« 【ラグビー】 欧州カップでの出来事(2) | Main | 【ラグビー】 年末進行ななめ読み 先週分(1) »

2010.12.25

【フランス闘牛】 5年前、そして10年後

Em05セバスティアンのクアドリージャで銛打ちを務めていた名バンデリジェロのクーロ・モリーナが、引退を表明したらしい。5月に外転筋の手術をして以来、ずっと闘牛場を離れていた。
アルテルナティブ10周年、私生活では家庭を持ち、セバスティアンにとっても大きな節目の1年が暮れようとしている。そういえば最近、彼の闘牛が少ーし変わったような気がする。


まだ少年の顔をしたセバスティアンが、ラス・ベンタスに出たときの映像を見たことがある。あのアップルグリーンの衣装は、たぶん05年。カメラはしきりにカジェホンで指示を飛ばすカンプサーノの表情を抜くのだけれど、それはまるで、カンプサーノのお人形とでも言いたいかのようだった。
だけど、この"フランス人形"は2度牛の角にひっかけられ、あわてて助けに飛んできたカンプサーノを突き飛ばすようにして牛に向かっていった。ある意味、その後を暗示するかのような場面。


それから5年、セバスティアンは相変わらず危険を恐れぬスタイルを貫いているけれど、最近は経験が彼を助けている。
「10年後もまだ闘牛士をやっていると思う?だとしたら、なぜ続けるの?」という質問に、彼はこう答えた。

「5年前、僕は自分のキャリアは短いだろうと言った。僕の闘牛はとてもリスキーで、大変な努力が求められた。それからテクニックの進歩が安全をもたらしてくれた。牛をもっと遠くに導けば、ポジションを変えるのにそれほど苦労しなくてすむ。
それより前にはもっと骨が折れたし、闘牛が終るたびくたくただった。だから、僕のキャリアは長続きすると思うよ。
僕を一番幸せにしてくれるのは闘牛だ。自分の闘牛を絶えず模索していて、それに夢中なんだ。もし君にもっと上を目指したいという野心があって、すでに現状に満足していなければ、進歩すべきことはいつでも見つかる。
5年後、10年後、それとも20年後?わからないな。決めるのは牛だ」

|

« 【ラグビー】 欧州カップでの出来事(2) | Main | 【ラグビー】 年末進行ななめ読み 先週分(1) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91018/50398828

Listed below are links to weblogs that reference 【フランス闘牛】 5年前、そして10年後:

« 【ラグビー】 欧州カップでの出来事(2) | Main | 【ラグビー】 年末進行ななめ読み 先週分(1) »