわせてキック計9本中(スコアのすべてである)、6本のDGが飛びかうとまでは思わなかったんじゃなかろうか。もちろん記録。ある意味潔い。
内訳はトゥーロンのウィルキンソンが3本、ラシンのヴィズネスキが2本、ステインが1本となってます。

今季この2クラブはそのディフェンス偏重とキック依存を常々批判されてはいるのだけれど、ゴリゴリなレキップのジャーナリストはこの結果に改めて、ブクリエのプリテンダーたる両クラブの戦術を嘆いている。まあ、補強に巨額の金をつぎこむクラブは早急な結果をほしがるものだ。

                        Laceg_2

記録といえば、バスク海岸地方では計13トライの花火大会が見られた。ビアリッツが10トライを挙げて圧勝、今季の大勝記録であります。*
また、Top14で1つのチームが1試合に10トライ以上挙げた例としては、直近では08-09シーズンの最終節にクレルモンがダックスに対し11トライ(75-3)、というのがございます。

* うち7本をFWが挙げているという事実。3列のローレとフッカーのオーギュストがハット、プロップのバロージが1。残りはングウェニャが2、トライユが1)


さてビアリッツではトライユとヤシュヴィリが、ブランコ御大のがぶり寄りのかいあり、共に契約を延長してます。トライユが3年。ヤシュヴィリが4年というのは、この年の選手としてはけっこう異例な方かな。
私はまあクラシックなファンなので、チームの象徴的な選手が彼らの心のクラブでキャリアを終えることができればと思う。モダンスポーツでは選手と金は天下の回りもの、動くことで価値を生む…というのは分かっているんだけど。
その他ではバルショーとングウェニャも延長。また21歳のローレがプロ契約を結んでいる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.08

【ラグビー】 中央山塊からブリタニックまで

Vosl【俺たちはまだ死んでいない】

金曜夜の中央山塊ダービー、ブリーヴ×クレルモンは、29-22でホームのブリーヴが勝利。あまり美しくはなかったかもしれないけれども、ハートはそこにありました。
今季アウェイで勝てないクレルモンは、23-3とリードされた後半の初めに何人かの主力を投入しますが、このコーチングは明らかに効いた。特にパラ。しかし20点差を埋めるには遅かった。
ブリーヴは一時はスコアを8ポイント差にまで詰められますが、FW陣の奮闘は何度もチームを救った、特にスクラムで。

今週、来季のクレルモン加入の口頭合意を打ち明けたヴォスルーは、65分に交代で下がるとき、スタッド・アメデ=ドメネクの観客からオベイションを贈られました。彼はいつでも100%でマイヨを守り、一番最後までグラウンドに残ってファンと交流する選手の1人です。この試合後も、大勢のファンに囲まれて彼らと勝利の喜びを分かち合っていた。
ヴォスルーは母国南アフリカにはびこる暴力から家族を守るためにフランスに来た。カストルで3年、ブリーヴで3年。来季からはクレルモンでキャリアの新たなチャレンジとなりますが、当面はブリーヴの1部残留をかけた戦いが続きます。


【スクレラと30代の壁】

移籍市場に関することでともかく私が嫌いなのは、選手がもっぱら自分の(コマーシャルな)イメージを守るために、古巣を批判して非を押しつけるようなことですね。彼らはファンに向けてではなく、スポンサーに向けて笑顔を作る。

08年にスクレラがスタッド・フランセからライバルのトゥールーズに行ったのは、それなりにインパクトのある出来事でありました。彼は基本ぼん気質で鷹揚なところがあるようで、トゥールーズ加入はお金の選択でもあるということを打ち明けたのだけど、そう正直に言われてしまうとむしろ、「まあプロは生活かかってるからしょうがないよねえ…」と思う。

スクレラは何よりキャリアの最後を、生まれ故郷の(父と同じ)クラブでプレーするためにトゥールーズに帰ったのだけど、今季末に契約が満了する彼は、まだ来季プレーするクラブが決まっていない。トゥールーズに残りたがっているけど、彼ももうすぐ32歳になる。


【文化文化言い出すと結局なんの結論も出ない、って問題はある】

これは雑談レベルの話。あんまり真面目にとらないで。
マンスター戦で相手キッカーをリスペクトしましょう、とトゥーロンのクラブが呼びかけている件で、どこのアンケートかは知らないけど、トゥーロンサポ間のアンケート調査が行われているらしい。その途中経過によれば、現時点で、
60% ブーイングしないよ
30% トゥーロンを応援するよ
10% もちろん野次るよ

