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2010.09.30

【ラグビー】 カタラン祭は迷走中

Pgoze月曜の朝、USAPの牛頭会長は不機嫌だったのであります。バイヨンヌ戦のパフォーマンス?いやむしろ、仏頂面の主原因は、『移転のジャックポットの終わり』と題された、月曜のミディ・オランピックの記事だったらしい。
今季はもうビッグスタジアムを借りてもそんなに儲からない、カンプノウでのリーグ戦開催計画は無理なんじゃないか、というような内容の…


そもそも2シーズンほど前、USAPが最初にバルセロナでの試合開催を計画した時点では、それはハイネケンカップの準々決勝をモンジュイックで開催する、というものでした。
あまりに不確定要素の多い欧州カップの決勝フェイズから(事実プールラウンド敗退が続いた)、今季USAPはより現実的に、Top14の人気カード(この時点ではトゥールーズ戦)にプランを修正した。しかしその会場は、エスパニョールの前ホームではなく…メッシ君たちの巨大なお庭。

当初私も、"試合は4月1日予定だっていうしまさか壮大なエイプリルフールネタなのでは…"と、ちょっとだけ疑った程度には驚いた。だってあのサッカーが神さまの町で、10万人のスタジアムっスよ。
メディアが少々いぶかしげに見守る中、今月の初めにバルサ会長ご一行がエメ=ジラルを訪れた。牛頭会長は、「我々は8割方の時間をその話し合いに費やした」、と保証しますが、しかし、最終的な決定がいまだ何もなされていないのは事実という。

「我々は1試合をあそこに決めた。しかし、我々の試合とバルサの試合の間に、グラウンドが再生する必要があることを考慮に入れなければならない。もし芝で問題があるなら、モンジュイックで開催するだろう」

モンジュイックならキャパシティは55,000人くらい。トラックがあるのがなんだけど、最近エスパニョールが新スタジアムに引っ越したこともあり、スケジュールは立てやすそうな気がする。
しかし牛頭会長は、カンプノウのメディア的インパクトも諦めきれない様子。


今季はビアリッツがすでに、チケットの売れ行き不振からスペイン側サン・セバスチャンでのトゥールーズ戦開催を中止した。アジャンも同様の検討をしていると伝えられてます。
現時点でUSAPは、バルサとのスケジュールのかねあいで、カンプノウでラシン戦を考えているらしい。いずれにせよ、10月の1、2週には開催日とスタジアムが明らかになり始めるだろう、と会長は言う。
「いかなる場合であれ試合は行われる。バルサの支援で」

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2010.09.29

【切手】 ハリネズミはミルクが好き

デンマークの保護動物切手と、スウェーデンの普通切手。ともに1975年発行。偶然なのかどうか、どちらもミルク(?)を飲むハリネズミ。

スウェーデンの切手は、よく見ると鼻のあたりにミルクの粒がはねていて、むちゃくちゃかわいい。欧州ではおなじみの光景なのかもしれないけど、しかし野生動物に、しかも牛の乳を与えてしまっていいものなのだろうか。

Porcupinepn

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2010.09.28

【ラグビー】 Top14第8節

ブルゴワン×トゥーロン 3-26

最下位ブルゴワン、なすすべなくホームでトゥーロンに敗るる。


ラシン=メトロ×ビアリッツ 17-12

ファルの移籍後初トライなどで、ホームのラシンが3連勝。
ビアリッツはまたも後半から入ったヤシュヴィリの貢献でよく対抗し、終了5分前のPGでディフェンシブ・ボーナスをもぎとる。


ブリーヴ×トゥールーズ 16-16

我々の前半はテクニックのレベルで大変おそまつであった…とノヴェっさん。
トゥールーズは開始早々にデラサウのトライ(2分)とベジのPG(5分)でいいスタートを切ったかと思われましたが、そこからの沈黙は長かった。

ブリーヴは25分、ラインアウトからFW全員一丸、最後はメラがうおお~おいどんのトライでごわす。
ブリーヴはそこからベリーとエステバネズ(1DG含む)の足でリードを広げ、トゥールーズは最後の10分、スクレラの2PGでドローに持ち込む。
そういえばトゥールーズは、エステバネズにアプローチしてるという噂もあるらしいね。


アジャン×スタッド・フランセ 12-27

アジャンは勝利を期待するためにはちょっとばかりファウルが多すぎ(特にスクラムで)、パリのキッカー、グルチャガのリアリズムの前に後半力尽きた。
ボクシスは序盤2本ほどプレイスキックを失敗して、グルチャガにキッカーを代わってもらった(どうしましたかね…)。そのグルチャガは5本中5本をミスなしで決めて、見事に責任を果たしました。パリジャンは3連敗脱出。

アジャンの20歳のウィング、Brice Dulinが38分になかなかのトライを挙げている。
http://www.agen-rugby.com/cms/index.php?option=com_seyret&Itemid=134&catid=7


クレルモン×カストル 24-6

マルジューとラパンドリのトライなどで、ホームでクレルモンが勝利。キッカーはジェームスなのね。


バイヨンヌ×ペルピニャン 25-26

たぶん今節最大のサスペンス巨編。二転三転、勝負の行方は最後の最後まで分からず。
USAPは前半に9分と19分のメルモズの2トライで大きくリードするも(3-17)、後半に入ってバイヨンヌはレミーとピーターセンのトライで試合をひっくり返す。(51、61分、25-20)

しかしUSAPは72分にポリカルが決定的なPGを決めて再度逆転(25-26)。バイヨンヌはインジュリータイムにボイエが50メートルのPGを失敗し、試合終了。USAPが1点差で今季アウェイ初勝利です。

最後に勝ち越しのPGが決まっていれば、この試合のヒーローになっていただろうボイエ。ホームでプレイスキックのミスなしが続いていましたが、この試合はいつになくミスをした。僕のパフォーマンスはまるでこの試合のバイヨンヌの浮沈を象徴しているようだった、と彼。


特筆すべきはこの試合、両チームのスタメン中あわせて22人がフランス人選手だったということでしょうか。ワールドカップ後に外国人スターは必要ないんじゃないの?なんて書くところもあった。
FFR会長とリエヴルモン兄も観戦したこの一戦。代表の方ではバイヨンヌのウィング、ウジェ招集の噂もあるみたい。


モンペリエ×ラ・ロシェル 26-6

前節アジャン戦で大勝したモンペリエ。ホームに戻ったこの試合は、ラ・ロシェルのアグレッシブなディフェンスに苦しみますが、それでも3トライを挙げオフェンシブボーナス獲得して勝利。クラブ史上初めてTop14の首位に立ちました。

モンペリエはこの3試合トライを奪われておらず、ディフェンスもまたよく機能しています。
チームの№1キッカー、モジャノは前節で怪我して棄権。代わったトラン=デュックは2、3本外したっぽいけど、56分に約40メートルのDGも決めている。


フランス人の共通認識として、アイランダーのタックルは高い、というのはまあ、ある。
この試合でもラ・ロシェルのフィジアンセンター、ラベニが早くも6分にハイタックルで黄紙、57分にトラン=デュックへのレイトタックルで2枚目退場ということになりましたが、これはちょっと厳しいんじゃないかなという見方もあった。レフェリーはモンペリエランの抗議に譲歩したんじゃないかな、というような。

先日のスタッド・フランセ×ブリーヴでレギがシンビンになった時も、若干似たような微妙な状況があったと思う。つまり、サッカーをご覧になる方はよくご存じかと思いますが、アルゼンチン人はずるいと思われているのです。(事実ずるいが、あれはああいう文化ね)


1. Montpellier
2. Racing-Métro
3. Toulouse
4. Toulon
5. Bayonne
6. Perpignan
7. Clermont
8. Stade Français
9. Biarritz
10. Castres
11. Brive
12. La Rochelle
13. Agen
14. Bourgoin

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【スペイン闘牛】 バルセロナのインドゥルト

「闘牛には憎しみというものがない。そこを支配しているのは恐怖と恋だけである」、とジャン・コクトーは書いた。
多くの作家や詩人、芸術家が闘牛に魅せられ、その中にはカタルーニャ出身のサルバドール・ダリやジョアン・ミロらもいる。

カタランの詩人ペレ・ギムフェレは、大の闘牛ファンだった友人のミロを思い出す。ミロは光の衣装を着たがり、自分の作品をなんとか闘牛のレベルにまで到達させたいものだと、謙虚に話していたという。

                        Laceg_2

カタルーニャの闘牛士セラフィン・マリンが26日、バルセロナのモヌメンタル闘牛場でハンディージャの牛をインドゥルトした。牛の名はTimonel。
セラフィンはカタルーニャ地方の闘牛禁止の決定にひどくショックを受けていた。拍手を贈りたい。

Serafinbarcelona

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2010.09.27

【ラグビー】 ラグビー選手と 3e mi-temps

ワールドカップの後、世界最高の選手たちが大挙してTop14に来るんじゃないかとメディアが予想する中で、フランスのラグビーファンの反応は、おおむね「スペクタクルにはいいことだけどサラリーの高騰と代表チームの弱体化には気をつけなければ」、と慎重な感じです。

それでもサラリーに関していえば、安易なサッカーとの比較は避けるべきだろうけれども、もちろんフランスのプロラグビー選手はプロサッカー選手ほど稼いでいるわけではないし、まして今後DICの廃止でスターといえども減収の可能性がないわけじゃない。
ボールの後にも人生はある。選手の中には自分のお店を持っている人、始める人が少なからずいます。


6月の初め、ミシャラクが他の共同経営者たちと共に、トゥールーズ市街のストラスブール通りにカフェレストラン"Le Cafe 64"(29, Boulevard de Strasbourg 31000 Toulouse)を開店したのが話題になってました。
本場のバスク料理が楽しめるお店で、ミシャラクとしては、バスクの海岸地方のようなクールで祝祭的なイメージにしたかったらしい。時間があればできるだけお店にいるよ、と。

そして今月15日には、チームメイトのポワトルノーが、郊外のラベージュに地方料理のレストラン"La Pergola"( 4 rue Isatis à Labège)をオープン。食べることが大好きなポワトルノーによれば、「僕のスタッド・トゥールーザンへの忠誠は、この地方と料理への僕の愛を示している」
そして、「ラグビーでは暮らしていけないから、引退後のことを考えるのは大事だよ」


「チームメイトと商売敵、両立できる?」という質問には、2人とも、商売敵なんかじゃないない、僕も彼のお店に行くよ的な話をしてます。場所も離れているしね。
ノヴェっさんと不仲だとかクラブを出るんじゃないかとか、いろんな噂がささやかれるミシャラクだけど、この時期トゥールーズにお店を出したということは、それもどうかな?


