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2010.09.14

【ラグビー】 Top14第6節(1) 両スタッド倒るる

かたやホームかたやアウェイ、フランスラグビーの名門同士にして宿敵である(過去形にするかな)両スタッドが、共に仲良く3敗目を喫した6節です。


スタッド・フランセ×ブリーヴ 27-29

終了5分前までスタッド・フランセが10ポイントリードしていたはずなんだけど、笛が鳴ったら、アレ?
かえすがえすも75分のレギのシンビンは余分だったんじゃないかなあというパリジャン。ブリーヴのカミナティが55メートル近くあるPGを決め、そして最後の最後79分、パリジャンのパスミスからブリーヴがボールを奪ってカウンター…トライ!

そもそも試合はスタッド・フランセのペースだった。前半にオーリー・フィリップスとパリセが共に今季4トライ目を挙げる。(パリセのトライはボクシスの技ありチステラ・パスから。足だけの男じゃないのだ)
後半の初めには、FBでスタメンのグルチャガが鮮やかにブリーヴのディフェンスを突破して、2人のタックルをかわしトライ。彼は近々スターになると思うよぉ。

しかしパリジャンを待っていたシナリオは、カストル戦と同じく終盤の大崩壊。ツメの甘さが心配される。今季ホームで初めての敗戦、パペは僕たちはプロ失格だ、と猛省してます。


ディフェンシブボーナス取りにいくどー!!、が勝ち点まで取ってしまったブリーヴ。やはりハンドリングエラーが多く、パリジャンのディシプリン不足をさほど利用できたわけではなかったけれど、彼らは何より最後まであきらめなかった。今節唯一のアウェイでの勝者。
試合の後、選手達はパリまで遠征してきた観客席のサポーターにあいさつに行き、抱き合って喜んだ。


グルチャガ君。彼とモンペリエのモジャノの両アルヘンの好調が話題になっている。

Rodriguez

Rodriguez2

ブリーヴサポとヴォスルー。スタッド・フランセは今こういう感じの選手が必要なんじゃないのかな。

Vosloosf


ビアリッツ×スタッド・トゥールーザン 25-20

さてその両スタッドを2週連続ホームで屈服させたのがビアリッツです。昨季ハイネケンカップ決勝の雪辱。チームを束ねる牛追い男アリノルドキ主将には、トゥールーザンは15頭の黒牛に見えていたに違いない。

そんなバスクのクラブのアツすぎる男たちを前に、トゥールーザンは完全に試合の入り方に失敗した。早々に1トライを奪われ、ボール争奪で規律を欠き、ミスは相手のヤシュヴィリがキックで確実に得点に変えた。
トゥールーズはそれでも数少ないチャンスにセルヴァが1トライめ、そして58分にメダールが2トライめを挙げて一時は逆転に成功しますが(19-20)、ヤシュヴィリが落ち着いて2PGを追加して勝負あった。終了直前にヤシュヴィリのPG失敗で、トゥールーザンはなんとかディフェンシブボーナスを守りました。

今季アウェイで勝てないトゥールーズ。メダールによれば、この試合の敗因は前半の判断ミスであったと。プレーしなければならないときにキックを使い、反対に蹴るべきときに回してしまった…
メダール自身は今季5トライめでリーグの単独トライ王。復調ぶりを示しています。


こんな人(左)に追いかけられたら泣きながら逃げる

Medardbo

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Comments

あ、グルチャガいいですよね~、オフェンスは…!もう少し、ディフェンスもセンスがよくなってくれるといいのですけど。

もう最悪ですよ。あの試合、どうみてもパリの勝ちだったのに…。
ガルセスのところの審判団は問題です。ラインズマンはパリの反則ばかり注進するし、両チームのペナルティーの数の差はありえないし、ブリーヴのトライの一本目はおもいっきりスローフォワードだし。
うんざりですよ、空き巣にでも入られた気分。。。

試合後半の失速は、選手交代が先シーズンと微妙に変わったことにも要因があると思われます。
チェイカに思惑があるのかないのか、まだよくわかりませんが。

あと、パリソンはシュミレーションしすぎじゃないですか!?サッカーだったらイエローものですよ。レギーの「ハイタックル」はスローで見たらかすりもしてなかったのに、ここぞとばかりにエステバネスが喧嘩をしかけるし!
ケフーもレグイザモンも何をしても問答無用でカードを与えられるのを見ていると、フランスではもうプレーしないほうがよさそうですね。かわいそうになります。

Posted by: machvili | 2010.09.15 at 07:46

グルチャガは、またアルゼンチン代表を育ててしまうのかなーという気もしますのですが(;´д`)
Top14でやっていれば、守備も進歩するんじゃないかな…どうかな…

判定についてはブログにも書きましたが、レギのシンビンの場面は、PCの画面では何度リプレイを見てもよく分からないです。耳のあたりに当たっているようにも…
テキストライブではhonteとまで言っているところもあったので、当たっていたのかなと思っていました。あれ自体は、タックルのかけそこないだったのでしょうね。

パリソンはシミュレーションというほどのことはしてないんじゃないかと…。彼はその前に別のパリジャンにタックルされて倒れかけていて、レギの手を咄嗟によけようとして逆方向に体をひねって地面に落ちた…その時点ですでに乱闘モードでした。

私が見たかぎりでは、報道も視聴者も実際に当たった当たらないより、行為自体が危険だったことを問題にしているように思いました。
あれが0コンマ何秒の差でまともに顔面か首かに入っていたら相当なダメージだったでしょうし、小柄なパリソンにとってはかなりの恐怖だったんじゃないかと思います。

レギを突き飛ばしただけのエステバネズにもカードが出て、ガルセスは前にUSAP戦でメルモズのスローフォワードを見逃したこともあったけど、あの場面では最低限のバランスは取ったかなと思いました。
ブリヴィストはけんかっ早いですよね…。ただ、あのチームの"仲間がやられた許せねえ!"的な男っぽさは、結構萌えです…

Posted by: つき | 2010.09.21 at 00:32

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