【ラグビー】 Top14第1節(3)
荒々しいコンバットと冷徹なリアリズム。ブリーヴ×ラシンの一戦は、シンビンの数的不利も問題なく、18-23でラシンがアウェイで勝利。
ラシンは開始直後にSOのWisniewskiが先制トライを挙げ、ゲームの主導権を手にする。後半、ブリーヴはラシンのディシプリンの欠如を突き、エステバネスとパリソンのキックで1点差まで詰めよりますが、65分にはラシンが2トライ目を追加する。
インジュリータイムにパリソンのPGでボーナスポイントをもぎ取るものの、ブリーヴは開幕戦をホームで落としたことに失望を隠せない様子。
「ボールのキープでミスを犯した。ラシンはラックで強力で、ボールを奪われてしまった」、とパリソン。
Wisniewskiはラシンの23ポイント中18ポイント(1トライ、2コンバージョン、3PG)を挙げる活躍で、よくゲームをオーガナイズした。
昨季ラシンの好調を牽引し、代表招集も噂された彼。実は今年の初めにラシンがエルナンデスを獲得すると聞いて、がっかりしてクラブを変えることも考えたという。
実際いいオファーもあったそうだけれど、ベルビジェや会長と話し合い、考えた末に残留を決めた。
「僕とエルナンデスは2人とも複数のポジションでプレーできる。昨季マーテンスとはうまくやってたんだから、エルナンデスとはうまくいかないってわけはないよね。彼は偉大な選手。でも僕はこれまでよりいいプレーをして、もっともっと良くなりたい」
トゥールーズと昇格アジャンのガロンヌダービーは、1部での久々の対戦にチケットは完売。結果はホームのトゥールーズが6トライを挙げ44-22で圧勝。まあそうだろう。
トゥールーズはやはり何人かの主力を欠き、新加入選手がスタメン入りしました。3列シルヴァン・ニコラとSHニコラス・ベルガジョ(ショ)の2人のNicolasは、このデビューに失敗しなかった。
特にダックスから来たアルゼンチン代表のベルガジョは、"トゥールーザンはすでにエリサルドの後継を見つけた"と評価が高い。
また、不振のシーズンを送ったメダールが2トライを挙げ、プレシーズンマッチもあわせて復調を予感させています。
彼に関しては、注目されてちょっと騒がれすぎてしまったかなという気もしたけれど、ワールドカップをひかえた今シーズン、彼は"ウルヴァリンの鉤爪"がまだ鋭いことを示そうとするかもしれない。この夏のA代表の招集は、代表スタッフが彼を忘れていないことを示していました。
実はパリジャン、ピカモールは持ち前のパワーにものを言わせるも、後半66分にももの裏を押さえて倒れ交代。肉離れで4~6週間アウトだそうっス…
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