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2010.06.25

【フランス闘牛、メキシコ闘牛】 イストルとアリカンテ

Itwcastellaイストルのフェリアの前、ホテルのスィートで。
衣装を着る直前なのでこんな格好。


それが優れた批評であるなら、読むことは闘牛を観ることの可能性を広げてくれるけれど、私はニワカなりに、自分が感じたことを自分で考えたいと思ってる。スペイン人とは感覚も違い、視点も周縁的だ。
セバスティアンの闘牛について、スペインの闘牛ジャーナリストの評価がよく分からないという話だけれど、賛否両論の評価は、彼らしいといえば彼らしいのかな。でも1つ分かった気がするのは、ジャーナリストが彼の闘牛を誉めないとき、彼らがフィグラに求めているのは"牛を支配すること"だ、ということ。
ああ、そういうことなら…。私が闘牛で見たいのは、必ずしもそういうものじゃないかもしれない。

あるジャーナリストは最近の闘牛で、セバスティアンが牛との距離を近づけようとして、必要なスペースを牛に与えなかったことに批判的だった(私のプアな読解力ではそう読めた)。でもその批評では、どうして彼が牛との距離をつめたのかは分からなかった。
私が知りたいのはむしろ闘牛の息づかい、トレロが一瞬一瞬でなぜその選択をしたか。怪我の影響なのか、状況上やむをえなかったのか、それとも、あえてそうしたのか…だとしたら何故?いずれにせよセバスティアンは、すべてを語るのは闘牛場でだと考えている。


セバスティアンは2週間の休養からイストルのフェリアで復帰して、18日に耳2枚、19日にエスパルタコとのマノ・ア・マノで耳を4枚。イストルの町には彼のペーニャがあって、彼は闘牛ファンから敬愛されている。そのイストルで、これは昇級10周年を祝うフェリア。
地方のごく小さい闘牛場で、牛もラス・ベンタスに来るような牛とは違うけれど、セバスティアンはまず自分が楽しみ、アフィシオナードを楽しませるために闘牛をしているようだった。普段大きい闘牛場ではやらないような派手めのカポーテの技…ちょっとフェスティバルの闘牛みたいな。
それでもマノ・ア・マノの6頭目、アルバレアルの牛は荒々しい牛で、イストルの観客は彼の持てるタレントのすべてを観ることができたみたいだ。

それから22日はアリカンテで耳を1枚と1枚(牛ハンディージャ)、昨日はバダホスで耳を2枚(牛サルドゥエンド)。復帰後はすべての闘牛場で大門を開けている。

                        Laceg_2

アリカンテのフェリアでアルトゥロ・マシアスが、たぶん彼が欧州に来てから最高の闘牛をして、バルデフレスノの牛の耳を1枚切ったらしい。
彼はサン・イシドロの時にアポデラードのアントニオ・コルバチョに牛を捧げたけれど、最近のインタビューでコルバチョとの関係について答えてる。

コルバチョとは10年前、彼が18歳の時に出会って、キャリアにおいても人生においても大きな支えとなる存在だという。コルバチョはマシアスの最初のマスターの1人で、彼に闘牛のコンセプトを教え込み、それによって彼は自分がかくありたいという闘牛士像を描くことができた。
それからコルバチョはホセ・トマスのアポデラードを始め、何年かが過ぎて運命はまた彼らを結びつけた。マシアスにとってはオリジンに回帰するようなもの。自分とコルバチョはアミーゴで、それが一番大事。一度もコンタクトを欠かしたことはなかったよ…

メキシコのアフィシオナードについても。彼らはパッションとアモール。とにかく情熱的で、トレロにたくさんのものを求め、トレロが要求を満たすとまた恋に落ちる…メキシコではトレロは自分自身を捧げなければならない、というような話。

Maciasnimes

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