Michacafe

Pergola

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【フランス闘牛】 なんのためのジャーナリズム?

フランスの闘牛ジャーナリズムは地元の話題を知るにはいいけれど、ちゃんとした批評を読みたかったら面倒でもスペインのを読む方がいい。フランスの闘牛界はやはり狭い、というのは常々感じていることだけど…


先日、フランスの闘牛誌の取材を受けて、セバスティアンがジャーナリストの批判をしたという記事を載せたけれど、あのエントリの時点では私も確証がなかったので、「あそことか、あそことか」というぼかした書き方をした。
実を言えばそれは、Sud Ouest(の闘牛面)とTerres Taurinesのことだったんですが、その後に出たMidi Libreの記事で、それがまさにビンゴだったことが分かったのでした。

セバスティアンはToroMagのロングインタビューで、南西部のジャーナリスト「ZocatoとAndre Viardと嘘つきの一団」に対して歯に衣着せぬ発言をしたらしい。
ViardはTerres Taurines、そしてZocatoはSud Ouestなどで記事を書いている。2人とも元闘牛士だと思うけれど、フランスの闘牛ジャーナリズムではよく知られた名前。特にViardは。

Sud OuestにせよTerres Taurinesにせよ、セバスティアンについてのいい話題はほとんど無視するか悪く取るかという感じで、なんだか不自然だとは思ってた。最近ではセバスティアンが欧州のテンポラーダを早めに切り上げたことについて、「慢性の不機嫌」「マドリードやサラゴサの素晴らしい牛を避けるため」等々、さんざん叩いたらしい。
闘牛が好きな人なら、そんな馬鹿な、と思うんじゃないかな。セバスティアンが出産をひかえたコロンビアの婚約者のそばにいたいからだろう、というのは私にだって推測できたんだけど。


そういえばハイチ支援闘牛のとき、Sud OuestやTerres Taurinesは、無視するどころか足を引っ張りさえしていた。
Terres Taurinesは、セバスティアンがこのチャリティについてフランス側メディアにろくな発表をしなかった、と批判したのだけれど、これはまったくの誤認で、セバスティアン側がAFPに伝えたのを、AFPが翌日の配信に回しただけ。挙げ句にTerres Taurinesは、チャリティ闘牛の収益が目標に達しなかったことをあげつらったりもした。
一個人の発意で219,578ユーロの寄付。それだけでもすごいことだし闘牛のイメージにも貢献することだとは、彼らは考えないらしい。

かくしてセバスティアンはアメリカ大陸に発つ前に、「トレロになれなかったジャーナリストたちのジェラシーだ」、と爆弾を落としていった。でもそれはあながち外れていないような気がする。ああいったジャーナリストたちは、スペインのスター闘牛士は盲目的に持ち上げるから。
いずれにしても、闘牛ジャーナリズムは今はそんなことをしている時ではなかろうに…


テンポラーダを切ったことについて、セバスティアンは「子供が欲しいし、結婚したい」、と暗にそれが理由であることを認めてます。
「僕の人生は変わった。今後は2つの生活を送ることができる。プライベート・ライフはプロとしての向上の助けになると思うよ」

                        Laceg_2

セバスティアンは前からちょくちょくチャリティ的な活動をしている。同郷のアレクサンドラ・ローゼンフェルドらと一緒に、南部の警官や消防士の団体のチャリティ・フットサル大会を後援したりしています。

このたび"エルネストとチェの子供たち"という、いかにも彼が反応しそうな名前の、ニームの慈善団体のパランになりました。ボリビアでの医師の養成と医療器具の援助を行っている団体らしい。
彼は福引きに出すために、団体に自分の光の衣装を贈ったという。

Ern

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2010.09.25

【ラグビー】 フェノメノとベンチのドラマ

neuronさんとトゥールーズ×バイヨンヌ戦のお話をしていて、ついまたセンサスのど迫力トライ映像を見直してしまったんだけど、やはり載せとこうハイライト。

http://www.stadetoulousain.tv/

7節を選んで、Les temps forts de Stade Toulousain / Bayonneをクリックしていただくとよろしいかと思います。センサスのトライは前半30分。ちょっと競技が違う感じだ。

メダール(15番)好調だけど、こうして見るとちょっとしぼりましたかね。昨季は少しオーバーウェイトっぽい感じがした。


その他ノヴェっさんとエリサルドの男夫婦コンビや強面リエヴルモン弟など、両チームのベンチの表情も。
最後、ロッカールームに戻るノヴェっさんがキスしてるのは、今はバイヨンヌでマネージャーを務めているクリスティアン・ガジャンですね。長くトゥールーズで過ごして、01年にはFWコーチとしてノヴェスと共にフランス王者のタイトルを勝ち取った。ガジャンはこの試合はサスペンションで指揮をとることはありませんでしたが、彼にとってはエモーショナルな夜だったに違いない。

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2010.09.24

【ラグビー】 カレンダーはひかえめ

Dds11←この間はあまり画質の良くない画像を載せちゃったから再掲しまっス。

スタッド・フランセの名物カレンダー"Dieux du Stade"の2011年版。これまであまり情報が伝わってきていませんでしたが、表紙のパンツ着用の師匠からもうかがえるように、今年は全体的にソフト路線らしいよ、という残念なお知らせです。
年に一度のはっちゃけぶりが楽しいカレンダーだったんだけど、マックスもいろいろと守りに入っちゃうのかな、とちょっとさびしくもある。


Rami_2今回のゲストは、ハンドボールのニコラ・カラバティッチは2度目の登場とか、ポーランドのバスケの選手らしいIwo Kitzinger("一般の"フランス人には無名みたいだ)とか、それほど目新しい話はないかなあ。
話題の1つとしては、サッカーリーグアンのリールのDF、アディル・ラミ選手(画像)の参加というのがあります。彼は昨年、Têtu誌、フランスのゲイ雑誌ですけど、そこの"リーグアンの最もセクシーな選手"*に選ばれてたらしいんですね。

そうかゲイの皆さん的にはやっぱりグルキュフじゃないのか…というのはおいといて、このカレンダーが女子向けなのか、それともゲイの方向けなのだろうかという、かねての個人的疑問は解決した。ただ、ゲイの皆さんがパンツとかバスタオルとかにナットクできるかどうかは分かりません。
特筆すべきは、ラミ選手は過去"Dieux du Stade"に登場したサッカー選手の中で、PSGやOMでプレーしたことのない唯一の選手だということでしょうか。


ラグビー選手はおおむねおなじみの顔ぶれ。
スタッド・フランセからは表紙のザルゼウスキ、レギ、ティエシ、バスタロー、ハスケル、サウスウェル、パペ、ベルガマスコ兄(やっぱり弟は出なかったかのう)、パーマーetc。
あとはUSAPからメルモズ、ブリーヴのパリソン、モンペリエのウドラオゴ、トゥーロンのファンニーケルクといったところの名前が挙がってました。

撮影は04年度版の神カレンダー(ミルコが表紙のやつ)のカメラマン、Francois Rousseau。42フォト、28ユーロ也。公式サイトでは予約受付中、30日の発売かな。
毎年平均20万部が売れる人気カレンダー、売り上げの一部はチャリティ団体に送られます。

                        Laceg_2

* 参考までにTêtu magazineが選ぶ2位以下。ゲイの皆さんが反応するフェロモンの各種成分がそこはかとなく分かる結果になっている。

2.ロイク・ペラン(サンテティエンヌ)、3.ヨアン・グルキュフ(リヨン)、4.ジェレミー・クレマン(PSG)、5.カルロス・ボカネグラ(サンテティエンヌ)、6.フランソワ・モデスト(当時モナコ)&ルディ・リウ(OM)、8.リサンドロ・ロペス(リヨン)、9.アントニー・ルタレック(オセール)、10.グランディ・ヌゴイ(PSG、レンタル中)

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2010.09.23

【映画】 映画の記憶、2つ

子供の頃にTVか何かで見かけて、後々まで「あれはいったい何の映画だったんだろう」、とふと思い出すような経験はどなたにもあるんではないかと思う。

ごく小さかった頃、公立病院のロビーの不安な待ち時間に、坂道で少年の一団に追われて、取り囲まれ食われるように消えていく男の奇妙な映像をTVで見た。よくある子供が大人を襲うようなホラー映画のたぐいだろうかと思っていたけれど、後になって、エリザベス・テイラー主演の『去年の夏 突然に』の有名なシーンだったと分かった。

映画はモノクロだったけれど、面白いもので、記憶の映像にはちゃんと色がついている。

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チェシャ猫、ナイフ、階段を転がり落ちる色とりどりのビー玉…

映画好きの方はお分かりかと思います、ルネ・クレマンの『狼は天使の匂い』。
私のこの種の記憶の中では最も鮮やかなシーンの1つで、その夢のような映像に、どこまでが実際に見たものだったのか長いこと判断しかねていた。なぜ逃げ場のない死の脅迫と、童話的なイメージが記憶の中で混在しているのだろう?、と。

今日どうしてこんなことを書いているかというと、NHK-BSの放送予定の中にこの映画を見つけたから。今では少しTVで放送しにくい類の映画なのかなと思っていた。
子供心に「不思議な映画だな」と思ったのを覚えている。大学に通っている頃やっとタイトルが分かって探して観たのだけれど、あの映画にはもしかしたら『狩人の夜』の影響でもあったんだろうか。久しぶりに観てみよう。

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【ラグビー、サッカー】 パリところどころ

Mardi Rugby Club : Cali TV avec Dimitri Szarzewski

美しいディミトリ師匠にカリファノが突撃。ここジャン=ブアンのそばのドミニシのお店だなあ。
この顔でこのオッパイ胸筋、パリの標高最高地点はテレグラフ通りだと思ってる人もいるかもしれないけど、違うね!