トゥーロネの中にももちろん「僕自身はブーイングしたことない」というサポもいるのだけれど、マイヨールで野次り倒すトゥーロネはどうも、「ブーイングはラテンの文化」と考えている、建前として。プレイスキッカーへのリスペクトはブリタニックの文化であり、沈黙はトゥーロンの文化じゃないんだそうだ。騒ぎたいだけじゃないかと思うんだけどね。
前に、「フランスはどのスタジアムだってブーイングくらいあるじゃん」と言うトゥーロネに、もっと北の方のサポが「一緒にすんなボケ」、と…そんな罵り合いを見たことがある。

今回のは、わりと感化されやすいブジェラルの「あれやってみてえなあ」の一環じゃないかっていう気がしなくもないけど、たとえばトゥーロンの今季の空色と白のマイヨが不評なように、クラブの伝統を軽んじるブジェラルの方針に対するアンチサポというのも一定数存在するように見える。


【だと思ったのねー '`,、('∀`) '`,、】

チャレンジカップでラ・ロシェルのトデラスクの顔面を蹴った罪に問われたイングランドのホープ、アトウッド(グロスター)ですが、このほどERCの規律委員会から9週間の出場停止を命じられた。
彼はシックスネイションズの最初の2試合、ウェールズ戦とイタリア戦には招集されないかもしれない。

アトウッドにスタンピングされたトデラスクは、ほほに数針縫う切り傷と、歯を1、2本折った。
ちなみにこの処分は、ハイネケンカップのサラセンズ×クレルモンで、ビデオにはさっぱり映ってなかったスタンピングのためにカドモア大将がくらったサスペンションより1週間短い。

ついでながら、ハイネケンカップでノーサンプトンのハートリーに対し目つぶしをしたとして召喚されたカーディフのウェールズ代表、リッチー・リーズには12週間の出場停止。
ちなみにこの処分は(略

| | Comments (2) | TrackBack (0)

【ラグビー】 カタラン、振り出しに戻る

USAPのカンプノウ試合開催をめぐる迷走のそもそもの経過はこちらのエントリにまとめてありますが、最初の4月2日トゥールーズ戦の予定は、FCバルセロナのチャンピオンリーグのスケジュールと折り合わず、その後4月15日のラシン戦に見直されました。

それから12月中旬、現地バルセロナを視察したLNRが開催の許可を出すという進展もあったものの、それにしてもリーグからお許しが出たというだけの話で、クラブからの正式発表はないままに年を越した。


そしてこの金曜、バルセロナから帰ったゴズ会長が地元紙に語ったところによれば、最終的にカンプノウでのプロジェクトはほぼ流れたと。
代わりに、4月2日にモンジュイックでトゥールーズ戦、という可能性が95%だということです。モンジュイックのキャパは約55,000席、最も初期のプランだった会場です。

報道によればですが、なんでもバルサ監督のペップが芝が荒れるのを嫌がったらしい。
なんだか落としどころっぽい気もするけど、まあ確かに、バルサのスタイルではピッチのコンディションは重要かもしれない。チャンピオンズリーグの際、ピッチに田んぼのごとく水をまいてバルサを迎えたのはモウリーニョのチェルシーだったっけ?

しかしそもそもこの計画には、当初からいささか現実味が欠けていた。約10万人のスタジアムをいっぱいにするのに、より近くよりアツくより数の多いトゥールーズサポならまだしも、パリのサポーターの何人がバルセロナまで応援に駆けつけるだろう。
スペインの他地方のファンの協力があるとも思えないし、それにラシンのラグビーは、美しいサッカーを好むバルセロナの人々にはいささかスペクタクルに欠けるように思われる…(あれはむしろ塹壕戦ですがな)


ゴズ会長は、いずれにしても4月15日のプランは愚かしかっただろう、とすっぱいブドウのようなことを言っている。
スペインはその頃レアル・マドリーとバルセロナ間のエル・クラシコに集中していて、メディア的なインパクトは望めないだろうから。
USAP、現在リーグの10位。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.06

