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2010.09.07

【ラグビー】 Top14第5節(2) ドゥーズ、シルブプレ

Cabtoulon1ブリーヴ×トゥーロン 27-9

試合の趨勢は実際、開始後5分に決まった。というのは、トゥーロンのマフィレオ・ケフ(トウタイ選手の弟さんすな)がかわいいパリソンにハイタックルを見舞ってKO、一発レッドで退場になったからです。
開幕から不振の続く両チーム、双方のモチベーションは半端なく、キックオフ直後から小競り合いが続いた末の退場劇でした。

しかしこれでうろたえたのはむしろ、思いがけないアドバンテージをもらって焦ったブリーヴの方だったと言っていい。ここからは怒濤のハンドリングエラーの35分間。合間にはリベスがシンビンをくらうなどして、ほとんどブリーヴの数的優位といったものを感じさせないまま前半が6-6で終了します。

しかし後半に入り、さすがにトゥーロンにも疲れが見え始める。ブリーヴは46分にヴォスルー(粘った!)、65分にアズレ、そして70分には、この日たびたびそのスピードでトゥーロンのディフェンスに穴を開けていたパリソンがトライを挙げ、今季初めてオフェンシブボーナスを獲得して勝利。
動画はそのうち公式(http://www.cabrive-rugby.com/)のCAB TVに上がると思う。


パリソンは試合前の取材で、君はグラウンドのリーダーの1人になろうとしているの?という質問に謙虚にこう答えている。

「僕はまだ若いし、リーダーの器じゃないと思う。引っ込んでるわけじゃないかもしれないけど、僕はグラウンドで不動の存在じゃない。ハイレベルにデビューしたばかりだってことを忘れちゃいけない。シックスネイションズの前、僕はたいしたことはしてなかった」

                        Laceg_2

さてこの試合の転機となった前半5分の退場ですが(早え転機だな…)、レッドカードは見たところ、もし仮に「厳しい」という表現がされるとしたら、それはあくまでも「あの時間帯としては」が頭につくものと思われる。
あいにくこれはプロレスではなくラグビーの試合だったので、現地の記事でも、ケフの"ヘッドロック"には「危険」、「極悪非道」、「きれいに入りましたね」等の表現が散見されます。

レフェリーのムッシュ・ルボラルは、タッチジャッジとも話し合ったうえで下したこの判定に、他に選択肢なしという絶対の自信を持っている。

一方ケフ本人は、イエローならOKだがレッドはそれでもクレイジーだ、と判定の厳しさを訴えている。そして、過去にはオーストラリアで、実兄スティーヴ(現ワスプス)に同じことをやって親父に殴られた、という、それは別にばらさなくてもいいんじゃないかなあ的なエピソードを披露している模様。

父の鉄拳の教訓はあまり生かされていない様子のケフですが、彼には2~52週間のサスペンションの恐れがある。パリソンは無事だしそれほど大ごとにはならないと思うけど、今季これからを考えればむしろいい経験かと思われる。ヨーロッパカップはこんなもんじゃすまないわよ。

                        Laceg_2

いつもながらブリーヴのウゴ・モラBKコーチは躍動している。頭を抱えた拍子のギャランドゥショットに吹いた。もう大人なんだから腰穿きはいかがなものかと思う。

Cabtoulon3_2

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