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2010.12.08

【ラグビー】 それぞれの事情

【リエヴルモンと代表スタッフの場合】

特に呼びつけられたとかではないようですが、リエヴルモンは金曜のFFRの役員会に出席し、テストマッチの反省会と今後についての話などをするらしい。
たいしたことは変わらないだろうと思う。BKコーチのヌタマックは、ワラビーズ戦の大敗の後でも辞任を考えたことはないと言っている。

思えば現スタッフが就任したとき、そこには明らかにフランスラグビー、フレンチフレアーの復権の意志がありました。それから3年、シックスネイションズではイングランド以上にイングランドらしいラグビーをして勝ち、それから夏と秋のテストマッチで三度40失点以上の大敗をした。
秋のテストの3試合で挙げたトライは4つだけ、うち2つがペナルティトライ。

ヴィズネスキを大いに気に入っているというリエヴルモンのコメントを読んで、ああやっぱりねと思ったのはホント。で、どんなラグビーがやりたいんでしょう。ラシンみたいなラグビー?キックとFW戦?

ベルナール・ラポルトは最近、リエヴルモンら代表スタッフが就任したとき、彼らはナイーブだったのだ、とコメントした。インターナショナルレベルというものが分かっていなかったのだろう、と。
それはフランスラグビーが過去何度も経験したことをくり返しているにすぎない。長い回り道だ…。ただラポルトとリエヴルモンの違っているところは、ラポルトは何を批判されようが迷わなかったってことじゃないかな。


【代表主将の場合】

ワラビーズ戦以来口の固かった主将のディソトワールは、レキップの取材に対し、試合の翌日にスタッフに「選手たちは求められていることがよく分からない」、と発言したかどうかについては肯定も否定もしたがらなかった。それは代表の内部にとどめおくべきことだと。
同時に敗戦の責任はコーチ陣だけのものではないとして、彼らを擁護したらしい。

デュソトワールは早くグラスゴーと対戦する自分のクラブに戻りたがった。
「トゥールーズでは、プレッシャーは代表ほどじゃない」


Mola【ブリーヴの場合】

月曜の時点ではウゴ・モラコーチの続投は確定と見られたブリーヴ。しかし情報は(非公開のため)錯綜していて、それがかえって事態の深刻さを際立たせる結果になっています。

おそらく選手の真意を知りたがったモラの求めで、選手一同の挙手による採決が行われた。結果、大多数がテクニカルスタッフへの不信の意を示した。
しかし、クラブの幹部はこの選手側の意志を考慮しなかった。モラは引き続き指揮をとる。これで事態は終結?いや…


【ラシンの場合】

ここしばらく、移籍市場の噂はラシンの周りを駆けめぐっていました。特に3人のトゥールーザン…デュソトワール、センサス、アルバセテ。
ところが先週、ラシンは公式に噂を断固否定した。「現時点では一度もコンタクトしていない」「彼らは来季のプランに入っていない」

ラシンは今回に限っては、クラブは選手-代理人-ジャーナリストのトリオによる企ての犠牲になったと考えているらしい。ただしジャーナリストはマユツバ。というのは、参考までに、エルナンデスのケースではラシンは最後の最後まで否定していたから。
…と、ここまでが先週の時点のお話。

なぜこの時期に公式否定?というのは、たぶんこの件がらみじゃないかなあ、と思うのが昨日の報道。
ラシン会長のジャッキーとトゥールーズ会長のブスカテルは、今日明日にも共同で会見を開くという。内容は明らかにされていないけれど、おそらく、3月の22節ラシン×トゥールーズのスタッド・ドゥ・フランス(かパルク・デ・プランス)開催についてではないかと見られている。


【バスクの場合】

一方バイヨンヌもTop14の20節、トゥールーズ戦をアノエタで開催したいらしい。トゥールーザンもてもてだぬ。

ところでそのアノエタの主、レアル・ソシエダ。今季歓喜の一部復帰、先週末は4年ぶりのバスクダービーでビルバオを下し6位浮上とな。
フランスのあのあたりは他地方と違ってそれなりの規模のサッカースタジアムが少ないというのが大きいのだろうけれど、それにしてもソシエダはラグビーにスタジアムを貸してる場合なんだろうか。狙うでしょう欧州カップ。


【ペルピニャンの場合】

そういえばカンプノウの話はどうなったんだろう(正直、誰か止めたほうがいいと思う)。週末にカストルに敗れたUSAP、厳しいカードが続いたとはいえ10月2日のラ・ロシェル戦以来勝ちがなく、現在Top14の10位に沈んでいます。

そのUSAP、地元紙の伝えるところによればですが、金曜、ダン・カーターのワールドカップ後の復帰を説得するため会長がパリにおもむいたらしいという。
パリ滞在中のカーター自身からは、フランスに戻ってくるかは分からない、牛頭会長と会う予定は入っていない、というつれなめのコメントが伝えられていたけれど、会長はオルリーのホテルで彼と話し合って、どうやら色よい返事をもらったらしい…?

ただし、カーターにはトゥールーズ、トゥーロン、ラシン、そしてイングランドのクラブも興味を持っているといわれる。

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