                        Laceg_2

ボクシスのトゥールーズ行きは"かもしれない"という段階で、まあ残る可能性もゼロではないんだから現時点でどうこういうことではないけれど、すでにトゥールーズと合意したなんて噂もあって、残留の可能性は低そうな感じだ。

決めるのはボクシス自身、と言ったマックスが、ある程度後継のあたりをつけているのかどうかは定かでない。前にも噂があったみたいに、レンスター(チェイカの前のクラブ)のセクストンが来るんなら、ぼかぁ悲しかないなあ、的なことを言っているパリファンもいる。
今季予算を縮小したスタッド・フランセに、どの程度の補強ができるのかは謎。あるいはグルチャガのコンバートで、またしてもアルゼンチン代表10番を育成するとか…?
いずれにしてもワールドカップ終了後に、選手の大移動が起きるだろうことは確か。チェイカ、どうする…

                        Laceg_2

モンペリエの好調は嬉しい。選手層を考えればシーズン後半が心配ではあるけど、まあガルティエはやりくりのうまい人だから。
移籍市場もサッカー並みに何が起きても驚かなくなりつつある昨今、モンペリエの出身や育成育ちの若者たちが、少しでも長く彼らの"心のクラブ"で、ユースの頃から応援してきたサポーターのもとでプレーできればと思う。マイヨの愛の物語のために。


私がサッカーに失望した理由はいろいろあるけれど、7割方の原因はオランピック・マルセイユ(以下OM)だといっていい。
私はライバルクラブだからといって闇雲に目の敵にするほど狭量じゃありませんが、OMが数々の疑惑の移籍でPSGの選手を引き抜いたやり方は、さすが黒い関係の噂が絶えないクラブだけのことはあると思わされたものだ。

昨年の夏には、かつてPSGの魂と言われ愛されたアルゼンチン人選手がOMに行った。パウレタは彼の立場に理解を示しながらも、最後に、でもパリで彼と再会したかったよ…ともらした。
正直その移籍の話を聞いたとき、今季のフランスダービーは死者が出ると思った。そして実際1人のPSGサポーターが亡くなった。あまりニュースを追っていなかったから不正確かもしれないけど、彼の死自体はパリのサポーター同士の衝突が原因だという。OMのサポーターがパルク・デ・プランスに来ていたら、もっと恐ろしいことになっていたかもしれない。

実際OMのサポーターは、警備の問題にかこつけてパリに応援に来なかった。来られるはずがない。パリのウルトラの中には、昨年10月に新型インフルのためマルセイユホームでのダービーが寸前で延期になったとき、両クラブのサポーターの衝突で、パリサポの1人がマルセイエの車にはねられたことの報復をしたがっている者もいた。
また、延期された試合が1ヶ月後に開催されたとき、マルセイユのサポーターは、06年に警官に撃たれて死んだPSGサポーターを当てこするような横断幕をベロドロームに掲げて、パリサポの怒りに油を注いでいた。

迎えたパリホームでのダービーの日、パリのウルトラのフラストレーションは味方同士の間で爆発した…


ジャッキーがラシン=メトロの会長になってから、まるでパリにプチ・マルセイユがあるようだと思っていた。お返しのようにスタッド・フランセによるウィズネスキ獲得の噂が流れた時には、それが本当の話なら、両クラブの遺恨が気にかかった。
スタッド・ドゥ・フランスほど入れ物が大きくなると分からないけれど、パリのラグビーファンは比較的フェアプレーな人たちだという印象がある。でも、ラシンのスターシステムは新たなファン層を呼び込むかもしれない。これまでサッカーファンだったような、たとえば、本拠地の北の郊外の…

PSGのウルトラの対立は、非常に大雑把にいえばパリ対シテだと言われている。私はあの町のラグビーファンが、十分にパルク・デ・プランスの教訓を知っているはずだと信じている。

                        Laceg_2

バスタローとパリソン。太郎のシューズがピンクでかわいいんだよね。
NZでの騒動のとき、うさんくさいいろんな噂が流れたけれど、その中で唯一、早朝廊下で1人で泣いてる太郎をパリソンが見つけてドクターのところに連れて行った、というイメージが好きだった。

太郎がピカモールに殴られて云々なんて噂はどうでもいいけど、パリ市出身のピカモール(PSGファンでもある)と、郊外のシテ育ちのバスタローのケンカの噂は、なんだかパルク・デ・プランス両ゴール裏のウルトラ抗争を彷彿とさせるような話でもあった…

Bastapalisson

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2010.09.22

【ラグビー】 Top14第7節、など

08-09シーズンからイングランド協会とのレフェリー交換を再開しているフランス。今季は欧州カップを1週間後にひかえた9節、アイルランド、ウェールズ、スコットランド、イタリアのレフェリーを加えて、全7試合を外国のレフェリーが裁くらしいです。
中でもとりわけ危険な香りがプンプンするカードはトゥールーズ対ラシンですが、笛を吹くのは愛蘭のPeter Fitzgibbonレフェリーらしい。

ノヴェっさんとベルビジェ、いずれもレフェリングには"一家言"あるお方。もめなきゃいいけど。あとはトゥーロン×カストルのマイヨールと、バスクダービーだねえ…

                        Laceg_2

トゥールーズ×バイヨンヌ 29-20

支離滅裂な、と形容されていた試合。トゥールーズはディフェンスで首位バイヨンヌに勝り、必要なときには得点に結びつけることができた。
負傷者の多いトゥールーズは、カッコいい俺ポワトルノーがセンターに入り(ある意味それもありだ…)、あまつさえ華麗に1トライを挙げている。本人いわく、まあヤニックとフロリアンが全試合に出られるわけじゃないからね、それでも俺はFBだよ。

センサスのど迫力トライ。彼はまるで太巻き寿司が徘徊しているようだ。

Censusj


ペルピニャン×スタッド・フランセ 22-21

ホームのUSAPが2回のシンビンにもかかわらず1点差で逆転勝利。カタランの全得点を叩き出したのはポリカルだ。
SFはボーナスポイントを獲得。


ラシン=メトロ×ブルゴワン 51-20

シャバルの心のクラブと現所属クラブとの対戦ではあったけれど、彼は第九肋骨にヒビが入っててまだスーツ姿で観客席。
エルナンデスの負傷で10番に復帰したウィズネスキが奮起している(1トライ2コンバージョン4PG)。あっ首位?

Racingcsbj


ラ・ロシェル×ビアリッツ 23-29

ラ・ロシェルはいい前半を戦うも、勝てず。ビアリッツは後半から入ったヤシュヴィリがまたも存在感を示し、チームを流れに引き戻した。


カストル×ブリーヴ 28-6

カストルと戦うときは、誰もミスを犯すことはできない。ロボコップ先生がすべてポイントに変えるからである。
トゥレはこの日もプレイスキック8本中7本を成功。あとはアンドリューのトライ、マッキンタイアのDGという、カストル黄金の勝ちパターンでございます。
対するパリソンは、ブリーヴはミスを犯しすぎたしチャンスのときにそれを生かせなかった、とフラストレーションを隠せない。「ラグビーはFW戦から始まる。僕達はこのセクターで支配されてしまった」

↓1ミリの違いも許さぬ勢いで厳しく歩幅をはかる、トゥレ。

Romainteulet


トゥーロン×クレルモン 28-16

ユーロ2016に向けたスタジアム改修で、今後しばらくベロドロームが使えなくなるかも、なんてニュースもあったトゥーロン。この日はすでに2敗しているホームのマイヨールを離れ、マルセイユにフランス王者を迎えた。観客45,000人。ウォルキンソンまたも無双。

マルセイユということで、こんな人↓も試合を観にきました。ブジェラルは楽しかろう。
マルセイユ・ヴィトロル、この夏DNACGの大鉈で降格、今季はフェデラル2(4部相当)参戦です。ところでブジェラルってワールドカップのNZ×フランスのときどっちを応援するんだろうな…

Velotoulon


アジャン×モンペリエ 6-35

前半ですでにウドラオゴの2トライとトラン=デュックの1トライ。彼らとSHトマに牽引され、モンペリエが計4トライを挙げてアウェイで圧勝。5勝目で2位。さすがだぜガルティエ。


1. Racing-Métro
2. Montpellier
3. Toulouse
4. Bayonne
5. Toulon
6. Castres
7. Biarritz
8. Perpignan
9. Stade Français
10. Clermont
11. Brive
12. La Rochelle
13. Agen
14. Bourgoin

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2010.09.21

【ラグビー】 ボクシスの去就と、楽しそうな人たち

スタッド・フランセSOボクシスのトゥールーズ行きの噂自体は、特に新しいネタでもない。
直近では6月頃にミディ・オランピックが書いてたけど、先週末レキップTVに出演したマックスが、実際にボクシスとトゥールーズのコンタクトを認めたというのでニュースになってます。

