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2010.08.18

【ラグビー、フランス闘牛】 ドミニシ、闘牛を観る

Dominicibeziersそろそろ楕円方面のニュースで名前をお見かけしたいものだなあと思っているドミニシの近況ですが、彼は先週はベジエにいた。
行き先はASベジエのオフィス…じゃなくて、フェリアです。

彼はベジエ近郊のニッサン=レ=アンサリューヌにもう1人の仲間と100ヘクタールのブドウ畑を持っているそうで、このほど彼のブランドのフレーバードワイン"SO BACCO"を発売し、このフェリアでキャンペーンを行ったらしい。
発泡白ワインにライチとジンジャー、ロゼワインにグアバとクランベリーの香り…ってことかな、若者向けのオシャレなドリンクということです。

そしてドミニシはこの機会に、初めてコリーダを観に行った。セバスティアン・カステラの闘牛を目の当たりにした彼は、こう感嘆したそうだ。
「気品あるエレガンスを持った若いビテロワを観たよ。彼は牛と戦うのではなく、一体になっていた」


そう、私がちょうど1年前、セバスティアンの闘牛を観てびっくりしたのはまさにドミニシの言うそこでした。
↓ドミニシが観たのは、たぶんこの動画の闘牛。8月12日、セバスティアンの昇級10周年のコリーダ。セバスティアンとポンセのグランド・ポルト、モランテの銛打ちなどの映像です。(ポンさんたら相変わらずノリがディナーショー…)

http://www.feria.tv/video-1503_beziers--anniversaire-triomphal-.html

                        Laceg_2

見たところ、フランスの闘牛には大きく2つの文化圏があるみたいだ。
1つはスペイン国境に近いバスク、ランド県。もう1つはプロヴァンス、地中海沿いの三角州地帯(カマルグ)周辺。やや西だけれど、ベジエもこっちに入るんじゃないかと思う。

カマルグの長きにわたる人と自然と生きものの歴史の中で、スペイン式闘牛が移入される前から独自の闘牛文化が形成されていた。バスク地方のそれよりも、フランス特有の芸術観の色が濃いような気がします。

セバスティアンの闘牛がしばしばスペインの批評家を当惑させるのは、彼の闘牛は距離的な意味でも精神的な意味でも、スペイン人からすれば牛に近すぎるからじゃないのだろうか。
子供の頃はまるでジャングルブックの野生児のようだったという彼は、牛を支配するというより、牛と交わるために闘牛場に立つ…

上の動画でアフィシオナードが掲げる横断幕の、「牛の耳にささやく10年間」という言葉は、彼の闘牛をよく言い表している気がしました。うん。

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