【ラグビー】 ジュリアン・トマのふたしごと

ラウアキの件については、火曜に彼と話し合ったクレルモンのレルメマネージャーは、残留はあまり楽観的ではない、と話しているらしい。クレルモン側はラウアキに契約延長をオファーしたけれど、彼は無言のままだった。
ラウアキはツィッターで、すでに「決心」したらしきことをほのめかしている、と伝えられている。

                        Laceg_2

JtTop14のシーズンも後半戦に入りいよいよ殺気立ってきたということか、このところ判定をめぐるクラブ同士の言い争いが目につきます。

日曜のラ・ロシェル×スタッド・フランセ(26-26)の後には、マックス・グアジニが「ラ・ロシェルではいつも非常にバイオレントだ」と発言、ベルドスレフェリーが見逃したパリセへのアグレッションと、パペに対する目つぶしを指摘した。
これに対してラ・ロシェル会長が、「あの発言には憤慨している、がっかりだ」と批判…なんて一幕もありました。


ラシン=メトロ×モンペリエ(28-16)では、ラシンのヴィズネスキがモンペリエのモジャノで大聖堂を建立、レフェリーの目は逃れたものの、眼光鋭いLNRの規律委員会によって召喚された。
しかしベルビジェは納得いかない。ヴィズネスキの召喚はともかく、シャバルを踏んだモンペリエのSHジュリアン・トマ(画像)の行為(むしろトマSUGEEE!!!)の方が、ウィズネスキのそれより意図的で、ずっと重大ではないのか!とですね…最近どこかで聞いたような流れだぬ。

前半25分、ヴィズネスキはモジャノにタックルに行き、モジャノの右足を抱え上げて落っことした。なんでレフェリーが見てなかったのかは分からないけど、ともかくこのラックからボールを出そうとしたトマは、邪魔だったらしきシャバルを思いっきり足蹴にしたのでした。
怒り狂ったシャバルによって、危うくシメられかかるトマ。罰には十分な恐怖であろうと思われる。

モジャノは手に怪我を負って数分後に交代。骨折も心配されたダメージでしたが、実はこれはヴィズネスキのカテドラル・タックルによるものではなく、トマ自身が「僕がうっかりシャバルと一緒に踏みました」とザンゲしている…というオチがつくらしいんだ…

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2011.01.05

【ラグビー】 もうちょっとななめよみ(誤訳ご容赦)

【マイヨールで沈黙】

昨年ハイネケンカップのマンスター戦で、ブジェラルがソーモンド・パークのサポのフェアプレーぶりにいたくカルチャーショックを受けてアイルランドから帰ってきた件については前に書きました。
で、トゥーロンはスタッド・マイヨールでの後半戦のとき、両チームのキッカーに敬意をはらうよう、公式サイトでサポーターに呼びかけているらしいス。

以前マイヨールのブーイングが批判されたとき、トゥーロンのサポーターグループが、「みんな、ブーイングの代わりにセミの鳴きまねをしよう!」という声明を出したことがありましたが、一瞬何を言ってるんだか分からず3度ほど読み返した記憶がございます。
あくまでサポがアイリッシュの流儀を受け入れればの話ですが、16日のマンスター戦は、あるいはクラブ史上画期的な一戦になるかもしれない。いや、ないかな…

こんな感じだけど↓

Mayol


【消息不明】

先週末の試合は、年末年始の過密日程の真ん中ということもあって、ターンオーバーも少なからず見受けられました。しかしクレルモンのスタメンにナラガがいなかったのは、それが理由ではない。

フィジーでの10日間の休暇の後、先週火曜に戻るはずだったナラガでしたが、まだオーヴェルニュに帰ってきてないらしい。噂は噂を呼び、地元紙の推測によれば、夏にパパになったナラガは、この休暇を利用して国で正式に結婚したのではないかという…


【行く3列来る3列】

そのクレルモン。バイヨンヌ行きの噂が報じられたラウアキは、昨日、今後についてコッターと話し合ったはずだと思う。
実はクレルモンは、すでに3列の補強のあたりをつけているらしい。というのは経営難のブリーヴの南アフリカ人選手、ヴォスルーです。一時ラシンとの噂もささやかれたヴォスルーでしたが、彼自身も、レルメマネージャーと3年契約の口約束をしたことを打ち明けています。
それは新たなチャレンジ。ハイネケンカップでプレーし、ブクリエを争いたいと。

