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2010.10.21

【ラグビー】 まとめて落ち穂を拾うね

Bastabox【ピンク・パンサー】

週末のトゥーロン戦@SDFで、スタッド・フランセの新マイヨがお披露目されまッす。試合のバンドデシネなポスターで師匠が着ていた、ピンクのヒョウ柄。ナンバー入り限定、99ユーロでちょっとお高めのコレクター向け。


【ベルドスと英国ラグビー】

ベルビジェ舌禍事件のもう一方の当事者、クリストフ・ベルドスレフェリーに、今度はドーバーの向こうで新しいお友達ができましたよ、と言う話。ハイネケンカップのサラセンズ×レンスターでレンスター側のファウルを取らなかったとして、サラセンズのヴェンターコーチが怒ってるらしい。
欧州カップの開幕前に、レフェリングについての会合を開くよう求めていたというヴェンダーコーチは、今はリーグでそれぞれ個別のラグビーをやらなければならない、とお嘆きです。

「もし我々が何もしなかったら、観客はもう試合を見に来なくなるだろう」、と危惧してらっしゃるけど、大丈夫!そんなことならフランスの観客席はとっくに人っ子一人いなくなってるはずだから!


【学んだらしい】

あれでけっこう感動体質のトゥーロン会長ブジェラルが、ソーモンド・パークの雰囲気にまたカルチャーショックを受けて帰ってきた模様。

相手キッカーのプレイスキック時、スタジアムが大聖堂の静寂に包まれることで知られるマンスターのホーム。元レンスターであり、Oブラザーズ(オカラハンとオコンネル)の不倶戴天の敵でもあるコンテポーミのキックにもかかわらず、スタジアムは水を打ったようだったという。
観客の敬意は実に印象的だったというブジェラル。「マイヨールではこの例に習わなければならないだろう」
いやー…


【直訴でござる】

そのマンスター戦で、大事なウィルキンソンが何者かから顎に一撃を受けたという件で、トゥーロンはERCに「調査しろ」と訴えるつもりらしい。ERCの場合、むしろ無礼討ちが心配。


【Top14、D2飛行機二題】

数日前、リュグビラマにほぼ並べられるようにして掲載された2本の短信。

・選手の体力回復のため、トゥーロンはプライベート機をチャーターしてパリに遠征することにした。つまり日帰りできるということである。

・D2のタルブは、11月末のリヨン戦のため飛行機をチャーターしての遠征を企画し、サポーターに「選手と一緒に旅をしませんか」と提案している。ピレネーからアルプス方面への空の旅。120ユーロを払って参加したサポーターには、クラブから試合のチケットがプレゼントされます。


Saiyuupn【ピエールのジャングルブック】

フランス代表のクレルモン2列、ジュリアン・ピエールが西遊妖猿伝の沙悟浄(流沙河時)に見えてしかたがない…というのはおいといて、

最近のレキップ紙で、彼のワイルドな子供時代が明らかにされている。大西洋沿いのサーブル=ドロンヌで両親が動物園を管理しており、彼はここで2歳から13歳まで、40種200頭の動物と共に育った。園内のスナックの上の階が彼の部屋で、「朝はライオンや猿の吠え声で起こされたものさ」、とピエール。
昼間は隠れ場でインディ・ジョーンズごっこをしたり、観光客相手にガイドのふりをして小遣いをかせいだり…という子供時代を送ったそうだ。

昨季序盤の3ヶ月をマラリアで離脱したピエールですが、どこで何をしていたかは何となく想像がつこうというものである。


【代表とホテル】

失望と数々の論争のうちに、早々に幕を閉じたサッカーフランス代表のワールドカップ南アフリカ大会でしたが、宿泊ホテルが豪華すぎる(一泊589ユーロ5ツ星)ということで、スポーツ閣外相ラマ・ヤドらの批判を招いたことも記憶に新しい。
2011年ラグビーワールドカップのフランス代表の場合は、この種の論争は起こらないだろう…というのは、ジョー・マゾがNZ現地で見つけてきたホテルは、一泊220ユーロの4ツ星ホテルだったから。

このスペンサー・オン・バイロンホテルはオークランドの中心から10キロほど、何よりフランスのトレーニング場から5分のところにある。簡素だが効率的である、とマゾ。
選手スタッフ計46人の代表団は、ワールドカップ時26日間このホテルの3階に拠点を構える予定。


【交渉上手】

トゥーロンの施設を訪問しているところを目撃されたパリソンだけれども、契約が満了する来季については「まだ決めてない」。ブリーヴも延長を望んでいるし、あちこち見てから決めるのは当然でしょ的なことを言っているらしい。


【スペインラグビーざざっと】

どうやら残留争いが脳裏にチラつき始めているらしいそのブリーヴ(11位)は、この週末は当面の敵であろうラ・ロシェル(12位)とアウェイで対戦。
先週末はチャレンジカップで圧勝して帰ってきた彼らですが、スペインのチームとの対戦は「あまり経験にならなかった」、とパリソン。まあそう言うなや。

クラブの確認ついでにスペインのリーグの構成を見たけど、2部の方も(8チームずつ2プール)マドリードやバスクのチームが多くて、あとはカタルーニャ、アストゥリアス 、ガリシア、バレンシア、マジョルカにいっこ、アンダルシアに2つ・・・やはり全体的に首都と北寄りな感じに見える。バルサのラグビー部もここ。
ラグビーはブルジョワのスポーツ、というのもいくぶん反映されているのだろうかと思う。イタリアでも強いチームは大体北部だった気がする。

創立もここ50年くらいの比較的新しいクラブがほとんどで、マドリードにはフランスのリセの学生グループが創設したクラブなんてのもあるみたいだ。
その下のたぶん3部が4プール計28チーム…かな。フランスは3部に当たる(アマチュア1部)フェデラル1が計48チーム、その下フェデラル2が96チームで予選フェイズからスタートすることを考えれば、やはり基盤は違う。


【TVとフランスラグビー】

落ち穂ですます話じゃないかもしれないけど、11月にはフランスプロラグビーの重大案件が待っている。カナルプリュスとの2011-2015シーズンの放映権交渉であります。

LNRは毎年2900万ユーロを受け取っているそうだけど、会長のルヴォルはさらなる放映権料の増額を目指している。タフな交渉になると思われる。何より、サッカーリーグに試合を土曜の午後にシフトする動きがあるらしく、放映枠を取り戻したがっているから。


【ちびっこ同士はやはり仲がいい】

Inigo2↓ロボコップ先生ってばちっちゃいけどいい体!という話じゃなくて、その手前。カーディフ戦でアンドリューと共に1トライを挙げたウィング/センターのヴァンサン・イニゴがクローズアップされていたので。
今季バイヨンヌから来た選手で、シーズン序盤は怪我と厳しい競争に苦しんだ。174センチ82キロと、きょうびやっぱり小柄。小兵コレクターなのだろうかカストルは。27歳にしてはアイドル顔の選手であります。

ちなみにこれはレキップ・ビデオのトゥレ特集動画
ここ数シーズン85%の成功率を誇る先生のキックを見るべし。

Inigo1

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