トゥールーズはここ数年ボクシスを口説いていて、最近のアプローチはミシャラクの怪我の後とみられている。そのたび、マックスが断固拒否していた。しかし、ボクシスは今季の終わりに契約の満了を迎える。
マックスはスタジオで、決めるのは彼だよ、と話すにとどめた。


まあ移籍の話はいろいろと複雑だから、現時点では私はノーコメント。来季になればわかるさ。ところでレキップのサイト利用者のコメントをざざっと見てみたんだけれど(おおかたトゥールーズファンだろう)、
トゥールーズがアプローチしてるのはボクシスだけじゃなくて、トラン=デュックやトライユっていう噂もあるよという話から始まって、いや普通にSO多すぎだろ/でもみんな年だしケガするし/ミシャラクはいざとなったら9番でいいんじゃね/ボクシスはトゥールーズのフィロソフィに合わないよトラン=デュックの方がいいな!/トラン=デュックいいねスクレラはセンターできるしボクシスはFBできるしで無問題…

…みたいな、人様の持ち物に対していささか失礼なやりとりが続いた後で、でもミシャラクはクラブを出るんじゃないの、彼を口説いてるクラブ*はたくさんあるから…
エエェェ(´д`)ェェエエ
私が見た時点では大雑把にそんな流れだったと思います。
妄想たくましい人は、ボクシスがトゥールーズへ行って、ガルティエがトラン=デュックを連れてパリに帰ってくるなんていう仮説まで立てているようだ。楽しそうだなみんな。

* 例:バイヨンヌ、ビアリッツ、トゥーロンetc。いっぺんスタッド・フランセってのをどこかで見かけたような気もするんだけどあくまでも噂、噂)

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2010.09.18

【ラグビー】 表紙は師匠

この期に及んでパンツかよ師匠!

Dds2011b


もういっちょ。これはwww
マンガ屋ブジェラルのとことの試合のポスター。新しいマイヨかな…

Sftoulon2011_2

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【ラグビー】 レギ、80日

レギサモンのブリーヴ戦のイエローカードについては、メディアはパリソンへの攻撃、manchette(チョップ)とわりと断定的な伝え方をしてましたが、私がPCで見た感じでは、レギの手はパリソンの顔に当たっているようにも見えたし、ぎりぎりかすめただけのようにも見えた。比較的近い後ろのカメラからの映像も、その瞬間ブリーヴの選手が前を通過しててどうもはっきりしませんのです。

レギがタックルにいったところに、他の選手にタックルされたパリソンが倒れてきてああいう形になったんじゃないかナという感じだけれども、攻撃と受け取られてもしかたなさそうなところもあったと思う。彼は片腕しか出していなかったから。…まあ今日はその話じゃなくて、

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さかのぼること3節トゥールーズ戦での目つぶし疑惑でLNRの規律委員会の聴取を受けたレギは、最終的に80日間のサスペンションをくらった。(;´д`)アアヤッパリ…
80週間じゃないよね?と見直してしまった程度には、私もブリティッシュ・スタイルに毒されている。

LNRの規則によれば、この種の「目と目の部分へのコンタクト」には通常80日から3年の出場停止が科せられるそうなので、これはまあ最も軽い処分ともいえるのだけど、最近同じケースで半分の40日というのがあったしねえ…

しかし実はレギの"目つぶし"の被害者とされるトゥールーザンの3列Bouilhou自身が、「レギサモンは無実だよ」という内容の手紙を委員会に送っていたらしい(アラいいヤツ)。それでまだこの厳しい処分というのは、やっぱりレギがここ4試合で3枚のイエローカードを収集している事実が影響してるんじゃなかろうか、というのが大方の見方です。

そんなこんなでレギがTop14のグラウンドに帰ってくるのは12月の5日になりそうですが、この処分はもれなく全コンペティションに適用されるので、巻き添えをくうのはアルゼンチン代表の11月のテストマッチ。


スタッド・フランセが異議申し立てをするかどうかはまだ分からないけれど、とりあえずマックスは処分は重いと怒っている。レギの手がBouilhouの顔ですべってああいうことになったんだと。
「いずれにせよ、スタッド・フランセに対してはいつもそんなふうだ。我々は本当に、レフェリーは我々しか見ていないような気がする。ほら、我々はパリジャンだろう。我々はあまり好かれていないんだ」

まあアンチ・パリジャニズムの笛があるというのは本当。サッカーだってそうなんだから。ただベルビジェとベルドスの件に関しては、ベルドスはイル=ド=フランス協会の所属だったような気がするんだけどな…


無理矢理な感じのピンクのヘッドキャップがトレードマーク。いい選手なんだけど…

Legui

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2010.09.17

【フランス闘牛】 ピカドールの死

前のエントリを少し訂正すると、フレイスの落書き風作品のうちセバスティアンのポートレイトは、セビージャの少し離れた場所(カマス)にあるらしい。

ああいう落書きアート自体はよくある手法だけれど、そのうちに消されたり壊されたりしてなくなってしまう、街角の亡霊のようなたたずまいは、そのはかなさにおいてある意味闘牛的かもしれない。南スペインの強烈な日差しに焼きつけられた闘牛の幻影みたいな…

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アキテーヌの期待のノビジェロ、トマ・デュフォーは、15日にムルシアで耳を1枚ずつ取ってグランド・ポルトした。彼はこの午後の1頭目の闘牛を天に捧げた。

デュフォーのピカドール、エル・ピンピは先週の金曜、彼と一緒にサラマンカの闘牛に出るはずだった。新しい拍車を買いに出かけたと思われたエル・ピンピは、入場の時間になっても帰ってこなかった。
その未明、警察は市の郊外の工業地域で首を吊って死んでいるピカドールを発見した。現時点では、自殺と見られている。

Murcia915

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【芸術、闘牛】 NO PASA NADA

Fraysse2010セビージャ在住のフランス人画家、シルヴァン・フレイスの展覧会が、ヴァンダンジュのフェリアの時期にあわせてニームで開催されている、というのがニュースになってました。

フレイスはセバスティアンのお友達で、特に闘牛をテーマにした作品を製作している。セバスティアンは8月のベジエのフェリアのポスターを、彼にデザインしてもらいたがっていた。
私はフレイスが最初にセバスティアンのハイチ支援闘牛のポスターを手がけた時点では、友人だということ以外にセバスティアンがそこまで彼を推す理由がちょっとわからなかったんだけれど、↓こうして作品を見ると、ああこういうスタイルなのね、と納得しました。

Oeuvres de Sylvain Fraysse extraites des expositions et Graffitis à Nîmes

純然たる平面作品の人というよりはインスタレーション寄りなのかな、グラフィックではあまり持ち味が生きないタイプかもしれない。


↓この動画は、フレイスがセビージャ・マカレナ地区の工事現場の壁に、闘牛のスターたちの等身大ポートレートをステンシルした作品。こういうの好き。
動画には映っていないけれど(上のリンクに画像がある)、セバスティアンのは壁の雨水のしみがいい効果を出してる。ホセ・トマスの絵は残念ながら、今は瓦礫の山に覆われて見えないらしい。

PORTRAITS CACHÉS - Séville, 19 avril 2010.

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2010.09.16

【ラグビー】 Top14第6節(2) その他の経過とかニュース斜め読みとか

バイヨンヌ×クレルモン 18-16

バイヨンヌがホームにフランス王者を迎え、僅差で首位を守った。
緊張した試合。開始後15分ですでに3人が負傷で交代。バイヨンヌはボイエのHT直前のPGで、3ポイントをリードして折り返し。(9-6)
クレルモンは後半50分にナラガのトライで反撃(12-16)、しかしあきらめないバイヨンヌはSHセドリック・ガルシアのDGと約60メートルのPGで勝ち越す。


パラはこのバイヨンヌ戦には間に合わなかったんだけれど、棄権する前にブルゴワンでコンビを組んだボイエのことに触れていた。昨季は降格危機にまでさらされたバイヨネの今の好調について、それには驚いてないよ、なんたってボイエが来たんだから、みたいな話をしてる。
「ボイエはバイヨンヌに欠けていたものもたらした。いいチームだよ、連中は1人がみんなのためにプレーしている。ボイエは彼が探していたものを見つけたんじゃないかな」

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ペルピニャン×ブルゴワン 27-20

アウェイのエメ=ジラルで上々の前半を戦ったブルゴワン(今最下位)は、後半USAPの2トライをこうむるが、終了5分前のトライでとにもかくにもボーナスポイントはもぎとった。
そして、USAPは現時点でボーナスポイント(ディフェンシブもオフェンシブも)を1ポイントも取れていない唯一のチームであるという事実。

                        Laceg_2

ラシン×ラ・ロシェル 43-18

点差こそ大きく開いたものの、実はラシンは結構苦しんだ。ラ・ロシェルは33分にハデなカテドラル・タックルで1人退場、残り時間を数的不利で戦ったにもかかわらず、後半に2トライを挙げ一時は6ポイント差まで詰めた。
ラ・ロシェルのレッドカードについては、この試合で笛を吹いたムッシュ・ベルドスもファウルは故意ではないと認めていたようで、ちょっと厳しいんじゃないかなという見方もなくはなかった。まあ、レフェリングについてはちょっと前段がある…


つまり昨季のプレーオフの後で、ベルビジェがベルドスレフェリーのレフェリング(とLNR会長)を口撃して物議をかもした一件です。その時はベルビジェは規律委員会に呼びつけられずにすんだのだけど、今回ラ・ロシェル戦の前の記者会見でまたやってしまった。
プレーオフの後、「私はムッシュ・ベルドスは二度とラシンの試合を裁かないだろうと思う」と語っていたベルビジェは、ベルドスがラ・ロシェル戦のレフェリーに指名されたことを"挑発"と受け取ったらしい。