ブリーヴのシンボルである彼が、来季も白黒のマイヨを着てプレーするのを見たいというブリーヴサポの最後の希望は消えた。奇しくもこの金曜は、ブリーヴ×クレルモンの中央山塊ダービーです。


【ベルジャリアン(ほぼ)終了のお知らせ】

景気のいい話はともかく、DNACGの聴取を受けたブルゴワンが、150万ユーロの赤字をとがめられて5ポイントを剥奪された、という残念な報道です。
まあつまり強制降格をまぬがれた、ということでもあるのだけど、15戦13敗でTop14のぶっちぎりランタン・ルージュ、勝ち点はこれで合計たった5ポイント。ほぼ引導を渡されたに等しい処分です。よほどの奇跡でもなければ…

前会長の辞任で会長職に返り咲いたばかりのガストン・モーランは、「FFRの上訴委員会に訴える」と公式サイトで表明。ご高齢なだけに心労が気がかりだ。


【イングランド方面の噂】

ケラハーのバイヨンヌ行きについての報道には、2通りのスタンスがあるように見える。トゥールーズが30歳を過ぎた選手に冷たいという論調。もう1つはケラハーが欲深いという論調。それぞれのジャーナリストのスタンスは覚えておこうかな。


いずれにしても、スタッド・フランセのマックス・グアジニ会長がケラハー獲得の噂を否定したのは嘘ではなかったようで、クラブは常々ベテランスター選手は取らないと言っている。
しかし年末に英レスターの地元紙が報じた、「カストロジョヴァンニと交渉中」という噂は、ないことでもないかなぁと思わされたのも事実であります。というのは、彼はイタロアルゼンチンという、とってもスタッド・フランセな国籍の持ち主だから。

まあレスターの年俸4.7Mユーロの提示に対し、スタッド・フランセがほぼ2倍のサラリーを提示しているという報道は、パリジャンの財政状況を考えればいささかアヤシイと言わざるをえないけれども。

この記事が出た時点で、カストロジョヴァンニはレスターとの2度目の話し合いを待っているところで、彼によれば、レスター側は「もし誰かが巨額のオファーを持ってくれば、君が出て行く邪魔はしない」と言ったらしい。
オファーがどこからのものであれ、「レスターと話し合う前に決断はしない。イングランドのサラリーキャップはチームを助けていないし、リーグにフランスほどの魅力をなくさせている」

その後話し合いがどうなったのかは知らないけれど、まかりまちがって深夜のクラブで酒の入ったシャバルとパリのめぐり逢い、なんてことにならないように祈る。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【ラグビー】 年末年始ななめ読みすまそ

PaulgozeAgression Cudmore / Le Corvec

クレルモン×USAPの問題のシーンを含む動画。カドモアが、相手を確認した次の瞬間電撃で拳を入れてることが確認できましょう…
(;´д`)大将バカス…
事件は両クラブの幹部を巻き込んで延焼中です。


「レルメの言葉はきわめて不作法で、要するにグロテスクだと思う」

ルージュリーに対するトゥイラギの肘打ちを指摘した、クレルモンの副会長兼マネージャーJMレルメの発言に、怒りさめやらぬUSAPゴズ会長。
疑惑のプロテクターはフォーム材の規定通りのもので、レフェリーも試合前に点検している。ルージュリーのタックルが高かったので、トゥイラギは腕でよけようとしたのだ…と反論なさってます。

ゴズ会長は、これはクレルモン側の逆キャンペーンだと憤慨してますが、「クレルモントワは泣きまねをやめたまえ」、「おびえた生娘みたいに泣きわめくのはもうたくさんである!」、「レルメとミシュランのブルジョワたちは説教をやめるように」…これは一言余計というか、良くないリアクションね。

                        Laceg_2

トゥーロンの移籍関係の話題にはもーいちいちつきあってらんないですけど、英国ラグビー界のピーター・メイル、ミスター・ジョニー・ウィルキンソンは、年末に南仏プロヴァンスの24か月をご延長。

たとえばベッカムやウィルキンソンのようなスーパースターが共に国外でプレーしているのはなんとなく示唆的に思えなくもないのだけど、もし大英帝国ラグビーの栄光のアイコンである重責から解放されて、キャリアの終盤、気候のいい南仏で自分自身のためにラグビーをしたいというような気持ちがあるのなら…それは分からなくもないかな、事情は知らないけれど。


