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2010.10.12

【ラグビー】 ハイネケンカップ ラウンド1

刺激的なトークで人気の(嘘)ノヴェっさんの発言が、最近こころなしかフツーでさびしい思いをしておりましたところ、ハイネケンカップ開幕を前に、96年にワスプスのホームで77-17で大敗したのをいまだに根に持っていることをぶっちゃけて、その道のご健在ぶりをお示しになったのであります。
今回5度目の対戦で、そこまで2勝1敗1分でワスプスリード。04年の決勝では、ポワトルノーがやらかして(;´Д`)ワスプスが勝ったみたいだ。

そんなノヴェっさんにとってハイネケンカップとは、

「しかし6つのファイナルを戦いながら、このコンペティションが我々に大変な喜びをもたらしてきたのも本当だ。もちろん多少の苦しみもある。しかし、フランスや外国の素晴らしいチームを前にしてプレーする喜び。我々はリーグのプレッシャーを感じずに、コンペティションを戦っている気がする。
我々は我を忘れてプレーする。繰り返すが、Top14では結果を守らなければならない。ヨーロッパカップでは、結果を出すために"プレー"しなければならない。たとえばだな、"プレーする"欲求は我々のトレーニングにつながっている。その大部分、我々のトレーニングの90%はムーブメントのプレーに基づいている。ラックやキックに頼るよりはむしろ、ボールを持つこと、パスを交換すること」

プレーするという言葉は、フランスラグビーではかように違った意味合いを持つ。そしてハイネケンカップが開幕した…

                        Laceg_2

…フランスのクラブの開幕戦は、おしなべてプラグマティズムという評でございました。

プール6
トゥールーズ×ワスプス 18-16
グラスゴー×ニューポート 21-13

強力なスクラム(センサスがすさまじかったらしい)とスクレラの足(6PG)。こういう展開が降りしきる雨のせいだったのかどうかは分かりませんが、トゥールーズは苦しみながら、73分のスクレラのPGで、2ポイント差で苦手のワスプスを下す。
ワスプスは79分、センサスのファウルで最後に逆転勝利のチャンスをつかみましたが、このPGを失敗。

先日のバスクダービーでは上々の評価だったクランシーレフェリーは、ワスプスのレミーのトライが有効だったにもかかわらずゲームをそのまま続行し、あわてて中断してビデオレフに持ち込みトライを認めるというよーな珍レフェリングもあったらしい。
もしトゥールーズが負けていたら、大騒ぎになっていたことは間違いない。


プール1
ノーサンプトン×カストル 18-14
カーディフ×エディンバラ 18-17

現在プレミアシップ2位のノーサンプトンのホームで勝つのはさすがに難しかろうと思われたけれど、カストルは敗れはしたもののディフェンシブボーナスを獲得。というか双方ともキッカーがとぼけた出来で、ひょっとしてトゥレが出てたら勝ってたんと違う?


プール2
クレルモン×サラセンズ 25-10
レンスター×ラシン=メトロ 38-22

クレルモンについて言えば、とにかくすげぇディフェンスでした。
前半サラセンズのポゼッションが74%に達したにもかかわらず、計20分間の数的不利(つまり黄紙2枚。うち1枚は、そう、カドモア)にもかかわらず、121タックル、96%の成功率でしのぎきり、なおかつ合間に3トライ挙げて勝つリアリズム。ラパンドリが25タックル成功という数字が残ってます。

カードをくらったカドモアは、サラセンズの選手を踏んだとか蹴ったとかの疑いで、ERCに召喚された。規律委員がイングランド人でないことを祈るよ。


さてアイルランドでは、ラシンのディフェンスは30分までは持ちこたえた。しかし前半の終わりの10分間、09年欧州王者は、元伊代表監督のチームのカテナチオをこじ開けるのに成功し、2トライを奪う。
レンスターはさらに後半の数的有利の時間帯に1トライを挙げる。ラシンも56分に1トライを返してボーナスポイントへの望みをつなぎますが、レンスターはさらに2トライを追加して完勝。
経験の不足とエルナンデス、ウィズネスキの不在。17のターンオーバー。この難しいプールで、レンスターにボーナスポイントを与えたことが今後どう影響するかである。


プール3
トゥーロン×オスプリーズ 19-14
ロンドン・アイリッシュ×マンスター 23-17

60分にSウィリアムスがトライを挙げたときのブジェラルの心情やいかばかりかでありましたが、トゥーロンは最後の78分に、サッキーが逆転の決勝トライを挙げて批判に答えた。トライをアシストしたウィルキンソンは1コンバージョン4PG。とってもブリティッシュであります。


プール4
バース×ビアリッツ 11-12
アルスター×アイロニ 30-6

試合内容は正直パッとせず、しかしビアリッツは1点差で、フランスのクラブで唯一アウェイの貴重な勝利を挙げた。空中戦とパワフルなスクラムとキック。ヤシュヴィリさまさまだぬ。
後半にトライユが久々復帰、まだ本調子ではない様子。最後の鬼キープはマンスターかと思ったぜ。


プール5
スラネスリ×ペルピニャン 43-34
トレヴィーゾ×レスター 29-34

アウェイとはいえ、昨季同様初戦を落としたUSAP。(しかしその相手トレヴィーゾが、きょうびまったくあなどれないことはレスター戦の結果が示している)

9点差の敗戦。しかし打ちひしがれて手ぶらで帰ってきたわけではない。5トライを挙げてオフェンシブボーナスをもぎ取ってきたのです。ポリカルが最後のPGに成功していれば、ディフェンシブボーナスまで取れていたかもしれなかったらしい。
この試合、両チームあわせて9トライ。私は欧州の舞台でこういうバカ試合をやらかす連中が大好きだ。

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