「グラウンドであの人(名前も呼ばない)と再会しても全然嬉しくない。仮にファウルがあったら、それは当然償いからだとは思いたくない。私はあの人とは一切接触していないし、それはどうでもいい。この状況は少し挑発的だと思っているが、それはおそらく彼のエゴを満足させるだろう」

今度という今度は、LNRの規律委員会はベルビジェを召喚。29日に聴取という運びだそうでございます。メディアはどんな処分が下るかにワクテカしているようである。

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モンペリエ×カストル 23-12

好調ホームのモンペリエは2トライを挙げ、さらにオフェンシブボーナス獲得のため押しますが、これは実らず。しかしモジャノのキックでカストルからディフェンシブボーナスを奪う。

                        Laceg_2

トゥーロン×アジャン 41-10

前節ブリーヴ戦で、ベンチに下がりこめかみに青筋を立てたまま険しい顔で水を飲んでいたウィルキンソンが、2トライ4コンバージョン1PGの大車輪。


一方アジャンの最近の話題といえば、ザウザウの一件がもうぐっちゃぐちゃになってるということでしょうか。
あやしい自称代理人は出てくるわ、実はザウザウはまだ解雇されていなくてサラリーを支払われているとか、要らんなら早よ契約解除しろby自称代理人とか、条件についての両者の話し合い紛糾中とか、ザウザウが欲しいクラブは15万ユーロ払えとか…
次のクラブが決まらないわけなのだった。

↓「ザウザウを自由にしたとは言ったが、解雇したとは言っとらん」。やはり一筋縄ではいかなかったアジャン会長、アラン・タンゴー。

Agen

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2010.09.15

【ラグビー】 濃い兄弟

"こんな人"扱いは申し訳なかったので1エントリ割こう。

Elund

弟マグヌスの後を追い、リーズからビアリッツに今季新加入。ノルウェー代表2列、エリック・ルンド選手203センチでござる。ビアリッツにはインディアンもいるけどバイキングもいるのだった。

彼がグラウンドに立っているときの、なんともいえない不条理感がイイ。夜中のコンビニ帰り、でかくてつるつるでもさもさでなぜか目の澄んだルンド選手が、無言で延々と追いかけてくる。そんな状況をつい想像する。得体の知れない恐怖にかられた相手選手のトライ率が上がりそうだ。
ほらあれだよ、ただ黙々と獲物を走って追いかけて弱らせて捕獲するという、南米の高地民の狩猟の話…どこの話だっけ…


↓ウハァ弟。兄に反して北欧らしく無駄に金髪。よく見ると似ているスパークス兄弟的なテイストを感じる。むしろバンドやろうよ兄弟。

Mlund2

Mlund

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2010.09.14

【ラグビー】 Top14第6節(1) 両スタッド倒るる

かたやホームかたやアウェイ、フランスラグビーの名門同士にして宿敵である(過去形にするかな)両スタッドが、共に仲良く3敗目を喫した6節です。


スタッド・フランセ×ブリーヴ 27-29

終了5分前までスタッド・フランセが10ポイントリードしていたはずなんだけど、笛が鳴ったら、アレ?
かえすがえすも75分のレギのシンビンは余分だったんじゃないかなあというパリジャン。ブリーヴのカミナティが55メートル近くあるPGを決め、そして最後の最後79分、パリジャンのパスミスからブリーヴがボールを奪ってカウンター…トライ!

そもそも試合はスタッド・フランセのペースだった。前半にオーリー・フィリップスとパリセが共に今季4トライ目を挙げる。(パリセのトライはボクシスの技ありチステラ・パスから。足だけの男じゃないのだ)
後半の初めには、FBでスタメンのグルチャガが鮮やかにブリーヴのディフェンスを突破して、2人のタックルをかわしトライ。彼は近々スターになると思うよぉ。

しかしパリジャンを待っていたシナリオは、カストル戦と同じく終盤の大崩壊。ツメの甘さが心配される。今季ホームで初めての敗戦、パペは僕たちはプロ失格だ、と猛省してます。


ディフェンシブボーナス取りにいくどー!!、が勝ち点まで取ってしまったブリーヴ。やはりハンドリングエラーが多く、パリジャンのディシプリン不足をさほど利用できたわけではなかったけれど、彼らは何より最後まであきらめなかった。今節唯一のアウェイでの勝者。
試合の後、選手達はパリまで遠征してきた観客席のサポーターにあいさつに行き、抱き合って喜んだ。


グルチャガ君。彼とモンペリエのモジャノの両アルヘンの好調が話題になっている。

Rodriguez

Rodriguez2

ブリーヴサポとヴォスルー。スタッド・フランセは今こういう感じの選手が必要なんじゃないのかな。

Vosloosf


ビアリッツ×スタッド・トゥールーザン 25-20

さてその両スタッドを2週連続ホームで屈服させたのがビアリッツです。昨季ハイネケンカップ決勝の雪辱。チームを束ねる牛追い男アリノルドキ主将には、トゥールーザンは15頭の黒牛に見えていたに違いない。

そんなバスクのクラブのアツすぎる男たちを前に、トゥールーザンは完全に試合の入り方に失敗した。早々に1トライを奪われ、ボール争奪で規律を欠き、ミスは相手のヤシュヴィリがキックで確実に得点に変えた。
トゥールーズはそれでも数少ないチャンスにセルヴァが1トライめ、そして58分にメダールが2トライめを挙げて一時は逆転に成功しますが(19-20)、ヤシュヴィリが落ち着いて2PGを追加して勝負あった。終了直前にヤシュヴィリのPG失敗で、トゥールーザンはなんとかディフェンシブボーナスを守りました。

今季アウェイで勝てないトゥールーズ。メダールによれば、この試合の敗因は前半の判断ミスであったと。プレーしなければならないときにキックを使い、反対に蹴るべきときに回してしまった…
メダール自身は今季5トライめでリーグの単独トライ王。復調ぶりを示しています。


こんな人(左)に追いかけられたら泣きながら逃げる

Medardbo

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2010.09.12

【ラグビー】 先週のフランスラグビー斜め読み(すみません)

【スペクタクル・ハイタックル】

フラナリー、ケフ、そして今回レギサモン。とりあえずパリソンが総受け体質だということは分かった。守る方にしてみれば、チョロチョロしやがってこのガキ!というのもあるのかもしれない。まあレギのパンチは、どこまで故意かどの程度当たったのかはよく分からないけど。
↓シャバルはちょっとは手加減したようだ。

Sebastien Chabal big tackle on Alexis Palisson (YouTube)

ところでパリソンにヘッドロックをかました件で、トゥーロンのケフのサスペンションは30日だそうだ。ラグビーファンはおおむね、「こんなもんじゃないの」的反応です。
ハイタックルはよく見るけど、あんなに見事に決まるのはめったにないということで、現地ではある意味感心されていた気がする。


【移転なし】

そのトゥーロンがらみの話をもう1つ。
先日、ビアリッツが週末のトゥールーズ戦のスペイン側バスクでの開催を取りやめたというニュースがあったばかりだけれど、トゥーロンも向こう3年、マルセイユのベロドロームを借りることができなくなりそうだという。

これは完全に丸の方の事情で、つまりサッカーのユーロ2016の開催国がフランスに決まったことから、ベロドロームの改修工事のため、マルセイユ市は今後3年オランピック・マルセイユだけがベロドロームを使用できることに決めたらしい。

この決定はラグビーフランス代表にも、来年8月に予定されたアイルランド戦のプラン見直しを余儀なくしてます。


【Ciao ciao nibuca】

先週の月曜にザウザウがアジャンから自由契約にされて以来、いくつものクラブが彼の獲得を目指しているという報道が飛び交っている。トゥーロン、D2のリヨン、トゥールーズ(ダヴィド君が長期離脱中なので)、ビアリッツ、そしてカストル…
カストルとの話は実際、火曜の午後にザウザウがクラブを訪れたのは確からしい。カストルのLabitコーチが彼に会ったことを認めてます。

各クラブ怪我人が多めとはいえ、今回のザウザウのモテモテ報道にはちょっと不思議な感じがした。というのは、ザウザウはすでに07年と08年に2度契約を解除されたことがあって、結局他の契約が決まらずアジャンに戻った過去があるから。(つまり仏の顔も三度…)

9月3日、ザウザウがフランスに帰ってきたとき、アジャンのスタッフが110キロまで落とすよう命じていた彼の体重は実に128キロあった。アジャンは彼が最高レベルのリーグでプレーできるコンディションではないと考えたのでしたが、
「カストルにも何人かアイランダーがいるが、彼らだって7、8キロ超過でバカンスから帰ってきたんだから大丈夫」、とLabitコーチは超楽観的なのだった。


さて真っ先に流れたトゥーロンの噂は、ブリーヴ戦で前十字靱帯を痛め6ヶ月アウトのSHシブレィのジョーカーとしてザウザウと契約したがっているんじゃないか、というものでした。SBWが去り、今季のトゥーロンは攻撃に不安を残している。
会長のブジェラルが即座に「ザウザウ獲得の意志はない」と断言したとしても、この噂の根拠はどうも、ザウザウの新しい代理人がよくトゥーロンと仕事をしているということみたいだ。代理人に妙な知恵つけられたんじゃなければいいんだけど…

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【フランス闘牛、スペイン闘牛】 最近のあれこれ

Tmagマンサナレスがウトレラで手に重傷を負った。剣で親指の靱帯を傷つけたらしい。
前後の動画を見るに、たぶんお客さんはヌニェス・デル・クビジョの牛のインドゥルトを望んでいて、彼が剣を構えるたびに主催者席にブーイングして、そのたびに彼は余計にファエナを続けなければならなかった。そんなことをしているうちに、剣の事故で指を切ったんだと思う。
砂場を出て行く彼は悔しそうだった。しなくてもいい怪我だったのかもしれないな…

この間はペレラが椎骨を骨折して手術、欧州のテンポラーダが終った。フィグラの怪我が続いてます。

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セバスティアンは最近見るたびコヒーダされているような気がしなくもないけれど、幸い大怪我もなく無事でいる。先日フランスの闘牛雑誌の独占ロングインタビューに応じて、また結構あけすけな話をしてるっぽい。「僕がメディアに話すのを拒んでいると言うジャーナリスト達は嘘つきだ」、みたいな。ああ…あそことか、あそことか?

