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2010.06.18

【ラグビー】 Top14移籍市場まとめ (このエントリめんどくさい´;ω;`)

http://www.rugbyrama.fr/rugby/top-14/2009-2010/teamtransfert.shtml

http://www.lequipe.fr/Rugby/breves2010/20100524_180755_le-journal-des-transferts.html
(↑フランス人のやることなだけに、食い違いがあるんだけれど…)

虚々実々の情報が入り乱れた移籍市場も火曜の深夜にクローズ。
LNRの方針といくつかのクラブの経営危機(モントーバンは再降格の異議申し立てをあきらめたらしい)は、ここ数シーズンのマーケットの膨張傾向を見直すきっかけにはなったかもしれません。このオフ、Top14の大部分のクラブの動きはそろって静かなものでした。がしかしその中で拡大路線まっしぐらなのは、やはりというかトゥーロンとラシンです。


Doya_2ギャラクティコなスターコレクションを続けるトゥーロン会長ブジェラルですが、現実路線のサンタンドレの意見も聞き入れる等、ただのオタではなく漫画ビジネスで財をなしただけのことはあるのかもしれない。本人は「ワシはプロラグビーに新しい会長像を作ったのだ」、と鼻の穴をふくらましている。まあ画像のどや顔を見てやってほしい。

このオフのお買い物の目玉はシダ2枚(ハイマン、ルディ・ウルフ)、ワラビー1頭(ジョージ・スミス)、薔薇1輪(サッキー)。ブジェラルのインターナショナル・スター志向は、実際Top14の他の強豪クラブとの摩擦を避けるという意味ではクレバーな選択ともいえる…のかな。
じゃあJIFF*1はどうすんだ、って話については、降格するアルビからFBラペール、財政難のブルゴワンからHOのJPジュヌボワといったフランスの若手を獲得している。サンタンドレがついてるだけのことはあるぜ。
*1 契約選手の何%がフランスの育成出身でなきゃイカン…というアレ)

一方で次のワールドカップを戦いたいSBWが帰国するそうで、彼の穴を埋めるのは難しいだろう、と見るプレスもございます。
また一部にトゥールーザンのエマンス獲得の噂も流れた件については、ブジェラル自ら一切のコンタクトを否定した。真相は知らないけど、飛ばしたいメディア、攪乱で選手の値をつり上げたい代理人にとっては、トゥーロンは名前を持ち出すのにかっこうのクラブと言えましょうか。


Racing2011bかたや野心メトロ。←お休みの間にだいぶん丸くなられて、どこのアルゼンチンサポかと思ったファン・マルティン・エルナンデスです。
彼がシャークスに移籍したとき、フランス人は彼はおそらく1年でまたフランスに帰ってくるんじゃないかと思っていた…トゥーロンあたりに。しかし彼の行き先はパリ。古巣のお隣だった、というオチでした。
まあアルヘンティーナはなんだかんだで大事なのは代表のマイヨなのよ、っていうのは、同じパリのPSGファンは身にしみて分かっているはずだ。

ちょっと待った、あそこには昨季新発見のSOがいるし、たしかやっぱり10番やりたい南半球スターがいなかったっけ…という話だけれど、エルナンデスはポジションについてはまだベルビジェと話していないらしい。「もちろんSOがいいけどチームの要請に従います」、と殊勝なことをゆっている。
これは現地フォーラムでも話題になっていて、ワールドカップの前だし、10番やりたがってまた一悶着あるんでないの、なんて言ってるラグビーファンもいる。いわく、「残念だよ。その前までは世界最高のFBだったのに」

その他50万ユーロの男ファル、ペルピニャンの9番デュラン、スタッド・フランセで出場機会の減っていたミルコ・ベルガマスコら、ゴージャスな補強を敢行してます。

                        Laceg_2

その他のクラブの移籍市場は、おおむね堅実でした。クレルモンはBKコーチにペルピニャンからアゼマを迎え、スーパー14からチーフスのラウアキ、クルセイダーズのティイ・パウロを補強。

トゥールーズは何よりまず、エリサルドの引退とBKコーチ就任。また、前途有望なブルゴワンの3列、シルヴァン・ニコラらを獲得した。ホラ、昨季ミディ・オランピックが試合の採点を単純に合計したらサプライズな年間1位になってしまった、という彼です。
ミディ・オランピックはボクシス獲得かなんて書き立ててたようだけど、意外とあっさりしたオフシーズンでした。

USAPはパリに去ったデュランの代わりとして、昨季アルビで活躍したSHブローニュを補強。

昨季のカタストロフの後で新スタートを切るために、バイヨンヌはファルの移籍金をフルに活用しました。クリスティアン・ガジャンがスポーツ・ディレクターになり、ダックスからトマ・リエヴルモンがFWコーチに就任します。
選手の方ではブルゴワンのボイエ、ラシンのバイオッコの両フランス代表が来季バスクのクラブでプレーする。同様に三菱重工相模原ダイナボアーズのフラベル、ストーマーズのピーターセンといった南半球勢。

カストルは昨季ほどの動きはありませんが、それでも代表HOケイゼル、またフィジアンのバイらと契約。

新たにスポーツ・ディレクターにマイケル・チェイカを迎えたスタッド・フランセは、しかし明らかな倹約路線。ケイゼル、メッシーナ、マルコネ、ガスニエらが去り、補強にも特筆すべきビッグネームはいない。
アルゼンチン代表のティエシは、カレンダー的にもいい戦力になりそうでござる。なんかいつか来そうな気がしてた。

ここ2シーズンの移籍市場で積極的に動いていたブリーヴも路線変更。フルーティ、トンプソン、グードらを帰国させ、アグージャもレスターへ。クラブはサラリーの総額を見直した。
補強はつつましくも的を絞り、モントーバンのSH・SOのBelieらと契約。

ビアリッツもまた静かなオフシーズン。クーランがアジャンに去り、ブリュスクが引退し、2選手だけを補強した。マルコネはワールドカップの前の最後の冒険です。

モンペリエの来季の話題はなんといっても新スタッフ。ペレズ会長はついにガルティエを口説き落とすことに成功しましたが、選手補強の方はむしろひかえめ。トデスチーニの引退を埋めるのは、アルゼンチン人SOサンティアゴ・フェルナンデス。しかしクラブは前途有望なブラナ(トゥーロンへ)らを失った。

ブルゴワンの最高の補強は、USAPに行くものと見られていたプロップTchougongの残留かもしれない。

昇格したアジャンに、噂されたような何人かのビッグネームは来ませんでしたが、それでもTop14でおなじみの選手たちとD2の最高のエレメント。移籍市場は閉まりましたが、アジャンとラ・ロシェルはあと1ヶ月延長して来季の準備をすることができる。

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