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2010.11.02

【ラグビー】 先月末分落ち穂拾い

【移籍の噂とサッカー化のお話】

Pedophiles, chomeurs, consanguins : bienvenue chez les Ch’tis
…というのは、08年にPSGのウルトラがランス戦で掲げて大問題になった、北部を侮辱する有名な横断幕であります(私は訳さないわよ)
これもともとは映画のタイトルのパロディで、さらにスタッド・フランセのサポーターが、お隣のサッカースタジアムで起きたこのトラブルを皮肉って、よく覚えてないけど"敬意、連帯、フェアプレー、ようこそラグビーへ"みたいな横断幕を作っていたのを見たことがある。

そして昨今のプロラグビーの状況はというと、Argent, transfert, simulation : bienvenue chez les rugbyteux…
10月から移籍市場?ラグビーはサッカーになってしまった、という嘆きも聞かれた先週のこの報道。


レキップが掲載した、あくまでもアヤシイ噂レベルの話ではあるけど、すでに来季の補強のために活発に動いているラシンが、シーズン末に契約が満了するトゥールーズのセンサス・ジョンストン、アルバセテと、何より代表主将デュソトワールに興味を持っているという。
フランスラグビー界において、トゥールーズというのはまあアンタッチャブルなクラブです。しかしきょうびジャッキー(ラシン会長)ならやりかねん(;´д`)と思ってしまったこのナマナマしいリアリティ。

私がフランスラグビーを見始めた頃にはまだ、こういった強豪同士の主力引き抜きの噂は…たまにトゥールーズ方面で見るくらいで…あまり目にしなかった。
しかしジャッキーはどうしてサッカークラブを買わなかったんだろう。ラシン・パリで、第二のラガルデールとか…


もっともトゥールーズに対し今ひとつ「お気の毒に」という気分にならないのは、記事の下にさりげなく、トゥールーズは来季パラとボクシスでハーフ団を組みたいらしいよ…という一文がつけ加えられているからです。
一方でトゥールーズはヤシュヴィリにアプローチしたようだとの報道もあるけれど、月曜のミディ・オランピックによれば、ヤシュヴィリはビアリッツと3季の契約延長について口頭で合意したらしい。

ボクシスに関しては、どうもスタッド・フランセと契約延長の方向に向かっていて、トゥールーザンは彼を諦めるのではないかという報道もございます。


【アルプスでお祭り】

ここ数シーズン、経営難と成績不振によるいくたびもの降格危機を乗り切ってきたブルゴワンですが、今度ばかりは本当に危なそう。いまだ10ポイントしか獲得できず、Top14の最下位。落ちていいようなクラブじゃないんだけれどもね…

そんなブルゴワンですが、木曜の12節はグルノーブルのスタッド・デザルプに会場を移してトゥールーズ戦を開催します。チケットは現時点で16,000枚売れたらしい。
怪我人が多いようだけど、昨季このスタジアムにUSAPを迎えた時には、ベルジャリアンは17-6でフランス王者を屈服させている。


【一肌脱ぎます】

ラ・ロシェルが、貧しい人々を救援する慈善団体Restos du Cœurに売り上げの一部を寄付するため、カレンダーを作るらしいんだ。

201010


【エル・スペル・マーゴ】

この秋のテストマッチでフランスとも対戦する、アルゼンチン代表のリストが発表。
負傷で9月11日以来グラウンドを離れているエルナンデスの招集がサプライズとして報じられているのはもちろんとして、注目されているのは、Top14今季前半の新発見、スタッド・フランセのマルティン・ロドリゲス・グルチャガとモンペリエのモジャノの招集です。


フランスがグルチャガを最初に発見したのは、6月のテストマッチのとき。その後グルチャガはアルゼンチンからスタッド・フランセにやってきて、開幕戦の70分にひかえめなデビューをした。
3節のトゥールーズ戦で初めてスタメン出場し、1トライを含む16ポイントを挙げて頭角を現した。ここまでパリジャンの全試合に出場、2トライを挙げています。

スタッド・フランセのスポーツディレクター、マイケル・チェイカによれば、
グルチャガにはまだフィジカル、ディフェンス、何より言葉と課題は多々あって、今はとにかくコミュニケーションがとれなくて違う星から来た人とやっているようだけれども、それでもとてもいいプレーができているということは、彼にはすごい才能があるんだね、ということです。


サンタフェ出身、父親と祖父もラグビーをやっていたというラグビー家族の中で育った。今、彼にとってはすべてが新しい。幸いクラブのアルゼンチン・コロニーが、彼がチームに溶けこむのを助けている。

「ロサリオでは僕はアマチュアの世界にいた。ここではプロのクラブにいる。彼らは全時間をラグビーにあてている。そこが主な違いだね」

「僕がこれだけプレーしているのは、グラウンドでやっていることにコーチが満足してくれているから。簡単なことじゃないとはいってもね。僕はまだ適応の段階で、僕のチーム、スタッド・フランセを助けるために、できるだけ多くの試合でプレーしたいよ」


早くもEl Super Magoとあだ名されているらしきグルチャガ。しかしエルナンデスと比較されることについては、「僕なんかまだまだだよ」。尊敬するエルナンデスとプレーしたことはまだないそうで、このテストマッチが本当に楽しみだといいます。
FB、センターでプレーしていますが、言葉の壁のため10番でプレーする準備はまだできてないそうだ。


Gurrucha10

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