セバスティアンはおそらく、全国紙で彼のハイチ支援闘牛の収益をめぐって起きたという論争にも怒っているんだと思う。
それについてはシモン・カサスが、「こういう迫害にはうんざりだ」と前置きしながらはっきりした数字を挙げ、今は付加価値税の免除を要求している最中であること、すでに罹災者救済のアソシエーションにうち15万ユーロの小切手を送ったこと…などを説明してる。

全国紙に反闘牛的ジャーナリズムが存在するのは仕方がないけれど、一部の闘牛ジャーナリストは、セバスティアンはフランスを軽んじていると思っているのかもしれない。それはひどく皮相な反応だという気がするけれども。

伝統的なスペインの闘牛社会で頑張ることが、フランスの若い闘牛士に道を拓くことにもなる。あの支援闘牛の日、セバスティアンがフランスの先輩闘牛士達の前で彼らに捧げた言葉の内容は伝えられていない。でもその意味は分かる。
"あなたたちがいたから"

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2010.09.11

パリソンがやられて怒ったエステバネズがレギ共々シンビンをくらっているというのも、それなりに萌えなポイントだろう。

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【ラグビー】 6節なのですが

Bayonne - Clermont : 18-16
Stade Français - Brive : 27-29
Perpignan - Bourgoin : 27-20
Toulon - Agen : 41-10
Montpellier - Castres : 23-12
Racing-Métro 92 - La Rochelle : 43-18

パリソンまた御難。レギ、あれやこれや合わせ技で当分帰ってこれないぞこりゃ…
(;´д`)

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2010.09.08

【日記】 石の星空

ブルーサファイアは明るい青もきれいだと思うけれど、欲しいのは深めの色の石。その種のサファイアを眺めて抱く気持ちは、子供の頃図鑑でプレアデス星団の写真を見ながら、天体望遠鏡にあこがれた気持ちに案外近いような気もします。
夜空色のサファイアの中に、絹糸状のルチルが銀河や流星群みたいに見えたりしたらキレイだろうな…と考えた。

コランダムのこの種のインクルージョンは、通常の加熱処理で大部分が変形・消滅する。ただ低温の処理の場合など、たまによく残っていることがあるらしい。
手持ちのブルーサファイアはもちろん処理石で、ルーペでしげしげ中をのぞいたことはなかったんだけれど、そこは仮にもミ○モトというべきか、簡単に見つかるような内包物がもりもりした石は売ってなかった。失礼した。それでも光を当ててよく見るとやはり、内包していた結晶の痕跡が残されている。

加熱コランダムの内部は大体、超新星が爆発した後の宇宙みたいな感じだ。高熱で形を変えた内包物が、吹き出したガスが形作る星雲みたいに見える。
この石の中には多少元の形を残したシルクもあるけれど、やはり変質しているようで、残念ながらきれいだと感じるような星空ではなかった。

しかし宝石の瑕も愛するというのならともかく、わざわざ瑕を探すというのも何か間違っている、と思うけれども。


昴を携帯している気持ち

Bluesapphirepn

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【ラグビー】 Top14第5節(4) その他の試合

トゥールーズ×ラ・ロシェル 50-3
7トライ。トゥールーザンぱねえっす


カストル×ラシン 31-25
キック職人ロボコップ先生、8PG1コンバージョンをノーミスで蹴り勝つ。
ラシンはSOでスタメンのエルナンデスは2DGを決めている。彼はまあ今季はやるんじゃないでしょうか、来年ワールドカップだから。


クレルモン×モンペリエ 27-10
ガルティエはまずホームで取りこぼさない方針なのか、またも主力を温存したけれど、さすがにマルセル=ミシュランでは通用せんかった。それでも勢いのあるチームらしく前半は一歩も引かず、クレルモンの先制トライの直後に1トライを返す。
クレルモンは不調不調と言われてますが、考えてみれば毎年前半はこんな感じだ。そういうチームだと思っている。相手が数的不利になるや、「行くぞオラァー!!!」と確実にトライをもぎ取る実行率にはやはり底力を感じる。

開始後まもなく、モンペリエのミランドがルージュリーにタックルに行ったときに倒れた。彼は首を固定したまま、クレルモンの観客のオベイションのもと担架で搬出された。


アジャン×ペルピニャン 23-23
HTに0-20。なにがどうしてこんなことになったのかは知りませんが、USAPは後半アジャンの怒濤の反撃(15分間で3トライ)で一時は逆転され、71分にポリカルのPGでようようドローに持ち込んだ。

アジャンは先週末やっとフランスに戻ってきたザウザウを月曜に自由契約にしたけれど(たしか3度目くらいだと思う…)、ザウザウが戻る前から、選手のみならずコーチも「彼はもうチームの一員ではない」と明言していて、それがチームの大体の統一意志だったと思われる。
ザウザウ抜きでもできるもん!そんな気迫の一戦、かな。


↓一芸を磨いて記録を作った男、カストルのトゥレ(左)。身長165㎝、ちびっこのアンドリューよりさらにこんなに小さい!アンドリューは170㎝ってことになってるけどこれ5㎝以上あるよね。ぶっちゃけ空中戦は競り負けてる気がする。

Castreteulet

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【ラグビー】 Top14第5節(3) 勝つ理由

ビアリッツ×スタッド・フランセ 19-11

今季ここまで3敗、必勝を期してアギレラにパリジャンを迎えたビアリッツが、後半の猛攻で圧倒。

向かい風の前半を6-6でしのぎ、ビアリッツはHTの後で一気に攻勢に出ます。押し込んで44分にカリッサのトライ。後半はほとんどスタッド・フランセ陣内でゲームは展開。
それでもボールをつなぎ始めると攻撃の形はできてるな、と思わせるのがパリジャンで、数少ないチャンスにバスタローが1トライを返す(67分)。しかしその直後、この日もインペリアルなヤシュヴィリが、48メートルの見事なDGでパリジャンからディフェンシブボーナスを奪った。


・この試合で復帰が見込まれていたトライユは、先月末にエスポワールの試合に出場した後、新たに内転筋に炎症を起こしたとのことで、もう少しかかりそう。
ヤシュヴィリの横でSOを務めたのは19歳のバラク。

・デュピュイにとっては古巣への帰還だけれど、彼は前半の終わりに足首を捻挫して交代した。

・ビアリッツの側ではマルコネが54分に出場、13年間過ごした元のクラブのチームメイト達と再会。
「いや、彼らとは電話もメールもしてないよ。僕達の間には敬意がある。試合の後で一緒にすごせるさ。でも試合の前はそれぞれがそれぞれの準備をしている。そんなものさ。沈黙は最高の準備なんだ」(マルコネ談)

・この夜のアギレラの観客席には、マルク・リエヴルモンの隣にA代表監督のマーニュ。そして視察にやってきたアルゼンチン代表のフェラン監督の顔。なるほど効率がいい。

                        Laceg_2

またビアリッツは急遽、11日にスペイン側のサン・セバスチャン、アノエタスタジアムで開催予定だったトゥールーズ戦を、最終的にアギレラで行うと伝えた。

どうやらチケットがアボネ(6000)のほか4000席しか売れていなかったようで、ビアリッツの幹部は興行的失敗を恐れ、リスクを負わないことにしたらしい。損益分岐点は全32,000席につき20,000席。ファンはおそらくチームの不振に失望して、遠征をためらった。

ビアリッツが勝ってサポーターの信頼を取り戻さなければならぬ背景は、こんなところにもあったのでした。先日カンプノウでのリーグ戦開催を発表したUSAPにとっても、ちょっと心配な話題かもしれない。

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2010.09.07

【ラグビー】 追記ね

ブリーヴ×トゥーロンの動画上がってました。

センターにポリバレントのエステバネズが入ってますけどやっぱりいいな。彼とSOのオルケラが流動的に役割をチェンジしながらやってる感じでした。
パリソンはこの日はFB。20秒くらいからの鮮やかなブレイクも彼です。

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【ラグビー】 Top14第5節(2) ドゥーズ、シルブプレ

Cabtoulon1ブリーヴ×トゥーロン 27-9

試合の趨勢は実際、開始後5分に決まった。というのは、トゥーロンのマフィレオ・ケフ(トウタイ選手の弟さんすな)がかわいいパリソンにハイタックルを見舞ってKO、一発レッドで退場になったからです。
開幕から不振の続く両チーム、双方のモチベーションは半端なく、キックオフ直後から小競り合いが続いた末の退場劇でした。

しかしこれでうろたえたのはむしろ、思いがけないアドバンテージをもらって焦ったブリーヴの方だったと言っていい。ここからは怒濤のハンドリングエラーの35分間。合間にはリベスがシンビンをくらうなどして、ほとんどブリーヴの数的優位といったものを感じさせないまま前半が6-6で終了します。