今後を熟考していたSHのミニョーニは、最終的に今季限りで現役を退くことを表明し、トゥーロンのスタッフ入りの契約を交わした。そしてブジェラルは、返す刀でモンペリエのSHジュリアン・トマにオファー。
モンペリエではすでに、"ゴルゴジラ"ことゴルゴゼのトゥーロン行きも噂されてます。

                        Laceg_2

現在2位と好調ながら、リッチクラブの草刈り場になりそうな気がしなくもないそのモンペリエ。ガルティエは、他からのオファーが選手のメンタルを乱すかもしれないことを残念がっています。

「クラブは選手を引き止めるために何でもしたい。しかし、何人かの要求のエスカレートに同調することはできない。我々はこれらのオファーに混乱している。私を困らせているのは、モンペリエはグラウンドでのことより、舞台裏で起きていることで危機にさらされているように見えることだ」


そんな中、最近ウドちゃんは、愛着あるモンペリエでプレーを続けたいと発言。

「僕の今後はまだ完全には決まっていない。今のところ、クラブとの話し合いはうまくいってる。ここに残りたいよ。僕は内部の問題で悪い時期にもクラブを出て行かなかった。だから、僕が出て行くのは今じゃない。モンペリエが好きだし、ここで成功したいよ」

                        Laceg_2

トゥーロンとかスタッド・フランセとか、いろんな噂が流されたケラハーの今後ですが、最も信用できる筋の話として、バイヨンヌと2年契約で合意間近と伝えられてます。だよねー。
移籍市場の開く2月1日以降公式発表があるのではないかと。

報道によればですが、トゥールーズはケラハーに、現在のサラリーより低い条件で1季の延長を提示したという。しかしケラハーは2季の契約を望み、バイヨンヌのオファー(今と同じ額で2年)は実際彼の期待に応えている。
「バイロンはワールドカップ後に35歳になる。我々は彼に愛着を抱いているかもしれないが、彼が他から提示されたような条件で、この年の選手を引き止めたことはない」、とノヴェっさん。


ラポルトが幹部入りして以来、バイヨンヌは舞台裏で活発に補強に動いているといわれます。ケラハーの他に、噂されるのはラウアキ、デュソトワール、アルバセテ。デュソトワールはビアリッツでプレーしたこともあるけど、いいのかな…
デュソトワールの残留はトゥールーズの最大の望みであり、会長は彼にプロジェクトを示した。彼の将来は彼次第だ、とノヴェっさんは言う。

「我々のフィロソフィはいつでも我々にふさわしい選手を守ることだった。我々のクラブはティエリ(デュソトワール)の残留のために努力したが、スタッド・トゥールーザンの努力は他の提示するそれに及ばないかもしれない。デュソトワール、アルバセテ、彼らは非常にハイレベルな選手たちだ。しかし彼らは30代に達する。金は重要だし、私は彼らが金銭的な選択をするのももっともだと思う」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.04

【ラグビー】 初春のおめでたき珍事

日曜の夜、トゥールーズ×カストルで予定外の選手交代。
後半50分にポワトルノーにポストを譲ったクレールは、大あわてでル・スタディアムの通路を駆け去った。というのは、彼のパートナー、ヴァレリーさんが産気づいたため、ノヴェっさんは急遽クレールを出産に立ち会いに行かせたのでした。このヴァレリーさん、他ならぬノヴェっさんの末娘。

フランスラグビー界のジェームス・ディーンとして女子に人気のクレールも、女の子のパパになりました。おめでとう。
「人生にはラグビーの試合よりずっと大事なこともあるのだ」、とノヴェっさん。エロイーズちゃんの"おじいちゃん"は、他の選手の場合でも同じようにしただろう、とさりげなく公私混同でないことも強調している。

(それにしても、笑顔のノヴェっさんの写真を探したRMCラジオの中の人が掲載したのがコレ↓というのもいかがなものだろうか)

Novespapi


試合の方は、フリーダムな男メダールとデュソトワールのトライなどで、こちらも産みの苦しみを味わいながらもホームのトゥールーズが勝利、首位を守ってます。(23-16)

参考動画
Vincent Clerc et Valérie, le making-of de leur séance photo

| | Comments (0) | TrackBack (0)

