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2010.10.19

【ラグビー】 10-11ハイネケンカップ ラウンド2(1)

プール1
カストル×カーディフ 27-20
エディンバラ×ノーサンプトン 27-31

始まってみればけっこう拮抗していたプール1。むしろ期待を抱かせるノーサンプトン戦の敗戦の後、カストルは最初のスクラムからゲームを支配し、トゥレのキックで得点を重ね、2トライを挙げる。
HT直前のアンドリューのトライは、ロボコップ先生のキックパスから。ハイライトでチラッと見ただけだけど、ディフェンスをかいくぐる小兵ならではのトライだった気がする。というか、この試合の2トライは、いずれもキックパスからだったらしい…カストル。

しかし後半に入って、カーディフの反撃にカストルは手も足も出ず。最後の79分にイエローカードを受けて、そこからカーディフのトライを許し、ディフェンシブ・ボーナスをプレゼントしてしまった。ちょっと悔いの残る試合。
足首をひねって交代したアンドリューが心配。

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プール2
ラシン=メトロ×クレルモン 16-9
サラセンズ×レンスター 23-25

クレルモンのスタッフは、このアウェイ戦で思い切ったターンオーバーを行った。サラセンズ戦から11の変更。前節のマン・オブ・ザ・マッチのボネール、守備で大活躍したラパンドリ、主将のルージュリー、Bジェームスはベンチにも入らず。また、レデスマ兄は木曜に膝を手術した。
クレルモンのハーフ団のスタメンはセニオとラベア。そしてピエールが怪我から復帰して主将を務めました。

前節レンスターに敗れて背水の陣のラシンには、ステインはいないがSOのウィズネスキが復帰。ラシンは強力なプレッシングで試合の序盤を支配しますが、その優位な時間帯に、1PGしか得点に結びつけることができない。
前半の途中から降りだしたにわか雨は、クレルモンの仕切り直しに役立った。30分頃、ラウアキのトライは有効かと思われましたがはっきりせず、ビデオレフで認められなかった。
反対に、ラシンはHTの直前にこの試合唯一のトライを挙げて、13-6で折り返し。

後半は雨の影響でハンドリングエラーの連続。クレルモンはパラ、トミンゴといったベンチの主力を次々に投入し、それはそれなりに効果的だった。クレルモンは実際71分にスクラムに勝ってPGを獲得、ディフェンシブボーナスをもぎとった。
ラシンの固いディフェンスを前に、トライは難しいと見たかどうか。このスクラムはラシンのゴールラインから5メートルの位置でしたが、クレルモントワはPGを選択した。コッターによれば長い目で見てのチョイスで、このボーナスポイントには満足しているという。


ところで、この試合でビデオレフェリーを務めていたのはウェールズのDerek Bevan。ベルビジェにとっては昔なじみ…というのは、彼は95年ワールドカップの準決勝で、ボクスの有効でないトライを認め、フランスのトライを2つ取り消した(と、フランス人は考えている)レフェリーだから。
当時代表監督だったベルビジェは、今でもこの試合の出来事を消化していない

そのベルビジェは昨季クレルモン戦のレフェリングを批判してサスペンション中ですが、この試合の後クレルモンサポの反応はというと、「ベルビジェはラウアキの認められなかったトライについてなんて言うのかな?」
やっぱし?

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プール3
マンスター×トゥーロン 45-18
オスプリーズ×ロンドン・アイリッシュ 27-16

この死のプールの顔ぶれを見て、最初に私の頭をよぎったのは、トゥーロンのディシプリン大崩壊の図というやつでした。その後、いやあそこはドーバーの向こうでの経験がある選手も多いし、マネージャーはセール・シャークスで優勝経験もあるサンタンドレ、ブリタニックの流儀には慣れているはずだ…と思い直したのでした。
そしてかのシャムロックの地で、フランスの初出場チームは、ラシンに続いてアイルランドのチームからこっぴどいレッスンを受けることになったのです。
マンスター、計6トライを挙げてホームで圧勝。

トゥーロンは開始の笛の直後、最初の攻撃で1トライを挙げてマンスターの不意を突き(2分)、出だしは完璧かに見えました。しかしレッド・アーミーの反応は早かった。強力なプレッシャーでトゥーロンにファウルを強い、7分にはトゥーロンのスミスがシンビンに。
この数的有利の時間帯に、マンスターは確実に1トライを挙げる。ソーモンド・パークのお祭りの始まりであります。熱烈な声援の下、マンスターは前半さらに2トライを追加する。

トゥーロンには明らかに、ここ数試合の好調を(ほぼ1人で)引っ張ったウィルキンソンが足りなかった。後半に入ってすぐ、トゥーロンのスタッフはベンチのウィルキンソンを投入、彼は期待に応え早々に1DGを挙げる。(49分)
しかし57分には、コンテポーミがアンチプレーでチーム2枚目のイエロカード。これが結果的にマンスターにオフェンシブ・ボーナスを与える4トライめを許すことになった(29-13)。そして残り時間の数的不利を考えれば、トゥーロンにとって、これはほぼディフェンシブ・ボーナスの希望の火を吹き消すトライでもありました。

ここでの試合は地獄のようだ、とはサンタンドレ。マンスターはホームでフランスのチームに負けたことがないそうで、これはソーモンド・パークでのフランスのクラブの19敗目になるらしい。


余談になりますが、
私はこの試合は見ていないので確認はしてないけど、試合の前から、トゥーロンサポがあのソーモンド・パークで例の"マルセイユ風応援"を繰り広げるのだろうか、と考えるだけで気が重かった。いや正直。
「この午後のアイルランド人に倣って、トゥーロンの観客が相手のキッカーに敬意をはらうようになれば、あそこは偉大なチームになるだろう」、とはラグビーファンの声である。


このAllez allez Les bleus et blancs なマイヨがサポから評判が悪いようなんでして。OMじゃないんだからね。

Munstertoulon

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