しかし後半に入り、さすがにトゥーロンにも疲れが見え始める。ブリーヴは46分にヴォスルー(粘った!)、65分にアズレ、そして70分には、この日たびたびそのスピードでトゥーロンのディフェンスに穴を開けていたパリソンがトライを挙げ、今季初めてオフェンシブボーナスを獲得して勝利。
動画はそのうち公式(http://www.cabrive-rugby.com/)のCAB TVに上がると思う。


パリソンは試合前の取材で、君はグラウンドのリーダーの1人になろうとしているの?という質問に謙虚にこう答えている。

「僕はまだ若いし、リーダーの器じゃないと思う。引っ込んでるわけじゃないかもしれないけど、僕はグラウンドで不動の存在じゃない。ハイレベルにデビューしたばかりだってことを忘れちゃいけない。シックスネイションズの前、僕はたいしたことはしてなかった」

                        Laceg_2

さてこの試合の転機となった前半5分の退場ですが(早え転機だな…)、レッドカードは見たところ、もし仮に「厳しい」という表現がされるとしたら、それはあくまでも「あの時間帯としては」が頭につくものと思われる。
あいにくこれはプロレスではなくラグビーの試合だったので、現地の記事でも、ケフの"ヘッドロック"には「危険」、「極悪非道」、「きれいに入りましたね」等の表現が散見されます。

レフェリーのムッシュ・ルボラルは、タッチジャッジとも話し合ったうえで下したこの判定に、他に選択肢なしという絶対の自信を持っている。

一方ケフ本人は、イエローならOKだがレッドはそれでもクレイジーだ、と判定の厳しさを訴えている。そして、過去にはオーストラリアで、実兄スティーヴ(現ワスプス)に同じことをやって親父に殴られた、という、それは別にばらさなくてもいいんじゃないかなあ的なエピソードを披露している模様。

父の鉄拳の教訓はあまり生かされていない様子のケフですが、彼には2~52週間のサスペンションの恐れがある。パリソンは無事だしそれほど大ごとにはならないと思うけど、今季これからを考えればむしろいい経験かと思われる。ヨーロッパカップはこんなもんじゃすまないわよ。

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いつもながらブリーヴのウゴ・モラBKコーチは躍動している。頭を抱えた拍子のギャランドゥショットに吹いた。もう大人なんだから腰穿きはいかがなものかと思う。

Cabtoulon3_2

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2010.09.06

【ラグビー、フランス闘牛】 Top14第5節(1) バイヨンヌのマノ・ア・マノ

Sebastienponce_2

たまたまザッピングの途中の06年シックスネイションズで、それまでラグビーに持っていたイメージとはいささかかけ離れたフランス代表を見て「これは何だろう?」と興味をひかれて以来、フランスラグビーを追ってます。
最近の収穫は闘牛を知ったことで、フェリアを通してラグビーを観ることで、納得できたことも多かった。


この週末のバイヨンヌ。ラグビーチームは遠征で留守だったけど、土日の2日間Feria de l’Atlantiqueが開催されていました。8月1日からバスクの夏を彩ったお祭りの締めくくり。
日曜の午後はポンセとセバスティアンの西仏マノ・ア・マノでした。マノ・ア・マノとは、通常3人の闘牛士が出場するところを2人で戦う1対1です。
牛はトレアルタ牧場、結果は双方耳1枚。ポンさんはこれが彼の2001回目のコリーダになり、観客から熱烈なオベイションが送られた。

↓コリーダの画像。花で飾られた闘牛場、セバスティアンは1頭目でまた角に引っかけられ、足に包帯を巻いて闘牛をしている。
http://www.terrestaurines.com/galerie/#photo=3986/album=136


さてブルゴワンに遠征したアヴィロン・バイヨネは序盤、元ベルジャリアンのボイエのキックでリードするも、ブルゴワンのトライなどで16-16で折り返し。逆転また逆転のゲームは、23-28でアウェイのバイヨンヌが制しました。
今季4勝目で単独首位、バイヨネはなんとなくお祭りシーズンから始まるリーグ前半に強いイメージがあるなあ…

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【ラグビー】 5節の結果その2

Castres - Racing-Métro 92 : 31-25
Toulouse - La Rochelle : 50-3
Bourgoin - Bayonne : 23-28
Clermont - Montpellier : 27-10
Agen - Perpignan : 23-23

ロボコップ無双
USAPは一体何を追いつかれているのだろう

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【ラグビー】 5節の結果その1

Brive - Toulon : 27-9

開始早々小競り合い続き、案の定5分でトゥーロンにレッド。ジェントルマンのウィルキンソンはウンザリしたに違いない。

ありがとうパリソン、ありがとうヴォスルー。いい萌えだった。

Palissonvosloo

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2010.09.05

【ラグビー】 水曜サスペンス

ターンオーバーの影響か否か。7試合中、クレルモンを除く負けた6チームがすべてディフェンシブボーナスを獲得した第4節。
ヒッチコック映画にもたとえられたモンペリエ×トゥールーズの他にも、

・バイヨンヌと1点ビハインドでむかえた77分、ブリーヴのエステバネスの試みた40メートルのDGはポストの左に外れ、
・ラ・ロシェルはインジュリータイムに、トゥーロンのファウルで得た逆転のPGを失敗し、
・前半だけで5トライを挙げ37-17とリードしたスタッド・フランセは、後半カストルの猛追に6点差まで詰められ…

…など、最後までハラハラドキドキのミッドウィークだったのでした。
予算半分以下の昇格チーム相手に2ポイント差で薄氷の勝利を収めたトゥーロンの得点は、すべてウィルキンソンの偉大な足(2PGと…3DG!)。イングランド人はほんとにプロフェッショナルだよね。ちなみにラ・ロシェルのコーチは、ラックのレフェリングについて相当お怒りであります。

                        Laceg_2

インジュリータイムに自らインゴールに飛び込んで1ポイント差にし、しかし"まさか"の逆転コンバージョン失敗で天国から地獄を味わったトゥールーズのキッカー、ニコラ・ベジは、この試合のもう一方の主役でした。(もう1人は主将を任され攻守に大活躍のウドラオゴ)

実はパリの南西フォントネ=オ=ロズの出身で、ラシン、それからスタッド・フランセの下部組織に所属したけれど、両親の引っ越しでトゥールーズに来たらしい。(これはもったいなかったねぇマックス)
パリ近郊の出身のキッカーとなると、サッカーから転向でもしたのかと思ったらさにあらず。大のラグビーファンの家族らしい。

それとは関係ないけどパリジャンとサッカーの話をするとね、夏のテストマッチの前にケサダさんがバスタローにキックの指導をしてたみたいだけれど、いとこがギャラスなんだからもしかすると…いやそういうもんでもないか…
それより何より私はいっぺん、実はパリジャンで自称元サッカー少年のピカモールをとっつかまえて蹴らせてみてえんだけどな。

ちょっとシェーン似

Bezy_2

                        Laceg_2

ホームで17-12でビアリッツを破ったペルピニャン。32分のブローニュの"マリーシア"なトライは、ペナルティの笛でビアリッツの選手が治療したり水飲んだりしてる間にプレーを再開したらしく、スポーツマンシップに反するのではないかという声もあるものの、彼らにはどうしても勝たねばならぬ理由があった。
つまり、FCバルセロナの新会長が試合を観に来ていたのです。

バルサのサンドロ・ロセイ会長とUSAPの牛頭会長はその日、来年カンプノウでTop14の1試合を開催することを伝えました。詳細は何も発表されていませんが(まずはLNRに話を通さないと)、カタランの地元紙L'Indépendantによれば、その対戦相手は当初噂されたトゥールーズではなくてラシンだろうと。

同紙のいう根拠はつまり、スケジュールとピッチ状態らしい。トゥールーズ戦がある4月2日の3日後には、チャンピオンズリーグの準々決勝が予定されている。しかしスクラムその他でボッコボコの"ジャガイモ畑"ではちょっと無理っぽい。対してラシン戦が開催される4月16日の後は、バルサは1週間カンプノウを使わない…
同じ週末、FCバルセロナはマドリードでレアル・マドリーとのエル・クラシコだそうだ。

Barcausap

                        Laceg_2

ブルゴワン、さりげなく今季初勝利。

                        Laceg_2

この4節、HOでありながら、師匠が今季3トライめを挙げて目下リーグの最多トライ王の1人な件。しかしその後ラインアウトでやらかして1トライを奪われ(;・∀・)差し引きは+2ポイント也。(カストルがコンバージョンを失敗したので)

Sfcastre2010

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2010.09.04

【サッカー】 キリンカップ見ながら追記

ミランの98-99スクデットの話ね。

考えてみればグーリーが下がって守備やってた記憶があんまりないから、3バックとはいってもマルディーニがかなり左サイドをカバーしてたんだと思う。
あのスクデットは実際、マルさまとコスタクルタ(とサーラ)のディフェンスによるところが相当大きかった。彼らにとってはミランの不振で批判され続けた数シーズンの雪辱でもあったんだろうね。パルマ戦のマルディーニのゴールはよく覚えてる。ミランの終盤の躍進はあのあたりからだったんじゃないかな。

前線でタメをつくったボバン、私はあんなに楽しそうに相手のDFを背負う選手ってそれほど見たことないな。なんだかんだ言っても、あの頃はテクニックのある(キャラの濃い)選手が多くて面白かった。

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2010.09.03

【自転車、闘牛】 月下の一群

カヴと闘牛場も、スペインクオリティに対抗するには十分ではなかった。ブエルタ寝落ち連続、今年も敗北した感じだ。以前の記事を読み返したらやっぱり、気づいたら5キロ手前_| ̄|○的なことしか書いてない…