【ラグビー、日記】 かなり回っていたかもしれない

大晦日の夜、たしかに私もあまりシラフではなかったのかもしれませんが、笑ってはいけないを見ながら、岩崎宏美の憑依したコロッケがウドラオゴに見え、ココリコ田中がスクレラに見え、山崎邦正がリエヴルモンに見えた件

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.01.03

【ラグビー、日記】 あけましてロマンチカ

本年もよろしくお願いいたします。

見よう見まねでサイトを始めたのが03年の今日だったから、よく飽きもせず続いているよなあという感じです。ごく私的に日々見聴きしたものの感想を書き留めることはずっとやっていたので、その延長みたいなものでした。過去いっとき文章を書く仕事をしたこともあるけど、プレッシャーが半端ないし、やっぱり好きなことは気ままにやるのがいいな私は…

その間にコンテンツはサッカーからラグビーに移行して、サイトの方はもう閉じました。PSGブログと、アルゼンチンサッカーのブログがまだ残っているけれど、たぶんもう更新することはないと思う…プロスポーツの現実にはいろいろとさびしい思いをしました。

                        Laceg_2

2010年最後のエントリの補足をいくつか。

ロマンティック(ロマン主義的)、ロマンティシズムといった言葉は、昨年わりと目についた気がする言葉でした。その意味するところは様々だけれど。印象に残っているのは、秋のテストマッチのころフランスの何人かのジャーナリストが、アルゼンチンのラグビーをロマンティックと形容していたことでした。
「敬意と連帯の概念を教え込む、とても気高い育成がある。我々はラグビー選手になる前に、一人前の人間になることを学ぶんだ」、といった感じのケサダさんのコメントを引きながら。

かの国のラグビーは150年ほど前にブリタニックの移民によって移入されて、やはりまず第一に大ブルジョワ階級のエリート(弁護士とかお医者さんとか)のスポーツ、ブエノスアイレスの超一流校に根づいた教育という面が大きい。
彼らの中でもっとも有名であろうエルネスト・チェ・ゲバラのことを、フランス人闘牛士セバスティアン・カステラは「最後のロマンティックな革命家」と言った。

アルゼンチン協会がアマチュアのステイタスで彼らのラグビーを維持することに決めたのを、あるフランスのジャーナリストは「最高にロマンティック」と書いた。それがシニカルな意味合いなのか、それともいくぶんの郷愁が込められているのかは定かでないのだけれど。

                        Laceg_2

ついでにあのおめでたい画像、あれは昨年秋のクレルモン×スタッド・フランセ@マルセル=ミシュランの1コマであります。
ストリーカーは放置が基本ですが(でもそれはそれで喜びそうなのも多そうなんだよね…)、靴下着用であることと、ランニングフォームが華麗であることにセンスを感じたので。選手陣には思いっきり無視されてますけど。

彼のはいているソックスがピンクなら(赤?)、「スタジアムの神々」のコンセプトを体現したSFサポかもしれませんが、まあ人様の庭で全裸もないだろう。

そういえば。クレルモンサポーターの中には、試合の前後にファンがグラウンドに入る自由を主張する一団が存在して、彼らがパンツいっちょうでキツネの剥製(シンボルらしい)を手に掲げ、グラウンドを駆け抜ける画像を見たことがある…。いや詳しいことは全然知らない。
セキュリティを理由にファンのグラウンド立ち入りを制限したいLNRの方針に反対して、アミティエのスポーツの良き伝統を守るべくデモンストレーションを続けているらしい。フランス人は実にいろんな自由を求めて戦っているのですね。裸で。ロマンティックです。

                        Laceg_2

ちなみに、私が過去Top14で目撃した闖入者の中で最も寒かったのは、09年1月のブリーヴ×USAPでした(また中央山塊か…)。バレエのチュチュ、頭にかぶった巨大なコ*ドーム。ちょっとメルヘンチックな仕上がりです。
他競技でも、たとえばカラタン絡みの試合などでは政治的な乱入も少なくありません。このコ*ドーム男にも何か真剣なメッセージがあったのかもしれませんが、私などには計り知れないです。

しかしさすがに屈強なラグビー選手は、ヘンタイの1人や2人には動じないものですね。警備員も取り押さえに来てくれず、放置された末、さびしく観客席に去っていく…気温-3℃の夜の出来事でした。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« December 2010 | Main | February 2011 »