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2010.09.23

【映画】 映画の記憶、2つ

子供の頃にTVか何かで見かけて、後々まで「あれはいったい何の映画だったんだろう」、とふと思い出すような経験はどなたにもあるんではないかと思う。

ごく小さかった頃、公立病院のロビーの不安な待ち時間に、坂道で少年の一団に追われて、取り囲まれ食われるように消えていく男の奇妙な映像をTVで見た。よくある子供が大人を襲うようなホラー映画のたぐいだろうかと思っていたけれど、後になって、エリザベス・テイラー主演の『去年の夏 突然に』の有名なシーンだったと分かった。

映画はモノクロだったけれど、面白いもので、記憶の映像にはちゃんと色がついている。

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チェシャ猫、ナイフ、階段を転がり落ちる色とりどりのビー玉…

映画好きの方はお分かりかと思います、ルネ・クレマンの『狼は天使の匂い』。
私のこの種の記憶の中では最も鮮やかなシーンの1つで、その夢のような映像に、どこまでが実際に見たものだったのか長いこと判断しかねていた。なぜ逃げ場のない死の脅迫と、童話的なイメージが記憶の中で混在しているのだろう?、と。

今日どうしてこんなことを書いているかというと、NHK-BSの放送予定の中にこの映画を見つけたから。今では少しTVで放送しにくい類の映画なのかなと思っていた。
子供心に「不思議な映画だな」と思ったのを覚えている。大学に通っている頃やっとタイトルが分かって探して観たのだけれど、あの映画にはもしかしたら『狩人の夜』の影響でもあったんだろうか。久しぶりに観てみよう。

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