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2010.10.09

【ラグビー、フランス闘牛】 スクラムハーフの闘牛愛

Chevaザルゼウスキ師匠のご両親は、師匠が生まれる前に北部の暮らしを抜け出してナルボンヌに来たという。彼の家庭の場合はどうか分からないけれど、北の炭鉱や工業地帯で働いていた移民の中には、政府の政策の転換などもあり南部に移動した人々も多かったのかもしれない。


ProD2のナルボンヌにBrice ChevtchenkoというSHがいまして、ほーシェフチェンコさんがいるのかと思っていたんだけれども(サッカーのアンドリー・シェフチェンコもフランスだとこっちの綴り)、そのシェヴチェンコ選手が大の闘牛ファンらしいんだ、という2年前の記事(ちょっと古いか)を最近読んだ。
(画像の右。左は同じ年でやっぱり闘牛大好きのSOグリフール選手)

それもそのはずシェヴチェンコ選手はベジエの出まれ。でも闘牛にハマったのは20歳の頃らしい。彼は地元出身で旧東欧系のセバスティアンの闘牛が大好き。
「2年前(記事当時)に初めて闘牛場に行って、たちまち闘牛のファンになったよ。音楽と雰囲気が好きだ。セバスティアン・カステラは世界一の闘牛士。背後でパセする時の彼の勇気はすごいと思う。身震いしちゃうよ。ベジエの闘牛場が大好きだけど、マドリードでカステラを見たいな。あれは頂点だから」

「3つの場で、僕は最後の時を待つ。それはマタドールにとって真実の瞬間だ。感動的だよ、トレロは猛獣の前で一人きりなんだ。彼は一瞬一瞬命を懸けている」


この取材では彼自身は言及しなかったみたいですが、実は彼のお兄さんシモンが、当時ヴァンドル(ベジエのちょっと南)の闘牛場で、マタドールの昇進を通ったばかりだったらしい。
愛称"El Siphono"(いかれたヤツってことかい?)…今季ヴァンドルのラグビークラブからASベジエに行った、ウィングのシモン・シェヴチェンコ選手のことかな。若い闘牛士がカポーテでよくやる、トリル(囲い場)の出口で両膝をついて、砂場に走り出る牛を待つやつ…あれをやったりしたそうだ。
アマチュアのリーグではあるけど、ラグビー選手兼闘牛士というのもなんだかスゴイね。

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セバスティアンはもう先週コロンビアで結婚したらしいよ、という記事も見かけたけど、そうなの?おめでとう!
今テンポラーダの彼はちょっと、ミノタウロスではなく人間だったかもしれないけれど、事情が事情なんだからしょうがない。彼は、生い立ちが複雑だった人に時々あるように、家庭にあまり感心がないタイプかと思っていたら逆だった。それでも今季は何度か、闘牛士の本能に突き動かされるような闘牛を見た。

実際、批評なんて不要なのかもしれないな、と思うときがある。闘牛の出来不出来はトレロ自身が一番よく分かっているだろうし、彼らの表情を見ていればいい。会心のファエナの時は、ちょっと目がイッてしまっているから。
(フランスのジャーナリストが書いたように)素晴らしい牛を避けるなんてことがあるわけないじゃない、それは運命の相手みたいなものだろうと思う。

上の画像のグリフール君によれば、
「僕はマタドールにはなれなかっただろうな。ちょっとクレイジーになって、危険を忘れなきゃならないからね」


ベジエの闘牛場でロベール・マルジェの種牛をテストする。

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