初日のTTTは、まあ時間的にも当然夢うつつの観戦で、夜のセビージャの街並にレーパン(あ、ワンピースか)の一群という、果たしてそれは倫理的にどうなのか的映像も相まって、なんだか不思議なものを見たなあという感じです。

ライトアップされたマエストランサを見ながら、第2ステージのゴール地マルベージャで8月初めに行われるコリーダ・デ・カンディレスという夜の闘牛(23時から…)を思い出していました。入場もスパニッシュギターで雰囲気がある。ウッチェロの絵みたいだねぇ…

Candiles

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【サッカー】 98-99の思い出

(以下は10年前の記憶だけで書いているので、事実に誤りがあるかもしれません。ご容赦)


ザックの名誉のために言えば、先日のカルチョ落書きは、ザックのミランでの2シーズン目のもので、スクデットを取ったシーズンのではないです。
セリエA98-99シーズン。私がここ10年ほどの間では世界最強と思っている当時のラツィオ(トロフィーではなくポテンシャルという意味で)を抑えての、サプライズな優勝でした。

地味で信念の固いザックは首相の好みではなかったので、ザックもそれなりに苦労したと思う。彼の1年目の成功には、ミランの不振が続き、本業も忙しい首相の目がミラネッロから離れていたのも幸いしたかもしれません。


ミランと言えばサッキのシステムの象徴でもあったフラットな4バックの4-4-2という時代に、ザックはプロビンチャのウディネーゼで成功を収めた3-4-3を採用したのでしたが、彼にはリーグの後半戦で、テクニシャンのボバン(後半レオナルド)をトップ下に置く3-4-1-2に修正するだけの柔軟さはあり、事実これがはまった。

運動量豊富な両SH(左のグーリーはFWでやや攻撃的、右のヘルベグはSBでもありやや守備的)がビアホフの頭に集めるという戦術は、スペクタクルでないとして批判も多かった。(確かに1-0とか0-0とか1-1とか2-0とか、そんな試合が多かった気がします)

しかしラツィオが終盤やや失速したのに対し、目立ったスター選手も少ないミランは、それぞれの選手がチームとして完璧に機能して神がかりのような連勝を続けました。"老兵"と呼ばれた黄金時代のベテランが立ちはだかる最終ライン、はつらつたる若手、怪我から復帰したレジスタ、そしてベンチの選手達…
同点に持ち込まれ絶体絶命、ロスタイムに、疲労でふらふらのアンブロジーニが蹴った最後のCKにガンツが飛び込んで勝ち点3をもぎとったサンプドリア戦は、その象徴的な一戦だったと思います。

ラツィオは最終節の前のフィオレンティーナ戦で、ビオラの意地に不覚を取り、勝ったミランが寸前で首位に躍り出る。そしてスクデットの行方がかかったシーズン最後の試合は、中田君のペルージャのホーム…なかなかドラマの多いシーズン終盤でした。

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2010.09.02

【ラグビー】 4節終了

Racing-Métro 92 - Clermont : 28-17
先週末と昨日、どこのチームもターンオーバーでわけわかんなくなってるけど、まあ私は若手厨だから。次節は日曜でござる。


もちろん私はラグビーがミッドウィーク開催できるスポーツだとは思わない。
最近シャバルがAFPの取材でリーグの過密日程を批判していたんだけれど、彼によればTop14のスケジュールは偽善的で、TVとLNRは選手の健康を軽んじている。代表戦との重複を増やしたほうがいいんじゃないか、イングランドはそれでリーグのレベルは下がってないよ、そんな話をしてるみたいだ。

もちろんそれはそう、でもアナタのとこのクラブの会長は最近、Top16に戻せみたいなこと言って物議をかもしたばっかよ?

(ジャッキーのTop16案についていえば、たとえばトゥールーズのブスカテル会長は直ちに異議を唱えた。実際ノヴェっさんは常々"むしろTop12にしろ"みたいなことを言ってるんだから当然の反応。ブルカテルによれば、スケジュールに十分な空きはないし、経済的にもスポーツ的にも変化に利益は見いだせない。16のクラブに40選手、それはサラリーと予算の高騰を招くだろう…)


いずれにせよLNRのルヴォル会長は、このスケジュールは全員一致で可決したもので、最小の害・最大の公平だとは答えてる。奇跡のような解決策があるならとっくにやっている…

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【ラグビー】 おはようございます

Montpellier - Toulouse : 22-21
Bayonne - Brive : 19-18
Stade Français - Castres : 40-34
Perpignan - Biarritz : 17-12
Bourgoin - Agen : 22-15
La Rochelle - Toulon : 13-15


寝ちゃいそうだからなんか書くよ。バルサとUSAPがカンプノウの使用で合意したっぽい。(;゚∀゚)=3ムッハー

モンペリエがまたまたすごい後半を戦った。
スクレラがまだ出られなくて、この日スタメンSOでキッカーを務めたトゥールーズのニコラ・ベジ(ちょっとシェーン・ウィリアムス似)が、最後の最後80分にトライを挙げるのだけど、彼は難しくなさそうな逆転のコンバージョンを外してしまった。
まだ20歳、ちょっとこの日の悲劇のヒーロー。彼は実はパリジャンで、前にスタッド・フランセにいたことがある。

ガルティエはこの最後のコンバージョンを見てられなかったみたいだ。ははは。でもいいチームを作ってる。若いチームで、たびたびミスからピンチを招いたけれど、これからだ。

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2010.09.01

【ラグビー】 Top14第3節(2)

ペルピニャン×モンペリエ 6-16

モンペリエがすごいのかUSAPがやばいのかは定かでないけど、ともかくモンペリエがエメ=ジラルでクラブ史上初勝利だそうです。同時にUSAPの25戦ホーム不敗が途切れました。

伝えられたように、モンペリエのコーチ、ガルティエとベシュはこのアウェイ戦でターンオーバーを選択し、トラン=デュックやウドラオゴをベンチに置きました。
HTに6-3と、USAPがわずか3ポイントをリードして折り返し。モンペリエは後半再開後まもなく次々と主力を投入、41分にティエリのDGで同点に追いつき、73分にトラン=デュックがこの試合唯一のトライを挙げてカタランの希望の火を吹き消します。

私、この試合は後半のほんの数分を観ただけですが、その時点では点差以上にモンペリエが押しているという印象でした。
なかなか固定されないUSAPのハーフ団は、この日はカズナーヴ-ブローニュ。ブローニュも本職SHです。相次ぐSOの離脱は成績にも影を落としている…


Blancogonzoアジャン×ビアリッツ 28-23

←私に黙って出て行くなど許さん!

まず先週末の試合の前に、ビアリッツのFWコーチ辞任騒動のお話。結論から言えば、大山鳴動して鼠一匹も出なかったのでした。
ゴンザレズは先週木曜の朝、ブランコ会長に付き添われて2日ぶりにトレーニングに合流。ブランコは彼とクラブの間に問題はないことを強調し、辞任の噂については説明も弁明もしないと言い切った。

「ジャン=ミ、私は彼を失ったことはないし、彼を失うと考えたこともない。火曜以来、彼は私に一度たりとも出て行くとは言わなかった。彼は再編すべきことがあると考えた、それだけだ」

そんなこんなでスタッフは復縁したものの、チームの方は、早くも降格筆頭候補とささやかれるアジャンのホームで28-23で惜敗しています。正確なキックでアジャンの全ポイントのうち23ポイントを叩き出したのは、皮肉なことに昨季までビアリッツに所属したSOクーランでした。

本日はそんなビアリッツとUSAP、手負いの獣同士の対戦です。モチベーション勝負かと思われます。ビアリッツはトライユが日曜にも(スタッド・フランセ戦)グラウンドに戻ってきそう。


Monribotところで歓喜の今季初勝利のアジャンに、昨季D2の最多トライ王の姿が見えない件。
バカンスから帰ってこないザウザウ、というのは、フランスラグビーではすでに風物詩的な話題ですが、今季はリーグ戦が3節終了していまだ消息不明、ぼつぼつ秋の季語になろうかという勢いです。
先月クラブから最後通牒(何度目かの)が出され、チーム、スタッフの中には一足早く冷え冷えとした秋風が吹き始めているのでした。

スタッド・フランセのカレンダーでもおなじみのイケメン3列Jean Monribot選手(あえて画像)に訊いてみよう。
「僕達もコーチももうその話はしない。初めのうちはこう思ったものさ、"ルペニは何をやってるんだ?"、でも僕達も変わった。僕にとっては彼はもうチームの一員じゃない。僕達は彼抜きでやっている。待つべきじゃない」

                        Laceg_2

今節はここまでで時間切れ。

トゥーロン×ラシン=メトロ 31-36

この試合のレフェリーは、昨季準決勝トゥーロン×クレルモンの笛を吹いたムッシュ・ガルセス。クレルモンに有利なレフェリングだったと判定論争が起きた試合です。このブジェラルのコメントは、たぶんそういう意味合いじゃないかと思う。
とりあえずホーム2敗目の後で、ブジェラルは自分は冷静だと強調してる。

「あなたがたは驚いたんだろう?私はもうブジェラル風はやめて、ブスカテル(トゥールーズの会長)風にやることにした。今、我々は自信に問題がある。その上助けもない。我々はそのことが分かった。私はジャッキー(ロランゼッティ、ラシン会長)と私のどちらが一番の嫌われ者なのかといぶかしんだものだ。今では分かっているがね」

ラ・ロシェル×ブルゴワン 20-12

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【落書き】 再掲・資料を見ないで描いてみる

一時期「シリーズ・資料を見ないで描いてみる」というのをやっていたとき、あまりにオタくさい流れに絶望して削除したものの1つ。当時気に入ってくださった方もいらっしゃったので、この機会に再掲。

フチコマです

Futikomapn

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